ダメ元の言葉がやっぱダメでしたやけに激しい風が吹いてる
「パパとママ 君はどっちについていく?」やけに激しい風が吹いてる
(少年に戻って不純異性交遊したいなあ)タイムふろしき
それは男にとって突然のことだった。ある日男はいつものように取引先に向かうために横断歩道を渡っていた。そしてそれは突如目の前に出現したのだ。真っ黒で、何の金属でできているかわからないが、御影石のような ...
実物の海は心を動かさない
観念上の海は青く凪いでいて
砂浜は足裏が痛い
修辞されて海は形式化の束縛を離れて
泳ぐ 空がそうであるように
記憶の海
漁船でいい蛸釣りしたこ ...
物心ついた時に
何でも欲しがる病気にかかり
お金や立場を手に入れ
愛も夢でさえも自分の物にした
いつしか自分が持っていない物など
ないと言うほど
たくさんの物を欲しがり
そしてこの世 ...
わたしたち、ちいさな山のちいさなおうちで、朝食のお皿を並べて二枚、三枚、並べているうちに足りなくなって、並べても並べても足りなくなって、テーブル継ぎ足しても足りなくて壁つきやぶって外に伸ばして、それで ...
わたくしの思惟は老いて
白い煙になって消える
消える前に言葉に換える
震えながら生存した証拠を
雨が降り始めた
はじめは静かな
そして次第に大げさな音をたてて
雨粒が校庭の砂地へ染み込んでいく
監督がいったん切り上げろと
ベンチ屋根の下で叫んで
みんなで部室棟の張り出した庇の下に駆け ...
人が奥歯を噛み締める時はどういう時だろう。
何か重いものを持つ時とか、野球でバットを振る時とか、一瞬に自分のありたけの力を込める時とか。
もしくは、口に出来ないような怒りに対して耐えるほかない時と ...
痰に執着が絡んで上手く吐き出せない
過去に想いを馳せて 石橋を叩いて 渡らない
どの様な姿が陽に当たって影は無念だったのか
それとも地平線まで心は太平であったのか
おぼろげな足取 ...
どうせ測ってもあるから
別に調べる事もない
あったらあったで、やる気はなくなる
睡る前に測って、しっかり寝ようと思うだけ。
いつまで続くのか。
元気な顔して走れるうちはまだい ...
傘泥棒に負けたメンタルコンディション 誰かにいて欲しい雨の駅前
タイル地の床のアートと靴音と 一秒先の世界の終わり
階段の一段上 同じ高さの視線が好きで貴方と過ごす
皮を ...
海の魂を宿した君
アイラは健在だったか
その余韻は軽く
深く
ぼくは何も知らない
微かな音信だけが
雨音に
木漏れ日がばらばらと散らばっている公園のベンチに座り
一息
吐いて背もたれまでゆるく体を沿わせるように空を仰ぎ
目を閉じる
一群れの風が
ちゃんと網膜には光が届くようだ
さ ...
暗がりの街に、雪がちらついていた。
凍りつく大気、その向こうに雲
際は銀色に縁どられて
放射される天使の梯子
電線が揺れて、僕らはマリオネット
...
八重咲き桜の、白き花弁にさす紅の
艶めかしさにさす光。
光の粒に時は凪ぎ、深い記憶の谷間には
清流となった夢が飛沫を飛ばす。
さしかかった旅人は、一瞬己の旅人たるを ...
だれ知らず
きみがかんばせ
さがし彷徨い
風の盆みる
時の流れに身を置くことは、
延々と続いていく筒の中を
匍匐前進で進むことに似ている。
狭くて、振り返ることなんか出来なくて、
前に進むこ ...
ひた潮の
須磨のともどち
君はいま
健やかなりし
われ願うかな
誰かのせいであればよかったのにと
雨雲は思ったりするのだろうか
ちぎり捨ててしまったカレンダーのすきまに
見える青空は私ではないけれど
月が反射するものを遮るもの
もしくは雨粒が激しく歪 ...
私のレントゲン写真は
典型的な骨格標本だと言われた
献体をするのかしないのか
伯父は献体の一部を持ち込み
顕微鏡で紐解いていたという
伯父に似ていたという私はどうするのか
問題 ...
そのときわたしは息をとめていたし
世界はないも同然だった
前でも後ろでもおなじことだ
どっちにしろ転ぶのだ
夢のような一瞬ののち
美しいさびしさとひきかえにして
やはり雨は
雨を招んでしまった
風の無能
鏡の前の
左脚の羽化
鳥が降り
見えなくなる
くりかえし降り
陰を ふくらませる
鏡の前で倍になり
曇 ...
不適合階段を見て笑うだけ二度と再び社会に出ない
毎日は飛行機の中見てる夢誰か私の目を覚まして
雨が降り砂浜の砂泥になり
火のついた煙草が路上で虫の息
朝専用缶コーヒーを昼に飲む
朝専用缶コーヒーを夜に飲む
梅雨明けの半袖へ打つ注射針
六月に心臓発作で死亡する
...
葱刻み納豆をねる
煮干しの眼が俺をみる
出汁巻きで妻を慰めるわれ
水茄子おもい西ながめ
鮭を焼き今日を占う
目玉焼の難しさ息を吐く
立ち食いのかき揚げ蕎麦は総崩れ
...
君の言う「さよなら」は
少し前向きな意味でありますように
君の言う「おいしい」は
目一杯の笑顔でありますように
君の言う「ごめんね」は
少し不器用でありますように
君の言う ...
雨がぽつぽつ
アスファルトには
できたばかりの真っ白な線
跡がつくかな
けこけこ
けこけこ
私の足音
蛙の鳴き声みたいだ
楽しいな靴のうらっかわ
けこけこ
けこけこ
あじさいがし ...
靴紐を締めてあのカーヴを曲がると
この街には戻れない
何もかも捨てて行くのは西の街
この街はとても錆びていて
誰も歩いてはいなかった
唯一の救いだった屋台のラーメン
この街は無言過 ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
ダメ元の言葉がやっぱダメでしたやけに激しい風が吹いてる
北大路京介
短歌
1
15/6/11 21:58
「パパとママ 君はどっちについていく?」やけに激しい風が吹い ...
〃
短歌
1
15/6/11 21:57
(少年に戻って不純異性交遊したいなあ)タイムふろしき
〃
短歌
0
15/6/11 21:55
黒円(小説)
幽
散文(批評...
1
15/6/11 21:43
海を詩にするとき
じぇいぞろ
自由詩
3
15/6/11 21:21
偽物
リィ
自由詩
0
15/6/11 21:10
黒い山
片野晃司
自由詩
11*
15/6/11 20:42
私が詩を書く理由
じぇいぞろ
自由詩
1
15/6/11 20:36
雨
青井
自由詩
2
15/6/11 19:21
夜更けの紙相撲・6月4日むしば予防ディ
そらの珊瑚
散文(批評...
10*
15/6/11 16:37
右腕と左腕の狭間に
朝焼彩茜色
自由詩
12*
15/6/11 14:53
微熱
doll
自由詩
0
15/6/11 10:21
雨のち曇り
深水遊脚
短歌
2*
15/6/11 5:35
ラフロイグ
レタス
自由詩
1*
15/6/11 2:16
ゆめさき
はて
自由詩
1*
15/6/11 2:15
「世界に満ち溢れるもの」
元親 ミッド
自由詩
5
15/6/11 1:19
グレンリベットが云う
〃
自由詩
1
15/6/11 1:16
夏の日
レタス
短歌
0
15/6/11 1:15
筒の中
元親 ミッド
自由詩
1
15/6/11 1:15
青龍へ
レタス
短歌
0
15/6/11 0:53
雲の隙間を再び照らしている
たりぽん(大...
自由詩
1
15/6/11 0:42
献体
レタス
自由詩
0
15/6/11 0:37
一瞬ののち
はるな
自由詩
3
15/6/11 0:21
飛ぶ日 むらさき
木立 悟
自由詩
6
15/6/10 23:54
短歌1
山犬切
短歌
0*
15/6/10 23:42
俳句1
〃
俳句
0
15/6/10 23:41
明日の朝
レタス
俳句
0
15/6/10 23:32
無題
瑞海
自由詩
5*
15/6/10 23:22
雨の影
灰泥軽茶
自由詩
5
15/6/10 23:21
西へ行こう
レタス
自由詩
0*
15/6/10 22:49
1923
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1963
4.01sec.