不意に訪れる
想像の揺らめきを
その揺らめきを逃さぬように



不意に落ちる
創造の煌めきを
この煌めきを逃さぬように



来る日も来る日も
その瞬間を信 ...
暑いねぇ
暑いよねぇ
夏だもの
1日外で
過ごしたら
日焼けひどくて
ヒリヒリ
ヒリヒリ
お風呂入って
ヒリヒリ
ヒリヒリ

君も夏が大好きで
夏の終わりには
二人して焼け ...
あなたの願いや思惑が

うまくばかりゆきますように

そう立派な神様にでも祈ろうか

ほんとは立派でもなんでもない

立派な神様にでも祈ろうか


海から津波

山から土砂
...
誰もさわれない地獄の中で
独りだけの夢を見る
どうか醒めないで 醒めないで
眠ったままで
居させて下さい
告げた
告げられたこともあった

書いた
書かれたこともあった

そんな、繰り返し
サヨナラと書かないサヨナラ
曇の裏側 霧の糸
半分の眠り 半分の過去
器からあふれる
布地の光


闇を描き足す指の痛み
静かに眩む暮れのまばたき
ふいに近づき 消える影
遠のくことさえ知らぬ影 ...
黒い虫が
路上で死んでいた

遠くお空で
天国が
キラキラと輝いていた

 ああ、もう
 あそこまで
 届きそうにないなあ
             140825
かぼちゃがへんなになっちゃった
丸くなった父が寝言を言う
雨が降り続き天候不順だから育つ前に腐ってしまったのだろう
よくあることといえばそれまでだが
...
馬に乗り少し高めの景色見る馬への愛を表すあなた

今までと全く違う飛行機に乗った夢見た未来の景色

去年より五センチ伸びた身長を自慢している長男の声

ふと空を見上げて遠い君想う飛行機なら ...
握った手を決して離さないでください。
そこに初めて僕はあなたを感じる事が出来るのです。


握った手を決して離さないでください。
それはゆらゆらと僕を子供に戻すのです。

握った手を決し ...
誰も知らない
夜明けが開けた時 僕は
コーヒーショップで考えごとをする
飲み物を飲む
きっとアイスカフェモカをすするだろう
いつも軽視していたことを
そして 考える 苦みの中で

...
もうすぐ終わる
夏が終わる
君が終わる
僕も終わる

何もない田舎に
色がついたのは
君がここに来た
丁度1ヶ月半前

緑の中に映える白
眩しすぎて
見えやしないけど
...
コンクリートの塊=ビルから
未確認落下物体=人が
落ちてきて死んだ
まだ、死ななくても良かったのに
まだ、生きていられたのに
死んだ
なら、その人は何で生きてた?
どうせ死ぬのに ...
男は炎の上で笑う
クリスタルがオレンジに白熱し
水温が上がっても
誰も彼に気付かない

一人、また一人
プールサイドに倒れてく

浴びるように酒を飲んだ
それだけの始末のように

...
目が覚めて
ぼくはそのことを新たに自覚し直すと
やらなくてはならないこととして
すべてのあなたを
丁寧に土に埋めた

庭の木の
葉群が揺れる音以外には
何も聞こえないかのような
よく ...
 
あの頃のぼくたちにイスはひとつしかなかった

半分こして座ることもできたのに

いっしょに座ることもできたのに




 
専門酔う詩には載っていない
体内物質を覚醒させる対外物質で
描こうとしても、
 それは雨のまた夢、蝉時雨の情緒不安定での
「タマタマ」の開戦による、
「マタマタ」の異常気象の
「カミカミ」 ...
夢で、産卵を終えて泣いていたコオロギは百年前に死んだ
先祖の為に命尽きるまで泣くのでした。

百年後のコオロギはたった今死んだコオロギのために泣く
のです。

布団も敷かず床に寝そべる ...
コンクリートブロックの上に置かれた壊れた双眼鏡は
汚れた労働者が短い煙草を吸って労働の終わりに歌う
姿を映した。

ぐしょぐしょになった軍手を飲み終わった安い酒と道
端にポイと捨てた。
...
天気予報によると午後から曇り、ところにより雨、らしい。傘を持っていくか一瞬迷ったのち、会社の置き傘を頼ることに決めた。階段をおりて、自転車に乗って、駅まで。いつもの道をペダルを漕いで進み、通学の児童は ... わたしは、
与えられない
ことを知らない。
与えられる、
奪いとることは
子供の頃から知っていた
諦める、
身を引く
距離をおく
ことも理解できない
わたし ...
何となくというセリフなんか吐くな
きちんと表現したまえ

されど私は優しいからそれを吐息と
あえて描いてきたんだろうと思う

書き込んで書き込んで
描き回るあなたの専攻のない ...
ROKUROKUBI (ろくろ首)


夕暮れの観覧車に
絡みついた
わたしを解いて

BMWの助手席に
しがみついた
わたしを引き抜いて

あなたの吐息と唇が
辿った
...
コップ一杯の麦茶に昨日見た夢を溶かして
ぐいとひといきに飲み干す
季節は夏、あくまで夏だった

例えるなら、ここは砂漠
らくだの背中にまたがってゆらり、と
色あせたリュックに刺さる白旗 
...
赤くはれあがっていく
この諸手が欲しがるものは、
べっとり熱い熱
弾力の赤い海にのせて弄んで
流し込む遠い川。

くだってくだって
流れていくと
聴こえてくるのは
...
そういえばマッチ棒は
頭の先から燃えるので
わたしだって
頭から燃えていって歩いてゆきたい

心が大事って
守っているだけじゃ歩きにくいよね

腕だってふらなきゃ自由じゃない

静 ...
輪郭だけを残した巨大な廃屋の片隅の暗がりで、静かに、感触を確かめるような律動が忘れては思い出されるかのように気紛れに行われている朝のように見える暮れ方のこと、一口だけ齧られた林 ... やがて誰かのその声は聞こえなくなる
自己欺瞞に耽る大人達の目に怯え
されどそのように世界が見えている
自分自身が自己欺瞞に耽っていることを彼は知らない

世界は貧しいと考え 闇雲に救 ...
               140824
乱暴なのだよと言われた
狼藉を働いたわけではないが
乱暴に物を放り投げては
置きやすいように並べる
適当に積み重ねる
見た目も悪い
効率も悪い ...
  土嚢でも背負っているのだろうか
  きょうの町は、肩の辺りが硬く強張っている
  木陰のところで音楽は重なりあって死んでいる
  物欲しげな野犬は吸い殻に鼻を近づけやがて立ち去った
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
不完全な演繹と帰納komase...自由詩014/8/25 14:28
日焼けヒリヒリ清風三日月自由詩114/8/25 12:30
生命の陳腐吉岡ペペロ自由詩714/8/25 12:02
独りの地獄渡辺亘自由詩214/8/25 11:14
サヨナラを言わないサヨナラ中原純乃自由詩10*14/8/25 10:11
雨の表紙木立 悟自由詩914/8/25 9:53
黒い虫の死やまうちあつ...自由詩114/8/25 9:36
昨日のかぼちゃあおば自由詩7*14/8/25 7:51
夏川ゆう短歌014/8/25 7:41
握り合った手ヒヤシンス自由詩15*14/8/25 2:01
冷凍カレー番田 自由詩114/8/25 1:03
残り香瑞海自由詩3*14/8/25 0:15
未確認落下物体凍月自由詩0*14/8/24 23:58
devil sit flamemizuno...自由詩314/8/24 23:48
12きるぷ自由詩314/8/24 23:24
イスはひとつしか殿上 童自由詩31*14/8/24 23:05
忘れられた尾に関する目耗狩心自由詩1*14/8/24 21:35
「百年の孤独」宇野康平自由詩014/8/24 21:18
「冷たい軍手」自由詩114/8/24 21:13
ぼくらが旅にでない理由メチターチェ...自由詩7*14/8/24 18:47
箱庭チルドレンあおい満月自由詩314/8/24 16:47
湿度詩朝焼彩茜色自由詩21*14/8/24 15:41
百鬼繚乱 < 1 >nonya自由詩27*14/8/24 15:17
ぼくらが旅にでない理由あ。自由詩5*14/8/24 14:31
あおい満月自由詩514/8/24 14:15
マッチ棒の行進朧月自由詩414/8/24 13:13
呼吸には狭間があるホロウ・シカ...自由詩2*14/8/24 12:03
倨傲の囁き陽向自由詩3*14/8/24 11:51
乱暴者あおば自由詩5*14/8/24 11:00
移住草野春心自由詩814/8/24 9:50

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加筆訂正:
昨日のかぼちゃ/あおば[14/8/25 11:55]
かなり手直しいたしました
みめーと/初谷むい[14/8/24 23:34]
7首めを書き変えました
4.72sec.