月明かり照らす銀雪瞬きて掬う我が手は熱に浮かされ

垣間見る竹垣のもと粗目雪日は過ぎ去れど募るばかりで

牡丹雪つもり唐傘かしげさす覗く君の手白にまぎれて

さようならかき消して ...
都市計画は順調に推移している。雨降りの数は規定に収まった。
君たちは小麦のことを心配しなくてもいい。
好きな天気を書けと問われて
君は曇り空だ。
都市計画は順調に推移している。
水位は規定の ...
忘れ物をした
こんな歳になって
そう気付いた

忘れてしまった
像は
砂漠の陰影

丘の影

陰に目を凝らして
木も見えず森も見ず

紋切り型さえ形も結ばない

砂漠は砂 ...
 
あなたは、今もあなたで

わたしは、今もわたしで

それでいいんだけどね、でもなんだか、なんだかね


 
雪だるま冷凍室に入れたまままた新しい春が来ました じいちゃんが若気のいたり続けてるまた新しい春が来ました 闘わず逃げるのは相手を殺すかもしれないし君がひくから 装飾のない地下通路
が真っすぐに伸びている

それはかつては
駅と空港を結んでいた通路

まるで現代アートのようだ

観光ポスターが貼られていた掲示スペース
には何も貼られず

...
深々と星降る夜に
闇に浮かんだ森歩く
青い月光
銀色の狼
歌うように吠える
哀しげなMelody

月の浮かぶ湖へ
朝日が照らすその前に
見えすぎるのは怖いから
見つかったら終わる ...
いつの間にか
君と僕は
違う道を歩いてた
あの時じゃなくても
たぶん
いずれは訪れる時だった
だから君を憎んではいないよ
ただわかっていても
寂しくなっただけだよ

離れていく後姿 ...
あまりに多くを求めすぎて
多くのものを失ってきた気がするけれど
多くを求めないと やはり
失うものがある気がする

少し肌に痛い初夏の日差しは
駅までの道はあと少しなのに
ずっと彼方に広 ...
花びらを覚えるよりも続くのは そこに木がある、という認識
あの散って、地に伏している花びらは 私なのです ご存知ですか
風情とは縁遠いほど呆気ない 軽はずみだと呟く思い

花びらを拾い集めて再 ...
沙漠の果てから次の果てまで
転がすべき風の球体が勢いよく破裂した
対象のない欲望だけが残り
内容のない意志だけが残り
沙漠は砂嵐で荒れ果てていった
そもそもここは人間の戦場
必 ...
祭り太鼓の音があちこちの集落から
田面に流れ出すと
こどもたちたちは宿題も魚取りもすっかり忘れて
祭半纏をはおって祭宿に駆けつけ 
出迎える獅子頭を連れ出して
集落内を練り歩く 

ぼく ...
顔に張り付く髪の毛を
うっとおしげにかきあげるあなた
その横顔に見とれ
私が霧ならば良いのにと
思う

その霧ならば
うっとおしげにされても
あなたに影響を与えられる存在でいれられる
...
皿倉に 登る若葉の 春鹿の子 君なき里に ホトトギス鳴く みなさん、いいですか
フィルターには
2つのタイプしかありません
要るものだけを通すか
要らないものだけを通すかです

でもみなさん
世の中をよく考えてみてください
いい学校入っても
...
私に敏感でいるか


これはいやなこと
これは好きな事


私に敏感でいるか


今日の体調
今日の気分


私に敏感でいるか


やるべき事やったか
今日をどう感 ...
そんなに孤独で どこへ向かうんだい
ため息を道標にして ここまで来たのに
胃がきりきりと痛むから
今日はここまでって声に出した言い訳は
先を行くあの人には聞こえなかった

孤独に寄り添うあ ...
死神を女の武器で説き伏せてまた新しい春が来ました 縁結び神社に諭吉放り込むまた新しい春が来ました 「またハート盗まれました」交番へ週に6日はやってくるデブ 裏山
空き地
ガラクタの城
ビール片手に登るんだ

三日月が近づき
てっぺんで気分はKing
届きそうで手をかざすと
かわされるんだ
まいったね

積み上げた罪もまだ
月までは ...
夢かもしれない
春の夜に輝く
何万光年彼方の光も

夢かもしれない
目の前にある
海を染める夕日も

夢かもしれない
あの子に恋い焦がれて
舞い上がりそうな気持ちも

時た ...
舌まできらきらひかる宝石生みの話をして。



異物混入屋さんで手をべたべたにしてポテトを食べているきみは、
三秒に一回はおいしいっていってるのに表情が全く変わりません。
異物混入 ...
貴方なんてだいきらい
みんな不幸になればいいのに
つらい
めんどう
やってられない

一番捨てたいのは私
部屋のドアを
開けた途端
異臭が漂ってきた
変死体発見か?
そんなわけない
今朝は俺以外に
誰も居なかった
何故だ?
ゴミ箱か?
いや、ゴミも捨てたばかりだ
臭いのする方をたどって ...
かつて僕は蒟蒻ゼリーを食べた。
何がしかモノを書く行為の下で「書き出しが一番難しい」というようなことが一般によく言われている気がするが、そうではないと思う。それはむしろ元日に餅を食べるのと同 ...
股座に飼い猫が入り込んで来た。
年老いた猫を、ひと撫ぜした。


母を思った。


今度はもう少しだけ優しく、
年老いた猫を、ひと撫ぜした。
涙が滴り落ちた先には
絢爛たる辻が花の文様
涙と文様が醸し出す
融合は偶然の成す技

今にも落下しそうな
涙は ほほで弧を描き
柔肌から離れた途端に
滴と化し宙を突き抜ける

まつ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ゆきのみぞしる中原馨短歌215/5/4 1:25
ボックスアンドコレクトネスDebby自由詩315/5/4 1:16
忘れ物N.K.自由詩2*15/5/4 0:16
なんだか殿上 童自由詩11*15/5/4 0:09
雪だるま冷凍室に入れたまままた新しい春が来ました北大路京介短歌215/5/3 23:56
じいちゃんが若気のいたり続けてるまた新しい春が来ました短歌215/5/3 23:55
闘わず逃げるのは相手を殺すかもしれないし君がひくから短歌015/5/3 23:55
アートとは何かkauzak自由詩2*15/5/3 23:48
suicide forest捨我自由詩015/5/3 20:21
願う文字綴り屋 ...自由詩3*15/5/3 19:05
初夏大島武士自由詩215/5/3 18:37
春なく、春生きる暁 文目自由詩215/5/3 16:09
過労葉leaf自由詩115/5/3 15:45
村祭と従妹イナエ自由詩7*15/5/3 15:38
霧雨這 いずる自由詩415/5/3 14:33
季節は巡る星野つばき短歌115/5/3 11:42
エゴフィルターイオン自由詩015/5/3 10:56
私に南川きま自由詩015/5/3 3:00
孤独迷亭うさぎ自由詩015/5/2 23:43
死神を女の武器で説き伏せてまた新しい春が来ました北大路京介短歌015/5/2 23:20
縁結び神社に諭吉放り込むまた新しい春が来ました短歌015/5/2 23:20
「またハート盗まれました」交番へ週に6日はやってくるデブ短歌115/5/2 23:20
smoky mountain捨我自由詩015/5/2 20:33
ある春の日の推測瑞海自由詩4*15/5/2 19:54
宝石生みの話初谷むい自由詩615/5/2 18:42
ごみばこ中村葵自由詩215/5/2 18:40
「自称詩」羞恥花形新次自由詩015/5/2 17:10
しろうからKへの公開書簡 #04しろう散文(批評...0*15/5/2 14:01
望郷xxxxxx...自由詩2*15/5/2 12:36
不思議な涙小川麻由美自由詩3*15/5/2 12:33

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加筆訂正:
一瞬と永遠はとても似ている/りゅうのあくび[15/5/2 21:02]
遅筆のため推敲
一瞬と永遠はとても似ている/りゅうのあくび[15/5/2 20:59]
遅筆のため推敲
4.17sec.