船は水平線を追いかける

疲れた今日が沈み
絶望が沈み
青春が沈んでいく水平線

追いかける船も
やがては
水平線に沈んでいく
 
目には見えるけれども
決して捉えることは出来な ...
思想と自然は似ている

観念と感情はおんなじだ

チューブのなかに見えたちいさな風景は

ぼくにそんなことを教えていた

日系二世のぼくはこの国の社会を構成するちいさな村でリーダーの地 ...
最近本屋はこのあたりには大きな本屋さんしかない

薬局もそうレコード屋もそうだ

時代なんだろう

散髪屋さんや喫茶店なんかはがんばっているが


昨日うれしいことがあった

こ ...
君はそっと瞳を閉じた 
全てにひっそりと幕を下ろすように 
そして悲しそうに微笑んだ 
一粒零れた涙 
静かなため息 
君は知らない 
君は訊かない 
君は僕を見ない 
留まってよ 
...
この作品は
フィクションであり
実在の人物・団体・事件とは
いっさい関係が
あります
死体をぎっしり詰めた
冷凍庫の扉を開けると
数え切れないほどの凍えた魂が
僕たちの町に飛び出して来た

本当に長い間
カチンコチンに
凍らされていたので
ほとんどの魂は
重度の認知症 ...
嵐が、
やって、
来たのは、
雪の日が、
明るかったからで、

石が、
軽かったのは、
なぜ、
だろう、
砂の、
呼吸が、
胸を、
締め付ける、

大地の、
方が、
...
書き連ねられた言葉には偽りがあるだろう、それが真に正直な思いなら初めから言葉などに化けはしないだろう、何か引っかかるものがあるからこそそいつは言葉に化けた、正直な言葉など万にひとつ ... 「そんな昔でもないんだが、俺には昔の話をしようと思う。」こういう始まりをもって、男は私に色々な話をしてくれた。色々っていうのは細かく説明しようとすると恐ろしくてしょうがなくなるくらい色々で、だ ... 順位のない星占いの English 誤訳しないで誤読してみる


90度で固定された視界からチラシのようなありふれた空


袖口の緋色の染みに宿るX 左手と眼と記憶を喰った

...
今まで歩いて来た道の途中に
弱くなってきた自分がいる
山が過ぎてしまえば忘れてしまうはずなのに
心の中に悔いが積もり積もってしまい
泣けてくるのはなぜだろう。

音のない木霊が聞こえる
...
ひとりで平気?
(ひとりで平気)

若く見られたい?
(少しでも)

なぜ?
(なぜだろう)

ひとりで平気?
(やっぱり嫌)

よく思われたいの?
(気にしたくないのに)
永遠に続いている昨日がすべての政体を照らし続けるので
僕らは誰にも嫁がない花嫁を選挙した
完璧すぎて誰も釣り合うことのできない花嫁を
花嫁は昨日を打ち倒して美しい行政を織り上げた
...
君渡す 海の音色に 目をつむり
青の記憶を 刻み込む
失う日を想い泣く
誰より長く隣にいる
それでもいつか別れはくる
君が嫌う
君が他を好く
君が死ぬ
私が死ぬ
愛情の情に傾く頃
君の白髪を笑いたい

今を覚えて狂いたい
君の面影に ...
存在という湖面に感情の漣がたつ
嫉妬や猜疑や後悔
期待と不安の入り交じった舟を浮かべて生きて行く

執着というホームに立ち
何処かへとむかう列車を待つ
想いを伝えきれない哀しみ

限り ...
虫とはなんぞやという定義からはじめたら
いくら秋の夜が長くても朝が来てしまう
かといって
わたしもあなたも虫のようなものである
地球からみたらダニがたかっているようなもんだ
と知ったふうなこ ...
黙ったまま思春期の迷路 裏切って裏切って表切り 雨がやんでしまうまで恋人 金で買う愛の途中で飲む酒と昭和歌謡のジュークボックス 天井のファンは回っていないけど黒い天使はゆっくりスピン 名月やテンション高きレトリバー 思う心の先にある

すべてを見通そうとする心

見通そうとする心の先に

見たくない 知りたくない と思う心

知りたくないと 思う心の先に

すべてを見たい 欲望がうずまく

...
  飛び降りてみるのもいいかもしれない
  きみの昔話は、ちょうど開けた土地を過ぎ
  ひどく思い切りのいい 崖に着いたところだった
  足もとで禿鷹が喰っているのはなんの屍肉か
   ...
 
所変われば旨さも変わる

しかも賞味期限つきときたもんだ


あんたとあたいの正しさも、そんなもんだろ



 
夜の砂漠に
小型機が墜落した
焔が吹き出す
黄金の砂が焦げて
一陣の風が吹く
機体は分解され
眩い粒子となり消える
砂と部品を赤く塗る血液
操縦士は
幸せそうに死んでいた
...
夏の終わり
夢の終わり

花火が散るのを見届けたら
一人誰かいなくなった

誰かわからないことで
傷ついて 穴が空く

今私に降りかかる
呪縛とか 幸せとか
全部 全部
...
回転する時間軸
一年を周期にして
終わらない伝統と
どこか懐かしく
帰りたくなる場所で流れる
特殊な時間
僕らはもはやデジタルだから
たまに還りたくなる
暖かい土に
回転する ...
  恰もみずからが
  一つのテーゼであるかのような
  岩の静けさ……けれども
  誰にも触ることのできない
  あおい歌が、あおい、うたが
  きみのなかでふるえているのをしって ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
水平線イナエ自由詩20*14/9/15 21:24
故国とこの国吉岡ペペロ自由詩114/9/15 21:13
時代と世界自由詩314/9/15 20:58
It's U文字綴り屋 ...自由詩014/9/15 19:34
フィクションやまうちあつ...自由詩014/9/15 17:59
フリッジ和田カマリ自由詩2*14/9/15 17:44
墓石kaz.自由詩5*14/9/15 17:29
ラインホロウ・シカ...自由詩5*14/9/15 12:29
ぼくらが旅にでない理由(ゴル投稿)百均自由詩4*14/9/15 12:05
空の葡萄深水遊脚短歌6*14/9/15 11:15
木霊……とある蛙自由詩7*14/9/15 11:14
こだま中原純乃自由詩3*14/9/15 8:13
無言歌葉leaf自由詩214/9/15 6:09
晩夏狐ヶ崎短歌014/9/15 3:47
純愛のはなし自由詩3*14/9/15 3:42
湖面梅昆布茶自由詩1714/9/15 2:35
虫の定義佐々宝砂自由詩6*14/9/15 0:42
黙ったまま思春期の迷路北大路京介自由詩514/9/15 0:37
裏切って裏切って表切り自由詩314/9/15 0:36
雨がやんでしまうまで恋人自由詩1614/9/15 0:35
金で買う愛の途中で飲む酒と昭和歌謡のジュークボックス短歌314/9/15 0:35
天井のファンは回っていないけど黒い天使はゆっくりスピン短歌214/9/15 0:35
名月やテンション高きレトリバー俳句114/9/15 0:35
葛藤佐白光自由詩3*14/9/14 23:54
崖にて草野春心自由詩314/9/14 22:50
そんなもんだろ殿上 童自由詩23*14/9/14 22:43
白夜の砂漠凍月自由詩2*14/9/14 22:35
残暑瑞海自由詩7*14/9/14 22:29
回転する時間軸凍月自由詩2*14/9/14 22:14
あおい歌草野春心自由詩314/9/14 21:15

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