一日中 のど笛が消えて
卒寿のおひとりさまとなった
いま ひそかに愚痴をこぼしている
無駄口でもかまわない
もっと もっと若かりしとき
声帯を訓練してお ...
野の花に
問うても無駄なこと
そう言って風が通り過ぎる
混迷に一夜を歩き通し
見上げた道の先に明けの明星
それとて
在ることは意志ではない
そう風が言う
ならば何故…
問いを押し ...
努力と根性
には星が捧げられる
たとえそれが
自分のためだけだ
としても
カラコンとメイクで
バッチリ決めて
ありがと のひと言で
不思議不思議
伝家の宝刀になる
って
伝授 ...
うまれいずるものを
おさえこむちからもなく
うまれいずるものは
しずくとなりわたしの腕から流れ出る。
宿命と名づけた
うまれいずるものは
わたしの耳を支配し
目をからめとっ ...
{引用=
×××××××の恋人でした私は
同一の音律で
異なる言葉を紡ぎ続けました
ビタミン剤
青いコンビニエンスストア
小劇場で観たマクベス
同一の脚本で
とても同一な椅子の ...
{引用=
×××××××の身体を構成するパーツがバラ売りされていたら、果たして私はどれを選ぶのだろう。やはり頭部だろうか。いや、私はピンポイントに×××××××の腋を欲するのかもしれない。膣は欲さな ...
それはつまり「彼らの記す湖の跡地を知らないが、
彼らの知らない水たまりの跡地を知っている」ということ。
僕にとって君はなんだったのかと考えるよりも、
君にとって僕以外はなんだったのかと考えること ...
時計の針が壊れた残骸のある
人気のない広場で口笛を吹いている
早朝の光に満ちているが
もはや早朝といった時間を超えている
みな、何かを確かめようと躍起になっている
私は既に確かめ ...
梅雨そらに 家を背負って 角だして のどかに進む カタツムリ見ぬ
いつもある 気にもかけない 星ボシが もの思う夜は なぜかまたたく
雨が降り続く日々
紫陽花が咲き誇る
薄暗い雨の一日
何をして過ごそうか
憂鬱な気持ち
紫陽花の様々な色が
街に溶け込む
街が潤う
紫陽花が咲く季節は肌寒い
雨音が耳に ...
ちりめんじゃこを
食いながら
一匹一匹に
詫びを入れる
顔つきで
大体どんな女か分かったもんだが
最近自信がなくなってきた
あれっ、こんな冷たそうな美人なのに
やたら朗らかでいい娘だぞ
なんてことがよくある
俺もいよいよダメかと
思ってい ...
君の眼で見た東京はビルがないやけに激しい風が吹いてる
イルカの絵買ってから音信不通やけに激しい風が吹いてる
ジョン、ヨーコ、シドとナンシー、ケイスケとユウコのようなふたりになろう
ぐるぐるとまわる地球の上に立ち暦の梅雨をあきらめてみる
こんなにも
ひろびろと
あおい風のなかで
ぼくらは
鳥になれない
だから
雲よ
ぼくらは
こうして寝ころんで
風をつるのだ
頂にさく
空のしずくのように
佇むなただ突っ走れ一年草
私は目が悪いので眼鏡をかけている
そのおかげで周りがよく見えるが
眼鏡を外すと周りがぼやけて見える
私は視界がぼやけた状態で
色んな物を見るのが好きだ
人や建物が二重に見えたり
物に触れて ...
気づけば私の周りは
洋服にまみれていて
ピアノもデジカメもあった
たくさんの本に押しつぶされそうになり
今にも倒れそうなCDのタワー
気づけばもういくら
使ったのかわからない
そ ...
お腹から卵を一つ取り出して 私は一つの「し」をつくる
月に向かって 卵を放り投げておくと
月は空で泪目になるころ 「し」をこぼす
私は卵を産むために 屋根裏部屋で猫とじゃれ合い
卵を夜 ...
今日も漂いクラゲになって
疲れ果ててもおれは歩く
いにしえにこだわるきみ
変わりゆく言葉は生き物
出せないきみはなにしてる
傘の存在しない国の雨の髪
かつて 私は素を求め手を 合わせ
智慧と祈りの谷間で不完全さの完璧を認めてもらう為
老婆の姿に斥力に撥ねる 若気と蒼穹を追いかける青の一筋を
巧みに連ね 貫いた
...
あぁ…
真っ赤なダリアは何処へいったのだろう
空が鳴く
入道雲に誘われて
何処へいったのだろう
姉さま
教えてください
ぼくの紅い花がどこに往ったのか
白い壺に入ってしまっ ...
香を焚き
疲れを癒やす
ゆうべには
ほんの少しの
笑みがただよう
五味六国
クイズのような
ゲームする
我が家のならい
静かにすぎる
伽羅を焚き
立ち食い蕎麦を
す ...
やさしいうたが好き
哀しい歌は辛くなる
雨のようにぽつぽつと落ちる歌詞と曲
心のなかに水たまりを作って明日の太陽を演出する
彼の歌ったやさしいうたよ
こうしてくるいはじめた歯車を
がんばれ ...
遠い旅先の、見知らぬ街で
風に震える…痩せっぽちで
牙を向く、狼の哀しみ
暗雲に覆われた空を仰いでは
見知らぬ人々の靴音、行き交う
孤独な雑踏の
只中で
今日も独り、立ち尽くす
...
どぶねずみは濡れている
急に降ってきた雨にやられた
それを人が指して笑う
そうやって生きてきて
悲しくも思わずに
ただそうやって生きてきた
低気圧が招くスコールにやられ
人が撒く ...
Sleepy evening
For five minutes;
I was on the brink of
falling asleep.
Three or five times、 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
老いの演繹①
信天翁
自由詩
1
15/6/27 10:28
在ることの意味
西天 龍
自由詩
0
15/6/27 10:04
わたし
アンテ
自由詩
1
15/6/27 9:02
ヤモリ
あおい満月
自由詩
7
15/6/27 8:15
Re:Re:Re:
竹森
自由詩
0
15/6/27 7:56
Re:Re:
〃
自由詩
2
15/6/27 7:49
Re:
〃
自由詩
0
15/6/27 7:32
時計
葉leaf
自由詩
4
15/6/27 7:25
カタツムリ
星野つばき
短歌
1
15/6/27 7:11
夜空
〃
短歌
2
15/6/27 7:01
紫陽花が咲く季節
夏川ゆう
自由詩
2
15/6/27 6:00
ちりめんじゃこ
もり
自由詩
5*
15/6/27 1:44
修理
花形新次
自由詩
0
15/6/27 1:02
君の眼で見た東京はビルがないやけに激しい風が吹いてる
北大路京介
短歌
2
15/6/27 0:30
イルカの絵買ってから音信不通やけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
3
15/6/27 0:29
ジョン、ヨーコ、シドとナンシー、ケイスケとユウコのようなふた ...
〃
短歌
2
15/6/27 0:29
ぐるぐる *
もっぷ
短歌
1
15/6/26 22:50
空のしずく
草野大悟2
自由詩
5*
15/6/26 22:45
佇むな +
もっぷ
俳句
2
15/6/26 22:29
フィルター
リィ
自由詩
0*
15/6/26 22:00
散財
じまさん
自由詩
1
15/6/26 21:41
屋根裏部屋で「し」を作る
為平 澪
自由詩
11
15/6/26 21:41
孤毒
レタス
俳句
2
15/6/26 21:38
傘の存在しない国の
朝焼彩茜色
自由詩
7*
15/6/26 21:31
夏待ち
レタス
自由詩
2
15/6/26 21:23
週末
〃
短歌
2*
15/6/26 20:58
ゆめびとの親指
杉原詠二(黒...
自由詩
3*
15/6/26 20:45
夢の地図
服部 剛
自由詩
6
15/6/26 20:22
どしゃ降り
這 いずる
自由詩
0
15/6/26 20:02
SLEEPY EVENING
生田 稔
自由詩
0
15/6/26 18:17
1909
1910
1911
1912
1913
1914
1915
1916
1917
1918
1919
1920
1921
1922
1923
1924
1925
1926
1927
1928
1929
1930
1931
1932
1933
1934
1935
1936
1937
1938
1939
1940
1941
1942
1943
1944
1945
1946
1947
1948
1949
4.2sec.