夜の闇があるからお星様は輝けるのよ、
誰かがつぶやいた
それなら、わたしたち障碍者がいるから
健常者の輝ける世の中なのであろう、
そう捉えた
決して解ることのないこの世界
わたした ...
ボクの有期体が分離し、
ボクでないものは分離される。
相関性が逆転し、ボクが抜け殻になる。
命がけのパラダイムの跳躍を経て、
コンテクストの意志そのものとなる。
隠喩は顕在化 ...
天道虫はみなかわいがる
ゴキブリはみな嫌う
蚊は一瞬で殺されてしまう
カブトムシは大切に育てられる
みんな同じ昆虫なのに
扱い方がまるで違う
わたしたちは檻の中にいる
障碍と ...
ぼくら人間のこの不完全さはなんだろう
この不完全さを有したロボットこそが
完全なるロボットと呼ばれるという皮肉
ロボットは人がつくったのだ
神がつくった訳ではないのだ
ぼくら人間のこの不 ...
この子は人が造ったロボットだから
この子にはたくさん人がついている
聖霊とはたぶんつまり一年中無休の
メンテナンスサービス屋さんなのだ
ぼくはキリスト教徒だから
たくさん聖霊がついている
...
傷つくのか
ロボットは
傷つくのか
傷つけたら
なにが悪いのか
傷ついたら
なにが悪いのか
傷つくのか
ロボットは
傷つくのか
...
カアって
緑いろのプール
いじめのない教室
連れ込まれる生徒
カンニングの阻止
サイコパスな日常
カラスが見つめる
危ないからここは
最悪だなあって
...
味噌汁の中をラクダが泳ぐ
どんなに泳いでも
沖などあるわけがないのに
僕はボートに乗って
ひたすら豆腐を網ですくう
今晩の味噌汁の
具にするために
いつまでこんなこと ...
きっと素晴らしい風景が
広がっている
心ときめかせて
向こう側を想像していた
80年代
僕らにはまだ
希望のようなものがあった
薄消しや
ギリギリモザイクが登場し
ぼんやりと
...
たとえばその土地柄を淡々と書き連ねるのではなくて、そのとき自分の目で見た景色を描くこと。たとえばそこで聞いた話をつらつらと説明するのではなくて、その人物のひととなりや考え方がわかるような台詞を中心に据 ...
大切なものは失くさないように、
くつ箱に保管する。
時間が経つと色褪せる。
大切なものが逃げないように、
手を繋いだり、
装飾品を買ったり、
股を開げたりする。
太った女 ...
日暈だらけ虹だらけ
山体膨張マグマ溜まり
あの子はあの娘に迎えられ
あの娘の旦那とお家に帰る
ああ絵に描いたような
くそつまらない日常
嫉妬とは
じぶんも ...
田んぼの中を
カタコト抜ける電車は
やがて海に出る
終点は港で
そこはふるさとだ
寂れた駅にひとつ
真っ白なベンチがあって
子供の頃の記憶を
日差しが象る
いつかの夏のように ...
...
台風は950hpで明日には鳥取砂丘に最接近する。その頃に砂丘に到着して、台風を満喫するというのが彼女の計画。
スキー用のゴーグルとストック、適当な大きさの波トタン、予備の傘数本を赤いゴルフに積み込む ...
洞穴に
...
波がたち
風がたおれる
うつくしい季節
わたしは
いない
ざあざあもえる緑
ここちよく冷えた夜
青じろい街灯の影
わたしはいない
不安
安寧
焦燥
安堵
わたしは ...
僕は脇役になるのが好きだ
目立つのは嫌だけど
一人ぼっちじゃない
ラスボスの前にトイレへ行っておくやけに激しい風が吹いてる
吊り橋の効果というか死の恐怖やけに激しい風が吹いてる
焼き捨てる過去3年の日記帳やけに激しい風が吹いてる
月のもの、が
どろり、と
喉をとおった、波
うす甘い
柔らかさ、は
恭順の墓標
檸檬色に
ぶつぶつ
不規則が
茶色になるころ
きみは
わたしに
恋をする
息 ふきつけ 葉の群れにゆく
崩れる形 風に似ている
そがれしみいる くさびのつる
掌に ろうそくの火種
くずれ吹く時 風に似ている
声帯を枯渇してしまった
卒寿のおひとりさまは羨望する
梅雨入りまえのそよとの風が
庭木の梢をそっと愛撫するのを
新緑っていぃなぁ
おまえには話相手があって
...
かなしみにあいにいこう
イドを掘って地下の水脈から
どこにもない抽象的なものに
‡音の出ない笛
書けない手紙
飛べないロケット
固定化された夏の行事と
...
ベットの上に横たえて
死体のような日々は過ぎる
頭は割と冴えてるが
歩くことすらままならねぇ
ダラけてるわけじゃないさ
病気でもないよ
大げさにしないでくれ
眠れやしないだろう
...
揺るがないものが揺らぐ
仕方のないこと
ありのままを見ているつもりで
水鏡に映った姿を見ているから
冷やかな風にさざなみ
優しい陽射しに微笑み
自らの夢を重ね映して
時を凍らせた写真 ...
おまえが
俺の前で
脚を広げたとき
既に
パンティは濡れていた
しかも
物欲しげで悩ましい視線
ズキューーン!!
悪いが
あからさまなエロスは
好きじゃない
...
連日深夜まで残業して、さらには上司からの叱責などのストレスにさらされて、私は発すべき声も思考すべき言葉も抜き取られてしまった。朝目覚めて外が明るくなっても、いつの間にか孕んでしまった暗黒に ...
今朝も
毎日という制服を着て家を出る
アイロンで整えたやる気
ポケットにしのばせた野望
洗っても取れない後悔
今夜も
明日というパジャマを着て
未来という布団に入るが
暗くしないと ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
闇の中
じまさん
自由詩
3
15/5/24 17:08
分離される客体
じぇいぞろ
自由詩
1
15/5/24 16:43
檻の中
じまさん
自由詩
1
15/5/24 16:34
完全なるロボット
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
15/5/24 15:20
聖霊
〃
携帯写真+...
0
15/5/24 14:57
傷
〃
自由詩
0
15/5/24 14:38
不条理なパレード
〃
自由詩
2
15/5/24 13:40
味噌汁
たもつ
自由詩
7
15/5/24 11:39
モザイクの向こう側
花形新次
自由詩
0
15/5/24 10:22
ポスト/ドラマがはじまる前に/即興ゴルコンダ(仮)投稿.40
こうだたけみ
自由詩
3*
15/5/24 9:34
時間
じぇいぞろ
自由詩
1
15/5/24 9:12
だらけ
吉岡ペペロ
自由詩
2
15/5/24 7:43
とんび
ガト
自由詩
4*
15/5/24 1:23
無題
TAT
俳句
0
15/5/24 0:13
砂丘にて
じぇいぞろ
自由詩
0
15/5/24 0:10
MIDNIGHT DELTA
TAT
短歌
0
15/5/23 23:57
いないわたし
はるな
自由詩
6
15/5/23 23:37
脇役
リィ
自由詩
4*
15/5/23 23:20
ラスボスの前にトイレへ行っておくやけに激しい風が吹いてる
北大路京介
短歌
2
15/5/23 22:29
吊り橋の効果というか死の恐怖やけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
0
15/5/23 22:29
焼き捨てる過去3年の日記帳やけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
0
15/5/23 22:29
BANANA
草野大悟2
自由詩
1
15/5/23 22:23
風灯
砂木
自由詩
6*
15/5/23 21:52
丘肌の淋巴腺②
信天翁
自由詩
4
15/5/23 21:21
あいにいこう
佐藤伊織
自由詩
5
15/5/23 20:56
臨死体験
捨我
自由詩
1
15/5/23 20:08
みずにゆらぐ
ただのみきや
自由詩
20*
15/5/23 19:38
ハードボイルド・スタンリー「貴婦人」
花形新次
自由詩
0
15/5/23 18:35
倫理
葉leaf
自由詩
1
15/5/23 16:50
毎日という制服
イオン
自由詩
1*
15/5/23 14:00
1938
1939
1940
1941
1942
1943
1944
1945
1946
1947
1948
1949
1950
1951
1952
1953
1954
1955
1956
1957
1958
1959
1960
1961
1962
1963
1964
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
加筆訂正:
雨の日のお迎え
/
あおば
[15/5/23 22:41]
タイトル提示者を間違えてました。
4.09sec.