明日も
私をきらいな人が
たくさんいてほしいと願う夜
あなたの詩には
共感なんてできないし
空行で破裂する
思わせぶりな言葉なんて
雑すぎて
丁寧すぎて
何も生まれないし何も死なない ...
父が教えとして伝えた物事は
今すぐに理解出来なくても
成長するにつれて
解かる物ばかりです。
何かに困ったとき
どうしたらいいか迷ったとき
父の言葉を思い出して
父ならどうするか ...
敵対者には花束を送れ
上等のやつが良い
色も香りも惜しみなく
リボンもしっかり選ぶが良い
和解のため?
平和のため?
とんでもない
刃物は優美さに隠される
獣は息を潜めてじっと待つ ...
聲の、
円い包みを
わたしの手がひらく。
はいいろの舞踏会に 金いろの砂がこぼれる
老いたフェルトのような 音楽のまわりに
めぐらされた 軟らかな襞 ……
...
わたしはここにいる
私はそこにいる
遠くとも近い
存在意義を考えなくともいい
わたしは全身でそれを抱擁するから
虹色の鼓動を呼び起こせ
...
何もないはずの
ひろびろとした野原が
車窓を飛び越え
ひきとめるのです
それは
この地方に伝わります
「きりこ」
語り立つ白いボードには
切り抜いた思いが
あずけられ ...
前田くんはピッチャーで
ぼくはキャッチャー
サインは
ストレートとカーブしかなかったけれど
あの小学校も中学校も
いまはもうない
前田くんはいつも
甘いパンの匂いがした
彼の家がパ ...
年々減少する
昔からある広い銭湯
近くには色んな
温泉施設が出来て
そちらに行く人が増えた
高い煙突がなくなっていく
父とよく銭湯に行った
自宅の風呂も好きだけど
銭湯も好 ...
so much fun
数えられないものがあることを
英語を習って知った
13歳の頃
恋の数も数えてた頃
ましてや愛なんて理解できないし
幸せなんて感じたことも無くて
数えられる ...
タイのカラオケに行った
ちょっと年増の女性を指名した
熟女好きとしては
当然の選択だった
身の上話になった
旦那が6年前に亡くなって
女手ひとつで男の子を
育てていると言うことだった ...
父の声が、聞こえなくなった。
「もう、泣くのは止めなさい・・・・。」と
私を突き放したのだろう。
匂いの消えた、フリースマフラー。
折りたたんだ簡易ベット。
もうすぐ手放すファミ ...
乾いた空気の部屋に コン コンと響く
胸騒ぎと同時に 時計を見る
ノックの音が響く時間ではない
外の気配も 空気の振動も感じられない
乾いた心の ゆらめきと 空気の揺れが
...
ライオンがほえている
わたしは古いつめを捨てて
たてがみをなでてやる
わたしたちはもう
遠くへは行かれないのだ
望んではいないから
いつだったか
夜のふりをした朝が
あなた ...
日々の芝居に疲れた、夜は…
ちょい横道に逸れて
路地裏のBarの
ドアを潜り――仄暗い
カウンターに、腰かける
旅の途上のおいらだが
今まで越えた峠を、指折り数えりゃ
一つ・二つ・三 ...
私は犬の鼻が欲しい。自分の餌を求める
ままに進む、あの(黒い鼻)が――たと
え犬の鼻を持てなくとも、どうやら人の
第六感には、あの鼻がうっすら内蔵され
ているらしい――今日から私は自らの内
...
父の好きだった物を食べると
思い出す事が多すぎて
(もう二度と食べない。)と
自ら放棄した。
熱々のラーメン。
つやつや光る大皿の刺身。
カラフルなマーブルチョコレート。
一息ついで ...
カーテンの隙間から
忍び込んだ昼前の光
掴もうとして手を伸ばすけど
手の甲に乗っかって
歩行器に跨がり足を伸ばす
まだ歩き方を知らないから
教えてあげたいけれど
何て言えばいいのかな ...
恋人同士どんなに好きでもどれだけ愛しても
恋人と言う関係さえなければ他人で
夫婦になって子どもが生まれたからと言っても
結局はただの他人になる
すべてが何も関係なくなれば
人類みな他人になる ...
彼女は旅立つ行き先も告げず
先頭車両に飛び乗って
突如と旅立つ見送りもつけず
ひとり孤独にひどく遠くに
時速100?に取り残されて
言いたいことも言えぬまま
胃痛い日々も癒えず
まだ ...
モシモシ オカアサン
ワタシ・・・・
長い待っていたひと言
鬱々の闇は晴れる
営々と続いた生命の
未来に続く扉は開いて
愛の儀式に黄金の光が溢れ
モシモシ カアサン
オ ...
上に向き過ぎてる証明写真だねくるしいことはしらずおねむり
はいこんにちはー元気にいいましょうご褒美あげますスタバののむやつ
ばかみたいこっちみてない証明写真など受理はで ...
ネジ巻きなら土曜の晩に
フィンネル ドリアン アスペラトゥス
ぜんまい仕掛けの一週間です
多面体のメンタルで直角になぞる平常
ちょうどあれにそっくりだ
おみくじ筒の歯ぎしりや
規則的で ...
苦しんで苦しんで
顔を上げて前を向いて
空
冷たく風は吹いて
カラスをカモメが追いかけて
陽
お前は言った
あなたには人の心が分かるじゃない
遠退いて寝床の中で考える
あ ...
何処かに眠っている昨日
さとうきびから生成される明日
個人的に厳しい毎日
会社的に使いやすい存在
安定した自分という誤解
信頼できる友という希望
愛という夢想
性という分離
...
招かれた小さな部屋で
積み上げられた草履に
何もなかったように
淡々と話す貴女
励まされたのが
私であることに
なんとも情けなく
なんとも嬉しくもあり
紡いだ貴女の指も
筆を ...
全ての季節から見放され
太陽からも見放され
夜中に夜空を眺めていると
夜空に輝く三日月は広い闇の中で一人ぼっち
圧倒的な闇の大群に孤軍奮闘するまばゆい光
月よ、お前も苦しいのだろう、 ...
長距離走者の孤独を短距離走者がすんなりと追い越して行く朝
支配構造に反逆してこころがちぎれるままに運命を壊す
迦楼羅 崑崙 推古王 婆羅門 友が売る伎楽面 そして奈良
老齢な百科事典 ...
ぶあついガラスを歪ませる
そういう情熱があったなら
猫だって わんと鳴かせられるかしら
おもしろがって手を打って
ふらふらついてくる身体たち
やさしくしたからって
尊いわけじゃないのよ ...
目をとじて 耳をとじて 胸をとじて
そうして春は 過ぎていきます
わたしはいまも 冷えた足首に紐をして
ひらいていく花をうらめしく見つめながら
それでも忘れ続けることをやめないで
ちりち ...
あたしの悲しみは 彷徨った後
水仙の咲く堤の 老いた桜にたどり着く
蕾はまだ固いのに 水は
香りに混ざった 陽の光を揺らす 軽やかに
きらきらと 光の粒はころがって
橋を渡る老人 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
あなたの詩がきらいです
左屋百色
自由詩
18
15/3/28 18:50
父の教え。
梓ゆい
自由詩
3
15/3/28 18:21
復讐の心得
ただのみきや
自由詩
17*
15/3/28 18:18
舞踏曲
草野春心
自由詩
2
15/3/28 18:01
閃光少女
中村 青
自由詩
1
15/3/28 17:05
きりこ(南三陸)〜その瞳をみていたら〜より
黒木アン
自由詩
2*
15/3/28 9:44
サインは、さよならとまたね
yo-yo
自由詩
3*
15/3/28 7:50
銭湯
夏川ゆう
自由詩
2
15/3/28 6:08
so many fun
はて
自由詩
1
15/3/28 2:40
ジョン・レノン
花形新次
自由詩
0
15/3/28 0:29
形跡。
梓ゆい
自由詩
2
15/3/28 0:04
ノック
佐白光
自由詩
1*
15/3/28 0:01
ライオン
はるな
自由詩
5
15/3/27 23:24
おいらに乾杯
服部 剛
自由詩
3
15/3/27 23:16
黒い鼻
〃
自由詩
3
15/3/27 23:01
chikara。
梓ゆい
自由詩
3
15/3/27 22:55
いっさい
中村 くらげ
自由詩
4
15/3/27 22:21
関係
リィ
自由詩
1*
15/3/27 21:29
エクスプレス・ガール
捨我
自由詩
0
15/3/27 19:36
親の愛が金になるとき
イナエ
自由詩
5*
15/3/27 17:10
証明写真受理
初谷むい
短歌
2*
15/3/27 14:01
けせら
yuez
自由詩
1
15/3/27 12:26
屋根の上の月
奥畑 梨奈枝
自由詩
3
15/3/27 12:23
和解
梅昆布茶
自由詩
10
15/3/27 9:01
草履の女性…〜その瞳をみていたら〜より
黒木アン
自由詩
2*
15/3/27 8:04
孤独な月
葉leaf
自由詩
2
15/3/27 6:12
プチ短歌
梅昆布茶
短歌
6
15/3/27 0:16
いれもの
はるな
自由詩
3
15/3/26 22:40
そうして春は
〃
自由詩
1
15/3/26 22:35
早春に
藤原絵理子
自由詩
8
15/3/26 21:58
1910
1911
1912
1913
1914
1915
1916
1917
1918
1919
1920
1921
1922
1923
1924
1925
1926
1927
1928
1929
1930
1931
1932
1933
1934
1935
1936
1937
1938
1939
1940
1941
1942
1943
1944
1945
1946
1947
1948
1949
1950
5.24sec.