疲労の度合いは肉体と精神が切り離された距離の大きさによって規定される。積み重なった疲労によって内外の電気信号を結び付け認識を生み出す思考回路は切断され、苦悩すら出来なくなる。何も得ない、何も失わない ...
雲ひとつ無い空の下
傘を片手に屋根の上
風が吹くの待っている
強く吹くのを待っている
蝙蝠傘くるり
風がさらうの待っている
いつか夢見た世界まで
運んでくれるの待っている
薫る ...
ぼくは祖父ちゃんによく似ているらしい。
子供のころよくそう言われた。
祖父ちゃんは島で暮らしていた。
釣りとかカブトムシ狩りとか教えてもらった。
祖父ちゃんは昼間釣りをしていて ...
ぷくぷくと あんこをつめて
ゆっくり 水に 浮かべる
ふーわ ふわ
華麗なジャンプは 出来なくて
ふーる ふる
ちょっと さぶいぼ 立っちゃっタ
サブイボって なに?
...
妖怪ウオッチ、ウォッチ?なるものが流行っているのでまあそんな話。
グラミー賞4冠も獲った方が、苦しい体験が僕にいい曲を書かせるんだ、って言ってたからまあそんな話。
久しぶり。
東京。
ネッ ...
最近ちっともニュースにならないので
どうしたのかと
隣の不束先生に聞いたら
おそらく
危険な状態は去ったのでしょう
と答えてくれた
それは良かったですな、はははは
って二人で笑ったけど
...
童貞のまま30歳を迎えれば、魔法が使えるようになる。そんなわけはないのだけれど、奥手で純朴な男たちの中には、そのことが孤独の支えになっていることもある。
百年経てば物には命が宿る。そんな言い伝えもあ ...
こたつの中で蒸れた
貴女の足を嗅いだ
うっ、となりつつ
何度も何度も嗅いだ
臭くたって
こんなにも愛おしい
変態と言う
言葉では片付けられない
本当の愛が
そこにはあ ...
私が二十歳になった日に夢をみた
そこには子供の頃の私が
涙をながして微笑みながら
私に手を振っていた
きっと別れを告げに来たのだろう
私がさよならを告げると
小さな私は消えていった
あの ...
梅園のあとゲームセンターでコインゲームで盛り上がった。
いま古本屋で子供たちはカードを選んでいる。
ぼくは財布が欲しくなり皮の長財布を見ていた。
このあとどうしようか。
ほんと ...
長い雨でたわんだ箱に注がれ
わたしたちの影は混合される
飛沫は獰猛なひかりを二割ほどふくみ
素っ気ない白衣などに 付着する 未練がましく
そして だれもが わたした ...
爽やかな朝が座禅を組んでいるのを遠巻きに見て、
賑やかに客が行き交う池のある庭に面した廊下に立っていたおまえは
鼻を垂らし、
昼も夜もなく透明な凍りついた顔で笑っている
やがて厳しい冬が過 ...
真理は正に沈黙する事によって語られる、と
ウィトゲンシュタインは「論考」で私に教えてくれた
今、私達のしている事は絶えず言葉を吐く事によって
世界を分節化していく事
そうしてい ...
駅から家までの道を歩きながら
様々な方角へと視線を分け入らせていく
見たこともない花が咲いていたり
知らなかったガソリン貯蔵施設があったり
私の視線は細くしなやかな糸のように
ど ...
どこからか逆さの寝床に降りるものみんながみんなけだものになれ
人知れず吐息がすべて爪となる留まりたくない意志も一緒に
透明な粒の作る火うずまいて夜の螺子 ...
雨の音は止まず、俺は今夜も眠り方を忘れて呆然と横たわっている、疲労しているような、それでいて冴えているような奇妙な感覚は、麻痺してしまった日常のタイムテーブルから一時こぼれ落ちた結 ...
独断と偏見で蛤1位
蛤を打ち合わせれば澄んだ音
蛤や逢いたき人に逢えぬ夜
手を広げ…じっとみつめてごらん
言語ではない太古の温もりを
こちらに語りかける
生きものに見えてくる
テス
テス
あー
テステス
テスト
在るためのテストをして頂きます
簡単です
途中で力尽きることなく
ここにいる誰よりも速く
あの球に向かって泳いでもらうだけです
先にスタートをき ...
あれは確か
8月の日の最後の日曜日のこと
海辺に打ち上がった
クジラの噂で
町中が持ちきりになった
青いクジラは
夏の太陽の光を反射し
焼けてグッタリと
眠っていた
...
セニョリータ
もしもぼくらの星が駄目になっちまったら
君の目を見つめてこう言うよ
セニョリータ
愛してる
世界が終わっても
二つに裂けないのが二人の愛さ
セニョリータ
都会 ...
肉屋の軒先で 雨宿りしながら
ぼくはグラム398円の値のついた
ショーケースの中の
肉の切れ端を見ていた
タバコに火をつけた
ヘンドリックが
食肉になって
...
遠目から見れば透明な少女
空虚なココロは空気より軽い
二束三文で売った純潔
青い春はこれにて終結
「これっぽっちの温もりだったら
ひとりぼっちと大差ないや」
傷付いたって気付い ...
灰色の道の上に
ひとつの疑問が落ちていた
ずいぶん昔 この胸に生まれ
しなやかに若木のように育ち
そして出て行った
いつか答えを見つけるのだと
朝の光が包む白い道を
振り向くこともしない ...
子供たちと久しぶりに会うことになった。
金髪を見たらなんと言うだろうか。言わないほうがおかしい。
洗濯されたものだけを身につけた。
出かけるまえ父がじろっとぼくを見た。
晩ごは ...
君がみていた私
私がみていた君
それぞれ存在していたようで
輪郭のない者たち
今はもう触れる事はないすべて
知らない街で
バスを待ったけど
僕らの目的地に行くバスはこない ...
夜、部屋に帰って来ても
朝、起きても
置いた物は
みんな
置いた場所に
ある
一人 なんだなあ
自由 なんかなあ
「なんか、お前いつも1人ぼっちだよね」
「ううん、0.5人ぼっちよ」
「まぁそうだな、オレたちはまだ半人前だしな」
「誰か0.5人ぼっちの人いないかなぁ」
「それで1人になれるとか」
「うん ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
接続詞が足りない。
竹森
自由詩
1
15/3/1 21:23
少女空挺部隊
捨我
自由詩
3
15/3/1 20:30
6ジグソーみそ汁
吉岡ペペロ
自由詩
4
15/3/1 20:24
藤の夢
藤鈴呼
自由詩
0
15/3/1 18:17
過去はただそこにあるだけのことか、書くか。
山内緋呂子
散文(批評...
8
15/3/1 17:58
危険ドラッグ
花形新次
自由詩
2
15/3/1 17:32
冷えていく鉄
木屋 亞万
自由詩
1*
15/3/1 15:52
こたつ
花形新次
自由詩
0
15/3/1 14:50
さよなら
リィ
自由詩
2*
15/3/1 13:53
5ジグソーみそ汁
吉岡ペペロ
自由詩
4
15/3/1 13:50
憐憫
草野春心
自由詩
4
15/3/1 12:20
伽藍の春
atsuch...
自由詩
8*
15/3/1 10:45
アディオス、神様
yamada...
自由詩
1*
15/3/1 8:28
歩く
葉leaf
自由詩
3+
15/3/1 6:44
穂絶座
木立 悟
短歌
3
15/3/1 3:04
レインドッグ(かすれた鼻歌の寝床)
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
15/3/1 2:18
独断と偏見で蛤1位
北大路京介
俳句
2
15/3/1 0:40
蛤を打ち合わせれば澄んだ音
〃
俳句
1
15/3/1 0:40
蛤や逢いたき人に逢えぬ夜
〃
俳句
3
15/3/1 0:40
手
服部 剛
自由詩
5
15/2/28 23:59
ミスター試験
秋也
自由詩
0
15/2/28 21:17
青いクジラ
オダカズヒコ
自由詩
3*
15/2/28 21:14
もしも地球に人が住めなくなったら
〃
自由詩
1*
15/2/28 20:44
ヘンドリックの最後
〃
自由詩
7*
15/2/28 20:29
五月雨ガール
捨我
自由詩
1
15/2/28 20:26
灰色の道
ただのみきや
自由詩
22*
15/2/28 20:07
4ジグソーみそ汁
吉岡ペペロ
自由詩
6
15/2/28 19:29
永遠という名のバス
そよ風
自由詩
1
15/2/28 17:49
置物
金子茶琳
自由詩
18
15/2/28 17:27
0.5人ぼっち
イオン
自由詩
3*
15/2/28 16:02
1931
1932
1933
1934
1935
1936
1937
1938
1939
1940
1941
1942
1943
1944
1945
1946
1947
1948
1949
1950
1951
1952
1953
1954
1955
1956
1957
1958
1959
1960
1961
1962
1963
1964
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
5.41sec.