きみの悲しげな 薄茶の瞳が
雨に濡れた 捨て犬の耳に重なる
愛してるんだよ と 大きな声で
もし あの雨の日に戻れるのなら


真っ直ぐな思いに 応えられなかったのは
どこかに 罪の ...
テレビの中

子供の頃の私の口癖は 「テレビの中に入りたい!」だった
華やかな舞台の上で 踊って歌うアイドルに憧れて
親戚の前で物まね 未来のスターの誕生ね!って
皆が褒めてくれた 私はすっ ...
机の前の椅子に寄りかかっていると
脂汗が浮かんできて
蛆虫のような気分になる
君はキッチンでコトコトと
夕飯の支度をしていて
それを意識すると
手伝わない自分に再度嫌気がさして
また蛆虫 ...
足の小指が嫌いなのだ
 気付いた時には、箪笥の角にぶつかっていたりする

足の小指が嫌いなのだ
 爪がひしゃげて白くにごり何よりひどくみっともない

足の小指が嫌いなのだ
 スマー ...
藤の花に締め上げられてる杉の木が声も立てずに朽ちてゆく初夏

通学路の木の葉の影を覚えてるもう二度と通わない道

肌の色が日に日に焼けてく子供らが通りてく百日紅の下

「まあだだよ」探す気 ...
好きな言葉かあ
そうねえ、ひとつだけ
選べって言われたら
やっぱり殺傷能力かしら

殺傷能力って
響きが素敵だし
強くて頼もしいでしょ
山の頂上で叫びたくならない?
「さっ、しょう、 ...
自分が行ったことのない場所へ行くと
その場所が新鮮に感じる
そこには自分の居場所がないから
誰かに言葉で傷つけられたのなら
自分の言葉で奮い立たせろ
半音下がった5月に
飛行機雲とポケットの中のちょっとしけた煙草

わかったつもりの自分に言い聞かせてまた
あらたなる接触をこころみる深さをはかる浅瀬で

風のなかにきざまれているもの
そ ...
うたうたうたたねタネもしかけもあるのしっ
てるわかっテルけどしらんぷりしてわたしい
としい4と4で8かいぶんわたわたするあな
たいっちょまえだからもうみせなくていいよ
でもふあんなんでしょ?の ...
一年前の今日

突然私の前に立って

[私、彼のことが恋しくて、恋しくて]と

宣言していきました

何を言ってるの

だからどうしたのと 心の中でつぶやく私を

置き去りにし ...
突然ブガチャガ窓の外
ブガチャガ悪い缶蹴りが
ブガチャガドリブル人を避け
ゴールに向かって一直線

どんなに悲しいブガチャガに
どんなに苦しいブガチャガに

今日は繕い(つくろい)知ら ...
欲しい
記憶媒体として
テープと言っても
樹脂に鉄粉を仕込んだ
アレじゃない
金属のリボンと言えば
正しいであろう
とても高価
磁気記録装置の
最高峰である
シーケンシャルにしか
...
マニー・パッキャオが
試合前に肩痛を
公表しなかったのが
詐欺罪に当たるなら
交際前に
パッドを入れて
貧乳を隠していたのは
下手をすると
絞首刑に値するのではないかと
言ったところ ...
今日の雄物川河口は、
ふだん海ではないところも海になっていて、
早々に退散してきました。

海はとても情熱的な生き物だ。

昨日は愛していると言っていたのに、
今日は殺してやると言っている。
ロウソクの数は去年と同じ数また新しい春が来ました 人違いだと言い出せずなりきってまた新しい春が来ました 騙されてあげる磁石がトリックね君がNならSを演じる 去年の今頃、何を考えていたか
考えていた去年の今頃
よく考えると
来年の今頃、何を考えているだろうと
考えていたことを思い出した
丁度、視力検査をしていたときだ

これは?
横斜め横で ...
退屈を埋めろ
日々の仕事
空白は凶器だ
殺される前に

反芻する昨日
もう味ねぇって
新色が追加
高くて買えねぇ

困った時はヤバいフリ
口ぶりだけが上達
何様気取り?
バレ ...
             150507

からからになった台地を背負う
神話時代の住民たちが大型休日も作り上げた
なかなか好い後輩が増えて増えて
今では曲紹介する可能性を
ディスクジョキー ...
視線の爪を切りながら
空を横切るむらさきの溝
曇にも屋根にも放たれる
音より遅い花火たちの粉


うつろな器の重さに驚き
なかのものをこぼしてしまう
姿の無い痺れを ...
「あ」と
「い」の間に
それが存在すると仮定して
そこにきみの姿を描いてみる

知らないから知りたくなる
知ってしまうと見たくなる
見てしまうと触れたくなる
触れてしまうと手に入れた ...
見えない電話に 
がなり立てていた誰かが
電話を失くして泣き叫んでいた


見えない犬を蹴りつけ
引きずりまわしていた誰かが
犬に逃げられ 泣き叫んでいた

...
愛したいけど愛しかたわからず
愛されたいけど愛されかたわからない
それは道理
愛しようとすれば拒絶されたし
愛されようとすれば束縛されてしまう
ふるさとの大人たちは怯えていた
自分の威厳は ...
あの窓の1つ1つに
今日というドラマが詰まっている
喜怒哀楽では語りきれないようなドラマが詰まっている


あの光の1つ1つに
明日というドラマが滲んでいる
喜怒哀楽では伝えきれない ...
だれかの中に
深い森があり
そこから時折
聞こえてくる
ピアノの旋律

たどたどしく
弱弱しいので
耳を澄まさなければ
上手く聞き取ることができない

鳥は生まれつき
歌の遺伝 ...
拝啓、冷蔵庫様

長い間ご苦労さま
十六年間、寝食を共にした
おまえが逝ってしまい
わたしはとても寂しいよ

突然のお別れだった
何だか、冷えが悪いと思っていたら
冷凍食品が自然解凍 ...
満八十歳となりて
今日80歳となった,寿命の平均だそうだ。4年前から卓球を始めている。
スポーツ麻雀と碁を1年前からはじめた。そしてコーヒー喫茶のボランティアー
も4年目になる。週2回クリスチャ ...
キリスト教では
全ての植物
全ての動物

統べる権利を
神が
人間に
与えたとある

とんでもない間違いである

犬と人
従属するから
犬は好ましい

ハイソサエティ的 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
サヨナラ言えなくて藤原絵理子自由詩515/5/8 22:54
テレビの中itukam...自由詩3*15/5/8 22:12
「次生まれる時は違う星で」opus自由詩015/5/8 21:39
足の小指亜樹自由詩115/5/8 21:27
藤の花に短歌415/5/8 21:15
「自称詩」山びこ花形新次自由詩015/5/8 21:12
新鮮リィ自由詩1*15/5/8 20:53
無題余韻自由詩1*15/5/8 16:38
半音下がった5月梅昆布茶短歌915/5/8 16:22
カラオケで歌う歌はよりどりみどり/即興ゴルコンダ(仮)投稿. ...こうだたけみ自由詩4*15/5/8 14:17
恋の時限爆弾佐白光自由詩015/5/8 12:41
ぶがじゃが……とある蛙自由詩5*15/5/8 8:37
テープ・ドライブドクダミ五十...自由詩215/5/8 8:19
「自称詩」マニー・パッキャオ花形新次自由詩015/5/7 23:45
小川 葉携帯写真+...715/5/7 23:39
ロウソクの数は去年と同じ数また新しい春が来ました北大路京介短歌315/5/7 23:23
人違いだと言い出せずなりきってまた新しい春が来ました短歌115/5/7 23:22
騙されてあげる磁石がトリックね君がNならSを演じる短歌415/5/7 23:22
「自称詩」視力検査花形新次自由詩015/5/7 22:38
killing time捨我自由詩015/5/7 22:28
磁石つきあおば自由詩5*15/5/7 22:02
夜と重なり木立 悟自由詩315/5/7 20:13
あ い大覚アキラ自由詩3*15/5/7 20:00
ノート(見えない)木立 悟自由詩315/5/7 15:52
It's never......紳士カニさいとう自由詩115/5/7 15:31
あの窓、あの光、何気ない1つ1つkomase...自由詩2*15/5/7 14:57
ピアニシモやまうちあつ...自由詩115/5/7 12:07
【 拝啓、冷蔵庫様 】泡沫恋歌自由詩20+*15/5/7 10:23
満八十歳となりて生田 稔散文(批評...315/5/7 9:48
犬が嫌いドクダミ五十...自由詩215/5/7 9:33

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加筆訂正:
狂おしく嘘をつく/もっぷ[15/5/8 21:26]
改稿
4.22sec.