真夜中に星空を眺めている時に
魚が陸に上がり進化したように
空の彼方へ人類が飛び立ってゆく
そんなことを夢想するけれど
星空の下 瞳を閉じて
「今が60年代だったらよかったのに」と歌って ...
眠れない夜に数えた星たちの光を借りて空へ落ちゆく
月光の休符部分を埋めていく冷たいキスが愛を奏でる
君の目に映るヒカリをただ見てた花火見るたび甦る夏
君は健康で僕が病気
24時間も眠らずにいて
あちこち無理に連れ回されたら
殺してやりたくもなるよね
栄養価に優れた食事を
君が一人で食べているのさ
僕は行き倒れた土間の暗い影で
チキンガ ...
仮想現実の世界の中で
魔獣を狩り殺して皮と肉を剥ぎ
食品や衣類に加工したり
荒れ野に聖水を散布して
得意顔の君だけど
忘れないで現実の僕が
決して少なくはない額のお金を
現実の世界の君に ...
75歳以上の後期高齢者ばかりを
いっぱいに詰め込んだトレインハズカム
優先座席をめぐる争いが
いつどこで起こるのかなって
運転士の君がほくそ笑んでる
僕は巨大な一眼レフのカメラを構えて
マ ...
気分の浮き沈みは程度の差はあれ誰にでもあることで、それに対していちいち自分で反省したり凹んだりしてはいけない。
「なんでこんなにすぐ落ち込むんだろう」とか
「自分はなんて弱いんだ…」とか
そんな ...
迷う世の時効に
儚さ響く
夕暮れ時
息たえた
叶わぬ夢を
あつめては
宵に明かりを
月の右目から愛を
月の左目から平和を
燦然と太陽に従って
(ラブ&ピース ...
仕草から仕草に至る息ひとつ
どこまでも切れないはさみ似合う指
光には到かぬ剣を闇に植え
治っても傷つく場所は同じ場所
数秒の ...
世界に絶望したと嘆いて
両目閉じて顔を覆う
だけどやっぱり人間
二足歩行のチンパンジー
周りが気になり薄目開け
指の隙間からチラチラチラ見
そんなことじゃ駄目でしょう
どうせまた世界 ...
ねぇ、わたし
恋をしよ?
新しい恋をしよ?
心が弾むよな
ワクワク、ドキドキな
恋を
(懲りもせず
こんなにツライノニ?)
そうだよ
だって、あなた
じっとしてられない ...
もう何度と
ぺんぎんたちは
繰り返したことだろう
やめると言っては
煙草を吸い続けてきた
昨日まで
もう二拾年間
ぐらいにもなるだろう
今朝ついに
ぺんぎんは決めた
禁煙をして ...
あの日私は恋をして
掛け替えの無い友人を失った
あなたはきっとこれからも
いつものように笑いかけてくれるだろうし
わたしはきっとこれからも
いつものように笑いかけていれるだろうけれど
...
あけっぱなしのまどから
かおをだして
あなたはきもちよさそうに
そとをみている
かーてんをゆらして
はいってきたかぜが
はんたいのまどから
へやのくうきをおしだす
そうそう
とあ ...
長いまつ毛 切れ長の目じり
吸い込まれそうな 笑窪
でも あなたの横に座りたい
膝の上に手を置いて見つめられると
言葉が見つからないの
でも あなたの横に座りたい
...
大丈夫だと思った
普段通りだった
今なら飛び立てる
エンジンに点火した
手応えがあった
あってはならない
手応えがあった
妻の姿を探した
どこにもいなかった
バスルー ...
未知の裾に吹く風が背筋へ走る朝に
憂鬱を刻む針が胸を突き続ける
街は眩しく 道は険しく
夢は見るなと メトロが歌う
歯車を回せ 光が消えるまで
枯れた身を焦がせ 光が消えても
まど ...
取り戻せないものはどうしようもないけど
新しく手に入れられるアテもないよな
大切なことほど独りよがりになって
丸まった背中に無駄だけが乗っかっている
詰まらないことばかりじゃないけど ...
何だ!この大量の使用済みおりものシートは?
これは恐らく犯人の戦利品だよ、ワトソンくん
戦利品だって?
そうだ、犯人はうら若き女性を殺害した後
まだホカホカのシートをパンティから剥がして持ち帰 ...
毎朝
走る
山の
斜面に
ジャグラーが
放置されている
誰も取りにこない
通報もしない
北電子は丹精を込めて
開発し
書類を通し
保通協は試打し
検定を通り
ホールは ...
綺麗なものや美味しいものでいっぱい
生きるために料理をする
狂ったとしても花や草のように
燃えるから満面の笑み
綺麗なものや美味しいものでいっぱい
生きるために掃除をする
...
蟻の動物病院があった
保守的な虎が営業してきたパチンコ店のはす向かいだった
病院の前はりんごの親分が毎年受粉してきたりんご園があったはずで癇癪を起こす体質の親分はもういない
だから蟻が来たの ...
酷く孤独が怖いのに
愛され方がわかりません
男子小学生のような理屈を
恥ずかしげもなく謳います
誰かと一緒ならそれがいいです
死の行進でもかまいません
喜んで従います
正しさなん ...
嬉しい事も面白い事も
親しい事も好きな事も
積み上げる楽しさよりも
崩れてしまった時を思ってしまうから
崩れてしまった時の虚しさだけを
心が覚えてしまっているから
積んでは下ろ ...
貴女との絆欲しくて用を足すついでに汚物入れを物色
おりものがおりものとしてあったからきみもわたしもここにいるのだ
空だって飛べる気がした多い日の夜も安心サイドギャザー付き
南国の海か ...
キャンドルの光が流行る夏至の日に蝋燭屋さんニヤリと笑う
会話なくずっと見ている窓の外地下鉄だから光などない
俺次第泣くも笑うもし放題闇に消えるか光となるか
玩具売り場の前から幼児の泣き声が
人の溢れた地下街広場に響いて
若い夫婦の困惑が子供を叱る
幼児と親と対立する主張は
地下街の雑踏を立ち止まらせ
黙らせる
己の主張が通らない ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
Slow Evolution
大島武士
自由詩
1
15/4/17 13:10
眠れない夜に数えた星たちの光を借りて空へ落ちゆく
北大路京介
短歌
3
15/4/17 13:00
月光の休符部分を埋めていく冷たいキスが愛を奏でる
〃
短歌
1
15/4/17 13:00
君の目に映るヒカリをただ見てた花火見るたび甦る夏
〃
短歌
1
15/4/17 13:00
蔵
セガール、ご...
自由詩
0
15/4/17 12:52
お嬢様
〃
自由詩
2
15/4/17 12:52
加農
〃
自由詩
1
15/4/17 12:50
うんこの詩
miyaki
自由詩
0
15/4/17 11:41
ラブ&ピース
黒木アン
自由詩
2
15/4/17 11:34
ひとつ よろづ
木立 悟
川柳
4
15/4/17 11:14
目潰し屋さん
たいら
自由詩
0
15/4/17 10:35
むずむず
中原純乃
自由詩
4*
15/4/17 8:18
ぺんぎんの禁煙宣言
りゅうのあく...
自由詩
10*
15/4/17 6:47
林檎と蜂蜜
baby b...
自由詩
1
15/4/17 0:21
かぜ
アンテ
自由詩
1
15/4/16 23:46
横に座りたい
佐白光
自由詩
1*
15/4/16 23:43
「自称詩」過ち
花形新次
自由詩
1
15/4/16 22:46
Slave
机
自由詩
1
15/4/16 22:35
よなよな
〃
自由詩
0
15/4/16 22:28
「自称詩」おりものシートコレクター
花形新次
自由詩
0
15/4/16 22:14
マイナーなジャグラー
nemaru
自由詩
1*
15/4/16 21:31
希ガス。
まきしむ
自由詩
0
15/4/16 21:09
_
ズー
自由詩
4*
15/4/16 20:38
孤毒
捨我
自由詩
1
15/4/16 19:41
ジェンガ
baby b...
自由詩
2
15/4/16 18:46
自称おりもの短歌1
花形新次
短歌
0*
15/4/16 18:17
キャンドルの光が流行る夏至の日に蝋燭屋さんニヤリと笑う
北大路京介
短歌
2*
15/4/16 12:16
会話なくずっと見ている窓の外地下鉄だから光などない
〃
短歌
5*
15/4/16 12:15
俺次第泣くも笑うもし放題闇に消えるか光となるか
〃
短歌
3
15/4/16 12:15
自己主張
イナエ
自由詩
16+*
15/4/16 11:16
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
加筆訂正:
朝
/
ただのみきや
[15/4/16 22:47]
四行目最期「から」を消しました。
朝
/
ただのみきや
[15/4/16 22:43]
六行目、「広がる」を「ひらいて」に変更しました。
3.82sec.