揺れた 真珠の耳飾り 不意に
きみが撮った あたしの写真
声をかけられて驚いた 振り向いたとき
真実の醜さなんて 知らなかった頃
夢や希望は 歪んでいなかった
青空は澄み切って ...
公園の駐車場に
もう長いこと車が放置されている
違反切符と張り紙だらけ
ミラーはとっくに割られている
今では雪に埋もれてかまくらだ
出はいりできない時間がそこにある
ワックスを効かせた ...
{引用=
ゼンマイ仕掛けの
真夜中の時計
秒針は
心拍の総数を
計るように
時を刻んで
その音に
耳を澄ませば
不安で満たされる
わたくしの部屋
灯を吹き消そうと迫る
死神 ...
立ち昇らせなければいけないんだよ 僕の世界を
主に届くためには
そらの果ての向こうの裏側までも
あなたの空想など とうに破らなければ
決して完成させてはいけないんだ
...
わたしたちは煉瓦をみつめていた
通りの人がみな風邪のようなものをひき
草色の貌をして 汗をかいているとき
わたしたちは煉瓦をみつめた
話をしながら
煙草をすい ...
さっきまで
僕じゃなかった
肉を
僕は食べたから
肉は
もう
僕だ
そう
もう
肉は僕だ
さっきまで
僕だった
糞を
僕はひりだしたから
糞は
もう
僕じゃない
...
青嵐鍔を折りたる学生帽
スネ毛にもリンスするのか
リアリティはじっとしてはいられない女の子ね、持ち前の想像力で逃避も克服、溶ける魚(註1)の顔をして超現実、デバイスの仮想現実、拡張現実ソースたっぷりで入り乱れるの、あえて言葉で表すとして
人は個 ...
「そんなの
ウィンカーを出さずに曲がるのと
同じじゃないっすか」
「いいか、クルマが1台だけなら
ウィンカーもストップランプも
クラクションもいらない
道があればいいんだ」
「 ...
火星人にインプラント手術を
されそうな息子を心配し
地球人記者クラブの会見に応じた
母親の発言が注目されている
以下、発言内容
息子は決して火星人の敵ではなく
むしろ宇宙全体のこと ...
雲ひとつない高笑い
真っ青な永久歯で
空は
高層ビルに喰らいついている
控えめな思い出し笑い
押しつけがましくない暖気で
光は
目抜き通りを撫でている
束の間の微笑み返し
...
中山外務副大臣がヨルダンのアンマンにいる
だれかに似ている
中山とかいう議員が昔いたっけ
そいつの息子か
これだけ脅迫されて連絡すら取れてないのかよ
ちゃんと働けてるのか ...
サザンの歌詞には
恋こごろとエロごころの歌詞が
ダンディズムと叙情と世情諷刺の歌詞がある
圧倒的なメロディと歌唱がそれを支えている
そして何よりもサザンには時代と淫しない賢さが ...
珍しく大雪になった
真夜中に降り始めたらしく
今朝カーテンを開ければ真っ白
休みの日で良かったと思う
職場に着くのは何時になっただろう
真っ白な景色は見慣れていない
新鮮な気持ちで ...
夜の街路で、街灯もない道を私はさまよっていた。正義はいつでも鋼鉄でできている。それは鋼鉄の壁かもしれないし、鋼鉄の刃かもしれない。私は自らの著作の記述で異教徒を激怒させ、異教徒に追われてい ...
緑の大地を二つに割る
空へと続く一本の道
芽生えた命が 時を知らせる
大地の空に雲の山々
恵みの雨を 雷と供に地に落とす
緑が深緑となり 時を知らせる
夕陽のオレン ...
無免許のレースクィーンに乗られる
憧れの関口さんの愛用のジャージに袖を通してビリリ
友達として見ていたよ秒針で心のツボを打ちにくるまで
宇宙は何も無い世界
そこに行けば人間としての重みは無く
命や言葉の重みも無くなる
朝は無く夜も無い
雲は無く風も無い
そして喜びも悲しみも無い世界
そんな世界があったら面白いだろうな
そ ...
はらはらと舞うぼたん雪は
遺された女たちを労わるように包み込む。
「パーッパッパー。」と高らかになる霊柩車のクラクション。
それは多分
物言わぬ父が告げたさようなら。
白 ...
ゆきのひつじが
はらはらと
いっぴき、にひき
ねむれぬよるに
ふりつもる
はるをまって
...
一体何をしているのか分からない?
なんで?
旦那や彼氏が
自分ばっかり気持ちよくなって
ちっとも舐めてくれないと
嘆いている女性たちのために
民間企業が出資して作った
一種のヘルスケア関 ...
「非常ベルが鳴らしてみたかった」と、
その男の子は 泣きながら
お巡りさんに謝っていた
毎朝電車は ラッシュを呑み込むと 靴の群れを吐き出す
腕時計の長針先より 先にスマホ
...
僕のオペレーティングシステム上では
翻訳されがたい世界や言語
壁伝いに手探りで歩いて行ければ
いつか切れ目にゆきあうだろう
なにかが融合するところまでは歩かなければならない
信号も横 ...
偶然昔通っていた
職場から自宅への帰り道に合流する
そこは堤防沿いの道だから
明かりもなくて真っ暗で
よく夜空を見上げながら
自転車ですいすい帰っていたのを思いだす
今も変わらず何かに ...
夢悶々モンキー棒悶々
画面が変わると
真ん中に
看板持った
ノロが立っていて
両端のオレンジの二人も
ピースサイン出して
大成功!ってやったら
他はどうか知らないが
俺は大笑いする
何にしても
ユー ...
あの女は今でも俺のことを
「馬鹿な男だ」
と決めつけているかも知れない
だがそれでいいんだ
あの時俺は俺の信念を貫き通した
その結果病を得たとしても
俺は満足だ
俺の空は
あまりにも晴 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ヨハネスの少女
藤原絵理子
自由詩
3
15/1/24 21:21
放置車両
ただのみきや
自由詩
16*
15/1/24 20:44
Tempo rubato
衣 ミコ
自由詩
2*
15/1/24 20:30
無限層楼
とよよん
自由詩
4*
15/1/24 18:53
煉瓦をみつめていたとき
草野春心
自由詩
3
15/1/24 18:07
肉を食う
金子茶琳
自由詩
3
15/1/24 17:35
青嵐鍔を折りたる学生帽
北大路京介
俳句
2*
15/1/24 14:31
スネ毛にもリンスするのか
〃
自由詩
2
15/1/24 14:27
眼人間
乾 加津也
自由詩
6*
15/1/24 11:49
情熱ウィンカー
イオン
自由詩
2*
15/1/24 10:17
変な母親
花形新次
自由詩
0
15/1/24 10:06
冬 午前11時30分 快晴
nonya
自由詩
16*
15/1/24 9:43
がんばれ!にっぽん!
吉岡ペペロ
自由詩
2
15/1/24 8:31
おまえら馬鹿?
〃
自由詩
2
15/1/24 8:03
真っ白な世界
夏川ゆう
自由詩
2
15/1/24 6:06
詩
葉leaf
自由詩
5
15/1/24 5:32
北の大地
佐白光
自由詩
1*
15/1/24 2:33
無免許のレースクィーンに乗られる
北大路京介
自由詩
4
15/1/24 1:21
憧れの関口さんの愛用のジャージに袖を通してビリリ
〃
短歌
1
15/1/24 1:17
友達として見ていたよ秒針で心のツボを打ちにくるまで
〃
短歌
3
15/1/24 1:15
無重力
リィ
自由詩
2*
15/1/23 22:48
お見送り。
梓ゆい
自由詩
2
15/1/23 22:44
ゆきひつじ
石田とわ
自由詩
13*
15/1/23 22:36
民間クンニ会社
花形新次
自由詩
0
15/1/23 21:58
麻痺する指先
為平 澪
自由詩
11*
15/1/23 21:41
マイOS
梅昆布茶
自由詩
14
15/1/23 20:47
帰り道
灰泥軽茶
自由詩
5
15/1/23 20:36
夢悶々モンキー棒悶々
北大路京介
自由詩
1
15/1/23 18:41
どっきりカメラ国
花形新次
自由詩
1
15/1/23 18:24
悔い無し
渡辺亘
自由詩
1
15/1/23 12:07
1964
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
5.05sec.