閉め切った雨戸の向こうパレードが通りすぎてく音だけがする
寝起きのクスリでお腹いっぱい
プラセボ効果なく弱冷車は弱冷車
袋開けたばかりのポテチが湿っている
もう一度ぐらついた壁を蹴り飛ばして貫けるかどうか確かめてみた、そいつはいまにも壊れそうな悲鳴をあげるくせに、絶対に壊れてしまうことだけはしなかった、それだけは譲ることはなかった ...
{引用=
あなたが手の平を差し出すから
僕は雛罌粟の種を埋める
それからあなたは人形になって
咲かせた花を握りつぶすこともなくなる
手の甲に
痛みと引き換えに咲かせた雛罌粟が
あなた ...
夜空が青ばみ
ゴキブリたちも眠りに就きます
「もう少しだけ起きていたい」と
呟く前にぼかした接続詞
清涼な大気にいくら呼吸を忘れても
書かなければ死んでしまう生き物には
なれない
...
{引用=
「フクロウ」と、口にしたときに見える景色。一緒に答え合わせをしたよね。
「フクロウ」を、口にしたときに見える景色。泣きながら肉を胃袋に詰め込んだね。
}
肉を食べるのが哀しくて、 ...
私は多くの人の前で
私の歌を歌いたかった
ギターで 鳴らしたかった
そんな 頭の中で いつもいる
出掛けようと思っていたら
それは
冷たくそぼ降る雨だ
哀しくも
土を潤し豊かな雨だ
雨
しずかに
寂しく
降り続ける
きぐるみぐるみな七つめ月のつめの
先までつきつめられタル梅雨の合間
のブルーなボトルは酸味があるから
好みじゃないのといっひとぅりんけ
びあをきどるの一杯だけでも気ぐる
ぐる身の隣の席では発 ...
雨をください
誰かが言う。
血をください
私が言う。
すると、
突然鼻の奥がむず痒くなってきて ...
6月、7月は雨降りばかりで
こころまで カビが 生えてしまえそうだから
せめて 陽気に 笑ってしまおう
たまには ワインなんかも いいんじゃないか
こころが酔えば たやすく 陽気に な ...
つぎはぎだらけの毎日の そんな単調な繰り返しに
あなたは 耐えてゆけますか?
ざらざらとした風が 喉にからみつき
そんな空気を 吸っては 咳き込んで
あなたは それでも生きてゆけますか ...
西の海に陽の帰ってゆく憧憬を
一度もみたことがない
焦がれながらまた
首都高に落ちてゆくきょうをあきらめている
校庭をあの子と屈託なく駆けまわっていたこと
その日日がほのかな願いに育って ...
故郷の水産加工場で働き始めて二年になる
腹を裂いて 卵を取り出す
完全な流れ作業
嫌な仕事 本当に
だけどこんな田舎ではまだましな方
特に何ができるでもなく
コネがあるわけでもない
男相 ...
Gift / 1日
プレゼントあける時のように
そっとカーテンをあける
木漏れ日と共に部屋に舞い込んできた1日
日めくりカレンダーを上から1枚破りとった後
トーストにバターをつける
...
(好きです
きです
きです
きです
き・・
閉じる前に
こぼれたね
うるう
ここは終わりと始まりを 繋ぎ合わせる世界
ぽつんと取り残された月が 朝の空に張り付いていた
僕もあれと同じだって 見上げてひとり笑っていた
自分が何処から来て 何処へ向かうのか分か ...
五段の醤油団子と七段のあんこの団子の
櫛が五本並んであって
隠れた山葵入り団子を探してみる
こころにもないものは
不味いものだと教えてくれた先生は
いまはいない
和紙に乗っかって
上 ...
とびだしてしまいそうな悪口
やさしい言葉をさがす
批判という名の暴力は いちばん手頃なストレス発散
いいとこさがし
自分の中の 相手の中の
ひとすじの光が
発ってゆこうとするとき
振り返り
振り返り虹を解いた
階段に映る
薄い手紙
窓の水滴
昼から午後へ
めくられる譜
何かが閉まり
...
150701
ギャャーャーァァァア!
シチガツダ
迫力の欠けたスタートを切った
西椋選手、果たして30メートル地点では一群から遅れること5メートル
果たしてど ...
ずいぶん失ったんです
だから花になったんです
花に歳は尋ねないでしょう
溢れても 溢れても
忘れても 忘れても
足りなくなることはない ありがとう
溢れても 溢れても
流れても 流れても
尽きてしまうことはない あいしてる
いつか ...
いつものお店で
ラーメンをすすりながら
悪口を並びたてているメイちゃんが
好きな人といる時
全然ちがうこと
最近まで知らなかった
下品な女子
の話をするのは楽しい
人の悪口を言うの ...
平和とは平和のことではない
平和とは差別を受け入れることだ
だから戦争とは差別を受け入れないことだ
へのこ
だれのこ
じぶんのこ
へのこ
ぼくのこ
...
ぐるぐると渦巻くものを描く少女いとけなさからそれは太陽
青空を隔てる窓か潮騒と昔日の風を隔てる窓か
あの日とかあの時とかをわたしも持ついまもういない命との日日
お布団にう ...
鳴いた空はとても紅かった
ぼくは入道雲を追いかけて
夕暮れを防ごうとした
追いかけても届かない哀しみは夏の色
ごうごうと空が鳴ったのは幻だったのだろうか
紅色の空はあまりにも鮮烈で
ぼ ...
足元がくずれる ガラガラ
心が ミシミシ、パキパキ 散らばって ポタポタ
いたいの いたいの とんでいけ
箱の中で フワフワ、フラフラ
シクシク、グルグル シクシク、グルグル
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
閉め切った雨戸の向こうパレードが通りすぎてく音だけがする
北大路京介
短歌
2
15/7/1 23:57
寝起きのクスリでお腹いっぱい
〃
自由詩
4
15/7/1 23:57
プラセボ効果なく弱冷車は弱冷車
〃
自由詩
2
15/7/1 23:56
袋開けたばかりのポテチが湿っている
〃
自由詩
2
15/7/1 23:56
ロスとロス (流し込むあいだの)
ホロウ・シカ...
自由詩
0
15/7/1 23:37
Re:Re:Re:Re:Re:Re:
竹森
自由詩
2
15/7/1 23:04
Re:Re:Re:Re:Re:
〃
自由詩
1
15/7/1 22:57
Re:Re:Re:Re:
〃
自由詩
1
15/7/1 22:54
帰りの電車で
番田
自由詩
1
15/7/1 22:36
雨
板谷みきょう
自由詩
1*
15/7/1 22:29
だらけの至福/即興ゴルコンダ(仮)投稿.50
こうだたけみ
自由詩
3*
15/7/1 21:40
さかさ
あおい満月
自由詩
6*
15/7/1 21:19
雨の季節が、過ぎれば
南無一
自由詩
1
15/7/1 19:11
世界は すべて 美しい
〃
自由詩
1
15/7/1 19:03
みずうみ
もっぷ
自由詩
5*
15/7/1 18:20
『遡上の果て』 卵から始まるはな詩⑥
ただのみきや
自由詩
17+*
15/7/1 18:10
Gift/1日
桂
自由詩
0
15/7/1 17:59
気持ちが
もり
自由詩
1*
15/7/1 17:55
うるう
itukam...
自由詩
1*
15/7/1 17:13
短歌
乱太郎
自由詩
10*
15/7/1 16:16
いいとこさがし
若桜
自由詩
1
15/7/1 12:15
去る日 遍歴
木立 悟
自由詩
5
15/7/1 10:22
だらけの至福
あおば
自由詩
6*
15/7/1 9:08
それが私の生き方だから
もっぷ
自由詩
5
15/7/1 1:18
流動的なあなた ありがとう あいしてる
komase...
自由詩
2*
15/7/1 1:17
ひどい
アンテ
自由詩
2*
15/7/1 0:44
へのこだれのこ
吉岡ペペロ
自由詩
2
15/7/1 0:28
「かおるのおと」より (五首)
もっぷ
短歌
2
15/6/30 23:55
真夏の記憶
レタス
自由詩
3
15/6/30 23:52
ジクジクしてる
若桜
自由詩
0
15/6/30 23:40
1905
1906
1907
1908
1909
1910
1911
1912
1913
1914
1915
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1936
1937
1938
1939
1940
1941
1942
1943
1944
1945
加筆訂正:
『遡上の果て』 卵から始まるはな詩⑥
/
ただのみきや
[15/7/1 21:08]
誤字修正しました。
3.66sec.