雨の夜すぎゆく車窓
アスファルトに
コンビニが映っている
置き去りにされた
一瞬
それがいずれ
『この花の種だったのか』
そう思い出す日が
そう ...
俺の言う通りにしろ
さもないと
この女のオッパイを
ベロンちょするぞ
「いやあー!お願い、オッパイは
やめてー!」
うるせい、先ずは
もろだしにしてやる
「いやあー!」
ほらっ、どう ...
ベトつく暑さで目が覚めた
いつの間にか梅雨は終わっていたらしい
カーテンを開けると太陽は午後を指していた
たまには散歩でもするか
わけもなくそう思った
ひりつく程の真夏日に馬鹿な思いつき ...
本棚の隅にひっそり眠ってるチョンダヨンのモムチャン体操
僕は八月のサナギです
立派になるつもりでいました
とっくに羽化の時期は過ぎて
まだサナギのままでいます
大人になったら
空を飛べるようになったら
昔はそんな事を友達と
...
いつの頃からか
あなたから
心のこもった贈り物をもらっても
私の頭の中のそろばんが
大体いくらぐらいなのかなって
計算してしまって
なあんだ、私の価値は
それぐらいなのねって
思うよう ...
夫をオオアリクイに
殺されたという女と
安い居酒屋で会うことに
いかがわしいサイトに
けったいなメッセージを書き込む割には
きちんとした身なり
容姿もそれなりに整っている
平日の夜だとい ...
花の散る
乱れる心
かの如く
舞い上がり
吹くに任せ
跡形もなく
散れ散れ
留まることなど
想えぬのだから
傘は良い
そっと隠してくれる
面に出てくる表情(かお)を
優しく流しながら
雨音で歌いながら
いけない恋のわずかな
跳ね返りも
落ちてしまった雫が
濁っても
明日には乾くから
...
鮮明に君のことが好きだから
言うしかないと思ってる
空が割れて星が降りだすように想ってる
純愛という言葉から遠く離れて
抱き合いたいなんて思ってない
透明に触れてふたりで溶け ...
低い雲がたなびく
雨空のなかで生まれたばかりの冬猫が
ふんわりと尻尾をまるめながら
きっとこの春のどこかで
ゆったりと昼寝をしているように
彼女はまだ目覚めない
もう夢のなかでは
序 ...
―瑞雪―
季(とき)それて花道に白々と瑞雪
菜の花を潰さぬように撫で落ちて
花風の隙間から敷き桜になるはなびら
ひらりはらりと
散り急いだのは
心根白く多くの支え万物良縁頂けま ...
願わくばこれがハロワに顔を出す人生最後の日であるように
コサメが降ってきた。波板の上で踊りだしたようで、だんだんうるさくなっていく。
開けていた窓を閉めようとすると踊りがやんだ。どうやら、見られたくないようだ。
大きな風が吹きカーテンを揺らす。たぶんオ ...
だんぼーるのなかで
ないていた
しろいこねこ
かわいいって
だきしめてもらいたくて
ひっしにさけんで
このあたりはだんちだから
どこもかえないなんて
しらずに
よびつづけていた
...
自分の嫌いだったもの
今もわりと嫌いなもの
1.数字
2.電卓
3.電話
4.会話
人生の二大誤算だと思ったもの
こんなにも電話だらけな毎日と、こんなにも電卓たたかなきゃ ...
なにもないよりは少し傷つくほうが生きている気がしたりするのかな
柳に風が
いつまでもやまないので
僕はここから離れられずに
時間だけが コチコチ
鼓動だけが ドキドキ
規則正しいリズムを鳴らして
柳に風が
ただ吹いているのを見ているだけで
...
満杯になったゴミ箱
を
床に転がった
僕の目
が
見た
からだ
は
相変わらず
床に転がっている
笑顔でいるだけじゃなにも変わってくれないんだ
大きな声で言えない好き
そこに破壊がある
目的は周りを吹き飛ばすこと
とてもシンプルなこと
ここに原因がある
とても複雑に見えること
純粋が積み重なったこと
感情が絡み合ったこと
そこに絶望がある
と ...
金沢八景駅の改札口で
待ち合わせた
きみが先に来ていて
人混みの中から
僕をキョロキョロ探していた
僕はその姿に
ちょっとだけ感動した
今まで、こんなに待ち望まれた
ことあった ...
背中合わせで月を見ている
三月の甘いハートが続いてく
姥巫女の水菜切る音犬張子
勝算のない一束の水菜かな
さぁテレビの前に集まって
チャンネルは適当で
僕からお茶の間の皆様へ
ささやかな刺激を送るよ
脇役はもういいや
たまにはスポットライトを浴びたい
緊張してないと言えば嘘になる
慣れて ...
白いうなじに
光を多く含んだ
雨が一滴流れていく
きっとレモンソーダの味が
するだろう
誰かが確かめるには
早すぎる
純粋な輝き
バスを待つ少女は
バス以外の何かを待って ...
ねえ、ねえ、知ってる
なあに?
呪いのUSBメモリーって
呪いのUSBメモリー?
そう、パソコンでその中にある
よしこって名前のファイルを開くと
うん
林家三平の動画が始まって
うん
...
あのライオンが
曇り空で眠っている
たてがみを
ちょっと立ててさ
呼んでみたけど
片目だけ動いた
西のほうに泳ぎながら
しっぽが雨の粒を払っているんだ
君にニックネ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
この花の種
吉岡ペペロ
自由詩
3
15/4/10 20:31
パイジャック
花形新次
自由詩
0
15/4/10 20:19
スタンド・バイ・ミーの残像
捨我
自由詩
0
15/4/10 20:03
ビリーズブート短歌1
花形新次
短歌
0
15/4/10 19:29
八月のサナギ
tetsu_
自由詩
5*
15/4/10 19:24
私の頭の中のそろばん
花形新次
自由詩
2
15/4/10 19:09
アリクイのララバイ
やまうちあつ...
自由詩
0
15/4/10 18:45
花の散る
中原純乃
自由詩
3*
15/4/10 16:24
雨の日
〃
自由詩
1*
15/4/10 16:23
きれいごと
かんな
自由詩
5*
15/4/10 15:44
彼女の午睡
りゅうのあく...
自由詩
5*
15/4/10 15:42
瑞雪
黒木アン
自由詩
6*
15/4/10 13:31
就職氷河期
Neutra...
短歌
1
15/4/10 12:56
ハルノコサメ(とよよんさんとの連詩有り)
こひもともひ...
自由詩
6*
15/4/10 0:32
ぎゅうにゅう
アンテ
自由詩
2
15/4/10 0:15
デジネコキボウシマス
2012
自由詩
1
15/4/9 23:23
なにもないよりは少し傷つくほうが生きている気がしたりするのか ...
北大路京介
自由詩
9
15/4/9 23:23
柳
豆腐小僧
自由詩
3
15/4/9 23:20
今日という夜の部屋
はて
自由詩
1
15/4/9 23:18
大きな声で言えない好き
北大路京介
自由詩
1
15/4/9 22:28
EDEN
opus
自由詩
0
15/4/9 21:52
金沢八景
花形新次
自由詩
0
15/4/9 20:22
背中合わせで月を見ている
北大路京介
自由詩
4
15/4/9 20:06
三月の甘いハートが続いてく
〃
俳句
1
15/4/9 20:05
姥巫女の水菜切る音犬張子
〃
俳句
0
15/4/9 20:05
勝算のない一束の水菜かな
〃
俳句
1
15/4/9 20:04
TVスター
捨我
自由詩
1
15/4/9 19:50
レモンソーダ
花形新次
自由詩
3
15/4/9 19:41
よしこ
〃
自由詩
0
15/4/9 18:55
来遠〜ライオン
マリー
自由詩
1
15/4/9 15:23
1918
1919
1920
1921
1922
1923
1924
1925
1926
1927
1928
1929
1930
1931
1932
1933
1934
1935
1936
1937
1938
1939
1940
1941
1942
1943
1944
1945
1946
1947
1948
1949
1950
1951
1952
1953
1954
1955
1956
1957
1958
加筆訂正:
彼女の午睡
/
りゅうのあくび
[15/4/10 16:39]
遅筆により推敲
5.53sec.