150528
二者択一の条理を尽くす侍の目が光る
もうすぐ壊されるお堂の屋根を通して
月の光が見えた
寂しさも無常も感じなくなって数年間
獣に近い感覚と感性を懐に何 ...
おとなになれなかったこどもは
おとなロボットに乗った
大きくて頑丈 パワーがあって
こどもには持てない武器をたくさん搭載していた
こうしておとなロボットは戦場へ出て行った
いったい誰がおとな ...
身体障がいも聴覚も視覚もおなじ王国にいる。精神障害者だけは二項対立の外にいる。
精神っておそらく壁の向こうはの人には渾沌だ。官僚の悪意か。医学界の怠慢か。歴史的偏見か。精神という管理社会外宣告。 ...
死は染み込んで染め上げる
焔が舐めたまだら紙のように
あゝ 死を忘るゝな
近しく側にいつもいるのだ
それはあなたと産まれた
あゝ 死を忘るゝな
安ら ...
俺はとうとう人間の果て
人間の意味するところの一番端っこで
ようやく意味の体系にぶら下がっている
人間たちよ
そのまなざしをやめるんだ
しぐさをやめるんだ
表情をやめるんだ
...
梅雨が深まった頃
家の庭で蛍が飛び交う
毎年家族を楽しませてくれる
蛍を見られる場所が減っている
環境が悪くなっている
綺麗な環境に戻していきたい
綺麗な水に吸い寄せられて
...
トンネルぬけて山をぬけたら
うみがみえるよ
くずれかけた駅舎と
目を焼く砂浜
すぐ背後にせまるあおぐろい山々
線路に分かたれた
境界線のむこう
ぎょっとするといいよ
コントラス ...
何年も前の事だけど
「紀伊国屋なう」というメールを
貴方がくれた
その時は
電車に6時間も揺られなければ
紀伊国屋のあるその街へ行けない土地に
住んでいたから
「今その町に私がいれば、
...
垂直に交わるようなセックスで生まれた子どもが突っ立っている
千葉マリンスタジアムからおまえんちやけに激しい風が吹いてる
飼い犬が大事にしてる謎の骨やけに激しい風が吹いてる
ジョージ、君がいなくなって、今年でもう三度目の夏が訪れようとしています。
ピンタゾウザメがいなくなったことで起きる弊害は今のところ
私の生活に訪れてはいません
アインシュタインや夏 ...
肺がすっかりしぼんでしまったから、
彼女の吐息で満たしました。
吐息に思えましたが、空気でした。
彼女は存在しません。
しかし、朝やかましいすずめの声などいろんな媒体に憑依して現れます ...
生温い愛なら
鋭い憎しみの方がいい
そう言って
頭に懐中電灯を巻き付け
日本刀を両手に
夜の渋谷を駆け抜けた
きみの姿が
NHKの気象情報に
ちっちゃく映っていたよ
ちんこのしごき方には
本人の意思と手によって
射精する「自慰」と
他者にお金を払い指示することで
射精する「手コキ」
の2種類がある
「自慰」は別名オナニーとも呼ばれ
オカズが必要とされ ...
僕が死んだら
僕のなかにある
心や想いも
生きては行けずに
死ぬのだろうか?
僕が死んだばっかりに
猫捨て山に 陽が落ちて
カラスは 山に 帰れない
七つの子が 死んだから
私は どうして 生きられよう
夕焼け 小焼けで 日が暮れて
死んだあの児を 探しても
赤とんぼは もう 飛 ...
彼は いつも 何を 見ているのだろう?
それは たぶん、 永遠の時間と 無限の空間
けして 変わらないもの
彼は それを 見ている
みたまえ、彼の 軽やかな 足の運びを
...
東京は神保町にてプードルが買える柏水堂が閉店
したのを知った昨日は悲報から二カ月あまり経ち
立ちっぱなし待ったなしの洋梨あんまりなかった
なってイチゴロゴロめりーべりーくるしみますな
撮影は冷 ...
神は、にんじんを創り
にんげんは きんぴらを造る
そう かみさんとして、あまじょっぱく 造るはずだった
ところが にんじんの花が咲いてしまった
うっかり収穫時期を のがしたのだね ...
塩をなめ
酒精をすする
宵闇に
浮かぶ大きな
青蛾かな
墨流れ
さがす褥は
花埋み
わたしの流した涙が
水紋となって
何処かの誰かに掬われたなら
どんなに幸せでしょう
千の言の葉から
一枚の枯れ葉を拾ってくれたなら
どれほどの救いがあるでしょう
ひとしずく
...
手垢にまみれた言葉を聞きながら、
欺瞞にまみれた手指で抱かれた。
空に一本の飛行機雲。
小学生の呑気な下校。
詩人のつくったベンチに座り、
詩人のつくった空を見上げる。
凍った ...
すずめたちがやって来て
シーツに吹きだまる夜を食べていく
身体があんまりかるいのに
心ばかり重たくてやりようがない
びしょびしょにつかれるまで身体をつかいあって
腕もあがらないで笑っ ...
虞よ…
虞よ…
我が騅は踏み出せず
ただ嘶くばかり
四面は楚歌に満ち溢れ
凱歌は空を覆う
天帝は我らを召さんと欲す
白銀の刃は舞い
如何とやせん
頬笑む君 ...
ガンジスをゆくものはすべてガンジスの速度をつたってゆくのだ
ひかりはかげだしかげはひかりだあるはないだしないはあるだ
両手からあふれるガンジスに詩の本を読みながらつかっている
石のう ...
押すなよ!押すなよ!といってる人の
背中を押すのはよしなよ
ねえよしなよ
押すなよ!押すなよ!といってるくせに
背中を押してもらうことを
期待するのはよしなよ
ねえよしなよ
俺の ...
ガードレールの内側に
くくりつけられた花束
それに向って手を合わせる
初老の女性がいた
先日、その場所で
交通事故があったことを
私は知っている
バイクとワゴン車の衝突で
事故 ...
そうだったよね
くねっとすること
ぺとっとして もぞもぞして
変な感じがそのうち分からなくなる
それって変態じゃない?
とわたしが言うと
とてもすまなそうな顔をしながら
胸に ...
偶然だと信じて疑わない
まぬけな横顔
寝息をたてるあなたの頬を
指でなでる
地の底まで貶めるために
ひと夏のあいだ張っていた罠に
まんまとかかって
バカ丸出しで
イビキをかいて
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
奥の堂、風の堂
あおば
自由詩
6*
15/5/30 20:19
おとなロボット
ただのみきや
自由詩
22*
15/5/30 18:22
受信料未払い
じぇいぞろ
自由詩
1
15/5/30 10:51
memento mori.
雨の音
自由詩
1
15/5/30 9:51
人間の果て
葉leaf
自由詩
2
15/5/30 5:59
庭の蛍
夏川ゆう
自由詩
1
15/5/30 5:58
波打際の人魚のために
mizu K
自由詩
1*
15/5/30 1:34
紀伊国屋
Lucy
自由詩
26+*
15/5/30 0:49
垂直に交わるようなセックスで生まれた子どもが突っ立っている
北大路京介
短歌
0
15/5/30 0:20
千葉マリンスタジアムからおまえんちやけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
3
15/5/30 0:20
飼い犬が大事にしてる謎の骨やけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
5
15/5/30 0:20
3度目の
亜樹
自由詩
4
15/5/29 23:43
墓を暴く
じぇいぞろ
自由詩
3
15/5/29 23:00
NHKの気象情報
花形新次
自由詩
0
15/5/29 22:59
ちんこにとって美とは何か
〃
自由詩
0
15/5/29 22:17
死んだら
リィ
自由詩
0
15/5/29 22:12
NEKOTALGIA・Ⅸ <猫捨て山に 陽が落ちて&g ...
南無一
自由詩
2
15/5/29 22:02
NEKOTALGIA・Ⅷ <彼が それを 教えてくれる ...
〃
自由詩
0
15/5/29 21:59
奥の堂、風の堂/即興ゴルコンダ(仮)時間外.41
こうだたけみ
自由詩
4*
15/5/29 21:57
【仏】南無きんぴら菩薩
るるりら
携帯写真+...
7*
15/5/29 20:36
酔い闇
レタス
俳句
0
15/5/29 19:16
我
〃
自由詩
1
15/5/29 19:00
満たされない空白
じぇいぞろ
自由詩
1
15/5/29 18:59
すずめ
はるな
自由詩
4
15/5/29 18:38
葬花吟
レタス
自由詩
0
15/5/29 18:14
青い道
吉岡ペペロ
自由詩
4
15/5/29 17:58
よしなよ
カニさいとう
自由詩
1
15/5/29 15:31
【 ガードレールの花束 】
泡沫恋歌
自由詩
11*
15/5/29 12:32
コロポックル
鵜飼千代子
自由詩
25+*
15/5/29 3:46
ひと夏
アンテ
自由詩
1
15/5/29 1:36
1961
1962
1963
1964
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
加筆訂正:
真夏の期待
/
レタス
[15/5/29 17:50]
酒精に溺れていました。
6.62sec.