充分な準備とやる気をもってお越しください
子供たちから歓声が上がる
風船はいつの間にかウサギの形をしている
ロングタイムアゴーで始まる物語の住人になったかのように
シルクハットと燕 ...
駅への近道
公園を横切ると 目に留まる
散歩道の脇にベンチがある
憩いの場であり ホッ とする空間がある
勤務中の サラリーマンが ホッ・・・
犬に連れられた 散歩中の人 ...
太陽を沈めながら筆は白を染めていく
君は手前から横しまに
熱い赤を重ていく
熱の帯が地平を燃やしている
僕は上から下に縦しまに
静かな青を乗せていく
宇宙は粛々と熱を奪っている
...
夜中に音楽を鳴らし
ショーウインドウや
マンションのテナントに映る
自分の姿を見つめ踊る若い人たち
かっこよいはかっこわるい
かっこわるいはかっこよい
躍動する身体と一途な眼差し
...
「グループ面接で隣になった子が
めちゃくちゃ噛んでて
おまけに声が小さくて
もうホントにやばくてサ
どうしようかと思ったけど
心の中で、頑張れって応援するしかなかったサ」
今 ...
スタッカート、弾む音、軽く軽く、タッタッタッ、タタタッタ、弾く音、弾かれる、跳ねる音、撥音便、跳んだ音、タタタッタ、つまる音、促音便、つまった音、つめ音便、爪の音、爪で掻く、不快な音、タタタッタ、階段 ...
ブサイクなブタ鼻に後ろから
指二本入れ
思い切り引いてみる
ぶひひひ、ぶひっ
ブサイクなブタが
鳴き声を上げる
それでもいいのか
やめられないのか
ああ、どうなんだ!
...
あなたが過ごしてきたハンドリング
私の大破
支払わない私に
あなたが取得する気分
たった一人
たった姉
たった6
ささくれた2を察知する
長い電話
水は上に置かれて
...
誰も愛さないと決めた日
たくさんの人に配分される
予定だった気持ちは
不良債権となって
自己中の缶詰に詰め込まれ
開けられるのを待っている
虫の声しか聞こえない
真夜中の部屋で
僕 ...
涙を部屋になみなみ注ぎ
溢れかえったら泳ぎ出そう
波立つほどに満ち溢れたら
並木道まで泳いでこう
ショッピングモールくぐるマンタ
カモメ引き連れ羽ばたくクジラ
トビウオは太陽まで届きそ ...
1
原始、言葉は
騒であった
騒である以前に
創であった
創である以前に
奏であった
奏である以前に
爽であった
爽である以前に
想であった
想である以前に
総であった
総で ...
底知れぬ深みに堕ちていくのでしょう官能に満ち わたし 詩になる
目覚ましが鳴れど起きない右耳へ水をいれよう いや、お湯にしよう
ミッキーとミニー世界に1人だけタモリは5体(コージーは別)
とても不思議だか
とても当然だか
わからないのだが
実は
自分しか存在しない
と思っていた
息を止めて
目を閉じて
瞑想して
苦しくなって
ブアッと吐き出して
それは
みな僕な ...
寂れた公園に浮かぶシーソー
乗る者が居ない夕暮れが
物悲しさを 増長させるようにも思え
長い影が ひっそりと揺れる様は
不吉な予感にも思え
そっと 目を伏せるけれども
静か ...
朝靄の木々の中を歩いてゆく。
無言の挨拶をうるさく感じている。
今再びの予兆にただ独り、俯き、
それでも精神は前を向こうとしている。
透明なピアノの音が遠くで鳴っている。
...
こどもが寝ている
夢を掴みそうになって目が覚めたら
こどもでなくなってしまったあさ
等質に毎日は来ないんだし
まあてきとうでいいやという訳にもいかない
家を出る前におとなのふりをして ...
父旅立つ三日前
桜便りにまだ早い頃
桜みたいと
いう父に
大きな枝
届けてくれた人あり
啓翁桜…
病室と想う温度に
蕾ひらかれ
弥生そらから
香りたつのは
花 ...
アダージオ
アンダンテより
遅いのに
ラルゴより
速いという
あらわになった
濡れた首筋
板の上に
身をはべらせて
うつる鏡に
姿をみては
音の波に
...
sometimes you say this world is wrong
sometimes you say there is no hope
as if you know everything ...
小さな手のひらで
メダカをすくう
私の手の中で
メダカは泳ぐ
水は少しずつ
私の手をこぼれ
やがて
あなたは動けない
愛は
どちらなんだろう
こぼれていくものと
...
18歳リーダー格の少年と
名古屋大学女子学生と佐世保高1女子
それに人権派弁護士を加えて
三畳一間の小さな下宿に閉じ込めて
外から鍵を掛けたい
人権派弁護士の弁舌をもってすれば
彼等の人間 ...
新鮮な野菜と果物が並んでいる
形や色がひとつひとつ違って
健やかで美味しそう
旬の葉モノや柑橘類を
ゆっくり眺めながら
そっと触りながら
みずみずしい匂いを吸いこんで
ふんわりした春 ...
美しきかなを 削り取り取り 屑の中
フリッツ・フォン・エリックなら
おまえんとこのスマホなんか
ひと捻りじゃ!
「ひきだしあいた」
ひきだしあいた
あいたがしめた
しめたしまった
むしがわらった
ひきだしあいた
あけたらだした
ちいさなふくと
あかいおぼうし
ひきだしあいた
こえ ...
このろくでもない
ごみ溜めみたいなタマシイの
日陰に生えた
雑草どもは
ことによると
わたしが産んだ
唯一の生命であった
しらない間に
崖の近くをうろうろしていたみたい
私は大丈夫よ、胸を張って歩いていたのに
薄暗くなって暗くなって
真っ暗闇よみえてたものがみえないの
足を踏みはずして落っこちちゃっ…
う ...
むくむくむくっと 東むき
むくむくむくっと 芽が生えて
むくむくむくっと もぐら起床
むくむくむくっと 殻をむき
むくむくむくっと 白無垢着て
むくむくむくっと 太ももむくむ
はる
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
バニーガールの二等辺三角形
クローバー
自由詩
2*
15/3/6 23:53
ベンチ
佐白光
自由詩
2*
15/3/6 23:51
チェック柄の日
クローバー
自由詩
0*
15/3/6 23:47
夜の灯りと姿見
灰泥軽茶
自由詩
4
15/3/6 23:28
星に願いを
そらの珊瑚
自由詩
11*
15/3/6 22:24
ショパンを聞きながら/即興ゴルコンダ(仮)時間外.18
こうだたけみ
自由詩
4*
15/3/6 22:20
友達
花形新次
自由詩
0
15/3/6 22:01
夜のバス
nemaru
自由詩
2*
15/3/6 21:39
誰も愛さないと決めた日
コトバスキー
自由詩
1*
15/3/6 20:48
サブマリンガール
捨我
自由詩
1
15/3/6 20:02
原始、言葉はそうであった
コトバスキー
自由詩
1*
15/3/6 19:49
底知れぬ深みに堕ちていくのでしょう官能に満ち わたし 詩にな ...
北大路京介
短歌
5
15/3/6 19:06
目覚ましが鳴れど起きない右耳へ水をいれよう いや、お湯にしよ ...
〃
短歌
2
15/3/6 19:06
ミッキーとミニー世界に1人だけタモリは5体(コージーは別)
〃
短歌
2
15/3/6 19:06
エスキス4〜生まれた人
宣井龍人
自由詩
7*
15/3/6 18:19
蒼い鯉
藤鈴呼
自由詩
0
15/3/6 16:50
戸惑い
ヒヤシンス
自由詩
8*
15/3/6 13:08
こどもの夢
梅昆布茶
自由詩
11
15/3/6 9:01
桜の友へ
黒木アン
自由詩
4*
15/3/6 8:49
アダージオ
〃
自由詩
4*
15/3/6 7:41
少年犯罪
1486 1...
自由詩
0
15/3/6 7:32
メダカ
uminek...
自由詩
9*
15/3/6 7:08
三凶
花形新次
自由詩
0
15/3/6 0:19
直売所
灰泥軽茶
自由詩
3
15/3/5 23:58
切り粉
水素
自由詩
0
15/3/5 23:03
孫に告ぐ
花形新次
自由詩
0
15/3/5 22:56
ひきだしあいた(他2作)
クローバー
自由詩
3*
15/3/5 22:37
生まれ出づる
迷亭うさぎ
自由詩
1*
15/3/5 22:24
崖
弓夜
自由詩
1*
15/3/5 21:15
むくむくでくむくむ
コトバスキー
自由詩
2*
15/3/5 21:03
1946
1947
1948
1949
1950
1951
1952
1953
1954
1955
1956
1957
1958
1959
1960
1961
1962
1963
1964
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
加筆訂正:
エスキス4〜生まれた人
/
宣井龍人
[15/3/6 22:15]
一部語順が間違っていました。
5.44sec.