空に向かって伸びてる道を
僕は一所懸命歩いていた。
歩いて歩いて歩いて歩いた
いつか空に着くもの
と信じて。
歩いて歩いて歩いて歩いたが
空は全然近よってこない。
そればかりか
空 ...
漸く苺を手にしたスーパーで 春を感じた休日
世間は平日だけど 二人 たまたま 寄り道出来る
今日が休日 当たり前
世間とのズレ 感じながらも
すっぱい苺には コンデンスミルクを ...
君と夜更かし
君と猫じゃらし
君と雨ざらし
君と市中引き回し
君とおかまいなし
君と御伽草子
君と裏返し
君とアメフラシ
君は幻
終わったと思っていたことが
何度でも返ってくる
時代がふいに変わっていって
時間切れのベルが鳴ったから
時の中に置き去りにして
綺麗な空に吸い込まれた
終わったと思っていたことが
何 ...
誰かのことなんて
話したくない。
例えば、
好きな本。
好きな映画。
好きな音楽。
好きな景色。
そんな話をしたい。
間に、優しい時間が流れている。
...
「それは、違う。」と
言いかけた・・・・。
「それは、違う。」と
遮った・・・・。
「それは、違う。」と
平手打ちをした・・・・。
「めんどうくさい。」と言われたら ...
しあわせという
文字は書けるけどわからない
わからないから
ほしい
つくりたい あげたい
みんなそうだろう
と願う
わたしの手は
今日なにかをつくるだろうか
ふいに背中を ...
あなたが好きだったものを食べるとき
こけた頬の凹凸と
「水が飲みたい。水が飲みたい。」と
湯飲みを差し出した事を思い出します。
「いただきます。」と手を合わせ
皿の上のも ...
詩人の方へのお知らせ
文章は禁止されました。
ドキュメンタリー作家、ノンフィクション作家、劇作家、小説家は廃業となりました。
今後、詩人の方たちは、ことばを使ってもよい人たちとして
国家試 ...
花は好きです
酸っぱくてもレモンは好きだ
固くても林檎は好きだ
果物は感じがいいから好きだ
花を食べるあの果物の香りが好きなのです
だから果物の香らない人は嫌いだ
...
父の額に手を置いて
硬く冷たい頬をなでながら
最後の言葉を贈る。
「ありがとう、お父ちゃん。ありがとう。。。
次もまた、お父ちゃんの子供に生まれたいなあ・・・・。」
風に ...
去っていく人よ
あなたの最後のまなざしは誰に向けられていたのか
私への教育の際いつも注がれていたそのまなざしは
それは私を突き抜け、あなたの家族も突き抜け
誰にも捕捉されない自由な原っ ...
時間がかかっても焦らない
時代が変わっても気にしない
これが最後の詩になっても構わないと
これが最期の詩になっても悔いはないと
これが最高の詩になっていくようにと
そ ...
風が吹く
風が通る
風が鳴る
風を呼ぶ
夏の日に 風を感じる
待ち遠しい あなたの言葉と 風の音
風に乗り
風に跨り
いつまでも 風の言葉を 待ちつづ ...
僕が薄暗いことを
言い出すと
不吉な出来事の前兆だと
ごくごく一部の人に
思い込まれていて
あ〜あ、
とかちょっとでも
言おうもんなら
その続きを阻止しようと
確実に命を狙われるので ...
真冬のリビングに
玉葱の皮がひらり
落ちている。
昨夜、
母親が手探りで
カレーかポトフーを
つくろうとしたときに
すり抜けたのだろう。
*
浴室で、
...
こどものころの道
それはまだ土を固めたようなのが多かった
そんな道がまだ残っていただけなのかも知れない
そんな道にあった水たまりが映していた空はきれいだった
青くて水色で白くて ...
イスラム国の覆面男の行為が
異常かどうかと聞かれましても
やってることは
大河ドラマでお馴染みの
行為ですので異常とは言えない
と思いつつも
クリミナルマインドですと
明らかに
FBI ...
ある日の夕暮れ
一歩、一歩と前へ向かう
後ろ向きな気持ちを抱えながらも
得るものはあるはずだと信じて
大きくはない一歩を踏み出す
影が背中をついてくる
君にすがり付きたいようなそんな気 ...
争いほど醜いものはない
平和ほど恐ろしいものはない
血を十九年垂れ流して
肌という肌から血を吹き出して
信じられるだろうか
俺は毎日死ぬような思いで
血を吹き出して倒れている
大袈裟か
お前らに耐えられるのか
俺は文字通り毎日大量の血を流 ...
光の結び目に降る雪は
まだ永い夢を食べている
砂が敷きつめられた部屋を
風がひとり歩いてゆく
黒に黒を足して樹々になり
額の端のついばみを数える
銀から蒼へ至る ...
目の前で人が転んだ
僕は無力だ
日本が戦争をできるようになった
僕は無力だ
猫が車に轢かれてた
僕は無力だ
隣人が斬首された
テレビがついている
僕は笑っている
溺れている
心しおれている
腐れ落ちた視界
遊びのなくなった頭の中
キシキシの頭の中
窓に見る古びた老人の顔
私の鏡に不健康な女の顔
吐き捨てられたつぶやき
昔の人 しな ...
(軟禁で恋は作れる)窓のない部屋に缶詰転がっている
太陽に一礼したる冬芽かな
冬木の芽頑固親父の如き顔
うなずいてはみたもののぬるい秋桜ぬるい秋桜
飛び散った曼珠沙華に血が通っていない
月見団子を見下ろしながら一本の芒が微笑んでいる
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
道のさき
……とある蛙
自由詩
8*
15/2/3 16:53
ピカッとイチゴ
藤鈴呼
自由詩
1*
15/2/3 12:06
君
やまうちあつ...
自由詩
1
15/2/3 11:33
銀河
大島武士
自由詩
3
15/2/3 9:54
優しい時間
chihar...
自由詩
3*
15/2/3 8:59
反抗。
梓ゆい
自由詩
2
15/2/3 8:57
しあわせをつくろう
朧月
自由詩
3
15/2/3 8:49
いただきます。
梓ゆい
自由詩
3
15/2/3 8:42
詩人への通知
うめバア
自由詩
4
15/2/3 5:27
詩人の香り
アラガイs
自由詩
11*
15/2/3 2:48
ありがとう。
梓ゆい
自由詩
6
15/2/3 2:18
去っていく人
葉leaf
自由詩
2
15/2/3 1:33
333兆光年の螺旋に抱かれて
komase...
自由詩
2*
15/2/3 0:57
風の言葉
佐白光
自由詩
3*
15/2/3 0:16
思い込み
花形新次
自由詩
2
15/2/3 0:06
窓辺
あおい満月
自由詩
10*
15/2/2 23:41
こどものころの道
吉岡ペペロ
自由詩
5
15/2/2 23:34
何が異常か分からない
花形新次
自由詩
0
15/2/2 22:47
スタートライン
小日向 ココ
自由詩
2
15/2/2 22:40
独り言10
リィ
自由詩
4*
15/2/2 22:18
血を十九年
奥畑 梨奈枝
自由詩
4*
15/2/2 22:17
水と手のひら
木立 悟
自由詩
4
15/2/2 21:51
無力
金子茶琳
自由詩
5
15/2/2 21:37
地上じゃ窒息死
這 いずる
自由詩
3
15/2/2 21:00
(軟禁で恋は作れる)窓のない部屋に缶詰転がっている
北大路京介
短歌
3
15/2/2 18:09
太陽に一礼したる冬芽かな
〃
俳句
3
15/2/2 18:09
冬木の芽頑固親父の如き顔
〃
俳句
5
15/2/2 18:09
うなずいてはみたもののぬるい秋桜ぬるい秋桜
〃
自由詩
4
15/2/2 18:08
飛び散った曼珠沙華に血が通っていない
〃
自由詩
4
15/2/2 18:08
月見団子を見下ろしながら一本の芒が微笑んでいる
〃
自由詩
2
15/2/2 18:08
1955
1956
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1958
1959
1960
1961
1962
1963
1964
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
5.5sec.