零れ落ちた詩を拾い集め
パズルを組み立てる代わりに
初めて出会った場所の記憶を掘り起こす。
(それがどこなのか、悲しいくらい忘れてしまった。)
今
目の前に居るのは幸せに ...
先にあなたから色芽を結びます
空けないことにはわからないから
柄の選択に迷うことになります
わたしが降りてきて
これでからだからはなれてしまう
味覚をもしも言葉で ...
くるくると回る提燈の灯りの元
笑ったように眠る父が居る。
父の横に座り
口元に耳を近づけて
微かに聞こえる寝息を聞いた1月15日の深夜。
父を挟んで布団を敷いた妹たちは
...
先生、私たちの昼間が消えていきます。
カレンダーに休日がひとつ、足りないのです。
青と赤の隙間に、数字のいち、が。
時計は、今、だけを、さしたがる、から、痛い。
数字が昨日と明日を覚え ...
永遠の分かり合えなさ
反転して
何にも無くなった
(逆忌野清志郎)
でもさ
分かり合えない
分かり合えないって
嘆くのはいやだぜ
もういやだぜ
分かり合えないことを分かって
雨や月 ...
星はながいことひかって
ねむるように消えた
わたしたちは棺桶工場のすみにすわって
それをながめていた
とてもとおくながいところを
物語がながれていくのや
歌うたいたちがはじく音符がこぼ ...
★☆☆☆☆
ちょ〜クソつまらないって
理由付きなのに
それでも4つ星かも知れない
と思えるあなた
育てられ方に問題があります
親を連れて山に入りなさい
山の奥深くに
ずっと、ずっと深く ...
発する柔らかな音のかたちが
まだ定まらないころ
神経衰弱でトランプを捲るように
何度も見て触れて味わって
モノとなまえが一致して行く
意味を纏うのはまだ先のこと
ちいさな器は無限に広く深く ...
きみの悲しげな 薄茶の瞳が
雨に濡れた 捨て犬の耳に重なる
愛してるんだよ と 大きな声で
もし あの雨の日に戻れるのなら
真っ直ぐな思いに 応えられなかったのは
どこかに 罪の ...
テレビの中
子供の頃の私の口癖は 「テレビの中に入りたい!」だった
華やかな舞台の上で 踊って歌うアイドルに憧れて
親戚の前で物まね 未来のスターの誕生ね!って
皆が褒めてくれた 私はすっ ...
机の前の椅子に寄りかかっていると
脂汗が浮かんできて
蛆虫のような気分になる
君はキッチンでコトコトと
夕飯の支度をしていて
それを意識すると
手伝わない自分に再度嫌気がさして
また蛆虫 ...
足の小指が嫌いなのだ
気付いた時には、箪笥の角にぶつかっていたりする
足の小指が嫌いなのだ
爪がひしゃげて白くにごり何よりひどくみっともない
足の小指が嫌いなのだ
スマー ...
藤の花に締め上げられてる杉の木が声も立てずに朽ちてゆく初夏
通学路の木の葉の影を覚えてるもう二度と通わない道
肌の色が日に日に焼けてく子供らが通りてく百日紅の下
「まあだだよ」探す気 ...
好きな言葉かあ
そうねえ、ひとつだけ
選べって言われたら
やっぱり殺傷能力かしら
殺傷能力って
響きが素敵だし
強くて頼もしいでしょ
山の頂上で叫びたくならない?
「さっ、しょう、 ...
自分が行ったことのない場所へ行くと
その場所が新鮮に感じる
そこには自分の居場所がないから
誰かに言葉で傷つけられたのなら
自分の言葉で奮い立たせろ
半音下がった5月に
飛行機雲とポケットの中のちょっとしけた煙草
わかったつもりの自分に言い聞かせてまた
あらたなる接触をこころみる深さをはかる浅瀬で
風のなかにきざまれているもの
そ ...
うたうたうたたねタネもしかけもあるのしっ
てるわかっテルけどしらんぷりしてわたしい
としい4と4で8かいぶんわたわたするあな
たいっちょまえだからもうみせなくていいよ
でもふあんなんでしょ?の ...
一年前の今日
突然私の前に立って
[私、彼のことが恋しくて、恋しくて]と
宣言していきました
何を言ってるの
だからどうしたのと 心の中でつぶやく私を
置き去りにし ...
突然ブガチャガ窓の外
ブガチャガ悪い缶蹴りが
ブガチャガドリブル人を避け
ゴールに向かって一直線
どんなに悲しいブガチャガに
どんなに苦しいブガチャガに
今日は繕い(つくろい)知ら ...
欲しい
記憶媒体として
テープと言っても
樹脂に鉄粉を仕込んだ
アレじゃない
金属のリボンと言えば
正しいであろう
とても高価
磁気記録装置の
最高峰である
シーケンシャルにしか
...
マニー・パッキャオが
試合前に肩痛を
公表しなかったのが
詐欺罪に当たるなら
交際前に
パッドを入れて
貧乳を隠していたのは
下手をすると
絞首刑に値するのではないかと
言ったところ ...
今日の雄物川河口は、
ふだん海ではないところも海になっていて、
早々に退散してきました。
海はとても情熱的な生き物だ。
昨日は愛していると言っていたのに、
今日は殺してやると言っている。
ロウソクの数は去年と同じ数また新しい春が来ました
人違いだと言い出せずなりきってまた新しい春が来ました
騙されてあげる磁石がトリックね君がNならSを演じる
去年の今頃、何を考えていたか
考えていた去年の今頃
よく考えると
来年の今頃、何を考えているだろうと
考えていたことを思い出した
丁度、視力検査をしていたときだ
これは?
横斜め横で ...
退屈を埋めろ
日々の仕事
空白は凶器だ
殺される前に
反芻する昨日
もう味ねぇって
新色が追加
高くて買えねぇ
困った時はヤバいフリ
口ぶりだけが上達
何様気取り?
バレ ...
150507
からからになった台地を背負う
神話時代の住民たちが大型休日も作り上げた
なかなか好い後輩が増えて増えて
今では曲紹介する可能性を
ディスクジョキー ...
視線の爪を切りながら
空を横切るむらさきの溝
曇にも屋根にも放たれる
音より遅い花火たちの粉
うつろな器の重さに驚き
なかのものをこぼしてしまう
姿の無い痺れを ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
恋文。
梓ゆい
自由詩
2
15/5/9 4:35
空箱(格言詩)
アラガイs
自由詩
6*
15/5/9 3:03
妹二人。
梓ゆい
自由詩
3
15/5/9 1:28
花 陸が海に消えるまで。
為平 澪
自由詩
15*
15/5/8 23:36
パーソンズ・カインド、ディスパーソンズ・カインド
ゴースト(無...
自由詩
2*
15/5/8 23:25
棺桶工場
はるな
自由詩
5
15/5/8 23:14
「自称詩」星ひとつ
花形新次
自由詩
2
15/5/8 23:00
愚愛の詩
ただのみきや
自由詩
16*
15/5/8 22:59
サヨナラ言えなくて
藤原絵理子
自由詩
5
15/5/8 22:54
テレビの中
itukam...
自由詩
3*
15/5/8 22:12
「次生まれる時は違う星で」
opus
自由詩
0
15/5/8 21:39
足の小指
亜樹
自由詩
1
15/5/8 21:27
藤の花に
〃
短歌
4
15/5/8 21:15
「自称詩」山びこ
花形新次
自由詩
0
15/5/8 21:12
新鮮
リィ
自由詩
1*
15/5/8 20:53
無題
余韻
自由詩
1*
15/5/8 16:38
半音下がった5月
梅昆布茶
短歌
9
15/5/8 16:22
カラオケで歌う歌はよりどりみどり/即興ゴルコンダ(仮)投稿. ...
こうだたけみ
自由詩
4*
15/5/8 14:17
恋の時限爆弾
佐白光
自由詩
0
15/5/8 12:41
ぶがじゃが
……とある蛙
自由詩
5*
15/5/8 8:37
テープ・ドライブ
ドクダミ五十...
自由詩
2
15/5/8 8:19
「自称詩」マニー・パッキャオ
花形新次
自由詩
0
15/5/7 23:45
海
小川 葉
携帯写真+...
7
15/5/7 23:39
ロウソクの数は去年と同じ数また新しい春が来ました
北大路京介
短歌
3
15/5/7 23:23
人違いだと言い出せずなりきってまた新しい春が来ました
〃
短歌
1
15/5/7 23:22
騙されてあげる磁石がトリックね君がNならSを演じる
〃
短歌
4
15/5/7 23:22
「自称詩」視力検査
花形新次
自由詩
0
15/5/7 22:38
killing time
捨我
自由詩
0
15/5/7 22:28
磁石つき
あおば
自由詩
5*
15/5/7 22:02
夜と重なり
木立 悟
自由詩
3
15/5/7 20:13
1950
1951
1952
1953
1954
1955
1956
1957
1958
1959
1960
1961
1962
1963
1964
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
加筆訂正:
狂おしく嘘をつく
/
もっぷ
[15/5/8 21:26]
改稿
3.63sec.