重ねすぎたら崩れてしまう
だから無口でいるの?
それとも私とだから?

黙っていても会話していると
おもいたい日常

空はどこまでが空?
だれも知らない問いを
心で想いながら
おな ...
原爆が広島と長崎に落ちて
いつのまに真夏の最中
戦争が終わり
港街には帰還兵と
占領軍の兵士があふれていた
マッカーサー元帥の命令で
英語が出来てレポートが書ける
反骨精神があり眼と目で ...
とき来れば 花は開きて 花は散る 訳も問わずに またときは行く 外食するなら
インスタントラーメンに限るのだ
シングルバーナーに火を点け
無愛想な顔をしながら
無愛想なクッカーに水を張り
無関心を装いつつも
早く
早くと
急かしつつ
慌てるな
...
「忘れない……」そう君は云ってくれた。
「あなたと過ごしてきた時間は、どれもみんな大切だから……」と。
けど、本当に忘れないでいることなんて出来るかい。
この先君は僕とはまったく違う種類の人たち ...
雀の子鷹から産まれて捨てられて母を探して悔いのなく逝く みあげてもみあげても空は足りなくて骨になったら海に行きたい 遥けき天を流るる河よ
今宵は誰が胸の願い乗するや
想いの下流を辿らば
母の背より浮かべし
銀紙の小船
現在は何処の星の海
星の国
星の里

静けき闇に輝く河よ
今宵は誰が夢照らせし ...
体だけではない
体をめぐる血液も
体を覆う衣服も
方向から自由になったのだ
方向でないもの
例えば香りや手触りのようなもの
途端に私は対象になり
香りを発し誰かに触れられるも ...
100円均一の菓子缶を開けるといつだってシクラメン香る、死臭漂うあの日の午後に排出される

・記憶さがし
障害者年金でレンタルした自動ベッドを上下に動かす音と同時に命の軋む音がする
目 ...
太陽が西の地平に傾き
 雲の切れ間から橙の光の一筋を放つとき
 それはわたしの心を
深い余韻を以て響き照らす

わたしの魂は
追いかけても追いかけても届かない懐かしさと憧れに溢れ震え
永 ...
梅雨のしとしと降る雨が

臓腑の傷にしんみり沁みる

私たちは…致命傷が致命傷でなくなる時代に生きている

この白い錠剤

これは明らかにこの国で作られたものではない

ここの民は ...
普通ってなんだろう?
自分だけ普通じゃないと
思ったのはいつだっけ?
自分に対してみんなの見る目が
違うと感じたのはいつだっけ?
普通になろうとみんなと
同じようにしたけど
何も変わるこ ...
逃げなきゃ。口の中で繰り返す
熱がさめる瞬間がいつもこわい

あの日 赤いカーテンの部屋
わたしの手が酷く熱をもって
君のからだを傷つけたこと


*
*


いかなきゃ。喉の ...
今から  届けに  行くだけ
今さら  響かせに 行くだけ



真っ直ぐに込める 
複雑な、複雑な、複雑な直線を


シンプルに詰める 
難解な、難解な、難解な点描を

...
あなたからは
ひどく女子トイレの便器のにおいがするよ
指先だけの上っ面
顔に張り付かない幻の国

行き交う電波の中で
あなただけにおうよ
いつ刺されたの
血まみれじゃない

空間が ...
扉を開けると
眩しい光が飛び込んで来た
どよめく喧騒に包まれれば
異国に迷い込んだ気がした

*

時計の針がふいに
真夜中を知らせる
堂々巡りの物思いに
いたたまれず朝が来る
...
人が優しくあるためには
厳しさや残酷さに基づかねばならない
人が優しくあり続けるためには
きわめて残酷な決意が必要だから

僕は毎朝へヴィメタを聴いては
厳しい絶叫により優しさ ...
ハローワークから出たとたん配られたチラシには、きみの名前。きみの写真。その上に〈元彼女〉の肩書。「元」がやけに安っぽいゴム印で、おれはムカついた。ビリビリに破り捨てた。渡してきたおっさんを蹴飛ばし ... ごちゃごちゃ
ごちゃごちゃ
言わんと

その日いちんち
食べていけるだけの
金を出して

さっさと
抱いてくりゃあ
ええんよ
この世が辛くて辛くて
仕方ないから
命ごと、救ってゆく
天使という名の死神が

最後の最後の
出逢い
これ以上ない
気持ちよさ
覚えているいくつかのことよりも、覚えていない膨大な時間たちがわたしの多くを形作っているということはわたしを強くする。世界は途方もなく広大で無意味に美しく、その無意味さは何よりも尊い、果てのない尊さ ... 隣の病棟から切手のない
自分宛ての手紙が
一通だけ病室の枕元に
精神科医から届いている
ふくらんだ封筒には
誰が入れたのか
さくらんぼが
ひと房入れてあって
何とか父を救いたいと云う手 ...
金田一少年がいるコナンいるやけに激しい風が吹いてる 人形に悪口言わす腹話術やけに激しい風が吹いてる 壇蜜を小脇に抱えヘリで去るやけに激しい風が吹いてる 私は通りかかる
今日も美容室の前を 私は
窓際で頬杖をついて 彼女が
客が来るのを待っているのを見る


雨の中
彼女は何年もそうしてきたかのように
じっと 通りを行く人を見つめていた ...
広島の








...
海鳥が

防波堤を飛んでる

釣り人も分け前もなかった

昨日の輪郭を追う
朝が来て








...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
散歩する影朧月自由詩315/7/6 21:49
或る米軍少佐の終戦回顧録りゅうのあく...自由詩6*15/7/6 21:46
解脱星野つばき短歌015/7/6 19:44
インスタントラーメン北村 守通自由詩115/7/6 19:24
古いレコードを聴いていた(遠い空編)涙(ルイ)自由詩115/7/6 19:06
雀の子 *もっぷ短歌215/7/6 18:24
*短歌415/7/6 18:16
天の河茶釜自由詩015/7/6 18:06
休養葉leaf自由詩415/7/6 15:53
シクラメンの自殺よるのまち自由詩1+15/7/6 15:17
残光たけし自由詩415/7/6 13:20
雨音に乱世の来し方を思うりゅうさん自由詩015/7/6 12:48
病気リィ自由詩1+*15/7/6 12:42
発熱の夜いるみ自由詩115/7/6 12:02
裏切り直線な飛翔 飛び切り点描な超越komase...自由詩1*15/7/6 11:56
(≧∇≦)ゆるこ自由詩3+15/7/6 11:56
戸惑い未有花自由詩12*15/7/6 9:29
ハードロック葉leaf自由詩1+15/7/6 6:19
卒業もり自由詩2*15/7/6 0:40
悪女中原純乃自由詩0*15/7/6 0:13
たすく自由詩2*15/7/6 0:05
367はるな散文(批評...115/7/5 23:56
さくらんぼ泥棒りゅうのあく...自由詩5*15/7/5 23:48
金田一少年がいるコナンいるやけに激しい風が吹いてる北大路京介短歌315/7/5 23:45
人形に悪口言わす腹話術やけに激しい風が吹いてる短歌315/7/5 23:44
壇蜜を小脇に抱えヘリで去るやけに激しい風が吹いてる短歌415/7/5 23:44
あいづち番田 自由詩315/7/5 22:57
無題TAT俳句015/7/5 22:35
指離崎mizuno...自由詩215/7/5 22:31
無題TAT短歌015/7/5 22:13

Home 戻る 最新へ 次へ
1901 1902 1903 1904 1905 1906 1907 1908 1909 1910 1911 1912 1913 1914 1915 1916 1917 1918 1919 1920 1921 1922 1923 1924 1925 1926 1927 1928 1929 1930 1931 1932 1933 1934 1935 1936 1937 1938 1939 1940 1941 
加筆訂正:
さくらんぼ泥棒/りゅうのあくび[15/7/6 19:14]
遅筆により推敲
大差/眠り羊[15/7/6 13:08]
7/6「ドイツにも/イタリアにも/米軍基地はあるけれど/事故や犯罪があった時/現地の人間ができることに」から「ドイツにも/イタリアにも/韓国にも/米軍基地はあるけれど/現地住民の保護において」に修正
さくらんぼ泥棒/りゅうのあくび[15/7/5 23:52]
遅筆にて推敲
3.9sec.