わがままな胸の痛みを隠し持ち黙って君と咲く春になる
紙を折ると
斜めの方へ
出てゆこうとする
かすかな影
影は影のまま雨になり
花に触れ また影になる
暗がりを映す水
時計のような足跡
光の点が
沈まず ...
今日は平日
お別れした日
途方もなくて
言葉が上手く出なかった
星空が澄んでいて
呆然と眺めていた
しゃべれないけものみたいに
あまりにも
痛かった
いたかったの ...
詩、書いちゃってる?
言葉、続く、君の先へ
笑えばーーー人が笑うと思うよ
君は、笑わないだろうけど
人間性失った、人じゃなくなる
そう言って威嚇した人、皆死んだ
...
みんな崖っぷちが
嫌いかと言うと
そんなことはなくて
大横綱双葉山は
まだ駆け出しの頃
土俵際に押し込まれてからの
うっちゃりを得意としていたし
かのモハメッド・アリは
自分からロープ ...
黄色い西日が
うっすらと
家々の窓に手をかざす頃
いよいよ濃くなる
鉛色の空の下
次第に風に削られていく
私は冬
傷ついては修復し
和解しては
なお打ち倒され
ざらざらに荒 ...
たいていは
洗面所に置いてある
プラスチックの小さなコップだ
うっかり注ぎ過ぎると
すぐに溢れてしまう
もちろん
茶碗や湯飲みでもあるけれど
哀しいくらい量産品だから
いつ取り ...
{ルビ九十九=つづら}に折られた時の束ね
行きつ戻りつ
差し挟まれた幾つもの文から萌えて
息吹く面影がある
月が像を失い
奔放な青と黄が眼裏を揺らす夜に
散り積もった悲色の花びらから
...
また明日! 笑顔で別れいなくなるどこかで生きているような、死
朝と夜ぼくらは器用に行き来しておはようおやすみおはようおやすみ
死ぬことの本当なんかえいえんに教えてくれずまた春が来る
...
昔からポストカードを集めてる旅で見つめた思い出の景色
朝起きてやること多い日々の中些細な会話繰り広げる母
ピカピカに洗われた車嬉しそう擦って出来た傷が目立った
連休は観光地巡り渋滞し ...
数えきれない夢の中から
数えきれるほどの目標を定めて走る
人波から離れて努力に耽ることも
努力から逃げたくて人波にまぎれることも
しかしながら、どこにいてもちらつく努力
近道 ...
庭の片隅にある金柑の木
棘の生えた枝の先に
その日もイモムシがいる
太い緑色の胴に
胸には眼の黒丸
突っつくとオレンジの角が
にゅーっと
その日もイモムシがいる
イモムシはじっ ...
〜ふるさと〜
春の野に
陽はうらうらと
ささやかながら
何もかもが美しく
牛の声に
目覚めた少年が
松林に抱かれながら
走りました
小さな車両は
都会への夢をのせ
の ...
朝マック
夕方マック
昼マック
動力はそれ
それだけでした
大昔からそうだったように
この先もずっとこうなんだろうと思う
物語にはただアダムとイブと蛇と林檎が出てくればよい
要素はそれで全部足り ...
朝は難解である
アスファルトの奇異な色彩
人気のない誇張された静寂
待合室は不自然に明るく人を拒む
僕は始発電車に乗ろうと
駅のホームに立っているが
朝は難解である
時間は動 ...
雨にも負けないデクノボウだった。欲もなく、慈悲に満ちて、多くの人を助けながら、名誉を望まなかった。高潔でもなければ人格者でもない。ただ純粋な心を持ち、朴訥に生きていた。そう、彼は悪魔だった ...
愛おしいものを
づっと大事にできますように
信じられるものを
ずっともてますように
目一杯
遊んでお腹いっぱいに
やりたい事全部やれますように
何も残さず
満喫しよう
誰だってしらないまちだ 下腹のいたみがぼくを支配している
甘い雨 いつかしぬのはこわいよね 傘の中では雨は降らない
花曇いつかわすれる苦しさを愛することがせ ...
独り暮らしの部屋に
帰ったとき
消したと思った
部屋の灯りが
ついていた
気づかなければ
どうでも良かったことが
気付いた途端
後悔に変わる
と思ったら
隣の吉田さんちの
9 ...
本日、侍ジャパンの強化試合。久しぶりの野球観戦なので、一週間くらい前から楽しみにしていました。
欧州代表相手に4-3で逆転勝ちでした。2点を追う8回に又吉が3者凡退の快投で流れを変えると、その裏 ...
かわいいだけじゃだめかしら?という言葉が昔流行ったけど、かわいいだけでいいと思う。
彼女たちはその笑顔だけで、絶大なるエネルギーを我々に与えてくれます。今宵のリアルな経験談。
Do you kno ...
妻からは
しばしば
無責任!となじられるので
とんでもない事件を起こしても
責任能力の有無が
焦点になるのではないかと
期待してはいるんですが
そう言うことではない?
違いますか? ...
感謝ってぜったい
肩に力いれて感じるものではなくて
楽しい×愉しいって思って感じるものなんだ
頭でっかちになって感謝するんじゃなくて
楽しい×愉しいって思って感じるものなんだ
...
ごめんなって思った
あやまるぐらいなら
なくなればいい俺だ
役に立ちたいだけだ
かかわりたいだけだ
そんなの優しさじゃ
そんなの大きさじゃ
そんなの愛じゃ ...
私を吐き出し
それを紡ぐ毎日のような
繰り返し繰り返し
季節と同じように
私もあおあおしてきて
めきめきにょきにょき
新しい私が
生えてきたらいいのに
そうはいかない
それでもじっと ...
父と母の住んだ家を売り払い、
父と母の遺骨と位牌を寺に押し込め、
父と母の写真と遺品をゴミに出してきた
父と母の時を葬ってきた。
もういいのだ
誰も人はそんなふうにして死んでいく ...
こまかくなったからだに紐をつけてつめたい夜へ引きずります
もうすこし(もうすこし)ときこえる 声も引きずって
耳だったところ、爪だったところ、肝臓だったところ
ところどころにみえている
肌 ...
?作品力=5点 ?余韻力=3点 ?再鑑賞魅力=2点(?には鑑賞後に歓談を誘発する力があるか、?には保存価値があるかも考慮)
総合的な印象として0.5ポイント加えるか否かを基準として+、− ...
青
僕の青
君は
どこをとっても
なにをたべても
いなくなっても
君は僕の青なんだ
僕の涙を分けよう
僕の青だもの
僕の血を分けよう
僕の青だもの
僕の印 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
わがままな胸の痛みを隠し持ち黙って君と咲く春になる
北大路京介
短歌
2
15/3/11 21:41
ふたつ 満ちて
木立 悟
自由詩
3
15/3/11 21:28
平日
やまうちあつ...
自由詩
3*
15/3/11 21:15
そうでしょ?
yamada...
自由詩
1
15/3/11 19:34
崖っぷち
花形新次
自由詩
1
15/3/11 19:20
私は冬
Lucy
自由詩
11*
15/3/11 18:57
器
nonya
自由詩
16*
15/3/11 18:51
こぼれる
ただのみきや
自由詩
17*
15/3/11 18:45
リ・ターン
そらの珊瑚
短歌
8
15/3/11 15:42
ポストカード
夏川ゆう
短歌
0
15/3/11 15:26
かかってこい、桜がすべて散ろうと。
komase...
自由詩
4*
15/3/11 14:26
幼虫
……とある蛙
自由詩
9*
15/3/11 10:59
ふるさと〜その瞳をみていたら〜より
黒木アン
自由詩
2
15/3/11 9:09
第一回24時間セックスしてみよう選手権
TAT
短歌
0
15/3/11 4:48
砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているから
〃
自由詩
4
15/3/11 4:06
難解な朝
葉leaf
自由詩
2
15/3/11 3:57
悪魔
〃
自由詩
1
15/3/11 2:52
何も残さず
南川きま
自由詩
1*
15/3/11 2:48
ドロップスーサイド
初谷むい
短歌
2*
15/3/11 1:48
気づく
花形新次
自由詩
2
15/3/11 0:10
侍ジャパン 2015年初陣
チカモチ
散文(批評...
1*
15/3/11 0:06
かわいいだけでいいですよ
〃
自由詩
0
15/3/11 0:03
責任能力
花形新次
自由詩
3
15/3/10 23:56
楽しい×愉しい
吉岡ペペロ
自由詩
2
15/3/10 23:53
ごめんなっ
〃
自由詩
4
15/3/10 23:40
紡ぐ私
灰泥軽茶
自由詩
13
15/3/10 23:26
二月の終わり
秀の秋
自由詩
3
15/3/10 21:52
つめたい夜へ
はるな
自由詩
4
15/3/10 21:52
2015鑑賞映画採点及びひとことふたこと⑤〈2/24〜3/9 ...
平瀬たかのり
散文(批評...
3*
15/3/10 21:14
青
瑞海
自由詩
3*
15/3/10 21:05
1942
1943
1944
1945
1946
1947
1948
1949
1950
1951
1952
1953
1954
1955
1956
1957
1958
1959
1960
1961
1962
1963
1964
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
加筆訂正:
恋と愛のあいだの何秒か
/
りゅうのあくび
[15/3/11 21:22]
遅筆のため推敲
3.86sec.