とうに手放したものを
いつでも
たぐりよせられると
隠し持っていた
古びた
麻紐
年月に擦り切れては
いない
乱れる思いに
捩れてもいない
さっぱりと乾いた紐の先には
...
サバ缶買い占めニヤリと笑う
マヨネーズか醤油か戸惑い唸る
かいま見た妻の横顔皮肉の笑い
浮気心でサンマ蒲焼に手をだす
猫缶がチラリチラチラ気になる
選択肢の多い猫に嫉 ...
生きたいとつぶやいて
誰も聞いてはいない
つらいと叫んでみても
塞がれてしまう善者と呼ばれる耳
もう話す気力もベットから起き上がれず
吐く息だけが孤独を慰める
君の願いは
死の恐 ...
あなたが健やかでいるだけでと書きかけて、
そうではないことに気づく。だからこう書き
直したんだ、あなたがほがらかでいるだけで
と。そこから一歩も動けなくなって私は白旗
をあげていた。降参、降参 ...
親切という名のやさしさがあり
押し付けで自己満足の親切がある
どんなに意地悪されても 涙は出ないのに
親切という名のやさしさに 泪があふれる
やさしさを受ける自分が 悔しくって ...
アインは白い階段を上り続けていました。薄い灰色をした大きな鯨の死骸が、胸鰭を反らせながら身に纏った細かな塵を月明かりにキラキラとさせ、ゆっくりと水底に沈むように風も立てず落ちてゆきました。大きな優しい ...
ぐおんと
いしきの
たきつぼ
おちれば
あぶくに
つつまれ
呼吸の
できない
じぶんが
いた
『 尾鰭よ!』
と、つよく
念じる
「 ねぇ、きみ ナイーブ とりか ...
150616
省略して説明されたから
根本原理は皆目わからず
ただ、製法が分かっただけ
説明どおりにすれば
それなりのものが出来た
競争相手も同じものを作り
...
ここは都会の海の底
コーヒーを待ちながら眺める窓の外
都会の空から夜が消えても
海の底には闇が淀んで
淀んだ淵の岩間から覗けば
摩天楼のような海藻が
ゆらゆら揺らぎ
海の底に ...
何もかも 夢の中のような出来事でした
おもちゃの兵隊さん
群がるチャッキー
砂のお城
悪夢もあれば淫夢もありましょう
幸せな陽だまりのような夢も
私はだから
...
ポケモンショックが起こったとき
僕は目をつむってた
君のことを考えてた
丁度そのとき思ってた
お母さんが御飯のおかわりいるか?と僕に聞く
その声で我に返った僕はとんかついっぱい食べた
...
重たくてでこぼこだらけの
大きな石を呑み込んだ
トラウマは
呑み込んでしまえ
噛み砕いてしまえ
胃腸の中できれいに消化されて
跡形もなく消え去ればいい
確かに私は被害者で ...
尾崎豊の2こ下だ
ヤツが出てきたとき
しまった、やられた!と思った
スプリングスティーンパクって
若くてカッコ良ければ
絶対に売れると
考えていた矢先だった
しかも当時かぶれていた
中 ...
僕らはどれだけ走れば見えてくるのだろう
最後に選ぶべきものは透明なのか
水でも被りたい一心
そうだ一度立ち止まり
息切れを整え
空を仰ぎ
後ろから追いつく友を待とう
焼けたアスファルト
...
そんな気持ちになったので
センベロしてみた
千円でベロベロになるほど飲ませてくれる店が下町にあるらしい
「たきおかとカドクラ、ハシゴするけど来る?」
とツレに聞いたら
空腹を我慢でき ...
そうなんだよ
大スターも日常は
日常でいそがしい
そうなんだよ
大犯罪者も人生は
人生でせつじつだ
人間なんだ
どうしようもなく
ロレックスが時を刻 ...
生ぬるい夜の穿孔だ、レーザーメスのような鋭さと正確さで、おれの魂は一本の絹糸のような血液を吹き上げる、それは紙の上に散らばり、ひとつの未熟なフレーズとなり、そのままで終わる…それは ...
何ということだ!
電車通勤から車通勤にかわり
あの立ち食い蕎麦を啜ることが出来なくなった
辛口の出汁に
先ずはサックリとしたかき揚げを浸し
さらりとした油を馴染ませ
葱散らし
一 ...
何回貴女でしごいただろうか?
自分では分からないし
貴女に聞いたって分かるはずない
ただひとつ言える
私ほど貴女でしごいた人はいない
決して報われることのない
この気持ちを左手に込め(左利 ...
夕暮れ空に
吹く風は
悲しみの匂いがします
夕暮れ空に
吹く風が
洗いたての あなたの髪を 散らします
(匂い立つ 悲しみのかほり・・・)
夕暮れ空に
行く雲は
悲し ...
生まれて24度目の クリスマス・イブの日に
ぼくは初めてプレゼントをねだった
それが何か きみは知っていますか?
「里子さんを ぼくにください」
この言葉を言うために
ぼくが 一 ...
大上段に構えたって
器が器なんだから
大したこと出来ないのは
分かってる
等身大の自分を
表現するしかないのよ
と言って
自分探しの旅に出たまま
行方知れずの
自称吟遊詩人
寝 ...
また遅刻だ
鏡のうえに粉をのせて
その白い塊を太いストローで吸った
用心棒が入って来た
カウボーイハットの用心棒だ
あたしはふたりの会話に挟まれてラリっていた
ジッ ...
象が並んで
観覧車の順番待ちをしていた
みんな休日だった
近くに
錆びたエスカレーターが落ちていた
午後になると
誰も海の話の続きなど
気にしていない様子だった
...
タンクトップで石垣のあいだへ
かべちょろを追いかけて入り込むと
アオダイショウも涼んでて目はへろんとしていた
へびいちごは毒があると誰かが言ってた
神社のさい銭箱の下を掘って寛永通宝を発見 ...
川沿いの村が栄えるのに港は重要だった、きみは雨ふりの続く時期になるとそんなことを考えている、南の大沼で採れるギチギチの草は売り物として扱われるのに一週間ほど天日干しを必要とした、おもうにお義母さん ...
もし刑事になったら犯人に言ってみたい台詞がある
ごめんな、はやく捕まえてやれなくて、ほんまにごめんな、
タケダテツヤあたりが言いそうな台詞だ
ヤマダタカユキあたりが言われてそうな ...
元気を出せ
朝起きて無気力感に悩まされ熱中症になったのかと妻
わが心励まさむとはペンをとり心を強いてかく歌をつくらむ
往年は心の糧の本かかえ旅の友とし喜びつ行く
使徒パ ...
「頑張れない人間に、よく頑張れなんていえるよね」
最もそれは正論であり
返す言葉は何もない
でも「頑張れ」なんて適当な慰めだから、正論なんか通じない
温度差、とも言えようか、それだけネガテ ...
上司といういきものは
おそらく有袋類らしく
どこか体の内側に
たくさんものを隠せるようだ
頭の先から爪先までの
ながいながい煙草とか
ちょっと一本、と出掛けていって
ずっと帰ってこないよ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
紐を手繰る
Lucy
自由詩
19*
15/6/16 18:30
ねこもどき
レタス
俳句
0
15/6/16 18:22
弱者は死ぬしかないのか
乱太郎
自由詩
10*
15/6/16 14:39
それだけでうれしい
こうだたけみ
自由詩
3*
15/6/16 14:14
やさしさは
佐白光
自由詩
0*
15/6/16 12:40
アイン、ヨナ、リクト幻想
dopp
散文(批評...
1
15/6/16 11:54
黒曜日
るるりら
自由詩
12*
15/6/16 11:04
How you doing!?
あおば
自由詩
6*
15/6/16 9:05
コーヒーを待ちながら
イナエ
自由詩
8*
15/6/16 9:04
形あるもの
りゅうさん
自由詩
3*
15/6/16 7:00
瞼の裏で電流が
北橋勇輝
自由詩
0
15/6/16 6:43
克己の朝
葉leaf
自由詩
1
15/6/16 6:42
尾崎豊
花形新次
自由詩
0
15/6/15 23:42
それでも走る
秋也
自由詩
1
15/6/15 23:22
センベロ
鵜飼千代子
自由詩
22+*
15/6/15 23:00
中居くんのラジオ
吉岡ペペロ
自由詩
2
15/6/15 22:58
傷を編む
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
15/6/15 22:37
奪われた
レタス
自由詩
0
15/6/15 22:36
これって愛?
花形新次
自由詩
0
15/6/15 22:31
愛歌Ⅵ <悲しみが深いほど 美しい>
南無一
自由詩
2
15/6/15 22:24
愛歌Ⅴ <24度目のクリスマス>
〃
自由詩
0
15/6/15 22:22
自分を見うし、なう!
花形新次
自由詩
1
15/6/15 21:50
また遅刻だ
吉岡ペペロ
自由詩
3
15/6/15 21:33
休日
たもつ
自由詩
4
15/6/15 21:30
夏休み
じぇいぞろ
自由詩
1
15/6/15 20:57
み
ズー
自由詩
1*
15/6/15 20:44
台詞
吉岡ペペロ
自由詩
0
15/6/15 19:59
元気を出せ
生田 稔
短歌
2
15/6/15 17:39
正論者と慰め者
斎藤 九
自由詩
0
15/6/15 13:18
上司といういきもの
フユナ
自由詩
6+*
15/6/15 13:03
1948
1949
1950
1951
1952
1953
1954
1955
1956
1957
1958
1959
1960
1961
1962
1963
1964
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
加筆訂正:
花がら摘み
/
Lucy
[15/6/15 22:39]
文字化けしていたので全文修正しました。
5.02sec.