紙の橋
響きのなかに
消えかけた椅子
はらはらと
四角い影を残して


紙の羽
曇った朝の傾き
手のひらひとつの
まばたきとあざむき


雪が雪にわたす刃
...
あなたは私という平原を流れていく一筋の川
涼しい亀裂を走らせながら光として流れていく
あなたの源流はもう去ってしまったし
あなたの流れ着く海はもう干上がってしまったので
あなたは存 ...
おっぱいの

先っぽを噛む

ヤりながら
いつか又



ここで会おうと




そう言われ














願い下げだと








...
絵の具がぶちまけられていた
字義ではなく文脈が読まれるべきだ
そう思いながら
僕は
誰にも見せない絵を描く
誰にも見せない絵を放つ
何処へ?
本棚の奥へ
埋め込んでしまい部屋を出た
...
豚を処理する夢を見た
腹が減っていたからだ

BBQにしてマスタードソースを
たっぷりかけたところで
目が覚めた

芳ばしい皮の匂いが
辺りに漂っている

身体が熱い
燃えるよう ...
うすっぺらいから日に翳せば透けてみえる

どっちが表か裏かも解らない

コインほどの厚みも
重さも
確率もないなら
潔くガラスになってみたら?

プリズムくらいなら
笑ってあ ...
ピアノ









ギター












出来上がったばかりの

僕が作った曲

...
ロケットみたいに
まっすぐとびます

余計なものをきりはなして
もっとうえへ

あしもとが
ぼうぼうもえて
それでもたかく

地面が恋しくなっても
たかくたかく

だって
...
嫌いなものを捨てていったら
自分が嫌いな自分だけが残った
空は眩いばかりの光に満ちていながらも知らん顔でもをしているようだ
胸の水面に浮かべた決意も
どこか夢心地のリアル

憧れに向け力強く背伸びするといふ
あすなろを想ふ

決して檜になれ ...
やわらかな月の宵に
ものうげなアルルカンがあらわれる
ここに来てくれてありがとう
匂菫の花束をあげましょう

少し遠くの霞んだ墓地では
姿のないコロスたちが歌ってる
アルルカン その歌に ...
散文は
徒歩
詩は
舞踊

散文は
直線
詩は
螺旋

ちぎって
つなげて
やぶって
なげて

言葉を排し
コトバの発現
記されるもの
しるしを授かる

...
桜の花に誘われて散歩するわたしの行く手の
立ち枯れた葦の叢から飛びだした番い  
ギャッと鳴いて 慌てふためき 灌木の陰に潜る雉子
間違えはしない
登校した私を小学校の玄関で
毎朝迎えて ...
あなたの声が聴こえてきます
空は美しいと知ったのは
それから間もなくのことでした

あなたの声が見えるようです
雲に隠れていても
太陽の輝きはわたしを慰めます

あなたとどうして出 ...
ついさっき猫は
まんぼうと腕を組んでそこを曲がっていったよ

わたしはそれまで
とても孤独だったのだ
ひとりで はだしで ふるえて
ひたひたと沈みゆく一日を感じながら
なすすべもなく ...
うす甘い空気ばかりをあつめて
思い出のような恋をしている
ないものがあるかのように
あるものをないもののように
かき抱いた空気はおだやかにつめたく
わたしの根に雨はふらない
塾なんて無かった頃
塾なんて行く人もいなかった頃
赤い鐘が鳴っても誰も帰らない
          誰も誰も
年上のあたしとY君はいつも考えてる
どうやればみんなが連れてくる
三才や幼稚園 ...
再放送のドラマは耳に煩くて
付けたはいいが直ぐに消してしまう


外には糸のような雨が降っていて
その柔らかさに若葉が震えている


下腹部に鈍い痛みが走り
私の身体にはもう少し ...
君が抱かれているあいだ
僕は麦焼酎をこぼして
歳時記がびしょ濡れだ
ティッシュが酒を吸収していく

桜の時期に夏の句を詠み
紅葉の時期に冬を詠んでいる
歳時記が乾くまで
ギターでも ...
あきれ顔を隠しきれない電話の声優しい 女の子として鉛筆削る 水菜噛む甘いジョークを聞き流し 少年と少年眠る春の風 標本にできそうな虫春の風 そろそろ
おいとまをしようか
たくさんご馳走になったし
ずいぶんと愉快に笑った
これ以上長居をすると
ますます帰りづらくなる
それに遠慮がなくなって
無礼なこともしてしまいそう
今なら ...
雨上がりに
僕の頭から
貴女の頭に
虹が架かって
とても素敵だ
そのときは
二人とも
赤フンをしてるんだ

二人を結ぶ
虹の下を
世界中のばかというばかが
旗を振りながら行進し ...
再会という
残酷な喜びを
与えられた大人は
菜の花に囲まれた
少女になりたいと願う


胸の絡まりと
夢しかなかった
沈丁花の薫り漂う
あの頃からの染みを
どうして
抜き清める ...
野良猫がある日突然家に来た僕を選んで遊びに来た

新緑は風に揺られて音がする懐かしさより今を表す音

食べ物を感謝しながら味わって豊かな地球の愛にありがとう

綺麗だな作者不詳の風景画灯台 ...
Aへ
二人で共有できないことを
送ります

明日行くはずだったとこ
もう行ってしまった?
僕ももう少し

Aへ
階段の話
あれから
もうしていません
誰にもいうつもりもないです ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ふたつ ひかり木立 悟自由詩415/4/8 9:42
あなた葉leaf自由詩415/4/8 6:53
無題TAT俳句015/4/8 1:19
若い頃はいつも短歌015/4/8 0:55
エルフの泉ゴースト(無...自由詩6*15/4/7 22:29
BBQになる花形新次自由詩215/4/7 22:22
ムリマリー自由詩315/4/7 22:11
K.teller 僕の好きなもの世江自由詩015/4/7 22:09
とぶということ朧月自由詩515/4/7 22:00
嫌いなものリィ自由詩2*15/4/7 22:00
静かに泣いてしまいたいkeigo自由詩015/4/7 20:24
早春のアルルカン塔野夏子自由詩6*15/4/7 20:07
しるしシホ.N自由詩215/4/7 18:43
雉子イナエ自由詩15*15/4/7 18:40
出会い乱太郎自由詩12*15/4/7 16:47
ついさっき猫はるな自由詩515/4/7 16:44
空気自由詩315/4/7 16:25
放送所の子供達は今岸かの子2自由詩10*15/4/7 15:52
春の雨時子自由詩415/4/7 15:44
麦焼酎をこぼして北大路京介自由詩515/4/7 13:55
あきれ顔を隠しきれない電話の声優しい自由詩215/4/7 13:55
女の子として鉛筆削る自由詩115/4/7 13:55
水菜噛む甘いジョークを聞き流し俳句015/4/7 13:54
少年と少年眠る春の風俳句115/4/7 13:53
標本にできそうな虫春の風俳句015/4/7 13:53
おいとまやまうちあつ...自由詩5*15/4/7 12:58
楽しい花形新次自由詩115/4/7 8:29
別れの曲黒木アン自由詩915/4/7 7:10
野良猫夏川ゆう短歌015/4/7 6:02
Aへ佐藤伊織自由詩315/4/7 0:42

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