かすり傷
痛さも感じない傷
ちょっとばかり痒みを伴い
傷があるという感覚は感じられる傷
中指にできた傷
いつの間にかできていた傷
キーボードを打つ手を止めて
じっくりと見つめ ...
燃え尽きた命
灰になったそれは
命?それとも
リンゴを木の枝にうまく乗せることができない
その人は寒空に部屋着のまま 油断したのだ
やっと乗せ終えたところを見計らって挨拶すれば
かじかんだ「コンニチワ」と鼻水少々 そそくさと家の ...
本年度の板橋アカデミー賞8部門に
ノミネートされた
スティーブン・スペルマーグ監督作品
「宇宙ロボットのプライベートリスト」は
これまでの作品とはうってかわって
悪いドイツ人も
チンケな宇 ...
悲しいから掘っているわけではない
嬉しいから嵌っているわけではない
ウサギは一心不乱に穴を掘る(掘る!)
出口をを求めてずんずん(ずんずん!)
アリスを逃がすな
アリスを逃がすな
...
花舞う春空のしたで
あの土手にねころんで
言ってだそうな
「とおちゃんが
だるまを買ってくれたから」
卒業だっぺ
青春の一番いい時をさ
絶望と生きぬくつらさで
こんなん長ぐ
よぐ ...
朝の六時に開けたカーテンを夜の六時に閉める。正しさを追って、(正しくないことばかりをおこないながら)、たどり着くのは圧倒的な現実だ。たとえば紅茶を淹れるまえにはポットおよびカップをあたためておくこ ...
みどりを選ぶつもりが赤い服を着ている
たいていは朝がくるまで眠りにつけず
日を高くしてまぶたが垂れる
走ってゆくつもりが
いまだにはだしを気にしてかくれている
さまざまのいきぐるしさ ...
雪はいつの間に
雨に変わったのだろう
目玉とお臀を
ぴかぴか光らせる
鋼鉄のねこたち
灰色の街
道端に
ピンクと黄色の花が咲く
花びらの下
こどもたち
寄り添い合って
雨 ...
光がどんなに早くたって
地球を廻ることはありません
もし一秒に7回半も地球を廻ったら
ぼくの陰はずーっと伸びて
延びて のびて
ぼくに後ろから覆い被さり
また延びて 延びて のびて
...
漢字の書き取りをしながら息子が大粒のなみだをぽろぽろとこぼしている
耳という字を書いていた
どうしたんだ?と聞いたが俺には言わないらしい
その後スマブラをしたんだけど俺の勝ちがちょっと続いたら
...
明日のことを考えて
鼻を通り過ぎて忘れる
放火 雨水 金券ショップ
塩化カルシウムの沸騰を待ち
泡立ってきた頃に
湧き出るあれ
焼き鳥屋から
吹き流されるふやけた匂い
空を翔る 白い翼
不死鳥の如く 聳える
青い空 高い浪だけに
この建物は 桃色に 彩られた
ネーミングが微妙よねって
君が 茶化す
未だ 茶柱も 立っていない内から
冗談は ...
バースディケーキの上は綺麗に飾られた素敵な世界。いつもはジミィな醤油色に彩られたばあちゃんの食卓が、がぜん夢見がちな乙女色になるから不思議。白いくりいむからは甘い香りがしてきて、苺はまるでお姫様みたい ...
詩作をするときのお供、今回は音です。
詩作のお供にBGMを流す方もいらっしゃると思います。
わたしはというとダメです。聴いてしまって集中できません。
そこで今回ご紹介するのは「Noisl ...
握られ
ねじられた硝子の器から
水があふれつづけていた
指のかたちの溝を
無音が浸していた
樹の傍らに立つ鏡
どちらにも在るもの
片方にしかないもの
片方から片 ...
久しぶりにフィリピンパブに行った
ちょっと年増フィリピーナが
じっと僕の顔を見て
「あなた、可愛い」と言った
10年前なら東南アジアの恋人と
呼ばれるぐらいの存在だった僕
歳をとってからは ...
たとえば
今君が僕を好きと言ったとして
僕はどう思うだろう?
最近、怖いんだ
何か生み出したいのに
何も生み出せない事が
自分には何もない空虚
それを飲み込む事が
...
むしゃくしゃくしゅん
気持ちのスイッチパチンと
切り替えられたらいいのにな
どうでもいいことが
どうにもよくないからよくないね
むしゃくしゃくしゅん
花粉の前触れか
誰かが噂している ...
このままじゃつらい
途方に暮れたような顔
望んでいることは
儚い夢なのだろうか
遠くに見えそうで見えない
薄らと灯る光のようなものは
その顔を照らしてはくれないだろうか
*あいう ...
冷たい風が吹く交差点で
心も凍ってしまわないように
少し頭を垂れている私を
なにも言わないで
抱きしめてほしい
あなたの髪から香る
シャンプーの香りは
とても優しい
...
ブーケ獲りあう女性にタトゥー新郎の名とLOVEの文字
男運ない女が集いマジで獲り合うブーケトス
口紅で鏡に描いた曼荼羅はGOOD BYEじゃないプロポーズなの
紙をこする
チャコールの音が響く部屋
モデルに雇われた猫は
ねむたそうに欠伸をしながら
裸体をテーブルの上に広げている
デイバックから化粧道具をとりだし
バスタオルを巻いた ...
対向車を運転する老婦人が
お辞儀をして直進していった
交差点で
右折待ちのわたしに
丁寧にお辞儀をしてくださった
法律上
直進が優先されるのだから
お辞儀など必要ない
...
また架空の友達の話
良い子も悪い子も鬼に食べられている
バラードでもヘッドバンキングするのか
タラップが外れて
四基のエンジンの
高音と共に
涙する風切り羽
揚力のうまれるままに
生活の足場を
芥子粒ほどにちいさく
後ろへと
吹 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ブラインドタッチングッド
komase...
自由詩
1*
15/2/18 22:23
灰
リィ
自由詩
0*
15/2/18 22:17
渡り鳥
ただのみきや
自由詩
14*
15/2/18 22:10
アカデミー賞ノミネート
花形新次
自由詩
0
15/2/18 22:10
穴
コトバスキー
自由詩
0
15/2/18 21:12
双葉町ダルマ市〜その瞳をみていたら〜より
黒木アン
自由詩
2*
15/2/18 20:51
六時、現実、寝息
はるな
散文(批評...
3
15/2/18 20:05
いきぐるしさ
〃
自由詩
4
15/2/18 19:47
雨の街
水銀
自由詩
2*
15/2/18 19:22
楽しい空想ー光ー
イナエ
自由詩
9*
15/2/18 18:50
死にたいと言うな 助けてといえ
馬野ミキ
自由詩
27+
15/2/18 14:36
日月火水木金土
奥畑 梨奈枝
自由詩
1
15/2/18 12:15
ルート8 日本海から山までの軌跡
藤鈴呼
自由詩
2*
15/2/18 10:08
アンゼリカの正体
そらの珊瑚
自由詩
14*
15/2/18 10:00
詩作をするときのお供3
殿上 童
おすすめリ...
5*
15/2/18 2:18
ひかり ひかり
木立 悟
自由詩
4
15/2/17 23:39
キムタクに似ている
花形新次
自由詩
0
15/2/17 23:38
一陣の想像
凍月
自由詩
4*
15/2/17 23:01
気持ちのスイッチ
灰泥軽茶
自由詩
6
15/2/17 22:51
言の葉と嘘
小日向 ココ
自由詩
1
15/2/17 22:31
抱きしめてほしい
瑞海
自由詩
2*
15/2/17 22:24
ブーケ獲りあう女性にタトゥー新郎の名とLOVEの文字【都々逸 ...
北大路京介
伝統定型各...
0
15/2/17 22:19
男運ない女が集いマジで獲り合うブーケトス【都々逸】
〃
伝統定型各...
0
15/2/17 22:19
口紅で鏡に描いた曼荼羅はGOOD BYEじゃないプロポーズな ...
〃
短歌
0
15/2/17 22:14
アトリエ
オダカズヒコ
自由詩
5*
15/2/17 22:14
優先
千波 一也
自由詩
6
15/2/17 22:09
また架空の友達の話
北大路京介
自由詩
0
15/2/17 21:59
良い子も悪い子も鬼に食べられている
〃
自由詩
1
15/2/17 21:59
バラードでもヘッドバンキングするのか
〃
自由詩
2
15/2/17 21:59
世界地図を見るまなこと、なにかしら○いもの
春水八郎
自由詩
5*
15/2/17 21:42
1960
1961
1962
1963
1964
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
4.88sec.