静かすぎる場所は
それだけで不安になる
世界が固まって
書割になってしまった
動けない何もない
風よ吹け
世界を動かせ
色褪せた日常でも
書割の冷たさより
生きて ...
キスの味知らない方が良かったわ
あなたを想うと胸が痛いのなんて嘘よ
わたし
ストロベリーアイスの絶妙な酸味と甘さが
午後の頭を狂わせる
好きよ
...
先月私が予言してから
ようやく半月が経とうとしている
私が気にしていた大きなアクシデントは
世界を見廻しても起きなかったので安心した
その反省もあるし
あまり頻繁だと
有り難みも薄れる ...
唇の微熱で溶かす甘さでもあなたにあげるキスはせつない
繋ぐのは衝動的でもいいかしら手と手温もり寂しい音も
二人なら夢物語会話すらままならないのキュンと熱くて
声よ
もっとさびしくおなり
いい風がふく
青葉がいっせいにひらく
ささめく噴水のしぶきあがり
陽が当たって
きららら
金粉みたいに散らばり
水面には細い銀の腕輪
さみどり ...
壇蜜に似てる彼女と信じこむまた新しい春が来ました
友達のオウムに淫語覚えさせまた新しい春が来ました
サンプルはさだまさしだけで決めつけた九州男児亭主関白
都心を射ぬく沈黙のバスを執拗に尾行する
半分にすり減った横顔のまま
ビルの狭間にこうこうと深く冴え渡る闇の遠くで
連動する疲弊の連鎖に眉を震わせ
容赦なく目に斬り付ける
横殴りの光の ...
押し合いながら競争すんだ
冗談みたいに細い道
落ちても死んだりしないけど
痛みは誤魔化しきれないね
登れないこともないけれど
痛みは残ったまんまだし
とても登る気にはなれないね
また ...
町を出る日
旅人は一粒の種子を
宿屋の庭にそっと植えた
宿屋の主人にも女将にも
内緒でこっそりしたことだった
次に旅人が戻ったとき
種子は芽を出していた
旅人は快活に
海辺の村落の ...
汗に濡れたシャツをはだぬぎ
わたしは暗闇のなかを
帰るふりをして 逃げたのだ
七月の 台風の 雨のなかを
精一杯生きようとして 逃げたのだ
咎められることは何もない
そのほかのことは知らな ...
今の自分が嫌になり
いろんな所に行き色んな事をした
けれど自分がどこにいても
何をしてても僕は変わらなかった
僕は僕以外にはなれないけど
嫌になった自分を変えよう
自分を愛する事からはじめ ...
世界から緑が絶えないように
世界から笑顔は無くならない
世界から水が絶えないように
世界から涙は無くならない
けれど
水は緑を育て、やがて美しい大地に変わる
...
いま目の前を上り列車がひとつ通過いたしまして、さてさてお集まりの皆々様よ、おんなののろいをみたいとお集まりで、おんなのなみだをみたいとお集まりで、ついでに死ぬおんなや殺すおんな、蛇やら龍やら見せましょ ...
嫌い、っていうと
とうめいなこざかなが
わらわら 集まって
そこに
かすかな波を生じる
なんだろうこんな不安は
好き、っていうと
ちいさなひなげしが
いっせいに帆を上げて
あ ...
一瞬で
りんごもにんじんも正論も砕かれ攪拌されてどろどろのジュースになるみたいな
彼女だけの鋭いミキサーのすいっちは日常のいたるところで押されるのだった
あるいは一瞬で
女子なのにおおかみ ...
男女の歩行者
人の模様と
いうものを考えた
ことがある
中肉中背の
男女二人
素敵な印象
ソッソッソッと
歩いていた
一日という、すべての人間の背後に貼りつく不気味な影を町中に伝播させるため、始発電車は今日も出発する。朝は既に始まってしまっているので、始発電車は出遅れるのだが、そこから改めて朝を始め直す力を巨 ...
既に夜だというのに
空の明るさは
人の灯りを
消し去るほどにまばゆい
窓を閉める
潮のにおい
窓を閉めない
暗がりの
うすい手のひら
山を削る白い ...
鏡よ鏡よ鏡さん
あなたを壊していいですか
拳をあなたに叩きつけ
粉々になったあなたを使い
あの子を壊していいですか
鏡よ鏡よ鏡さん
あなたが壊れてしまうよう ...
サーカス小屋の団長はよいこが大好きでしたから
子供たちは 今日もこぞって 団長に
誉められたい、認められたい、ためだけに 献身的な言葉で言い寄る
(私は団長のために 右手を捧げます、明日は ...
日常のこと、妻の思考
僕がPCの前に座ってこうして何かを書いている時、
大体妻は横のソファで読書をしている。妻とは本の
趣味が壊滅的に合わないので互いの趣向を批判する
ことはないけれど、読 ...
冷えた三角形がピアノ線で
夜に吊るされ 波打っている
白いチョークで昼のうちに引かれた
いびつな線路をたどり その女は
むかつくほどきらいな男に会いに行くところだ
...
とっくに見飽きた映画を
繰り返してもう何度目だろう
眠れぬ夜の過ごし方
時間潰すのヘタみたい
キレイな景色を見ていたい
砂嵐の先の海
隣の犬が鳴きやんだ
空に揺れるカラーバー
...
盤面に行儀良く並んだ歩兵
敵の攻撃を真っ先に受け将を守る
時には味方にも無視され
時には邪魔もの扱いされる歩兵
敵陣深く突入して将となるも
あっさり討ち死に
そして 次には
味方だった将 ...
風で鳥になっていた。
京香の両手首をつかんで、ぼくがうしろから広げていた。
強い風がしばらく続くと、京香はあたまを前へ前へと落としていった。
そのたびにぼくは手首を強くにぎりしめ、腰 ...
「春の土」
よりそひて小川とあぜ道蛇行せる二月の畠に耕人ひとり
音なくて雨降りゐたり 静かにも春を見上げて庭辺の千草
うんうんと地よりわきたつ緑児を雨とお日さま交互にあやす
一坪 ...
モザイクのかかる鼻だ
マキちゃんと見に行く映画あらかじめ観てコメントを考えておく
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
風が止んで凪
kauzak
自由詩
3*
15/5/1 23:58
ストロベリーアイス
虹香
自由詩
2
15/5/1 22:30
「自称詩」予言2
花形新次
自由詩
0
15/5/1 22:19
衝動
虹香
短歌
1
15/5/1 22:15
五月の公園
ふるる
自由詩
5*
15/5/1 22:11
壇蜜に似てる彼女と信じこむまた新しい春が来ました
北大路京介
短歌
0
15/5/1 21:32
友達のオウムに淫語覚えさせまた新しい春が来ました
〃
短歌
1
15/5/1 21:32
サンプルはさだまさしだけで決めつけた九州男児亭主関白
〃
短歌
0
15/5/1 21:31
白い月
Lucy
自由詩
12*
15/5/1 21:18
tightrope
捨我
自由詩
1
15/5/1 20:09
旅人の木
やまうちあつ...
自由詩
1*
15/5/1 17:58
塔
伊藤 大樹
自由詩
8
15/5/1 17:43
変形
リィ
自由詩
0
15/5/1 13:04
緑と水と
もも
自由詩
0
15/5/1 12:59
のろいのために
片野晃司
自由詩
12*
15/5/1 12:58
不完全な、けれど唯一の
uminek...
自由詩
13*
15/5/1 10:40
すいっち
そらの珊瑚
自由詩
16*
15/5/1 10:20
男女の歩行者
生田 稔
自由詩
2
15/5/1 9:19
始発電車
葉leaf
自由詩
2
15/5/1 6:38
みさき さかい
木立 悟
自由詩
4
15/5/1 1:59
鏡
詩方 のゆめ
自由詩
0
15/5/1 1:46
サーカス小屋
為平 澪
自由詩
4*
15/5/1 0:44
雑記(メリーゴーランドの二人)
またたび八寸
散文(批評...
2
15/5/1 0:08
冷えた三角形
草野春心
自由詩
3
15/4/30 23:23
television addict
捨我
自由詩
0
15/4/30 22:32
「歩」の少年
イナエ
自由詩
10*
15/4/30 22:08
春に吹く風
吉岡ペペロ
自由詩
2
15/4/30 22:06
詩人サークル「群青」4月の題詠「土」
木原東子
短歌
7*
15/4/30 21:15
モザイクのかかる鼻だ
北大路京介
自由詩
4
15/4/30 14:07
マキちゃんと見に行く映画あらかじめ観てコメントを考えておく
〃
短歌
3
15/4/30 14:06
1901
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1924
1925
1926
1927
1928
1929
1930
1931
1932
1933
1934
1935
1936
1937
1938
1939
1940
1941
4.98sec.