「モダえよ〜ん」
「どうしたんだいカ〜ビ太くん」
「クネ夫がまたボクだけハズレにするんだよ〜」
「なに〜カ〜ビ太くんをハズレにするなんてひどいやつだな〜じゃあこれ〜」
ぴかぴか〜ん!
...
私は去らねばならない
あなたの始まりを撹拌してはならないし
あなたの未来を逸脱させてはならない
いや、私は去ってはいけない
あなたの始まりを完遂させ
あなたを未来へと接続するため ...
暖かさを知らせる桜
春の深まりがそこにある
暖かい午後のひととき
時折吹く風も暖かい
桜が咲く時期
ピンクがかった日常が
幸せ気分を増幅させる
見るもの全てが楽しく見える
...
背枕を省みては どんよりと重く
降りそうで降れない燃える蝋の雲
瀕死の猫が
)はあはあと
くふくふと 、来
血(らいち)に染まれば息は幽すかな断脈
もたれることもなく
...
何となくカッコいい響きなんで
言ってみただけです
意味はないっす
まあ、強いて言えばですけどぉ
舌で輪を描いている、みたいな?
あるいは
同性愛の女子プロレスラーみたいな?
きみに
話しかけることができない
脈をうつこめかみに手をふれて
ひとつめの言葉をさがしているのに
どうしても話しかけることができない
うまれて初めての夜がきた ...
山つつじの花が
ぷっくりぷっくり
つぼみをたくさん
春の風が嬉しくて
絵具で描いたみたい
彩る奏でる春の唄
私にもたくさんの
つぼみがあって
ゆらゆらと今か今かと
心が踊り華やぐ ...
アソコのことだよな
違う?
じゃあ、後ろか?
でもない?
口か?舌絡ませるだけで
濡れちゃうって奴だ!
そうじゃない?
なら耳か?よくいるよな、耳が感じるっての
勘違いしている?
な ...
あたいも
今年で48だからさあ
平均的に考えれば
折り返しは
過ぎつつあるわけだけど
相も変わらず
生活に追われてて
これっぽっちも
余裕はないのよ
そりゃあ
歳よりは若く見えるか ...
命日には 花が咲き始める
あの時のまま 時間は止まっている
部屋は汚れ果てた 誰も来なくなったから
すべてが汚らしく見えて 手ばかり洗っている
不安の海は時化て 人魚は深い水底へ
押 ...
ごめんね、は
狡い
甘くて
とても
狡い
ごめんね、は
優しい
冷たくて
だけど
優しい
ごめんね、と
涙を流す
わたしは
狡い
ごめんね、を
受け止 ...
愛は無力だといったね
目に見えるものがすべてじゃないさ
愛が無力になる時
それは愛を失い忘れた時
たとえ目に見えなくても
触れられなくとも
愛したものが消えても
愛は消えない
愛は負け ...
いつからだっけこの部屋が
こんなに狭くなったのは
いつの間に築いたゴミの山
気付かなかったことに唖然とする
僕を生き埋めにしようと
牙を向いているかのよう
不満があるのはわかるけど
...
内陸まで海のにおいのする夕はあなたとあなたを慕って泣こう
みずからの
水だけで
果実がジャムになる
という方角を
みつめている
わたしという誰か
くつくつと
やがて
ぐつぐつと
そうして
やがて
なにも言わなくなる
鍋だけが焦げてゆく ...
いく春の季(とき)急かせる花散らし 舞う花の中ひとり彷徨う
ちょっと 影の薄い黄色
見ていると なぜか落ち着く黄色
油断すると 黄色でなくなるようで
ほっておけない
黄色の上から 黄色で上塗り
香りも 包んでしまい
レモンで ...
はだしで消灯時間のルミナリエ
セーターに編み込んだイニシャルがちがった
ドロップキック届かずそのまま冬眠
「ねえ、あれ佐々木希?」
「うそ、そんなわけないしょ。」
「でも凄い似てない?」
「えー、似てないよ。橋本愛って感じ。」
「うん、誰?」
「寄生獣のヒロイン。」
「観てないわ。」
...
午前0時のどんちゃん騒ぎ
あきれたドンファン
ちゃんちゃらどんぱん月が出た
チャラい兄ちゃんといけいけピンドン
先祖代々左官屋じゃけえ
あどっこいそれドンドンパフ
凡夫に繰り出すチ ...
紙の間の灯より明るい紙の檻
夜と水さげすみの目をひたす闇
花は奥ほのおに倒れる家の奥
其処に無く囁くように其処に在り
ぶつぶ ...
疲労が隕石のように落ちてきて
僕に直撃したのちそそくさと立ち去り
僕はつぶれてのっぺり薄く延びていきました
僕はどこまでも延びていき
地球を丸々覆うシートになりました
脱力し弛緩 ...
その華
可憐にて強かであり
根強く我が地に生え
心無いものが散布する除草剤にも耐え
踏みつけにも負けず
この地
我が血より
出でし文明の華よ
その華我が心を豊かにし
その華我 ...
言葉にした時点で遅い
文字にした時点で遅い
そこに持って行ってからじゃないと
感じられないようじゃ遅い
感じる事が先
自分に遅れるな
嫌な事を嫌と認めない人がいる
嫌な理 ...
左脳のなかに
右脳が休んでいる
縁石に腰かけ、私たちは
玉砂利をつかった遊びに耽る
あとほんの少し風向きが変われば
瞼の暗闇にともされた炎のかたちがわ ...
私は自分の体温を知らない。
もし、精神の熱があるなら
暖炉の闇に、火をくべて
――私の熱は昇るだろう。
日常の36°5を演じる
仮面に隠れた炎を燃やし
私は私に、火をくべて
――自ら ...
春風に舞う、花吹雪の内側に
激情を秘める…桜の心
そ知らぬ顔の我が精神は
平熱のまま、何者でもなく
花吹雪の傍らを過ぎ往く
金色の風は
あの坂道さえも越え
私を明日へ運ぶだろう
...
えっ?そんな・・
僕がみんなの前で
別れの挨拶をしているとき
泣いているきみに気づいた
他には誰もいなかった
「俺、あの娘に金貸してたっけか?」
その日は特に何もなかった
翌 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
モダえよん2
日雇いくん◆...
散文(批評...
0
15/4/4 8:50
去る
葉leaf
自由詩
1
15/4/4 6:54
桜が咲く時期
夏川ゆう
自由詩
1
15/4/4 5:56
四月の赤い夜
アラガイs
自由詩
9*
15/4/4 5:23
クンニリングスインザリングス
花形新次
自由詩
0
15/4/3 23:21
話しかけることができない
草野春心
自由詩
5
15/4/3 23:06
山つつじ
灰泥軽茶
自由詩
5
15/4/3 22:27
性感トンネルで事故
花形新次
自由詩
0
15/4/3 21:47
ちつのひだ嘗子の冒険
〃
自由詩
1
15/4/3 21:35
花の色は
藤原絵理子
自由詩
7
15/4/3 21:19
ごめんね
小原あき
自由詩
8*
15/4/3 20:54
まけない
リィ
自由詩
0
15/4/3 19:40
断捨離
捨我
自由詩
1
15/4/3 19:23
内陸まで
清丸
短歌
0
15/4/3 18:14
ジオラマ
そらの珊瑚
自由詩
15*
15/4/3 14:51
花が散ります
星野つばき
短歌
2
15/4/3 12:55
レモン
佐白光
自由詩
2*
15/4/3 12:47
はだしで消灯時間のルミナリエ
北大路京介
自由詩
4
15/4/3 12:30
セーターに編み込んだイニシャルがちがった
〃
自由詩
5
15/4/3 12:30
ドロップキック届かずそのまま冬眠
〃
自由詩
3
15/4/3 12:30
雑談
今野紀文
自由詩
0
15/4/3 11:10
Goes N' Lazy
yuez
自由詩
0
15/4/3 10:10
ひとり 白線
木立 悟
川柳
3
15/4/3 10:02
疲労
葉leaf
自由詩
1
15/4/3 5:54
文明の華開く
這 いずる
自由詩
2
15/4/3 0:41
遠回り
南川きま
自由詩
1*
15/4/3 0:33
瞼
草野春心
自由詩
4
15/4/3 0:10
炎
服部 剛
自由詩
4
15/4/2 22:52
春の夕景
〃
自由詩
2
15/4/2 22:38
可哀想なデブ
花形新次
自由詩
1
15/4/2 21:53
1947
1948
1949
1950
1951
1952
1953
1954
1955
1956
1957
1958
1959
1960
1961
1962
1963
1964
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
加筆訂正:
花の色は
/
藤原絵理子
[15/4/3 21:23]
重複語句がありましたので,削除
3.77sec.