下総台地の片隅で
遠く筑波の山なみを窺う
古来東国の歌垣は
いま離陸する輸送機の
後方彼方に鎮座する山
男体山に女体山
周辺に遮る山もなく
関東平野の中央に
香取の海を睥睨して
ほん ...
戻ってくるはずだったブーメラン マカロニの穴に苦手な野菜詰められている 長渕剛っぽく唄うことで長い校歌を乗り切る 真っ白のまま鍵付きの日記帳また新しい春が来ました かあさんの化粧濃くなる日が増えたまた新しい春が来ました ネタバレをしてる映画の予告編どんでん返しないまま終わった 木漏れ日みどり映え
そそぐひかりの束

だれが僕を
貴方をあたためる

この世に
春をつれて
いずれつれ去る

僕を
貴方を
塵ひとつ残さず
忘れる人さえ
いなくなっても
...
ぼくたちはまわりつづける
無声映画のように

ぼくたちはまわりつづける
寂れたメリーゴーランドのように

ぼくたちはまわりつづける
止まらない世界のスピードに

ぼくたちはまわりつづ ...
あなたは今
森の中にいます

薄暗く
湿った空気の中

どこかほこりっぽく
うまく息ができません

枝を折りながら
ぬかるんだ靴を前へ 前へ

あなたは今
森の中にいます
...
どんな女の子にも
あなたに似ている部分のひとつやふたつ
探そうと思えばいくらでも探し出せる

ローソンで目が合った
母親に連れられた中学生
あなたにそっくりだったよ
初めて出会ったとき
...
残念、今日はどこへもいきたくない気分なのにリニューアルオープン大わらわなあなたとわたし休日特快でスイスイたちがわらの合戦グウグウたちながらの八県スヤスヤねれるほどに眠たくって名字が同じでメガネが同じで ... 私は24年間ここにいますが
まだ生まれていません
横たわるものと
立ちつくすもののあいだの霧
とどまるもの
落ちるもの
波のない海に
輪をつくるもの


空を追うつぼみ
変わりゆくものから痛みは去らない
口の内にあ ...
3歳くらいの子供がキラキラした目を
こちらに向ける
向けられているのは
僕ではなくて、
隣でただずむ
僕の犬で
(4歳のバーニーズマウンテン。
メス。)
彼女は何だか困ったなぁと
芝 ...
時が経っても たぶんきみはきみのままで
あたしは ラッシュの人波に流されて溺れて
年老いた患者の愚痴を聞きながら
磨り減って 川下の石みたいに 丸くなる


そうして彩色されていく
...
メールを待つだけの時間
もうすぐいつものような夕焼けになる
飛んでる電波も焼かれるのかな
安い車と汚れた靴で
どこまでも行こう
言葉なんてなくても
シティポップで今日は行こうよ
...
 カンパネッラ、君は今頃、
 あの青白く光る星の裏側を、
 旅している頃でしょうか
 
 そこから見ればこの星で、
 炭酸ガスの割合や、窒素や燐の配合や
 地割れや雪崩や日照りに寒さ、おお ...
 
花見の客もいなくなった公園に

八重桜が ぽつり

月夜に ぽつり



 
夏のもやだ

出会った夜

思い出のよう

長い髪にも

月を探すよ


一夜かぎり

夢がさめても

昔の華やかな

カーニバル


夏のもやだ

出会っ ...
わたし何をしても上手くいかない毎日
君は何をしても上手くやってるように見えた
ひとり 帰り道に 思い出すことは
いつも君が僕に教えてくれた 言葉

風がなびく
空は青く わたしは
まだ ...
たくさんの人間がいるこの街の全員私を見下している

ふるさとにただ帰りたい寂しくてここには私の家庭がなくて

ふるさとを出たのがすべての間違いだ 地元で静かに生きればよかった

パソコンを ...
大切なことよりもっと大切なことをゴミのように廃棄しながら
僕らは国道を突き抜けては風景を浪費しました
行動に対しては成果が次々と返され労働に対しては報酬が返され
今人生の一つの舞台が ...
眠りに落ちる前に君のことを考えていた
この部屋を出ていってもう二度と戻ってこなかったもののことを
僕たちの窓の外にはいつでも夏の青い空があって
そこには輪郭の濃い白い雲がただ浮かんでいた
君は ...
公園の遊具が拘束を解かれ
子供たちを纏い始めると
桜は突然咲くのだ
短い季節に燃え上るいのち
追いかけてはみるものの追いつけず 
去り往く姿 あっというま
廻り来る姿 あっというま
あっ ...
歯茎がいたい

寒いとき耳がいたいみたいにいたい

胸もいたい

背中もいたい

前兆だ

心臓がとまりそうだ

手をかえ品をかえ死の恐怖を与えようとしている

だれが?
...
ベランダにテルテル坊主だった物体 眠れないという寝言 4の多いケータイ番号だ 家族には言えないことが増えましてまた新しい春が来ました
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
筑波歌垣……とある蛙自由詩6*15/4/27 14:39
戻ってくるはずだったブーメラン北大路京介自由詩315/4/27 14:23
マカロニの穴に苦手な野菜詰められている自由詩215/4/27 14:22
長渕剛っぽく唄うことで長い校歌を乗り切る自由詩315/4/27 14:22
真っ白のまま鍵付きの日記帳また新しい春が来ました短歌315/4/27 14:21
かあさんの化粧濃くなる日が増えたまた新しい春が来ました短歌215/4/27 14:21
ネタバレをしてる映画の予告編どんでん返しないまま終わった短歌015/4/27 14:20
祝福の朝花咲風太郎自由詩215/4/27 7:14
ぼくたちはMélodi...自由詩215/4/27 4:50
サトリSeia自由詩115/4/27 2:50
恋文竹森自由詩315/4/27 1:10
シティポップで今日はいこうよ/即興ゴルコンダ(仮)投稿.30こうだたけみ自由詩5*15/4/27 0:48
どこにいる?リィ自由詩0*15/4/26 23:22
ひとつ うずみ木立 悟自由詩515/4/26 23:09
今日、この頃。opus自由詩115/4/26 22:09
卒業写真藤原絵理子自由詩9+15/4/26 22:01
シティポップで今日はいこうよクローバー自由詩0*15/4/26 21:15
カンパネッラ亜樹自由詩615/4/26 20:58
八重桜殿上 童自由詩13*15/4/26 20:45
夏のもや吉岡ペペロ自由詩415/4/26 19:59
これからまきしむ自由詩115/4/26 17:30
ゴミ4メンヘラ大学...短歌015/4/26 17:09
速度のある風景葉leaf自由詩215/4/26 15:47
祈りソリッド町子自由詩3+15/4/26 14:38
春ぼんやりただのみきや自由詩15*15/4/26 13:05
信頼吉岡ペペロ自由詩015/4/26 12:56
ベランダにテルテル坊主だった物体北大路京介自由詩615/4/26 12:05
眠れないという寝言自由詩715/4/26 12:05
4の多いケータイ番号だ自由詩115/4/26 12:05
家族には言えないことが増えましてまた新しい春が来ました短歌115/4/26 12:04

Home 戻る 最新へ 次へ
1927 1928 1929 1930 1931 1932 1933 1934 1935 1936 1937 1938 1939 1940 1941 1942 1943 1944 1945 1946 1947 1948 1949 1950 1951 1952 1953 1954 1955 1956 1957 1958 1959 1960 1961 1962 1963 1964 1965 1966 1967 
加筆訂正:
八重よ、八重/夏美かをる[15/4/27 2:34]
再びちょこっと!
3.76sec.