生きたいと願う父が死んだとき死にたいと思う私が産声あげる
サヨウナラサヨウナラって粉になるでんぷんみたいに翔ばされる骨
肉体の元素記号を燃やしても軽くならない質量 タマシイ
立 ...
背伸びをしていた幼子が
やがて高い視点を持つように
何はなくともお前の魂は
ゆくゆくは輝くだろう
磨こうとして
擦り傷だらけにならないくていい
鈍い光を孕んでも
摩耗していくよりマシだろ ...
くたびれたくたびれたんだやわらかになりたいという気持ちがうかぶ
もっと手を抜いてもいいよ、うん、そうそう、そんな感じでいい、大丈夫
空をみて君の好きな色しているよ 忘れたくないきれいな ...
さみしくて不安で通話した後に閉じた瞼の裏の残像
死にたいともう思わないそれなのにどうしようもない悲しみがある
もう今は語るほかない悲しみを語ることすら悲しみになる
不安とか死にたいだ ...
肛門科の医師で
自称UFO評論家である私は
今こうして
私の前で四つん這いになっている
貴女に対して
医師として接するべきか
それともUFO評論家として
接するべきか思案している
貴女 ...
値打ちの無い言葉がある
路傍のきみに聞かせたくない
そんな、
くそみたいなものが
だからわたしは泣いている
エホバの兵士
トテチテタト
テチトトテチャー
トテチト、タテチャ
伝道奉仕のラッパなり
くりだす子供の兵士たち
長靴坊やはよろこびて
朝日を浴びて踊りだす
水玉ガールも背 ...
テーブルの上に、あした買ってきたりんごを置いてあると言う。
もちろん、そんなもの私には見えない。母だけが見ることのできるりんごだった。
今朝も雨が降っていた。桜の季節はいつも雨に邪魔され ...
あの火、
「ほ」が
やって来て
声も、血も、涙も、
水も、空気も、
ぜんぶ苦くなった
タ、タ、タ、
バ、バタバタ、
しんで
薄暗くなって寒い
カタチのない
「ほ」が
じ ...
粗大ごみ置き場に 無造作にブリキのバケツにすてられ
つったっている木刀
それは僕たちである
僕は木刀をひきぬき
大声を出して空を切り おもいきり振り回した
それを見て子供たちが笑っている ...
人間でのびるものは髪と爪と心
必要以上にのびた部分を加工して
装飾につかっている
自由にのばせないが
自由にきれる
人間は
削って美しくしようとする
あなたにうがいを教えたことはないけれど
あなたはうがいを体得していた
言葉で教えられるよりも
見て覚えることのほうが
きっと何倍も簡単なんだと思う
それでもあなたが
うがいってなんなの ...
ゆれている頭をとおくに見ていたさ春風みたいな声で笑うな
そのひとの爪のまるさが正しくてくやしい。完成されてるんだね
肯定をする気もないのに目と口がやさしくてしね、死 ...
幾何学カットされた放射状のライトセーバー。
グラスに注いだ水はきらきらと反射をして
虹のアーチを作る。
日の光を全身に取り込んだグラスは
魂の輝きを映し出すかのように
手にする者を無言の ...
中途半端に目覚めた
朝のような
深い霧に包まれて
たった一人
地球に存在する
気分を味わう
誰にも断ち切れない
深い絆で
結ばれていようと
いつかは
この手を
離す時 ...
夜の静寂に歌のような言葉
耳たぶに引っ掛かって時を揺らす
此処にはいないはずの
あなたが聴こえてくるのです
朝の雑踏に歌のような言葉
靴紐を解いて時を忘れさせる ...
さよなら 理解不可能なもの
7文字以内で喋れる言葉たち
もう永遠に会うことはない
永遠を定義することもない
母校の裏山には防空壕があって蛸壺跡地なんて石碑があって見える子は兵隊さんが通るなんて言うんだから合宿の夜は少し恐かったけれどここまで戦争は来なかったんだ九十九里浜いまは桜がきれいに咲く池の畔のアヒルた ...
無能と言われ慣れ
居場所など無いと言われ慣れた
アルバイトは首になり
とうとう愛する者など現れない
俺の王国がなくなってしまった
人達が二つに割れるのを見た
そしてその両方が俺を追い出した ...
ジジイ、今だ、やってしまえ!
「ワカッタ」
ウィーン、ガシャン
ウィーン、ガシャン
ズダ、ダ、ダ、ダ、ダダーン!
ぎゃああああ!
ジジイ、あっちもだ
「ワカッタ」
ウィーン、ガシャ ...
しゃぼん玉のような瞳を漂う
異形のチューリップ
コクトーの詩がめらめらと
記憶から皮膚を炙る 匂い
生まれたての羞恥心に注ぐ
冷たい炎のバプティズム
春を纏ったものたちは戸惑う
羽化した ...
鈍痛で目が覚める
平日の昼下がり
調子が悪いんだ
いつものことだけど
気つけのアルコール
ツマミが無いな
まぁ別にいいか
たまにはいいもんが飲みたい
不健康な幸せだな
噛みし ...
三人の娘
京洛に育ちし娘あり
今ははや娘とは言わじ
?たけて、人妻にして
いつも遠慮し
京風なり
東北育ちは、わが妻なり
寒地に育ちし故に
勝気なり、されど
人を憐れみ,親切 ...
本当の愛を見つけて満たされて光にかわる新月の夜
両頬をぶたれたほうが気も済んだ光はときに闇より怖い
焼きたてのシナモンロールを頬張れど虚無の底には光ささない
はぐらかしてる
1日数ミリずれて
いつかここではないどこかへ
そうやって進む
何かに押し出されるみたいにして
1日1歩にも満たない
でも、
生まれた場所と
死ぬ場所は少し違うか ...
やわらかくなるなら、
山も食べたい、
山を口にするとゆうれいが跳んできて、
目を見張る仕草がくべられた薪のように、
ぱちくりと聞こえる、
そこでぼくに歩くことを決めさせた、
ゆうれ ...
雨が降るようには
言葉は降ってこない
言葉は辺りを水浸しにしないし
視界を霞ませたりはしない
日が降るようには
言葉は降ってこない
言葉は全てを明らかにしないし
辺りを温 ...
今日は
風がお休みだから
空気がのんびりしている
日向ぼっこをしている庭を
転げまわる
子どもたちが
僕の人生の
すべてになる
老いるのも
成長するのも
同じ時の流れ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
餞
為平 澪
短歌
5*
15/4/19 19:19
魂
IMAGAM...
自由詩
1
15/4/19 18:53
やわらかな花
ゆうと
短歌
2
15/4/19 18:38
ゴミ1
メンヘラ大学...
短歌
1
15/4/19 18:11
「自称詩」医師
花形新次
自由詩
1
15/4/19 17:33
愛かマグか
もっぷ
自由詩
6
15/4/19 16:31
エホバの兵士
生田 稔
自由詩
0
15/4/19 14:56
あしたのりんご
たま
散文(批評...
14*
15/4/19 10:58
あの火、
atsuch...
自由詩
7*
15/4/19 10:23
木刀
島中 充
自由詩
3
15/4/19 10:00
髪と爪と心
イオン
自由詩
1*
15/4/19 9:47
うがい
そらの珊瑚
自由詩
21*
15/4/19 8:18
グッバイしんきろう
初谷むい
短歌
6*
15/4/19 2:05
真夏の家族。
梓ゆい
自由詩
7
15/4/19 1:04
いつかの一人のために
緑かな
自由詩
5*
15/4/18 23:49
夜想曲 (四行連詩)
乱太郎
自由詩
16*
15/4/18 23:07
さよなら
佐藤伊織
自由詩
3
15/4/18 22:55
浅い塹壕/即興ゴルコンダ(仮)投稿.28
こうだたけみ
自由詩
1*
15/4/18 22:14
何も持てなくなった日に
奥畑 梨奈枝
自由詩
3*
15/4/18 21:24
「自称詩」機械仕掛けの俺んちのジジイ
花形新次
自由詩
0
15/4/18 20:43
たいこともべきこともなくていい
ただのみきや
自由詩
12*
15/4/18 20:09
酔い待ち
捨我
自由詩
2
15/4/18 20:07
三人の娘
生田 稔
自由詩
1
15/4/18 19:56
本当の愛を見つけて満たされて光にかわる新月の夜
北大路京介
短歌
3
15/4/18 19:48
両頬をぶたれたほうが気も済んだ光はときに闇より怖い
〃
短歌
0
15/4/18 19:47
焼きたてのシナモンロールを頬張れど虚無の底には光ささない
〃
短歌
2
15/4/18 19:47
進み方
小原あき
自由詩
4*
15/4/18 19:37
_
ズー
自由詩
4*
15/4/18 19:37
降る言葉
葉leaf
自由詩
10
15/4/18 15:57
風が休みの日
金子茶琳
自由詩
21
15/4/18 14:56
1934
1935
1936
1937
1938
1939
1940
1941
1942
1943
1944
1945
1946
1947
1948
1949
1950
1951
1952
1953
1954
1955
1956
1957
1958
1959
1960
1961
1962
1963
1964
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
加筆訂正:
たいこともべきこともなくていい
/
ただのみきや
[15/4/19 5:18]
後ろから8行目少し修正しました
たいこともべきこともなくていい
/
ただのみきや
[15/4/19 5:18]
後ろから8行目少し修正しました
4.94sec.