歩く道
外れたまま
歩いてる
輪の中に
入れてもくれぬ
閉じたドーナツ
いくら死人に口なしと言ったって
死んで間もない死人はそっとしておけ
代弁なんて口寄せじゃあるまいし
死んで間もない死人をパペットにするな
祭り上げるな自分たちのために
理想の英雄に仕上げるな ...
金メダルはいらない。
銀メダルはいらない。
銅メダルはいらない。


いや、金メダルを作りたい。
いや、銀メダルを作りたい。
いや、銅メダルを作りたい。


いやいや、金メダル ...
手の中に
一枚のレコードがあって
そこには懐かしい音がある

久しぶりに
そっと耳を当ててみる

流れてきたのは

後悔のメロディーだ
汚れたところを

柔らかいスポンジで優しく

洗っても洗っても

濁った色をして

落ちないから

固いたわしでごしごしと

擦っても擦っても

こびりついたまま

お ...
吹く風に逆らわない。
それは吹かれるまま
流されてしまうのではなく、
その風を味方につけて。

風はきっと良い所に運んでくれる。
きっと素敵なことが待っている。

今ま ...
雪忘れ村では
2月3日
一年の家内安全を祈願して
家内に接吻する習わしがある
家内は
一年のこの日だけ
夫から熱い口づけをされて
普段より燃え上がる

燃え上がった家内は
西を向き ...
息は白く
冷たい空気の中に融けていく

軒先の雪だるまは
物憂げに宙を見つめ
作ってくれた子どもの笑顔を
胸の内にあたためている

雪に包まれた小さな町
窓の明かりがボウっと ...
歳の数だけ「まめ」を喰う 我が輩は10万56粒である 烏帽子形兜のごとき冬芽かな 鬼、羊、猿の顔あり冬木の芽 人間関係に悩む鬼がタロットカードをめくる 鬼の金棒をそっと質屋へ 鬼が厄祓いをお願いしに来ている 鏡に向かって
眠気と髭を剃り落していた朝
くたびれた自分の顔に重なるように
ふっと浮かんだ父の輪郭
丸くて憎めない
目の記憶

電車の中吊りは
気の早い春の旅への誘い
オーデコロ ...
愛おしさが蜜の甘さだとしたら
狂おしさは煉獄の熱さなのか

君は
俺を祝福する清らかな天使なのか
それとも
俺を滅する裁きの女神なのか

君はいとも簡単に俺を
天国の高みへと押し上げ ...
本当には無い音が聞こえてくるのがとてもつらい
独白と称してこんなふうに書き出してみる
工夫はきついんだけど不可欠で
そうでもしないといろいろとあれで

ほんとはつらいつらいつらいよしかみえない世界に
...
猫になる理由は無数にある
仕事がイヤになったとか
満員電車がツラすぎるとか
一人になりたい時があるとか
どこかに行ってしまいたいとか   
生きてく理由がわからにゃあ
どうするべきかわから ...
ひとつも
うまく言えない気持のする
2月
ぼうと立ったまま

こころのなかで
頁を繰って
見つけます
いとしいかわいいやつら

あなたはもうあなたになりましたか
森の手前でと ...
凍える人よ
我が身をくるむ
敷布をはがせ

飢えたる人よ
我が身をみたす
食事をこばめ

寒さ
空腹
孤独

それらもあるいは
密かな快感

生きているから
...
希望の道、

なにやら宗教ぽくなってしまうのが残念だが、希望の道、だ

言葉として容易くは使えない、希望の道、だ

できれば魯迅ぽく、希望の道、だ


うちのめされて

どんなに ...
捜索の際に見つからないように早めに処分ジョン・ゲーシー伝

毒物の配合学ぶため入学国立大学理学部化学科
     しゅんしゅんしゅんと
     蓋をカタカタ鳴らしながら
     やかんがじれている
     それを尻目にガリガリと豆を挽く
     ペーパーフィルターの二辺を
     丁 ...
朝の光を見る高台に
虹色の涙を流す
羽が生えても
君みたいに
うまく飛べないみたいだ

君が教えてくれた
おまじないを唱えて
靴のつま先をトントン
星が流れ落ちる

人の ...
♪人でなし
♪人でなし
♪なんてひどい言い方〜

でも、可愛らしい女性に
涙ながらに
「人でなしッ!」って
言われたら
満更でもねえんでないの?

えっ、そう思えるから人でなし?
...
おにはそと
豆をまきました
力いっぱい
豆をまきました

おにがいるなら
でていけと
豆をまきました

大きな声で
豆をまきました
夜なのに大声で

おには悪いのか?
しら ...
喚き立てる音を無視して
救急車が行く

ああ、あの車に乗りたい
ああ、同じようになりたい

私とあなたの同じ生活は
破綻した

同じようになりたい
あなたと同じようになりたい

...
亡き妻の歩幅に合わせ50年 これから先も同じ歩幅で 冬木の芽テンポの早いプレリュード
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
歩く道 外れたまま 歩いてる這 いずる俳句015/2/4 22:39
輪の中に 入れてもくれぬ 閉じたドーナツ俳句015/2/4 22:37
無題ただのみきや自由詩16*15/2/4 22:32
金銀銅いらぬリストkomase...自由詩1+*15/2/4 22:26
レコード花形新次自由詩215/2/4 21:32
汚れたこころ中村 くらげ自由詩315/2/4 20:52
chihar...自由詩9*15/2/4 20:34
日本のエロ風習10 接吻花形新次自由詩015/2/4 19:47
涙が結晶化したこの町でトビラ自由詩215/2/4 18:43
歳の数だけ「まめ」を喰う 我が輩は10万56粒である北大路京介短歌115/2/4 18:42
烏帽子形兜のごとき冬芽かな俳句215/2/4 18:42
鬼、羊、猿の顔あり冬木の芽俳句215/2/4 18:42
人間関係に悩む鬼がタロットカードをめくる自由詩415/2/4 18:41
鬼の金棒をそっと質屋へ自由詩415/2/4 18:41
鬼が厄祓いをお願いしに来ている自由詩315/2/4 18:41
記憶nonya自由詩17*15/2/4 18:37
Call Me文字綴り屋 ...自由詩015/2/4 18:22
2015.02.04(独白「色鉛筆を買った」)もっぷ携帯写真+...815/2/4 18:15
理由やまうちあつ...自由詩7*15/2/4 14:56
はるな自由詩1315/2/4 14:51
小舟シホ.N自由詩115/2/4 1:11
希望の道吉岡ペペロ自由詩715/2/4 0:56
殺人鬼短歌1花形新次短歌015/2/3 22:42
束の間石田とわ自由詩14*15/2/3 22:35
キラキラ瑞海自由詩4*15/2/3 22:18
人でなし花形新次自由詩015/2/3 22:11
節分朧月自由詩215/2/3 21:42
天の道へ這 いずる自由詩215/2/3 18:41
亡き妻の歩幅に合わせ50年 これから先も同じ歩幅で北大路京介短歌515/2/3 18:30
冬木の芽テンポの早いプレリュード俳句115/2/3 18:29

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