長いまつ毛 切れ長の目じり
吸い込まれそうな 笑窪
でも あなたの横に座りたい
膝の上に手を置いて見つめられると
言葉が見つからないの
でも あなたの横に座りたい
...
大丈夫だと思った
普段通りだった
今なら飛び立てる
エンジンに点火した
手応えがあった
あってはならない
手応えがあった
妻の姿を探した
どこにもいなかった
バスルー ...
未知の裾に吹く風が背筋へ走る朝に
憂鬱を刻む針が胸を突き続ける
街は眩しく 道は険しく
夢は見るなと メトロが歌う
歯車を回せ 光が消えるまで
枯れた身を焦がせ 光が消えても
まど ...
取り戻せないものはどうしようもないけど
新しく手に入れられるアテもないよな
大切なことほど独りよがりになって
丸まった背中に無駄だけが乗っかっている
詰まらないことばかりじゃないけど ...
何だ!この大量の使用済みおりものシートは?
これは恐らく犯人の戦利品だよ、ワトソンくん
戦利品だって?
そうだ、犯人はうら若き女性を殺害した後
まだホカホカのシートをパンティから剥がして持ち帰 ...
毎朝
走る
山の
斜面に
ジャグラーが
放置されている
誰も取りにこない
通報もしない
北電子は丹精を込めて
開発し
書類を通し
保通協は試打し
検定を通り
ホールは ...
綺麗なものや美味しいものでいっぱい
生きるために料理をする
狂ったとしても花や草のように
燃えるから満面の笑み
綺麗なものや美味しいものでいっぱい
生きるために掃除をする
...
蟻の動物病院があった
保守的な虎が営業してきたパチンコ店のはす向かいだった
病院の前はりんごの親分が毎年受粉してきたりんご園があったはずで癇癪を起こす体質の親分はもういない
だから蟻が来たの ...
酷く孤独が怖いのに
愛され方がわかりません
男子小学生のような理屈を
恥ずかしげもなく謳います
誰かと一緒ならそれがいいです
死の行進でもかまいません
喜んで従います
正しさなん ...
嬉しい事も面白い事も
親しい事も好きな事も
積み上げる楽しさよりも
崩れてしまった時を思ってしまうから
崩れてしまった時の虚しさだけを
心が覚えてしまっているから
積んでは下ろ ...
貴女との絆欲しくて用を足すついでに汚物入れを物色
おりものがおりものとしてあったからきみもわたしもここにいるのだ
空だって飛べる気がした多い日の夜も安心サイドギャザー付き
南国の海か ...
キャンドルの光が流行る夏至の日に蝋燭屋さんニヤリと笑う
会話なくずっと見ている窓の外地下鉄だから光などない
俺次第泣くも笑うもし放題闇に消えるか光となるか
玩具売り場の前から幼児の泣き声が
人の溢れた地下街広場に響いて
若い夫婦の困惑が子供を叱る
幼児と親と対立する主張は
地下街の雑踏を立ち止まらせ
黙らせる
己の主張が通らない ...
死ぬまで生きるしかない
兎に角死ぬまで生きるしかない
どうせ生きるのなら
清らかに、力強く生きたい
青空には虹が見えるじゃないか
近づくと消えるけど
虹は確かに見える
僕たちの生と死みた ...
アタシは
大人として生きぬいてきた
ストリートチルドレン
物売り物乞い
わずかなお金だよ
お腹がすいたら
薬物で紛らわす
仕方ないじゃない
道に寝っ転がっていきるしかない
そこらじ ...
何もかも
原則的に敵だから
僕は今日も肩で風を切って歩く
すると思いもかけない温かい風が吹いてきて
僕にあいさつするものだから
戸惑いながらもあいさつを返すと
風は微笑みながら ...
俺は羅列で終わるのか
アブサン
シャンパン
アフターヌーンデス
一冊も読んだことのない
ヘミングウェイに思いを馳せて
バーからの帰り道
千鳥足
千鳥足
見えるものがすべて
そこにある世界
それが世界
どうせなら
楽しい世界
苦しみを超えたら
きみだけに見える
やさしい世界
きみだけに
見えるから
きみだけの世界を
僕も信じるから ...
セダム 沙漠に咲く小さな花
極度の乾燥にも耐えうる種は
都市の上空に
正確で厳密な彼女の仕事は
成層圏を行きかう祈りと重なり
いつか惑星へと届くだろう
無重力のラボラトリーで
小 ...
あなたが
あなたの時間を
終えてから
私は
私の時間について
考えました
どれだけ私に
明日があっても
どの明日を探しても
あなたはいない
どこにもいない
この手で
...
じいさんがどこか場末の病院で地縛霊になる日も近い
全くよ
アイツの予想が本当に
正しいかなんて分かんない訳だから
それを躍起になって証明しようだなんてさ
そんな無謀なことはないじゃん
相手はリーマンだよ、リーマン!
中小企業の係長クラスか ...
春のゆたんぽ
ぽぽぽと踊る草の匂い
たんぽぽ色の光は
そっと鼻をなでる
なでなでゆたんぽ
ほころぶこころは暖まる
ゆっくりとほぐし
軽やかな跳躍
すういすいっと風は
私をどこか遠くへ ...
うす紫の夜明けに 投げ出された一冊の
古い書物に うす紅の花びらが降り積もる
開いた頁の活字に 重なって見え隠れする
過ぎ去った日々の残景は 霞んで
手を伸ばしたら 届いたはずの風 ...
人に会うとき心が痛い
人と別れるとき心が痛い
心を持つことは嫌だな
あなたが求めているのは
単に刺激じゃない!
そんなものは
世の中沢山転がっているわ
でも、ここに集う人々は違う!
みんな安らぎを求めているの!
優しさを
そう、人の心の優しさを
温かさ ...
距離が捲れて
ゾウたち湧き返る
餌をやる手が喰いつかれ
餌になる
くらいなら
喰ワネバナルマイ!
何も売りはしない日
うららかうららか
うるおうか
鼻も耳も牙もなくした
ゾウ ...
生まれたての心臓が
黒い樹木の網を逃れ
薄曇りの頬を染めながら
眩さを増して往く
震える瞼の隙間
扇ひらいて
火の海
潜る魚のよう
夜女は身をひそめる
ちりぬるゆめごを
泥の小舟に ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
横に座りたい
佐白光
自由詩
1*
15/4/16 23:43
「自称詩」過ち
花形新次
自由詩
1
15/4/16 22:46
Slave
机
自由詩
1
15/4/16 22:35
よなよな
〃
自由詩
0
15/4/16 22:28
「自称詩」おりものシートコレクター
花形新次
自由詩
0
15/4/16 22:14
マイナーなジャグラー
nemaru
自由詩
1*
15/4/16 21:31
希ガス。
まきしむ
自由詩
0
15/4/16 21:09
_
ズー
自由詩
4*
15/4/16 20:38
孤毒
捨我
自由詩
1
15/4/16 19:41
ジェンガ
baby b...
自由詩
2
15/4/16 18:46
自称おりもの短歌1
花形新次
短歌
0*
15/4/16 18:17
キャンドルの光が流行る夏至の日に蝋燭屋さんニヤリと笑う
北大路京介
短歌
2*
15/4/16 12:16
会話なくずっと見ている窓の外地下鉄だから光などない
〃
短歌
5*
15/4/16 12:15
俺次第泣くも笑うもし放題闇に消えるか光となるか
〃
短歌
3
15/4/16 12:15
自己主張
イナエ
自由詩
16+*
15/4/16 11:16
虹
渡辺亘
自由詩
6
15/4/16 8:57
ラブ&ピース
黒木アン
自由詩
2
15/4/16 7:56
敵
葉leaf
自由詩
5
15/4/16 3:35
カクテル
秋也
自由詩
1
15/4/16 3:28
きみだけの世界で
花咲風太郎
自由詩
1
15/4/16 0:05
無重力ラボラトリー
カワグチタケ...
自由詩
3
15/4/15 23:51
遠距離恋愛
緑かな
自由詩
3*
15/4/15 23:30
「自称」大予言短歌2
花形新次
短歌
0
15/4/15 23:26
「自称詩」ゼータ関数の非自明な0点
〃
自由詩
0
15/4/15 23:13
ゆたんぽぽ
灰泥軽茶
自由詩
8
15/4/15 23:00
さくらの歌
藤原絵理子
自由詩
4
15/4/15 22:54
痛い
リィ
自由詩
0
15/4/15 22:44
「自称詩」訴え
花形新次
自由詩
1
15/4/15 21:50
ハルだゾウだ
ただのみきや
自由詩
11*
15/4/15 21:36
朝
〃
自由詩
9*
15/4/15 21:34
1913
1914
1915
1916
1917
1918
1919
1920
1921
1922
1923
1924
1925
1926
1927
1928
1929
1930
1931
1932
1933
1934
1935
1936
1937
1938
1939
1940
1941
1942
1943
1944
1945
1946
1947
1948
1949
1950
1951
1952
1953
加筆訂正:
朝
/
ただのみきや
[15/4/16 22:47]
四行目最期「から」を消しました。
朝
/
ただのみきや
[15/4/16 22:43]
六行目、「広がる」を「ひらいて」に変更しました。
行く春に
/
藤原絵理子
[15/4/15 22:52]
タイトルが間違えてました♪すいません♪
4.47sec.