世の中には
あまりにも分からないことが多すぎて

私には
あまりにも分からないことが多すぎて

私には
経験しなければならないことが多すぎて

経験しなければ分からないことが多すぎて ...
ふってくるものがたとえ伝えたいことでなくても
私のところにふってくるのなら私がそれを伝えよう

どうしても走り出さずにはいられないのは
扉だけが幾つも私たちの家の中にあらわれるからである
...
記憶以外の記憶がある

ねえねえねえと腕をひっぱる甘い声は
三半規管が記憶している

ひまわりのようにうれしそうな笑顔は
水晶体が記憶している

しなやかにぬめる桃のような姿態は
皮 ...
詩人がみんな
ことばが消え去るのをまっている
画家が黒と白の絵の具を混ぜつづけるように
教師たちは生徒を置いて家へ帰る
神父さまは折れた十字架でシャーベットをすくう
詩人はみんな
こと ...
まだまだ生きろと言われる
みんななにも知らないくせに
向けられた刃物
目には見えぬ言葉のナイフ
摘み上げられ乗せされた天秤
もういいでしょう、もういいでしょう

突然に漆黒の闇が襲ってき ...
月夜の晩に
遠くで
猫が
鳴いています。

それは 激しく
狂おしく
まるで
赤ん坊の 泣く
声のようでも
ありました。

月夜の晩に
哭く声は
猫のようでも
赤ん坊 ...
白衣の悪魔からもらった
白い粒たちを飲み干す

ひんやりとした床に寝そべり
四角い空を見つめる
雲は流れ 空気は色を変える

ぽわぽわとする意識の中
ただ二酸化炭素を吐き出し
何の生 ...
あめのひのおむかえってきいてきいろい
あまがさながぐつすがたのこどもになっ
てみようとしたけどうまくいかないのは
そんなおもいでどこにもないからなのね
お迎えといって思い出すのは高校生の頃
...
水たまりが銀色に太陽を反射していた。
午前中の予定を終わらせて、
冷蔵庫から低脂肪乳を出して
ラッパ飲みした。

NHKの集金人がやってきて、
インターフォンを押している。
郵便局員が納 ...
気がつくと
恐ろしいほど
時間が過ぎている

あの時俺は
一体何をやっていたんだ?
もっと
他のことが出来たのではないか?

それが生きるってことだと
分かってはいても
残された ...
優しければいいってもんじゃないけど
時には優しいほうがいい

風はほとんどが冷たいものだから
家のなかはふんわり
優しいほうがいいよ

言葉ってつかわないと
固くなるから
おもったこ ...
旅行者たちの
スーツケースの色のひとつひとつを
記憶に残して
休日を満たす
左側の視界が急に
暗くなり
右側の明るさが少し
邪魔になる
蛇行しながら
虚構に近い方へ
わずかな猶予に ...
愛を馬鹿にする奴は
愛を知らないだけ
愛を知った時
愛なしでは
生きては行けず
愛にすがって生きて行く
それは恥ずかしいことじゃない
好きと共に生きてゆくこと
好きと共に死んでゆくこと ...
その日、
僕は小学3年生で
塾の帰りだった
家の最寄りの駅まで着いて
ホームを出たら
あら、びっくり
見慣れた街は
雪に埋れていた

その日は記録的大雪で
世界はシンと静まり返っ ...
少しの間
思い悩んで
ためらいがちに
目を伏せた

言いたい言葉が
きっと何かあったね

あなたは
優しさゆえに
言葉を封じる力があった

まるで魔女のように 
猫は
誰知らずに ひっそりと
夜中じゅう 鳴いているのです

ただひっそりと つつましく
哀しく 鳴いているのです

まっくら闇夜の
その空に
かぼそい三日月が
突き刺さり
...
詩人と娼婦が恋をした。

詩人は娼婦を
身請けする金を持たなかったので
詩を書いた。

娼婦は感動を
伝える頭と言葉を持たなかったので
体を捧げた。

硬いベッドの上
二人は一つ ...
昼下がりの
うすむらさきに藤がひかる
森で
少女は見知らぬ少女と出会った


目を閉じて 見知らぬひとと
わたしの森を過ぎてゆく
風、


心臓の音だけが聞こえるでしょう
唇と ...
それでもゆく。間違いながらでもゆく。

ほかに行き場はないのだから。
「妻の庭」

温かい光が
いっぱい,紅、桃、イエロウ
さーつと、蝶々が
訪れて、あいさつして
去った
風が吹いて
五月、青い空
お花は
沢山、沢山
今日は幸せです。
雨で
ヒゲが湿って
しょぼくれてる猫

軒下から
灰色の空を呪い
ふやけた肉球を
丹念になめまわす

寒いだろう、とか
冷たいだろうと思うのは
いつだって人間の勝手で

猫は ...
嗚呼そうだ

人ってイライラすると
舌打ちすると思い
普段はしないが
舌打ちをしてみた
いい気分にはならなかった

人っていい気分でないと
眉間にしわを寄せると思い
普段はしないが ...
私は何か失敗したり
悩みごとがあると
気持ちをくにゅくにゅさせる
細く伸ばして弾ませて
くにゅくにゅさせれば
ちょっとだけ楽になる
問題は解決しないけれど
背筋を伸ばして
首をぐるぐる ...
昨晩の雨は雪へと変わり

昼過ぎには太陽にバトンを渡す。

帰宅した父を囲み

静かに語らう母と娘たち。

その手は何かを決意し

何かを覚悟するかのように

しっかりと握 ...
近い距離
想像できるよりもはるかに
近すぎて
見るときに痛みを感じることも
できないような距離に
光源があった
安っぽい紙を巻いた芯が
屹立している
その光源から柔らかな
色彩がいく ...
ジョジョ2部を読んだ影響見え隠れやけに激しい風が吹いてる 本人はムーンウォークのつもりだよやけに激しい風が吹いてる 今日パンツ履いてないのと囁かれやけに激しい風が吹いてる ありがとう
ありがとう
ありがとう

好き
好き
好き

どうすればこの気持ちは伝わるのだろうか?

いくら形容詞をつけたって
この気持ちを表現しきれない

何か例えたと ...
生きててごめんなさい
安易に
そんなこと想ってごめんなさい

あやまってすまして
ごめんなさい

あやまるなんてなんでもない
傷なんてついてないんです

生きているから
生きてい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
レッツダンス!花形新次自由詩215/5/22 0:18
佐藤伊織自由詩315/5/22 0:08
記憶媒体じぇいぞろ自由詩115/5/22 0:02
天体学者はるな自由詩515/5/21 23:26
フー アム アイじまさん自由詩415/5/21 23:08
NEKOTALGIA・Ⅲ <月夜の晩に 哭く声は> ...南無一自由詩115/5/21 23:06
脳内反応じまさん自由詩115/5/21 22:55
雨の日のお迎え/即興ゴルコンダ(仮)投稿.39こうだたけみ自由詩2*15/5/21 22:34
サーカスを見にいくじぇいぞろ自由詩315/5/21 22:34
変態観測〜ラブジュース、溢れる花形新次自由詩115/5/21 22:34
優しい夜をあなたに朧月自由詩215/5/21 22:26
否定の時間帯noman自由詩215/5/21 22:18
愛をリィ自由詩1+*15/5/21 22:13
雪の日opus自由詩015/5/21 20:04
セイレーンガト自由詩115/5/21 17:18
NEKOTALGIA・Ⅱ <真夜中に鳴く猫>南無一自由詩0+15/5/21 15:40
魂の商売やまうちあつ...自由詩115/5/21 14:48
藤のからまる森で石瀬琳々自由詩12*15/5/21 13:22
さびしい道をゆく裃左右之介散文(批評...015/5/21 12:37
「妻の庭」生田 稔自由詩915/5/21 12:27
奇跡の耳ガト自由詩4*15/5/21 4:18
切なる私の願い小川麻由美自由詩3*15/5/21 2:14
気持ちくにゅくにゅ灰泥軽茶自由詩515/5/21 1:53
雨の日のお迎え。梓ゆい自由詩3*15/5/21 1:40
楔が欲しかったのにnoman自由詩215/5/21 1:38
ジョジョ2部を読んだ影響見え隠れやけに激しい風が吹いてる北大路京介短歌315/5/21 1:06
本人はムーンウォークのつもりだよやけに激しい風が吹いてる短歌315/5/21 1:06
今日パンツ履いてないのと囁かれやけに激しい風が吹いてる短歌115/5/21 1:06
ジレンマ藤竹自由詩015/5/20 23:32
朧月自由詩415/5/20 22:44

Home 戻る 最新へ 次へ
1910 1911 1912 1913 1914 1915 1916 1917 1918 1919 1920 1921 1922 1923 1924 1925 1926 1927 1928 1929 1930 1931 1932 1933 1934 1935 1936 1937 1938 1939 1940 1941 1942 1943 1944 1945 1946 1947 1948 1949 1950 
加筆訂正:
24hours Open/うめバア[15/5/21 11:03]
少し修正してみました。
5.22sec.