そんなにもわかりやすく
堕ちてしまうものなのか
恋に
怠惰にと
君たちにとっては
限りなく広いであろう
その世界で出会った
隣人に
誘惑に
今こうして
目を丸くしているくせ ...
祖母のつくったまめごはん
白いごはんのなかに
緑のまめがぽつぽつ
家族はあまりすきじゃないけど
だまってたべる
白いおちゃわんに
緑のまめがぽつり
おばあちゃんもぽつり
すきじゃな ...
BBが死んだんだ
集団的自衛権なんてどうでもいい
あのトーンも
あのチョーキングも
もう存在しないんだ
法整備とかどうでもいい
でも
多分
BBはあいつのこと嫌いだと思うか ...
市ケ谷のバルコニーで待ってて
あなたたちが立ち上がるのを見たいの
そして腹切り
右手に自動小銃
左手には手榴弾
竹島に乗り込む
あなたたちに期待している
馬鹿ね、止めても無駄よ
...
硬い建物は
不躾な質問に似ている
夏の朝、
青い樹がそよぎ
世界から こぼれ落ちそうになると
わたしは動けなくなるのだ
かつては二つ並んでいたが ...
風呂をたてると近所の家族が集まっていた頃のこと
風呂水運びはぼくの仕事だった
三十メートルほど離れた小川から
両手に水の入ったバケツを提げ運ぶ
萎えそうになる気持ちを
腕の力を鍛え野球選手に ...
スマホとCDラジカセに起こされ、
抗欝剤でねじを巻き、
歯磨きもそこそこにクルマに滑り込み、dark grayの渋滞にやきもきする。
脳のバグで不安が高まると、
安定剤でerrorを回避し ...
トタンがセンベイ食べた街の
県庁所在地のバイパスには
ハイブリッド車の渋滞
コンクリートは
タールのように光を反射しない
駅舎の時だけはとまっている
湯気のたたない温泉街で
...
今の生活が
そして
努力してこれから得ようとしている生活が
爆弾で吹き飛ばされるのは
私は嫌だ
そうならないための
積極的平和主義だと
首相は言うだろう
だから抑止力を高めるのだと ...
健康の為なら死んでもいい
魅力の為なら無様でもいい
魔力の為なら孤独でもいい
毛布の中に丸まって
時間だけが過ぎていく
閉じた瞼の奥の方
意識だけが冴えわたる
アルコールが足りないぜ
クスリを持ってこい
出来損ないのデイトリッパー
今日も今日とて逃避行
...
現実か夢かわからずきみに問う 今わたし浮遊していませんか
「めうちゃんはつらい」「そうめうつらいめう」「ここにロープがある」「やっためう!」
セックスをする夢を見た 生きている感じがしたか ...
いいことがあるかもしれない
今日に想う
丁寧に話しかけたあなたが
丁寧にこたえてくれた
なにかできるかもしれない
深呼吸してグーパー
わたしのこのてで
波に揺られてクラゲたちが
選挙をしている
立会人の父を乗せた船は
月の美しい遥か沖に
沈んでしまった
僕は道路の繊維をほぐしながら
罪のない嘘を口ずさんでる
台所では
...
世界を嗅いで生きる方法もあるよって、シロ君が教えてくれた
ジャンケンは67%負けないって言うけど、67%勝てないんだって
だけど、それでも、勝ち負けついちゃう世界だから、ポン、と出されたその手 ...
春。白い陽が田んぼを巡る
水を濁らす影の下を
小さな蛇が逃げる
夏。雑草が炎のように燃え上がる
草草を分けてゆく胸のあたり
葉先より高く虫が跳ねる
秋。抜き取られた ...
人間の体は労働により徐々に疲労していき
ある真夜中に一つの硬い器となる
器は木ずれの音も雷光もなにもかも呼び寄せて
きれいにその中に収めてしまう
疲労というこの硬い器には
幾つも ...
聞こえていますか?
元気ですか?
楽しくやっていますか?
海の中
流氷の狭間
波が弾ける
飛沫が漂い
消える
責任という名の猫を
その海に投げた
猫はカチンコチンに凍って
驚 ...
一生空を失ったという
君の悲しみを理解できず、
徘徊する君を追いかけた。
セキュリティのないビルを探し、
鉄柵の縁をゆらゆらと歩く。
ナイロンのミュールに反射する
オレンジ色の月。
...
父の眼鏡が光を取り込んで
天井に反射をした淡い粒子が
「帰ってきたよ。」と呼びかける初夏の午前中。
庭では母と娘が
来たるべき新盆に備え
草取りをしている。
うっすらと積もる雪の中 ...
川沿いに座る
気持ちの良い風
どこからか
遠くだろうか近くだろうか
電話のベルが鳴っている
ちりりりりん
ちりりりりんと
よく響く黒電話の音
ベルが止む
誰かの話し声
年老 ...
夕暮れの都会は ブルーに沈む
ビル街は華やかに さざめき始める
イルミネーションに飾られた 水の中を
お洒落した熱帯魚が行き交う 笑い声と
ビル街の吐き出す熱気が 淀んでこもる
...
ロキソニンを
ぼりぼり
フリスクみたいにかじってたら
ミサキちゃんに止められた
ほっぺた叩かれて
喉がちぎれるくらい吐いて
なんでって
聞かれても
答えられなくて
あいつなら ...
ふと思い出した
小学1年生のときに亡くなったおじいちゃんを
まだ自転車に乗れなかったぼくは
おじいちゃんのこぐ自転車の後ろに
いつも乗せてもらっていた
目的地もなく
ただゆっく ...
頭皮が何か云っている
お疲れ様 そろそろ本格的に休めよ〜
頭痛の前兆のような頭皮痛
マッサージでほぐして
頭皮の美容液という名の育毛剤をシュッシュッ
ああ痛い痛い
そろそろ ...
これ以上好きになったら壊れそうやけに激しい風が吹いてる
いまの妻いまの彼女と元の妻やけに激しい風が吹いてる
清水の舞台から跳ぶ白日傘やけに激しい風が吹いてる
おはようさんって言うバードなあかいあなた
追っかけた二十歳はミミズのドレミでよろこ
んでた幼稚園児には鳥じゃなく虎と馬だけど
よくやった教育テレビわたし今だってすきよ
アルミのおべんと箱あ ...
昨日をすべからく塗りつぶす朝
古い置時計の振り子のよう
きらめけば朝日に染まる空
止めどなく冷たい空気の粒子のふれ
透明度の高い雨粒よりうつくしい
太陽にとどまるたんぽぽの綿 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
膨張か収縮か
森川美咲
自由詩
5*
15/5/17 20:49
ぽつりまめ
朧月
自由詩
5
15/5/17 20:40
THE DAY THE MUSIC DIED
金子茶琳
自由詩
7
15/5/17 19:13
市ケ谷のバルコニー
花形新次
自由詩
1
15/5/17 19:01
不躾な建物
草野春心
自由詩
5
15/5/17 16:47
嫉妬
イナエ
自由詩
5*
15/5/17 14:54
disconnect from the network
じぇいぞろ
自由詩
2
15/5/17 14:14
中原中也
〃
自由詩
1
15/5/17 12:37
宣言
眠り羊
自由詩
0
15/5/17 11:46
日本レコード代償
イオン
自由詩
3+*
15/5/17 10:48
デイトリッパー
捨我
自由詩
1
15/5/17 10:34
ゴミ9
メンヘラ大学...
短歌
0
15/5/17 10:24
今日をつくる手
朧月
自由詩
3
15/5/17 8:56
選挙
たもつ
自由詩
4
15/5/17 8:44
シロ君
クローバー
自由詩
4*
15/5/17 8:01
とおくなる
オイタル
自由詩
7*
15/5/17 5:56
器
葉leaf
自由詩
2
15/5/17 2:36
ハロー
opus
自由詩
0
15/5/17 1:57
模倣死
じぇいぞろ
自由詩
1
15/5/17 1:33
麦藁帽子。
梓ゆい
自由詩
6
15/5/17 0:52
風のいたずら
灰泥軽茶
自由詩
4
15/5/17 0:33
風の歌
藤原絵理子
自由詩
5
15/5/16 22:47
青色
アンテ
自由詩
1
15/5/16 22:46
失われた声
藤竹
自由詩
3+*
15/5/16 22:15
頭皮の忠告
朝焼彩茜色
自由詩
10+*
15/5/16 21:54
これ以上好きになったら壊れそうやけに激しい風が吹いてる
北大路京介
短歌
0
15/5/16 21:25
いまの妻いまの彼女と元の妻やけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
0
15/5/16 21:24
清水の舞台から跳ぶ白日傘やけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
1
15/5/16 21:24
グッドモーニング トゥー オール/即興ゴルコンダ(仮)投稿. ...
こうだたけみ
自由詩
4*
15/5/16 21:08
グッドモーニング トゥー オール
かんな
自由詩
4*
15/5/16 20:43
1944
1945
1946
1947
1948
1949
1950
1951
1952
1953
1954
1955
1956
1957
1958
1959
1960
1961
1962
1963
1964
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
4.11sec.