微量にパーツを変えていく日常は
常識にぬめらせた目じゃ感知できない
日々古くなっていくはずの顔は
本当に古くなっているのだろうか
たまに悪戯っぽく新しい面を見せる
そして急に老け込んだりする ...
''僕はあなたの、
死んだ魚のような目が好きです"

そのにごった、
あきらめたような。
でもそれは、あたたかい。

真っ当じゃなくても良い。
誠実じゃなくても良い。
ただ ...
 実在論とは、世界に物質などが実際に存在し、それに触発されて意識などが生じるとする考え方である。観念論とは、存在するものは意識に与えられたもののみとして、それを超えた実在を要求しない。
...
      

      ガタコトゆくのは2両電車
      田舎のしがない私鉄です
      その座席に座るわたしは
      上下左右にからだすべてが
      揺れるのです ...
たくさんのひとの手に触れて仕事を終えた。

アルバイトといっても仕事は仕事だ。

半年前会社を辞めて就活はうまくいかなかった。

就活を休憩することに決めて地元のコンビニで働いていた。
...
紙の実が地に落ち
音にまみれる
土ぼこり
鳥の声
水の庭
鳴りつづける標


海へ 海へ
蒼は岩をすぎる
百合の耳の子
息つく間もなく染まる羽


何も ...
昨日の夜に、 イラクで拘束された三人が解放されると聞いて、 起きたら、まだ進展がないということだった。 夢で弟としゃべったので、その親近感がすこし残っていて、 弟が戸棚を閉める音や、食べた皿を流しに ... 自分はいま、ここに立っています


大学時代 何も決められなかった僕が

いまやえらそうに 人に講釈垂れたりします

そんなにえらいとおもったことはないけど


高校時代 自分の居 ...
ある時点で
僕は全て
いや全てといえるものがあるということなど
含め
全て疑って
憑かれて毎日日記帳を尖るボールペンで彫刻した
僕の日記は
僕の毎日を綴ったり紡いだりもしたが
それはと ...
ぎゅうぎゅう電車がゴロゴロ走る
レールを潰してゴロゴロ走る

メール見るのに体をひねり
携帯取ればメールの先の迷惑顔

おっとおどきとお姉さん
通れぬ隙間を抉じ開ける
私の隣に入り込み ...
君と交わした会話の一つ一つを思い出してみる 
君と交わした笑顔を一つ一つ思い出してみる 
君に伝えられなかった言葉を星に呟いてみる 
君に見せられなかった表情を空に映してみる 
君の温かい手の ...
キスもしてないあなたのことを愛してるのよ涙月 パンドラの箱開ききり星葵 AカップBカップ間違えて覚えてた円周率 はたらかないアリを見ながら死んでいく 感動家族のお母さんは
風間ゆみが良いと思います
妹は紗倉まなでしょうがないですね
問題はお姉さんです
お姉さんを誰にするか
私一人では
決められないので
アンケートを取りたいと思います
...
夕べの夢に
出てきた美人は
美人だけれど
そんなに好きだったわけじゃない
久しく考えたこともなかったのに
突然出てきた
夢のほとんどは忘れたのに
美人のことだけ覚えている

美人は
...
日常は戦場
無情な現状
喧噪に消える
平和は幻想

サバイバルな世代
空威張ることもしない
気色を読み取るんだ
景色に溶け込むんだ

完全な保護色で
安全に歩行しよう
スカして ...
死ぬ。
という言葉は重たいので書きたくない
書いているのは
そろそろ自由にしてあげたいから
それほどに今は
定義することに困惑している

うつ病の母が書をしたためている
私が幼い頃 ...
ターメリック なんて 言葉の響きで
何だか 王道を 極めたような気に 
なっちゃっているけれども 

炭水化物に 炭水化物なんて!! って 
小馬鹿にしたような 茶化し笑顔が 
何時の間に ...
心を傾けたくて
首をかしげてみたりする

垂直を保っていた中身が
静かにあなたの方へ移動して

夜になれば
いっそう傾けたおして
すみずみまでもが水平になる

殻という
分岐を越 ...
互いに無関心な家族は
いずれ無関心でいることに
耐えきれなくなって
関心などという
言葉では表せないぐらい
急接近して暴発する

一方、感動家族は
お母さんの味噌汁が
久々に塩辛くな ...
夕焼けなんか見たって
ちっともかっこよくないことは
分かっていたけれど
お金もいらずにかっこつけるには
これしかないから
汚い街しか見えない崖の縁に立って
夕陽を見たりしている。

テ ...
どこでどう間違えたのか今日ぼくは髪を金髪にした。

32にもなってほんといまさらな金髪だった。

妻は先月好きなひとがいるとかで子供たちと出ていった。

友達からもあやしいぞと言われていた ...
二杯目の生卵入りビタミン飲料を作ろうとしていた祖父は
祖母に見つかり
一日一杯とお医者さんに言われているでしょう とたしなめられていた

平和とは何かしら

終戦直後に生まれた母は
街に ...
色を失った街では 時が止まっている
汚染物が詰まる 丸い仮の宿も灰色
谷間に堆く積まれ
沈黙。焼かれる順番を待ちながら、
細胞のように艶やかに光りながら。

−−貝たちは飲み込む泥が核の光 ...
CGのようなテレビ映像に愕然となったあの日の
次の日
お店にまだ生ホタテはあった
その次の日
お店にまだ吉次はあった
その次の次の日
お店にまだ生わかめはあった
その次の次の次の日
お ...
私たちは山から産まれて
いずれ山へと帰っていく

山肌から毛髪のように木が生えている
どんな響きも逃すまいと
毛髪の中に嵐の全音階を閉じ込めて
山はひたすら記憶する
雨も光も ...
「あぁ、僕、僕ね。愛。愛を、信じてみよう、とか、考えてみたりするんだ。レストランの窓から漏れる灯りに照らされて、橙色の染み込んだ、木の幹を舐めてみたりする・・・・・・苦くて、甘い。見知らぬカップル、家 ... 泣き虫で
逃げてばかりでもいい
抜け出せなくても
眠れる日は必ず来る
のらりくらりか、突然か

吐き出せない思いは
ひっそりと胸の中
触れないようにしまいこんで
減らない思い達は
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
天まで今このくらい這 いずる自由詩215/2/27 9:24
死んだ魚の目uminou...自由詩215/2/27 5:10
詩における実在論と観念論葉leaf散文(批評...215/2/27 4:22
ソックスと田んぼと菜の花と石田とわ自由詩14*15/2/27 1:20
2ジグソーみそ汁吉岡ペペロ自由詩415/2/27 0:52
朝と白木立 悟自由詩515/2/27 0:51
20040412〜20040430nemaru散文(批評...1*15/2/27 0:44
愛を感じる短角牛自由詩215/2/27 0:25
心臓山犬切自由詩6*15/2/26 23:47
ゴロゴロゴロゴロ宣井龍人自由詩9*15/2/26 23:25
今宵文字綴り屋 ...自由詩015/2/26 23:14
キスもしてないあなたのことを愛してるのよ涙月【都々逸】北大路京介伝統定型各...315/2/26 23:08
パンドラの箱開ききり星葵俳句115/2/26 23:08
AカップBカップ間違えて覚えてた円周率自由詩115/2/26 23:07
はたらかないアリを見ながら死んでいく自由詩215/2/26 23:07
感動家族2花形新次自由詩315/2/26 22:24
夢に出てきた自由詩115/2/26 22:02
迷彩ジェネレーション捨我自由詩015/2/26 20:23
いたい。かんな自由詩5*15/2/26 18:07
炭水化物に 炭水化物藤鈴呼自由詩015/2/26 16:55
流動体 【詩人サークル群青 二月のお題 「岐」への提出作品】そらの珊瑚自由詩13*15/2/26 14:57
感動家族花形新次自由詩015/2/26 12:29
見栄張る……とある蛙自由詩5*15/2/26 11:05
ジグソーみそ汁吉岡ペペロ自由詩515/2/26 10:56
祖父の水筒とよよん自由詩7*15/2/26 7:12
焼き魚自由詩2*15/2/26 7:11
お店のわかめは自由詩1*15/2/26 7:07
葉leaf自由詩015/2/26 4:24
酩酊の夜竹森自由詩115/2/26 1:19
泣き虫小日向 ココ自由詩215/2/26 1:01

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加筆訂正:
【 分岐点 】/泡沫恋歌[15/2/26 20:38]
二連目の右の道を左の道と書き間違えてました。
5.49sec.