私はあの人に恋をした
微笑みだけで私の全てをバラ色に染める
恋とはそういうものなのね
私はあの人を愛した
後ろ姿だけで私の胸を憎しみで満たす
愛とはそういうものなのね
《昨年春から、実在したサラブレッド、レースをテーマにした、競馬ライターかなざわいっせい氏の「ファイト!〜麗しの名馬、愛しの馬券」というショートショート集を、オリジナル作も混ぜながら、連作作品としてシナ ...
夕方に
高層ビルの向こうに
違う言葉がとんでいる
まるで違う言葉がとんでいる、
少年が好きな色と
少女が好きな色は違うから
文学のように染めて下さい
せめて文学のように染めて下さい
...
傷心の時
人は季節を忘れる
今がいつなのか
ここが何処なのか
茫然として
うわの空
それでも季節は巡る
新しい風が吹いて
花々が咲き
陽の光は注ぐ
あなたの肩越しに
滔々 ...
どのくらい近く
どのくらい遠く
しあわせに触れていられるのか
目に落ちてくる
滴を見つめた
ふたつ ふたつ
ふたつのはざまの
無数の重なり
波のざわめき
...
田植え前のあぜ道や
魚とりする水路でも
好んだ湯浴みも
みんなアトリエ
でしたのでしょうね
日時計花壇のある木立
遠野の橋梁は銀河への旅
オリオンは高くうたい
露と霜とをおとします ...
また沈んでいく
またここに帰ってくる
どうしようもない汚濁に肩までつかり
どうしようもなく青い空を見上げている
どうしようもない汚濁の只中で
私は漸く少しだけ安堵する
薄汚れた ...
高台から小さな街を見下ろした大量の鯉のぼりが泳ぐ
四月から五月に変わり緑色見渡す景色若葉が笑う
晴れ願いてるてる坊主吊してる雨の気配を感じた前日
色の濃い花が沢山咲く季節初夏から夏へ ...
あなたに会えたそれだけで
私は明日が楽しみになりました
あなたと言葉を交わすそれだけで
世界は鮮やかに見えました
きっとあなたはその事を
これから先も知る由など無いでしょうけれども
...
今日もあの娘が泣いている
とても暗い雨の中で
黒く濡れたアスファルトの上で
一人声を上げて泣きじゃくっている
いつからか瞼の裏側に張り付いていたあの娘の
笑った顔を恐らく僕は見たことがな ...
返事の無い玄関先。
「ただいま。」と言って
父の姿を待つ。
去年の今頃は/一ヶ月前までは
奥のリビングから父の歩く気配がした。
今は私から靴を脱ぎ
畳部屋の父の祭壇 ...
また君に月光仮面と言いかけてセーラームーンと言い直した
どうしても叶えられない恋でした昔も今も私がかわいい
トラックに跳ね飛ばされたエロ本の熟女ページへ春雨が降る
降りたいときに降る春雨が優しさの向こう側
もう一度寝る水色の桜ばかり
あれはメジロやめたタバコに火
私はトマトじゃないのに
さかさまにしても私だ
栄養も毒もあるよ
たぶん
あなたの1日も
私の1日も
同じ長さなのに
たぶん
長かったな 今日
また夜がきた
今日も死にま ...
カレーを食べようとして
スプーンに写った自分が
逆さまだった
スプーンをひっくり返すと
カレーは食べれないが
自分は逆さまではなくなった
食べるためには
逆さまの自分に
納得しなく ...
僕は40才だけど
まだまだ青い
高校25年生
卒業したくない
俺が人間というものに寄せる
激しいおもいは何なんだ
人間の醜さといとおしさ
その振幅の激しさに
頭がおかしくなってしまいそうだ
最早俺は
自分を愛しているのか
人間を愛しているのか
わ ...
「花見、くる?」日取りが決まってから、もう一度きかれるだろう。 そのときに「行きたいけど、人が多いのが苦手で、どうしようか迷っている」と、正直に言おうか、迷っている。 「そんなのあなたが勝手に決めれば ...
奇跡が起こる瞬間を描いて
苦しい毎日を過ごしていたのに
一番の奇跡は
母と娘たちが引き起こしていた。
数年と言われていた父の寿命は
2倍の10年目を数えた後
一つの ...
お地蔵さんが
寒かろうと
心優しい佐吉は
10体のお地蔵さんみんなに
ネックウォーマーを着けたそうじゃ
それを見ていた性悪の権三衛門は
ネックウォーマーをお地蔵さんの
顔まで被せ
「こ ...
下山田さんが
幻の巨大魚ニコラスを
釣りに出かけてから
3年になる
玉川学園前から
渓流を上り
とうとうモンゴルに
着いたにも関わらず
未だニコラスには会えない
その原因は
...
大きな一呼吸
(ピーッ・ピーッ)と鳴る心拍数
閉じたままの瞳
左回りの一針が
小さな不安を呼び起こす。
(高い鼻・長いまつげ・尖ったあご)
顔立ちが美しいと
...
霧が立ち不如帰鳴く夕暮れに茜に匂う 薔薇の芽の露
三日続けて学校を休んだ
お腹が痛いとかそんな理由で
体調が悪い気がしたの
別に死にそうではないんだけど
久しぶりに鏡を見る
私を睨む悪霊が写る
今にも突き刺さりそうな
カッターナイフ ...
こんにちは
死刑になって
へこんでも
謎は解けたよ
あの現代詩
医学生
留年しても
勃起する
研究室で
射精してます
右腕が
筋肉痛で
動かない
でもやるんだよ
セ ...
花の咲く限りはひとつ村の人になって
来週にはひとりに戻る
日付順文書リスト
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日付
恋と愛
文字綴り屋 ...
自由詩
0
15/3/31 15:05
完成させました。
平瀬たかのり
散文(批評...
1*
15/3/31 14:41
おすすめの戦争
左屋百色
自由詩
6
15/3/31 12:32
【 季節 】
泡沫恋歌
自由詩
21*
15/3/31 11:45
ふたつ ふたたび
木立 悟
自由詩
3
15/3/31 9:39
銀河
黒木アン
自由詩
7*
15/3/31 7:32
汚濁
baby b...
自由詩
1
15/3/31 6:20
高台
夏川ゆう
短歌
0
15/3/31 6:09
恋文
baby b...
自由詩
0
15/3/31 6:06
泣き虫
〃
自由詩
1
15/3/31 5:53
花吹雪。
梓ゆい
自由詩
4
15/3/31 4:28
また君に月光仮面と言いかけてセーラームーンと言い直した
北大路京介
短歌
2
15/3/30 23:53
どうしても叶えられない恋でした昔も今も私がかわいい(真篠未成 ...
〃
短歌
1*
15/3/30 23:52
トラックに跳ね飛ばされたエロ本の熟女ページへ春雨が降る
〃
短歌
0
15/3/30 23:51
降りたいときに降る春雨が優しさの向こう側
〃
自由詩
4
15/3/30 23:50
もう一度寝る水色の桜ばかり
〃
自由詩
2
15/3/30 23:50
あれはメジロやめたタバコに火
〃
自由詩
2
15/3/30 23:50
たぶん
朧月
自由詩
6
15/3/30 23:47
カレースプーン
イオン
自由詩
1*
15/3/30 23:06
高校25年生
〃
自由詩
0
15/3/30 23:05
銀
渡辺亘
自由詩
1
15/3/30 23:03
乾杯の音頭
nemaru
自由詩
1*
15/3/30 22:56
軌跡の後。
梓ゆい
自由詩
3
15/3/30 22:46
皮地蔵
花形新次
自由詩
0
15/3/30 22:16
ニコラス・ケイジはコッポラファミリー
〃
自由詩
1
15/3/30 21:48
脈。
梓ゆい
自由詩
2
15/3/30 21:15
霧が立ち不如帰鳴く夕暮れに茜に匂う 薔薇の芽の露
星野つばき
短歌
0
15/3/30 20:22
ヒロイン羨望症
捨我
自由詩
0
15/3/30 20:02
短歌を月に突き刺すプロジェクト
左屋百色
短歌
2
15/3/30 19:45
ソメイヨシノ
清丸
自由詩
0
15/3/30 18:06
1950
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1988
1989
1990
加筆訂正:
機械仕掛けのラプソディ
/
りゅうのあくび
[15/3/30 21:00]
遅筆により推敲
4.51sec.