山吹けるスタンドでホットな珈琲
あチラとこチラをつなぐ糸
見えない電話線巻きつけて
飛行機見つけたって指さす右手
フッと笑うニッと笑う
思った通りの人だったから
ホッとしたスッとした
待 ...
空を見上げると
雲が浮いている
ふわふわと
少しずつ動く

丸い太陽
まっさらな草原
風が吹く
草がたなびき
スカートが揺れる

裸足の足に
土の瑞々しさと
草の冷たさが
...
  

おとうさん
あとどのくらい
私は生きるのでしょうか
あなたの
居ない世界に

あなたのことなど
ほとんど忘れて
生きてきた年月

これ以上なにが
見えてくるのか
知 ...
自分では
面白いと思っている
クソつまらない奴がいたので
あなた、面白いですね
NHKの教育テレビに出てみませんかって
誘き寄せたら喜んでついて来たので
頭から麻の袋を被せて
車で拉致し ...
眠気に包まれた祈りが煙の海を泳いでいる
硝子越しに並んだ雑誌の女たち

未だ馴れない携帯メール
     たどたどしい指先

男性誌と女性誌では
同じ美人でも漂う匂いが違っている
雄と ...
敵を射ぬく弓と矢、そして強靭な 弦
それは凛々しく張られた頑なな 強い意思
どんなに強く張られた弦でも 名手にかかれば 引き伸ばされ
心身一体となって 矢を放ち的を射ぬく

人を酔わ ...
物語は語られて
語られるたびに
姿を変える

物語は硝子に映えて
地の図と混じり合い
姿を変える

物語は受像機を通り
壊れるまで繰返し流れ
姿を変える

そして猫たちは
物 ...
バタッ!

ああっ、タメ子!
タメ子!
どうしたんだ、タメ子!

ユウ、あ、あた、し
も、う、ダメ、み、たい・・・

何を言うんだ
タメ子!
しっかりしろ、タメ子!

あたし ...
太平洋戦争のあと
海底に眠り続ける
たくさんの機雷と
ともに朽ち果てた
駆逐艦は大海のひとかけらとなって
ゆったりと深く沈んでいる
真夜中の月は
もはや永遠に
届かない光となっている
...
嗚呼、今日もまた
死んだ目で笑う作業が始まる
虚像を作るのも楽じゃない
けれど今さら捨てられもしない

慰めの言葉なんかじゃ傷は癒えない
そんなことわかりきってるはずなのに
ほらまた
...
ガラス越しに去勢をされた雌猫と童貞男が寄り添っている お父さん 僕にお母さんをくれてありがとう

お兄ちゃんやお姉ちゃんをくれてありがとう


沢山の旅行に連れていってくれてありがとう

病院までおんぶしてくれてありがとう

塾に通わ ...
アラウンド

舞い散った桜の花びらは
行き交う人込みの足元に降り積もって
ぐちゃぐちゃに踏んづけられて
きっとその内忘れ去られるんだろう
いつかの四月に嘘をついた
大馬鹿者は無理だと笑わ ...
雪しんしん雪しんしん死にたい夜が長い あかぎれの手にココロの傷んでる部分撫でられている 加湿器も咳をしている ラッスンゴレライやエイプリルフール つけまつげ2枚重ねる万愚節 愛しています

さくら旅行

さむざむしい

白とピンクと水色とグレー

ひらひらひらひら

楽しいことが舞い落ちる

ぺたんぺたんと道路にその跡

ときにはとまどい

...
「モダえよ〜ん」
「どうしたんだいカ〜ビ太くん」
「クネ夫がまたボクだけハズレにするんだよ〜」
「なに〜カ〜ビ太くんをハズレにするなんてひどいやつだな〜じゃあこれ〜」
 ぴかぴか〜ん!
...
私は去らねばならない
あなたの始まりを撹拌してはならないし
あなたの未来を逸脱させてはならない
いや、私は去ってはいけない
あなたの始まりを完遂させ
あなたを未来へと接続するため ...
暖かさを知らせる桜
春の深まりがそこにある

暖かい午後のひととき
時折吹く風も暖かい

桜が咲く時期
ピンクがかった日常が
幸せ気分を増幅させる

見るもの全てが楽しく見える
...
背枕を省みては どんよりと重く
降りそうで降れない燃える蝋の雲
瀕死の猫が
)はあはあと
くふくふと 、来
血(らいち)に染まれば息は幽すかな断脈
もたれることもなく
...
何となくカッコいい響きなんで
言ってみただけです
意味はないっす
まあ、強いて言えばですけどぉ
舌で輪を描いている、みたいな?
あるいは
同性愛の女子プロレスラーみたいな?
  きみに
  話しかけることができない
  脈をうつこめかみに手をふれて
  ひとつめの言葉をさがしているのに
  どうしても話しかけることができない
  うまれて初めての夜がきた ...
山つつじの花が
ぷっくりぷっくり
つぼみをたくさん
春の風が嬉しくて
絵具で描いたみたい
彩る奏でる春の唄

私にもたくさんの
つぼみがあって
ゆらゆらと今か今かと
心が踊り華やぐ ...
アソコのことだよな
違う?
じゃあ、後ろか?
でもない?
口か?舌絡ませるだけで
濡れちゃうって奴だ!
そうじゃない?
なら耳か?よくいるよな、耳が感じるっての
勘違いしている?
な ...
あたいも
今年で48だからさあ
平均的に考えれば
折り返しは
過ぎつつあるわけだけど
相も変わらず
生活に追われてて
これっぽっちも
余裕はないのよ
そりゃあ
歳よりは若く見えるか ...
命日には 花が咲き始める
あの時のまま 時間は止まっている
部屋は汚れ果てた 誰も来なくなったから
すべてが汚らしく見えて 手ばかり洗っている


不安の海は時化て 人魚は深い水底へ
押 ...
ごめんね、は
狡い

甘くて
とても
狡い

ごめんね、は
優しい

冷たくて
だけど
優しい

ごめんね、と
涙を流す
わたしは
狡い

ごめんね、を
受け止 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
出口はこちら/即興ゴルコンダ(仮)時間外.25こうだたけみ自由詩3*15/4/5 2:10
no feelings momentopus自由詩015/4/5 1:59
満月Lucy自由詩12*15/4/5 0:18
教育テレビ花形新次自由詩015/4/5 0:04
晴れの日にブルースただのみきや自由詩17*15/4/4 23:40
目覚めゆく魂為平 澪自由詩11*15/4/4 22:32
物語物語くろねこ自由詩115/4/4 22:28
僕たちの愛花形新次自由詩015/4/4 21:57
海とSINKりゅうのあく...自由詩7*15/4/4 21:05
誘蛾灯捨我自由詩115/4/4 19:53
ガラス越しに清丸短歌015/4/4 18:52
お父さんちて自由詩115/4/4 14:31
アラウンドitukam...自由詩4*15/4/4 13:12
雪しんしん雪しんしん死にたい夜が長い北大路京介自由詩115/4/4 13:05
あかぎれの手にココロの傷んでる部分撫でられている自由詩415/4/4 13:04
加湿器も咳をしている自由詩315/4/4 13:04
ラッスンゴレライやエイプリルフール俳句0*15/4/4 13:03
つけまつげ2枚重ねる万愚節俳句015/4/4 13:03
さくら旅行吉岡ペペロ自由詩115/4/4 11:22
モダえよん2日雇いくん◆...散文(批評...015/4/4 8:50
去る葉leaf自由詩115/4/4 6:54
桜が咲く時期夏川ゆう自由詩115/4/4 5:56
四月の赤い夜アラガイs自由詩9*15/4/4 5:23
クンニリングスインザリングス花形新次自由詩015/4/3 23:21
話しかけることができない草野春心自由詩515/4/3 23:06
山つつじ灰泥軽茶自由詩515/4/3 22:27
性感トンネルで事故花形新次自由詩015/4/3 21:47
ちつのひだ嘗子の冒険自由詩115/4/3 21:35
花の色は藤原絵理子自由詩715/4/3 21:19
ごめんね小原あき自由詩8*15/4/3 20:54

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加筆訂正:
花の色は/藤原絵理子[15/4/3 21:23]
重複語句がありましたので,削除
4.18sec.