このままじゃつらい
途方に暮れたような顔
望んでいることは
儚い夢なのだろうか
遠くに見えそうで見えない
薄らと灯る光のようなものは
その顔を照らしてはくれないだろうか


*あいう ...
冷たい風が吹く交差点で
心も凍ってしまわないように
少し頭を垂れている私を
なにも言わないで
抱きしめてほしい

あなたの髪から香る
シャンプーの香りは
とても優しい
...
ブーケ獲りあう女性にタトゥー新郎の名とLOVEの文字 男運ない女が集いマジで獲り合うブーケトス 口紅で鏡に描いた曼荼羅はGOOD BYEじゃないプロポーズなの 紙をこする
チャコールの音が響く部屋
モデルに雇われた猫は
ねむたそうに欠伸をしながら
裸体をテーブルの上に広げている

デイバックから化粧道具をとりだし
バスタオルを巻いた ...
対向車を運転する老婦人が
お辞儀をして直進していった

交差点で
右折待ちのわたしに
丁寧にお辞儀をしてくださった

法律上
直進が優先されるのだから
お辞儀など必要ない
...
また架空の友達の話 良い子も悪い子も鬼に食べられている バラードでもヘッドバンキングするのか タラップが外れて
四基のエンジンの
高音と共に
涙する風切り羽
揚力のうまれるままに
生活の足場を
芥子粒ほどにちいさく
後ろへと
吹 ...
1.《夢の欠片が口の端》について
夢のようなことばかり言って何も実行に移さない輩のこと、またはその人の口振り「お前はいつだって―だからなあ」

2.夢の欠片はかくカタガタる
夢語る人騙る凝り肩 ...
カンガルーはハーバーを見下ろす見晴し台の方へ、身ごなしも軽く入っていった。

海から吹き上がってくる、風のざわめきが聴こえ、ヨットが揺れている。
ハンドブレーキを、ギューイっと、引い ...
間もなく激しい雨が降り出してきた。

バルコニーのプランターを小走りに部屋の中に取り入れるまなみ。
電話が鳴る。
夕暮れの晩夏の窓辺に並んだ、ビルディングが雨の中に霞みはじめる ...
オイラおっさん猫2003年生まれだからおっさん猫

同年にあかねちゃんに拾われたから毛食住セレブ猫

時が流れておっさん猫 でもかわいい健在の猫パン チ

最近は赤ちゃんがオイラを ...
彼女がひとりぼっちで 部屋の片隅で膝を抱えて震えていたとき
ノーテンキなボクはいつものように テレビの前でゲラゲラ笑ってた


彼女が例の彼氏と別れたって 人づてに知ったときも
ボクは取り立 ...
自覚していない欲望を、引きづり出して見てみたい。
それを誰かに上手に説明できるようになりたい。
どんな色でどんな形なのか。どれぐらいの大きさなのか。それに首輪を掛けて(そもそも首はあるのか)近所を ...
ぐるり50センチほどの脳裏にある
あの日の、その場所に
もう行くことができない
がらんと口を開けた
灰色の校舎の入り口に立ちすくみ
背中からは夏の午後の日差しが
人の形 ...
黒煙に踊る鳩の羽 ライトに射抜かれ
狙うガラスの破片 ギラリとゆきずり
踏まれ踏まれたガム 黒く鈍く

怒涛の雑踏 足足足顔顔顔
放置自転車の屠殺場 影に 


ペンキの剥が ...
猫砂に埋もれた二人の思い出は
一部は綺麗に乾涸らびて
形だけくっきりと存在している

一部は砂がかけられずに
異臭を発して、未だ砂の上の鎮座する。


軋む心と身体を引き摺って
ほん ...
めざめは はるかとおく
めざましは なりやまない
汽水域からの 電話の呼び鈴が 
あんなに激しく鳴っているというのに
あらたな就職口からの
電話だというのに

めざま ...
あなたは笑っているのか
どこにいてもわかるお日様の声

私たちの心臓は揺れていて
駆けつけたい気持ちではちきれそう
あなたの詩は泣いていて
文字をなぞれば指が濡れ
ゆき場の無い塩水が光っ ...
草を刈り庭に野菜や花の種蒔いて見つめる未来の景色

同窓会十年間を埋める笑み見た目は違うでも根っこは同じ

花たちが歌っているのは平和の歌悲しい人に届く愛情

花畑愛と光が溢れ出す心のゆと ...
起きた時喪失を感じる。夢を遡り昨日を遡り、どんどん過去へと逃げていく私の心の半分。私は朝起きるたび心が半分になる。そして、過去へと遡って行った心は決して帰ってこず、その代わり消え去った思い ... カラヤン先生は言った

まずフルートの音を聞け、と

目で団員を承認し

的確な言葉でポイントを伝え

本番では団員に任せるのだった

自由を感じさせ

音に命をこめさせた
...
シチューを作った部屋に
シチューのにおいが充満していて

暖炉をつけたら
空気中のシチューが焼けて
グラタンのにおいに

なりました
悪い夢ばかり見る
いつも笑えることとか
いつも美味しいと思うこととか
すこし亡くなってしまうくらいの

風が強く吹いている気がして
精一杯手をこすっても
どんどん冷たくなっていく ...
写実と抽象
溢れてくる
水のように
時に
ドロリと油のように
とめどない
そう思いたい
いくら湧いても
無価値であることがルールだから
銃や世論や爆弾
情勢や圧力で
制圧され奪わ ...
私が不治といわれる病気になった時
学校のことや
子供会のことなんか
代わって引き受けてくれたママ友に
「いろいろごめんね」と謝ったら

事情を知っている彼女は言った
「そんなこと、気にし ...

突起
手にチョーク
突起記憶
足かけ
手でしがみつく
登る
上る
這い上がる
手より足で
目標まで
ルートを外さず
筋肉痙攣
指3本
自重支え
これが重力だ
受験よ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
言の葉と嘘小日向 ココ自由詩115/2/17 22:31
抱きしめてほしい瑞海自由詩2*15/2/17 22:24
ブーケ獲りあう女性にタトゥー新郎の名とLOVEの文字【都々逸 ...北大路京介伝統定型各...015/2/17 22:19
男運ない女が集いマジで獲り合うブーケトス【都々逸】伝統定型各...015/2/17 22:19
口紅で鏡に描いた曼荼羅はGOOD BYEじゃないプロポーズな ...短歌015/2/17 22:14
アトリエオダカズヒコ自由詩5*15/2/17 22:14
優先千波 一也自由詩615/2/17 22:09
また架空の友達の話北大路京介自由詩015/2/17 21:59
良い子も悪い子も鬼に食べられている自由詩115/2/17 21:59
バラードでもヘッドバンキングするのか自由詩215/2/17 21:59
世界地図を見るまなこと、なにかしら○いもの春水八郎自由詩5*15/2/17 21:42
夢の欠片が口の端について/即興ゴルコンダ(仮)投稿.14こうだたけみ自由詩2*15/2/17 21:27
カンガルーのポケットオダカズヒコ自由詩3*15/2/17 21:25
新婚生活 (ラフ=テフ外伝 パート2)自由詩1*15/2/17 21:20
毛食住おっさん猫朝焼彩茜色自由詩12*15/2/17 19:03
関係者涙(ルイ)自由詩315/2/17 18:13
記憶の雪だるま宮木理人自由詩4+*15/2/17 17:55
さよなら青から春水八郎自由詩5*15/2/17 12:04
黄色い夜加藤 郁自由詩315/2/17 11:09
猫砂……とある蛙自由詩11*15/2/17 10:43
はるかるるりら自由詩12*15/2/17 10:27
お日様の詩たちばな ま...自由詩12*15/2/17 8:32
夏川ゆう短歌115/2/17 6:02
起きたとき葉leaf自由詩715/2/17 3:14
カラヤン先生吉岡ペペロ自由詩515/2/17 0:57
おいしいけどはて自由詩315/2/17 0:02
悪い夢瑞海自由詩2*15/2/16 23:56
○○であれ秋也自由詩115/2/16 23:29
明日は我が身そらの珊瑚自由詩17*15/2/16 23:25
そのままウォールクライミング秋也自由詩115/2/16 22:55

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