本人はムーンウォークのつもりだよやけに激しい風が吹いてる 今日パンツ履いてないのと囁かれやけに激しい風が吹いてる ありがとう
ありがとう
ありがとう

好き
好き
好き

どうすればこの気持ちは伝わるのだろうか?

いくら形容詞をつけたって
この気持ちを表現しきれない

何か例えたと ...
生きててごめんなさい
安易に
そんなこと想ってごめんなさい

あやまってすまして
ごめんなさい

あやまるなんてなんでもない
傷なんてついてないんです

生きているから
生きてい ...
見知らぬ男に
いつかに刺された右脇腹
抜糸の痕と汗の匂い
蜃気楼を初めて見た夏
君がこの世に降り立った夏
今世紀最大の奇跡

真白で生まれた君
僕と同じ 驚愕した
右脇腹に抜 ...
「冷えていく鉄」


鉄だとわかっている
何度目かの純情だから
素直に信じる
うん、わかっている
その熱では溶けてしまう事もない
背中が曲がる前の、愛しているは、信じない
少女の ...
もしもし
だれですか
ぼくは
だれですか
もしもし
あなたはべつにだれでもいいんですが
もしもし
ぼくは
だれですか
もしもし
もしもし

もしも
ぼくがうまれてなかったら
...
ごご11時の
プライベートビーチに
椅子がひとつだけあり、
ボクはそこに座っていた。

鰯のアタマをしたボーイが来て、
「申し訳ありませんが
そちらは予約席でして」と言う。

「別に ...
細胞たちが目撃した。
貨物列車の荷台には
先住民族が座っていた。
主題歌を口ずさみ
夜明けの花に聞かせるつもり。
トーテムポールの先っぽを虹で濡らし
黒い小鳥の思い出を指で奪い
風のチュ ...
ついに鳴らされた音のために
ついに発せられなかった言葉を思うとき
街は 列車は 夕陽は 失われる

冷たい深海魚の 冷たい尾鰭
夏の日に 生き物ははかない光だ
溶けずに残っている便箋
病 ...
マーブルチョコレートを口に含み
父の事を浮かべながら
「美味しい。」とつぶやく。

喉を滑り込み
口の中をほろ苦くして
「これはうまいね。」とほころんだ父の顔が
はっきりと見えた。

...
 
動物の名前を書いていると
人がやってきて
他人事みたいにほめてくれる

交差点のあちらこちらでは
初夏が観測され始め
立入禁止の札もまた
ゆっくりと音をたてている

このまま一 ...
「私には最後まで彼の本当の姿は
分かりませんでした」
それが自分にとって何より
彼の死そのものよりも
辛いのだと言って泣いたアリサちゃん

小諸市公認ゆるキャラ「こもろドラゴン」に
入っ ...
過去は
かるがる
捨てながら

未来は
みるみる
やってくる

  ☆

無邪気な季節は
もはや
過ぎ去り

まのびして
夢も現も
薄くなりつつ

  ☆
...
昼休みの清掃作業員の叩く
ドラムの音は軍楽の調べ。
歪んだヒエラルキーの音がする。

日々絶望的にショットガンで撃たれて、
ソッコウでベッドにダイブする。

一番大切なものを諦めた。 ...
見つけた
例えればそれは
同じ幻覚。
あのひと、使ったの
わたしは使わずに見る
興奮も高揚もない
一辺倒の闇。
全くその通り。
とじても
あけても
星の音みたいに
朝と冷えた肌
...
望んでいた感覚
手にした途端に褪せていく
こんな繰り返し そんな繰り返し ウンザリしながら


積み重ねた努力に比例しない成果
描き尽くした風景に比例しない高揚
何もかもが目的化ベー ...
彼女が弾く
クラシックピアノの旋律で
ジョン・レノンのImagineが
魔法のように何処からともなく
記憶として生まれて
再び消える

彩られるブーケを持って
一緒に写真を
撮ろうと ...
詩を書かなくなった詩人を見て思う
ああ君は満たされたんだね
だから詩を書かないんだね
いいよ
僕は
人生のど真ん中で
一所懸命生きているから
いつでももどっておいで
五月の蒼い蒼い空の ...
たった三日でもわたしをあなたのテーブルに飾ってくれてありがとう
消毒臭くて清潔な水は、もちろん雨よりも美味しくはなかったけれど
あのまま樹にいたとしてもどのみち無残に滅びていく事にかわりない

...
明日から仕事なんだが空港にやけに激しい風が吹いてる 恋文の紙飛行機を飛ばすのにやけに激しい風が吹いてる スペア無いメガネを割った右フックやけに激しい風が吹いてる 寝起きの熊のよう
ボンヤリ不機嫌
だぶだぶの部屋着
クロックスを引きずって

それでも花 
今朝 三つめ

ピンクのチューリップ
黄色い水仙
真っ赤な髪の少女
重そうにコンビニの ...
自称詩人は
秋までにスマホ対応します

スマホに持たせたい機能の
一番はオナホール機能だ
ピンクローターとしては
既に使っているからね

円筒形にしてさ
ローションを入れて
きみか ...
わたしは書くことができます
わたしは読むことができます
わたしは飛ぶことができます

ビルの屋上に立って 靴を揃えて
つま先を引っ掛けて
最期の言葉を残し

そこから一歩進むだけ
ほ ...
こっそり、と。
ひっそり、と。

僕は生きている。

誰にも気付かれることもなく。
誰にも気付くこともなく。

誰もいない自分の世界で。
誰もいらない自分だけの世界で ...
僕たちが
子どものように無心に
箱庭に玩具をならべて遊んでいるうちに
気づくと 世界が
すっかり終わってしまっていたんだ

だから僕たちは
僕たちの箱庭を新しい世界として
もう一度生ま ...
姉が珍しく夜に洗濯をして居る
こんな場面はしばしばあった事ながら
洗面所の電気を付けられるたびに
FM放送のノイズが激しくなり
最初はトイレに逃げる
付けては消され
消されればノイズが消え ...
手袋をした手が 器から
大量の人を掬い上げていた
その指の狭間から 夥しい人が
こぼれて落ちていった

器の底から
呻き声や悲鳴や嗚咽が聞こえても
泡がはじけるように消されて ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
本人はムーンウォークのつもりだよやけに激しい風が吹いてる北大路京介短歌315/5/21 1:06
今日パンツ履いてないのと囁かれやけに激しい風が吹いてる短歌115/5/21 1:06
ジレンマ藤竹自由詩015/5/20 23:32
朧月自由詩415/5/20 22:44
林檎瑞海自由詩5*15/5/20 21:27
「冷えていく鉄」他6作クローバー自由詩7*15/5/20 21:19
だれですか2012自由詩115/5/20 20:57
異種交配ホテルじぇいぞろ自由詩215/5/20 20:50
出発Aやまうちあつ...自由詩2*15/5/20 20:49
硝子の質量伊藤 大樹自由詩415/5/20 20:30
波紋。梓ゆい自由詩115/5/20 20:24
はげたもつ自由詩415/5/20 19:30
素顔花形新次自由詩215/5/20 19:02
クローバーシホ.N自由詩215/5/20 18:46
再生の円環じぇいぞろ自由詩115/5/20 18:15
事象自由詩015/5/20 17:07
エントロピー エンドルフィンkomase...自由詩1*15/5/20 13:55
Engage Braceletりゅうのあく...自由詩7*15/5/20 13:26
蒼い渡辺亘自由詩315/5/20 11:42
修羅そらの珊瑚自由詩18*15/5/20 11:05
明日から仕事なんだが空港にやけに激しい風が吹いてる北大路京介短歌115/5/20 0:24
恋文の紙飛行機を飛ばすのにやけに激しい風が吹いてる短歌015/5/20 0:24
スペア無いメガネを割った右フックやけに激しい風が吹いてる短歌015/5/20 0:23
おじさんから見ればただのみきや自由詩15*15/5/19 23:55
スマホ対応花形新次自由詩115/5/19 23:01
アイ キャン フライじまさん自由詩115/5/19 22:40
こっそり、と。ひっそり、と。敬語自由詩115/5/19 22:31
あるロマンス塔野夏子自由詩3*15/5/19 22:29
つまらない話間村長自由詩515/5/19 22:02
ゴッド・ハンド為平 澪自由詩13*15/5/19 21:57

Home 戻る 最新へ 次へ
1968 1969 1970 1971 1972 1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 
加筆訂正:
Engage Bracelet/りゅうのあくび[15/5/20 14:46]
推敲のため改題
Engage Bracelet/りゅうのあくび[15/5/20 13:48]
誤記により改題
6.43sec.