天照大神のころから決まっている。
だれもがクジラを愛してるのと
おなじ意味で。
あまの岩戸のうちがわには
おおくの光がみちていた はずだ し
そとで
絶望的な饗宴をくりひろげる者たちに ...
ぼくは壁にもたれかかって
缶ビールを飲んでいる
うんざりして
溜息まじりに
机の上の
電波時計を見ると 夜だとわかる
正確な時間など必要ない
今は夜
夜だとわかればいいんだ
...
犬がなく
ぼくらが人生でやっていることなんてたぶん
記憶にものこらないハレの日のこと
必死に切なくなっていることだってたぶん
記憶にものこらないハレの日のこと
犬にしてみ ...
女をパジャマに着替えさせてベットへ運んだ。
午後9時頃。
バルコニーの観葉植物を取り込むとき、女にパンツを穿かせるのを忘れていたことに気付く。
テレビの電源を入れる。
煙草に火をつける。
...
殺気だったあの子はいつも
冷たい目をしてる
さっきだってあの子が手に持つ
鋭い刃が光る
袖からのぞくボーダーの
赤と白のコントラスト
彼女それが映えるって
人より知ってる
ただそれ ...
部屋の隅で黄ばんだ遮光カーテンの襞に、ひっそりと産むものがあった。
真夜中、昏い教科書を閉じて、少年はそれをじっと見つめていた。一匹のゴ
キブリが、濡れたオブラートのような粘液を排泄しながら、卵 ...
ことばを紡いでみたくて
両手で口を押さえた朝方のこと
小鳥がついばんだ恋について
きれいなものばかりを集めることについて
並べればすべてはいびつだと言った
みんな泣きたいだけなの ...
痴態は演じられるものではなく
晒してしまうもの
ネズミを焼く匂い
霞の向こう兜を脱いだ少年の
老いを孕む眼差し
生を一巡りしたかのよう
遺灰を踏み しめる
空を模した青磁器/亀裂の風
...
ヨシノさんは江戸末期の
北豊島郡染井村で生まれた
生まれながらにして容姿端麗
娘盛りには五枚の花弁を振り撒いて
道行く人を虜にした
染井村のヨシノさんを
なんとしても手に入れた ...
生き遅れたもどかしさ
ただ夢む虚心坦懐の
俗な平和を
人びとは我らと共にした道を
歩んできたのに
私の夢む平和を満喫しているのは
なぜ 平和は平等にならないのか
私はなぜ夢むままに
平 ...
あれから
もう一年くらいになるだろうか
久しぶりにレジでみたその女性の
艶やかな微肉はとれていた
(少し お痩せになられましたね )
聞き取り難かったのだろうか
もう一度 ...
半端な陸にこべりついたエゴを
深海からしか償うことの出来ない
生温い血の風
魂を忘れた翼
深淵から破壊し続けるいつの世も
眼球は破裂 きっと
いいさ どうせとっくに硝子玉だった
...
町の
流れから
取り残されたものたちが
風に
捨てられたものたちが
身を寄せ合って
淀んだビルの谷間
愚痴は
爆ぜる気力さえ
失って
飲み込まれていく
僕は、世界一面食いです。
君は色々な男に言い寄られても僕と結婚しました。
とても優しい君は僕といういい加減な存在をなんとかしたかったのかも知れません。
やはり ...
夕焼けがビルの窓から覗く頃
わたしの時間が始まる
昼間着ていたスーツを脱ぎ捨て
わたしを取り出して
カフェの片隅に
あるいは
居酒屋の椅子に乗せる
消えて去る路と知らず
ある日と変わりなく
嗚呼
鮮やかに君が行く
小さな声にも手にも
既に懐かしむと知らず
嗚呼
朝陽をうけて君が行ってしまう
母はいつの間にか
太陽に近 ...
手紙という名詞一つで嘘をつき君はすべてを赦されている
真実に名前があるとするならばいつかは弾けるウルトラソウル
なぜ愛は中心に置かれて赤くなるデーターベースの中が夕焼け
種とい ...
ー ヽ 〜
(ちょうおんぷ かたかながえし なみダッシュ)
[ ]【 】{ }
(かくかっこ すみつきかっこ なみかっこ)
線香をあげるとき
仏壇に飾られたあなたの遺影の中で
あなたは結晶化していた
あなたは若いままでもう歳をとらない
あなたはいかなる光も言葉も感情も透過する
温かく透明な結晶だ
あ ...
真面目に一生懸命働いてきたつもりが
いつの間にか目の敵にされてしまって
私は会社でマイノリティー
仕事に不真面目でいい加減な人々が
私のことを嫌っているけど
私は会社でマイノリティーだから
...
会社で俺は嫌われてるから
誘われなかった飲み会で
叩かれていた陰口の中身を
真夜中のエゴサーチで知り
四年ぶりの煙草を吸うのさ
明日も仕事に行きたくない
二週間くらい休んでみたい
ストレスで禿げ散らかした俺が
便壺いっぱいの血尿と血反吐を
あのブスで性格の悪い女の上司に
はにかみながらプレゼントするよ
だってそうさ俺は愛しているから
君の歯石のにおいが知りたいよ
君 ...
ポコチンを立たすことが
出来たら
貴女の勝ちだと思います
立たすことが出来なくても
それはアイツが弱いからなので
貴女の勝ちです
何れにしても
貴女の勝ちです
圧勝です
概念、
私からつねに対極にはばたくものよ。
しかし私は、
あの斥力に呪われた手筈がないならば、
ひとときとして、
存続することは叶わないだろう。
思考をすることが悪であるとは限らない。 ...
気底花圏の馥郁たる相続、
常夜燈
その藍青の夜の臍に稔る畑
コリントの四季の修飾
つまり彫刻家達の唯美への指向へ狭窄して行く
石膏の残骸、
その薔薇の臓物が
裂罅より横溢し乍ら括られてい ...
老舗のジャズ喫茶・ちぐさのドアを開いて
店内の古びた椅子に腰を下ろし、生麦酒を
一杯―― がさっ…! 発泡スチロールの板
に貼りついた Count・Basie のモノクロ
ーム写真が腹の上に、 ...
飲み会へのお誘いメールにどのような文面で断るのが適切か算段しながら私はいつからみんなでなかよく大騒ぎする行事がこんなにも苦手になってしまったのだろうとかとふと思った。子供の頃はどうだっただろう。休み時 ...
絵が飾られていたとして
その絵は自分も何度か観て、その度感動していたとしよう
けど、いつの間にか以前のように心が動かない時
人に流されやすい自分がこうであるなら
ひょっとしたら世界が変わってし ...
グリーン、ブルー、レッド、イエローが空を飛び、ブラックになって着陸する瞬間、飛行機雲は空を突き破り、粛清(パージ)されて戻ってきたレッドが、クールなブラックに変わる、代わる代わる空を見上げ、今はまだオ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
太陽の椅子
草野大悟2
自由詩
3
15/3/25 22:07
再会・ヘンドリックと妹のマリー
オダカズヒコ
自由詩
3*
15/3/25 21:20
よしよし
吉岡ペペロ
自由詩
2
15/3/25 21:03
理由
オダカズヒコ
自由詩
3*
15/3/25 21:02
メタリック依存症
捨我
自由詩
1
15/3/25 20:33
ゴキブリ
島中 充
自由詩
6*
15/3/25 20:21
そしてまた恋をするだけ。
かんな
自由詩
6*
15/3/25 20:17
純粋痴態
ただのみきや
自由詩
14*
15/3/25 19:01
ヨシノさん
nonya
自由詩
20*
15/3/25 18:58
落伍者の独り言
鵜戸口利明
自由詩
2
15/3/25 18:51
朗らかな人
アラガイs
自由詩
9*
15/3/25 18:10
FLY HIGH
ヒヤシンス
自由詩
2*
15/3/25 17:01
淀み
イナエ
自由詩
7*
15/3/25 10:58
面食い
……とある蛙
自由詩
7*
15/3/25 9:45
夕焼け
イナエ
自由詩
7*
15/3/25 9:24
卒業
黒木アン
自由詩
5*
15/3/25 7:47
名詞
為平 澪
短歌
1*
15/3/25 6:03
約物俳句2
アンドリュー...
俳句
1
15/3/25 5:00
約物俳句1
〃
俳句
2
15/3/25 4:59
結晶
葉leaf
自由詩
3
15/3/25 4:42
抜きたい
セガール、ご...
自由詩
1
15/3/25 2:49
自決
〃
自由詩
1
15/3/25 2:41
呪い恨みつらみ
〃
自由詩
0
15/3/25 2:30
勝負
花形新次
自由詩
0
15/3/25 1:35
わかりやすい詩
高濱
自由詩
2
15/3/25 0:06
むつかしい詩
〃
自由詩
2
15/3/25 0:04
黄泉のジャズマンとの対話
服部 剛
自由詩
1
15/3/24 23:58
運動会の思いで
ああああ
自由詩
3
15/3/24 23:52
_
id=523...
散文(批評...
0
15/3/24 23:03
初空のゆめ
kaz.
自由詩
3*
15/3/24 21:35
1931
1932
1933
1934
1935
1936
1937
1938
1939
1940
1941
1942
1943
1944
1945
1946
1947
1948
1949
1950
1951
1952
1953
1954
1955
1956
1957
1958
1959
1960
1961
1962
1963
1964
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
4.01sec.