テス
テス
あー
テステス
テスト
在るためのテストをして頂きます
簡単です
途中で力尽きることなく
ここにいる誰よりも速く
あの球に向かって泳いでもらうだけです
先にスタートをき ...
あれは確か
8月の日の最後の日曜日のこと
海辺に打ち上がった
クジラの噂で
町中が持ちきりになった

青いクジラは
夏の太陽の光を反射し
焼けてグッタリと
眠っていた

...
セニョリータ
もしもぼくらの星が駄目になっちまったら
君の目を見つめてこう言うよ
セニョリータ
愛してる
世界が終わっても
二つに裂けないのが二人の愛さ
セニョリータ

都会 ...
肉屋の軒先で 雨宿りしながら
ぼくはグラム398円の値のついた
ショーケースの中の
肉の切れ端を見ていた


タバコに火をつけた


ヘンドリックが
食肉になって
...
遠目から見れば透明な少女
空虚なココロは空気より軽い

二束三文で売った純潔
青い春はこれにて終結

「これっぽっちの温もりだったら
ひとりぼっちと大差ないや」

傷付いたって気付い ...
灰色の道の上に
ひとつの疑問が落ちていた
ずいぶん昔 この胸に生まれ
しなやかに若木のように育ち
そして出て行った
いつか答えを見つけるのだと
朝の光が包む白い道を
振り向くこともしない ...
子供たちと久しぶりに会うことになった。

金髪を見たらなんと言うだろうか。言わないほうがおかしい。

洗濯されたものだけを身につけた。

出かけるまえ父がじろっとぼくを見た。

晩ごは ...
君がみていた私
私がみていた君

それぞれ存在していたようで
輪郭のない者たち

今はもう触れる事はないすべて

知らない街で
バスを待ったけど
僕らの目的地に行くバスはこない ...
夜、部屋に帰って来ても
朝、起きても
置いた物は
みんな
置いた場所に
ある

一人 なんだなあ
自由 なんかなあ
「なんか、お前いつも1人ぼっちだよね」
「ううん、0.5人ぼっちよ」
「まぁそうだな、オレたちはまだ半人前だしな」
「誰か0.5人ぼっちの人いないかなぁ」
「それで1人になれるとか」
「うん ...
父の衣服が
風も無いのに揺れだした。

一人でうずくまる東京のアパートで。

死の間際
僅かな体力と精神力を右手に込めて
「お父ちゃん。お父ちゃん。」と呼ぶ娘たちの両手を
ほんの少しず ...
18歳のリーダー格の少年の
45歳の係長格の父親が
32歳の名前売りたい格の弁護士格の人間を通じて
当たり障りのない格のコメントを発表した

以下コメント

この度は
私の長男格の息子 ...
紙箱に仕舞われた
細いヒールの靴を
何十年かぶりに取り出す
一歩
二歩
あまりの痛さに
これはもう私の靴ではないと
知る
おそらく知っていたけど
今日、知ったことにする

おそろ ...
手ではない何かが動いて
君ではない何かを引き寄せた
恋という記号を剥ぎ取って
唇ではない何かが貪った

唇ではない何かが動いて
名前ではない何かを呼ぶと
君という記号を脱ぎ捨てて
...
私の紡ぐ糸は 笑顔の意図ですか
細く 永く 棚引きますか

補足しないと いけないくらいの笑顔ならば 
要らないと

手の甲と 掌を 等間隔で 
チラチラさせては イケマセン
...
おまえのアソコは
臭うものだと
思っていた
おまえには一言も言っていない
黙って愛撫してやる
それが男の優しさだ

第一、俺はおまえの
アソコの臭いに
惚れたわけじゃない
形に惚れ ...
会社を辞めたのは転勤の話が出たからだった。

もともと地元採用だったのだがぼくの仕事ぶりが無残で本社で無期限の研修を言い渡されたのだった。

たしかに会社には迷惑をかけていた。

でも妻と ...
夢中で追いかける姿が かわいくて

手を振って スピードを上げてしまう

いつのまにか 意地悪をしている 自分がいる

初恋の相手に 意地悪をした記憶がよみがえる

意地悪でしか 愛情 ...
ジーマミ豆腐
海ぶどう
島麺エンサイ
胡麻浸し
青パパイヤと
シークワサー
沖縄の風
炊き込み御飯で
アーサー汁さ
しまぁー会席
近海寄せの
美味養老
万年先でも
辺野古海風 ...
自然な姿
包み隠さず素直に
輝きを放っている

花が持つ力は強い
香りと見た目で癒やされる

花畑を歩く
天国に降り立ったみたいに
全身が愛になっていく

まだ見たことがない花に ...
あるあどけなさのなかで
こころを解いた きみの睫毛に
七色の光
ぼくが望むべくもない未来

頬の冷たさにとまどう
その柔らかい白の闇に溺れてゆく
思いだせば luv & hatred
...
コトコトと
コトコトと
お鍋の中でじっくりと煮る
お肉のような気分

身体も気持ちも柔らかくなって
景色も回想も流れる流れる
ここはどこだか知らない街で古い町

コトコトと
コトコ ...
顔中に貼られた付箋ライオンのつもりだろうが草食系だ ヨガファイア ソニックブーム 波動拳 喰らってからの騎乗位で果つ 春野里
想いて旅立つ
あなたの命に
菜の花と
桜を散らして

ひとりで
寂しくないように
途中まで
一緒にいきましょう
あなたを想う
たくさんと
途中まで
一緒にいきましょう ...
裏山に封印されたエロ本の地図を片手に乗るショベルカー (ぷつぷつ)

     海ぶどうの外灯が
              (ぷつぷつ)

光の波を地上へ送る 
                 (ぷつぷつ)
        交差点  
...
雪が解けた、駒ケ岳の峰。

麓に向かい、流れてゆく水が
悲しみも流してゆく。

不意に通り過ぎた突風が
父からの「がんばれよ。」にも聞こえたようで

南の方角に手を振った。

(生 ...
ぽこぽこ生まれる
春の訪れ
風はまだ冷たいのに
鼻をくすぐらせる
漂う甘い匂い

団子のような
もちっとした梅の花が
ぽこぽこと
まだなの
いまかいまかと
春を待つ
お別れの言葉

お父さん。おとうさん。
お別れの言葉と言われても、何を書いたらいいのか解かりません。
かといって、等おじさんの様に感謝と思い出を素直に綴ったものを書くことすら出来ません。
だ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ミスター試験秋也自由詩015/2/28 21:17
青いクジラオダカズヒコ自由詩3*15/2/28 21:14
もしも地球に人が住めなくなったら 自由詩1*15/2/28 20:44
ヘンドリックの最後自由詩7*15/2/28 20:29
五月雨ガール捨我自由詩115/2/28 20:26
灰色の道ただのみきや自由詩22*15/2/28 20:07
4ジグソーみそ汁吉岡ペペロ自由詩615/2/28 19:29
永遠という名のバスそよ風自由詩115/2/28 17:49
置物金子茶琳自由詩1815/2/28 17:27
0.5人ぼっちイオン自由詩3*15/2/28 16:02
形見。梓ゆい自由詩415/2/28 15:29
18歳のリーダー格の少年花形新次自由詩115/2/28 13:41
靴を捨てる日そらの珊瑚自由詩1215/2/28 13:16
舞踏nonya自由詩14*15/2/28 11:48
笑顔の糸藤鈴呼自由詩2*15/2/28 11:45
ハードボイルド・スタンリー「横浜」花形新次自由詩015/2/28 8:53
3ジグソーみそ汁吉岡ペペロ自由詩515/2/28 8:18
猫じゃらし佐白光自由詩4*15/2/28 7:46
沖縄会席黒木アン自由詩1*15/2/28 7:27
花が持つ力夏川ゆう自由詩415/2/28 6:09
luv & hatred瀬崎 虎彦自由詩115/2/28 1:27
列車に揺られて灰泥軽茶自由詩815/2/28 0:44
顔中に貼られた付箋ライオンのつもりだろうが草食系だ北大路京介短歌315/2/28 0:12
ヨガファイア ソニックブーム 波動拳 喰らってからの騎乗位で ...短歌015/2/28 0:12
Thank you黒木アン自由詩415/2/28 0:11
裏山に封印されたエロ本の地図を片手に乗るショベルカー北大路京介短歌115/2/28 0:11
海の繁華街コトバスキー自由詩3*15/2/28 0:00
月命日。梓ゆい自由詩415/2/27 22:42
梅の花灰泥軽茶自由詩515/2/27 22:25
お別れの言葉。梓ゆい散文(批評...115/2/27 22:19

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