おまえらを
皆殺しにするための
方法を決めたいので
明日9時から
会議をします
議題は
おまえらを
皆殺しにする方法についてです
ですから
おまえらは
おまえら自身が
どう皆殺し ...
彼女はあばずれの子
僕は納豆の子
という事にして竹森は歯
を、一本ずつ抜いていった。
まずは僕の歯を
それから彼女の歯を
植え替えては抜いて
抜いては刺し
刺し替えては押し込んで
は ...
ふたり乗りのベビーカーに誰も乗らない
笑うのが下手で僕だけ信号につかまったまま
推されて出た選挙が0票
花種を蒔きたる指や金平糖
乳母車押したる父や水草生う
水草生う駆けっこ終えて唄う子ら
まっくろなふうせんを
まっくろなそらにとばす
まっくろなひもでぶらさげた
まっくろなかみに
かいた
まっくろなもじ
もうおもいだせない
きっと
だれも
きづかないだろう
さよな ...
光と影の境界
ひとつの石が孵る
透明な炎の囀り
思考は灰になる
朝が目を開く
ひとつの幻想のパンケーキ
刹那わたしは身をくねらせ魚形
夜が堕胎した冷静な夢のシタイ
亜餌意緒雨キ ...
そのとき私は
意識不明のまま
病院のベッドに寝ていました
すると突然
私の身体が浮きはじめて
病室の天井まで上がって行ったんです
恐る恐る下を見ると
何と、そこにはベッドに横たわったまま ...
誰かに飲み干された君は
埃っぽい街をぼんやり透かして
仄かな緑色で薄笑いしていた
濁り切れずに立ち尽くしていた
可憐ながらんどうの君は
微かにアップルタイザーの匂いがして
僕は言葉 ...
【夜景】
月明かりが柔らかに肩を撫で
こんな夜は振り返ると良い
視界と記憶を超えて
永遠の束縛にうごめき
点々と小さく弱々しく
くっきりと何処までも続くのは
あれは夜光虫ではない ...
柔らかな陽射しなのだと気付くのは 木の色合いが桃色終わり
緑へと移り変わった頃のこと 眩しさに目を細めていても
自ずから綻ぶような微熱持ち でも今迄は、それを知らずに
新しく心の内に現れたソ ...
世界に雨が降ることは予定されていて
辺境のここは狭く
すでに飽和状態であったから
昨日の水を
留め置くことなく
昨日の水、を
手放している
どこへ向かうのか
誰も知らない
ゆくえ ...
強くはないと
自覚していても
強い人になりたくて
強がりばかり言っているから
その分余計に痛い目にあう
優しい人にはなれないと
解っているのに
優しい人の振りをするから
その分 ...
飛沫が顔に当たる
水着姿の凛子が
ビニールプールではしゃいでいる
煙草をくゆらす
真っさらな空気に
白い煙が立ち上る
ふぅ
太鼓の音頭
暗がりの眼玉
狐のお面
「紫 ...
会ったばかりの私に
おそらくとまどっていた君
馴染みの大人にばかり
声を掛けるのは仕方ない
だから
私は傷ついてなど
いなかったのだよ
君がスッと差し出した手に
握られた小さな ...
白い歌をうたう
わたしは悲しくない
わたしはあなたを愛していない
疲れた笑みのような夕暮れの町
静かな木板に穿たれる曲がった釘
汚されたシャツのために
...
誰しもが
社会に暗闇がある
と云うけれども
誰しもが
灯火として
生きている
ずっと今を
満ちる月は腹み
欠ける月には衰えの
母は産み育て
月にさらわれ
ふたたびの生まれかわりが
あるのです
乙女のあなた
母のあなたは
女神となって月にいるのね
妻をなくした
...
長く感じる冬は終わり
ピンクのイメージが強い春が来た
散歩するのが楽しい時期
満開の桜が目立つ
風が生暖かい
桜が満開
春が満開
心が幸福感で満開になった
日溜まりの中 ...
あなたがいなくなってから
なんど桜が咲いてなんど散ったでしょう
花びらはアスファルトに川面に誰かの頬に
あなたが好きと言ってた
日本の春は今も変わらず風を乗せて
...
あの日あんたは笑ってたからそれが正しいことだと思えたんだ
もう二度と会えないとかもう二度と触れ合えないとか
悲しみの材料はいくらでも探せるけど
僕は相変わらず酒とタ ...
去ることのない
さよならを胸に
あなたに
惹かれてしまうのは
必然で
愛することは
運命で
きっと
約束したのでしょう
神様と
この世界を
ただ眺めることしか
できない ...
相方を特別扱いできなくて困ってるのはわたしですか、オパール日和、ファーストヴィンテージターコイズ、エリックサティ、田添明美、眼鏡、340円返す、シーラカンスのしおりカラカラ、、映画ヒドゥン・フェイス、 ...
この惑星が軌道に乗ったころ
まだ誰も息をしていなかった
宇宙の不思議にため息をつく
子供も老人もまだいなかった
幾万年こえ私は日々の営みの
合間にふとため息をつく、
かつてあなた ...
古本屋をぶらぶらしていると
キーホルダーのついた
鍵が落ちていたので
拾ってレジの人に渡した
お寺の受付に行くと
年季のはいった分厚い
お財布がおいてあったので
受付の人に渡した
...
町は染め上げている
ほとんど静かな軒先の
金魚の水槽にさわる
影が
はるかな青を見上げて
さくら色のため息をつくとき
アスファルトに貼りつけられたおれたちは
光となって舞いあがる。
ぽっと頬をそめた月が
なよなよ と
しだれかかってくるのは
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
皆殺し
花形新次
自由詩
0
15/4/11 23:56
にくしみ(要冷蔵)
竹森
自由詩
1*
15/4/11 23:55
ふたり乗りのベビーカーに誰も乗らない
北大路京介
自由詩
4
15/4/11 21:53
笑うのが下手で僕だけ信号につかまったまま
〃
自由詩
1
15/4/11 21:43
推されて出た選挙が0票
〃
自由詩
3*
15/4/11 21:43
花種を蒔きたる指や金平糖
〃
俳句
1
15/4/11 21:35
乳母車押したる父や水草生う
〃
俳句
0
15/4/11 21:34
水草生う駆けっこ終えて唄う子ら
〃
俳句
0
15/4/11 21:34
まっくろ
アンテ
自由詩
1
15/4/11 21:29
ペインキラー
ただのみきや
自由詩
10*
15/4/11 21:08
臨死体験2
花形新次
自由詩
0
15/4/11 19:32
半透明
nonya
自由詩
19*
15/4/11 18:14
七つの闇
宣井龍人
自由詩
7*
15/4/11 16:44
新緑と貴方に添いながら
暁 文目
自由詩
1
15/4/11 15:39
鉢植えの土によせて 「創作工房 群青 4月の課題 土 への提 ...
そらの珊瑚
自由詩
16
15/4/11 15:15
優しい人になりたくて
Lucy
自由詩
17+*
15/4/11 12:52
風に捧ぐ
opus
自由詩
2
15/4/11 11:45
手紙 Dear.A
森川美咲
自由詩
2*
15/4/11 10:32
白い歌
草野春心
自由詩
2+
15/4/11 8:26
ずっと今を
りゅうのあく...
自由詩
2*
15/4/11 8:05
月の女神
黒木アン
自由詩
5*
15/4/11 7:35
満開
夏川ゆう
自由詩
2
15/4/11 5:54
あなたの頬に
永乃ゆち
自由詩
3
15/4/11 3:36
歌うより他ない
〃
自由詩
2
15/4/11 3:35
まだわたしになるまえの
緑かな
自由詩
0*
15/4/11 3:11
いついつまでに、なになにを/即興ゴルコンダ(仮)投稿.26
こうだたけみ
自由詩
2+*
15/4/11 2:06
宇宙のため息
ケルリ
自由詩
2
15/4/11 1:51
こつんと
灰泥軽茶
自由詩
7
15/4/11 0:42
_
雨へのダブリ...
自由詩
0
15/4/11 0:17
空の底
草野大悟2
自由詩
7
15/4/11 0:03
1940
1941
1942
1943
1944
1945
1946
1947
1948
1949
1950
1951
1952
1953
1954
1955
1956
1957
1958
1959
1960
1961
1962
1963
1964
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
加筆訂正:
あなたがいる有り難さ
/
鵜飼千代子
[15/4/11 20:15]
そんなふたりだけれど→そんな風なふたりだけれど 加筆修正
ずっと今を
/
りゅうのあくび
[15/4/11 18:39]
遅筆により推敲
ずっと今を
/
りゅうのあくび
[15/4/11 9:10]
改題しました
3.77sec.