俺が人間というものに寄せる
激しいおもいは何なんだ
人間の醜さといとおしさ
その振幅の激しさに
頭がおかしくなってしまいそうだ
最早俺は
自分を愛しているのか
人間を愛しているのか
わ ...
「花見、くる?」日取りが決まってから、もう一度きかれるだろう。 そのときに「行きたいけど、人が多いのが苦手で、どうしようか迷っている」と、正直に言おうか、迷っている。 「そんなのあなたが勝手に決めれば ...
奇跡が起こる瞬間を描いて
苦しい毎日を過ごしていたのに
一番の奇跡は
母と娘たちが引き起こしていた。
数年と言われていた父の寿命は
2倍の10年目を数えた後
一つの ...
お地蔵さんが
寒かろうと
心優しい佐吉は
10体のお地蔵さんみんなに
ネックウォーマーを着けたそうじゃ
それを見ていた性悪の権三衛門は
ネックウォーマーをお地蔵さんの
顔まで被せ
「こ ...
下山田さんが
幻の巨大魚ニコラスを
釣りに出かけてから
3年になる
玉川学園前から
渓流を上り
とうとうモンゴルに
着いたにも関わらず
未だニコラスには会えない
その原因は
...
大きな一呼吸
(ピーッ・ピーッ)と鳴る心拍数
閉じたままの瞳
左回りの一針が
小さな不安を呼び起こす。
(高い鼻・長いまつげ・尖ったあご)
顔立ちが美しいと
...
霧が立ち不如帰鳴く夕暮れに茜に匂う 薔薇の芽の露
三日続けて学校を休んだ
お腹が痛いとかそんな理由で
体調が悪い気がしたの
別に死にそうではないんだけど
久しぶりに鏡を見る
私を睨む悪霊が写る
今にも突き刺さりそうな
カッターナイフ ...
こんにちは
死刑になって
へこんでも
謎は解けたよ
あの現代詩
医学生
留年しても
勃起する
研究室で
射精してます
右腕が
筋肉痛で
動かない
でもやるんだよ
セ ...
花の咲く限りはひとつ村の人になって
来週にはひとりに戻る
またしても
寄り道
君のところに
行く前に
まるで
はぐれた
カモメのように
旋回して
後悔して
花言葉信じて
合言葉忘れて
あなたの慰みものに
名前なんか
付けないで下さい
ただでさえ
ダサいものが
もっとダサくなります
番号もやめて下さい
数字が可哀想です
「私の今日のマンカス」なら
まあ、許します
...
皮膚はあると明言することが難しい
ほら、例えば口はただの洞穴で、洞穴はあって、それは口で、でもその空間には何もない、みたいに、皮膚の中身も洞穴で、その洞穴のことを皮膚と呼んでいるのかもって
思 ...
あなたと歩いた
あの春に
流れた
桜の風は
今でも
この胸に
舞っています
桜を見上げて
あなたを見つめて
幸せな風が
私たちを包みました
あの春に
私 ...
十字路を曲がる
手前の道で
お洒落な堕天使たちは
漆黒のハートマークを
隠している
小さな機械仕掛けの電話機を
白い手のひらで
握り締めていて
まるでレザーの
ロングブーツを
...
桜並木の木の下には
死体と狂気が
埋まっています。
今年も桜の木の下で
散りゆく花弁ひらひらと
桜並木の真ん中を
足早にすぎる風一陣
見上げる花は真っ盛り
目も眩むばかりの ...
私はむずかしくないことをむずかしくなくいいたい
朝毎に届くはずのすべてが今朝は来なかった
、理由を得たので取扱説明書を紐解く
こんなに立派に手続きも踏んで
(かぞえてごらん
と そっと風から ...
レトロ列車で鉄旅を
南リアス線
●盛駅
ゆらゆらゆらら
青海原に
水うつよい音
季節の風をたしかめて
列車のなかは
ひだのはいった
優雅なカーテン
むき出した配管が
懐か ...
家人の闇鍋は九時九分に始まって九度九分まで上がったところから一向に下がらないのでは九分九厘インフルエンザで間違いないのでしょうが念のため生姜をたっぷりすってよく暖まってくださいよく改まってくださいよく ...
つぼみの中で育まれ
花びらが連れてくる
それが春、出会いの春
明かりの落ちた街路を歩くときに
くらがりに身を隠した
名も知らぬだれかの歌声を耳にするときに
目の潰れた犬が引っ掻くような声で鳴いた
脚がひとつだけの男が飛蝗の ...
「 最近の若者は・・・ 」って語るかつての若者
「 最近の若者は・・・ 」って語る今時の若者
「 最近の若者は・・・ 」って語る未来の若者
「 最近の大人は・・・ 」って語るかつ ...
車が少ない
道路は空っぽで静かだ
小さな音が聴こえる
風の音が鳥の声が
太陽の光が囁く声が
だけれど静かだ
しんとしている
信号は赤
ぴたりと止まると
野球のユニホームを着た
...
背泳で地球を見てる月の海昔かぐやと呼ばれた妾
ニ錠ずつ切りたるシート薄氷
駄菓子屋の満漢全席薄氷
怪獣の足跡でメダカ育てている
白梅祭行きのバスに生理痛の声
太陽の海を泳がせてやろうか
雪は白い
けれどこいつのほうが白い
ひとに言いたくなるくらい白い
春の街角にこいつが現れると
指さしたくなるくらい白い
白い花が咲くまえ
こいつがどんなだったかは
たぶん誰も知らない
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
銀
渡辺亘
自由詩
1
15/3/30 23:03
乾杯の音頭
nemaru
自由詩
1*
15/3/30 22:56
軌跡の後。
梓ゆい
自由詩
3
15/3/30 22:46
皮地蔵
花形新次
自由詩
0
15/3/30 22:16
ニコラス・ケイジはコッポラファミリー
〃
自由詩
1
15/3/30 21:48
脈。
梓ゆい
自由詩
2
15/3/30 21:15
霧が立ち不如帰鳴く夕暮れに茜に匂う 薔薇の芽の露
星野つばき
短歌
0
15/3/30 20:22
ヒロイン羨望症
捨我
自由詩
0
15/3/30 20:02
短歌を月に突き刺すプロジェクト
左屋百色
短歌
2
15/3/30 19:45
ソメイヨシノ
清丸
自由詩
0
15/3/30 18:06
寄り道
やまうちあつ...
自由詩
2
15/3/30 17:35
題名についてのお願い
花形新次
自由詩
1
15/3/30 17:27
雑考
マチネ
自由詩
1
15/3/30 17:11
「桜の記憶」
ともりん
自由詩
0
15/3/30 15:26
機械仕掛けのラプソディ
りゅうのあく...
自由詩
4*
15/3/30 15:22
桜並木の下で
……とある蛙
自由詩
6*
15/3/30 14:19
砂に叫ぶ
もっぷ
自由詩
6
15/3/30 13:48
三陸鉄道〜その瞳をみていたら〜より
黒木アン
自由詩
4*
15/3/30 8:48
たんかのやみなべ/即興ゴルコンダ(仮)投稿.24
こうだたけみ
自由詩
3*
15/3/30 2:00
春
殿上 童
自由詩
9*
15/3/30 1:27
いくつもの視線、捨てられた詩篇、真夜中のキッチンの音のないモ ...
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
15/3/30 0:51
「 最近の若者と大人と老人は・・・ 」って
komase...
自由詩
0
15/3/30 0:42
日曜日の朝
灰泥軽茶
自由詩
3
15/3/29 22:54
背泳で地球を見てる月の海昔かぐやと呼ばれた妾
北大路京介
短歌
1
15/3/29 22:48
ニ錠ずつ切りたるシート薄氷
〃
俳句
0
15/3/29 22:47
駄菓子屋の満漢全席薄氷
〃
俳句
1
15/3/29 22:46
怪獣の足跡でメダカ育てている
〃
自由詩
5
15/3/29 22:46
白梅祭行きのバスに生理痛の声
〃
自由詩
0
15/3/29 22:45
太陽の海を泳がせてやろうか
〃
自由詩
2
15/3/29 22:45
白い花が咲くまえ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
15/3/29 22:23
1929
1930
1931
1932
1933
1934
1935
1936
1937
1938
1939
1940
1941
1942
1943
1944
1945
1946
1947
1948
1949
1950
1951
1952
1953
1954
1955
1956
1957
1958
1959
1960
1961
1962
1963
1964
1965
1966
1967
1968
1969
加筆訂正:
機械仕掛けのラプソディ
/
りゅうのあくび
[15/3/30 21:00]
遅筆により推敲
4.11sec.