手垢にまみれたコトバたちを 洗濯機に放り投げて洗い流す
駅前で叫んでいた主義主張たちを アイスノンにして頭で溶かす
空っぽの冷蔵庫から 私が居そうな卵を見受けて目玉焼きにする
フライパンか ...
酔いながら
銀河の歌を
口ずさむ
カムパネルラの
涙いずこに

複雑な
記憶の底に
漂えば
見果てぬ夢の
銀河に果てる

何もかも
捨てた我が身は
沈みつつ
アンドロ ...
... ... 高架線がんがん

今日朝、日めくりカレンダーを引っこ抜いたら
「そんな約束よくするね」って笑ってるの聞こえた
薄い紙が湿気でひやつく
喉ねばつく

高架線がんがんがん
うるせぇな交通機 ...
忘れた頃にやってくる
前にいつ来たかも知れず
しばらくぶりのような
はたまた数日前のような

こんな事を僕は 言っていたんだろうか
そんな事も僕は 言っていなかったんだろうか

何をし ...
キラキラ光る夜空の星よ、そんな気はさらさらない
もう死んでしまいたい、そんな気はさらさらない
二度と誰とも恋をしない、そんな気はさらさらない
今日は食べ過ぎた、そんな気はさらさらない
僕は ...
満面の笑みにつないだ手
ほら、おそろいだね

あなたがさし出す手に私が応える
「冷たい」って笑った
この手はあなたの役に立てますか?

日々を過ごす中で失うものも多いけど
あなたは無く ...
さらさらと
霧雨がふり
渡すのは
銀砂のような
きみの頬笑み

窓越しに
銀の雨降り
珈琲の
苦さに映る
君の面影

てのひらを
静かに濡らす
銀の雨
微かに過ぎる
...
星新一をポケットに、宇宙に出た
窒素酸素二酸化炭素アルゴン
石油が無くなった地球は温暖化し水を奪い合う戦争が起きた
海が陸地を浸食し人類は指の間の皮膚がヒレのようになりつつある
空気中の二酸化 ...
入れても、注いでも、どこかへいってしまって空っぽだ

ふさごうにも掌じゃ足りないし
零れるまえに詰め込んでも、休憩したらもう見当たらない

困ったな
助けてよ

どなたかフタをお持 ...
名も無い瓦礫の路は
昔話をしたがっているように見えた
激しい雨のあとの
過呼吸のような陽射し
喉元を滑り落ちる汗を
呪いながら歩を進める
息すらかすれている
午後は容赦が ...
赤く透き通った
血の様なワインを飲んでいる

酔っているので
詩は
書いてはいけない

酔っているので
なおさら書きたい

自制心が効かない時ほど
熟成しないまま
今すぐ
投 ...
つるりと逃げ出す言葉は
重心を同じところに留めようとする
こちらの思惑を知っていて
その裏をかくイタズラを仕掛ける
追いかけるとき進む道は
こちらが選んでいるようで
あちらの作戦通りのポイ ...
 
 病やすらぎ

紙の短歌たんねんに読みこころ解け又再びを短歌作らむ

寝てばかり考えめぐらし何もせず病いえればまた歌作る

英文を読めば心は弾みつつその先その先眼鏡をとおして

...
緑の通りは影にあふれ
小さな原には誰もいない
橋の上には足音の波
波を押し出す風ばかり


空から橋
橋から原
幾つかの歪みが立つ境いめに
音は残り またたい ...
蓮の下
蓮の下であった
花が
花が開いた
泥色の
花が
一つ二つ三つと

やがて
しばらくすると
いつしか
揺れて
...
小指姫



清水のはじまりを
そっと草をひろげて
ゆびさきで たしかめるとき
七夕の日の心の岸部から
あなたの冒険が 始まります

笹船に乙女がのることができるとしたら
親指姫 ...
機動兵器ってなんだ
機動の意味も僕はいまいちわかってない

しらなくても
生きていけるし

機動兵器がこの世に
実際にあるのかないのか
わりとどうでもいい
遠くのクニで
機動兵器が ...
仕事上のトラブルで疲弊した私は、医者の診断書をもらって長めの休暇をとった。しがらみの藪の中で沢山の蔓を引きちぎって、ようやく手にした明るい広場のような休暇だった。この明るい広場には何から何まで ... 求めない 求めない 求めない
気にしない きにしない
しない しない しない
言い聞かせる 頭に 心に
解ってる 解ってる 解ってるんだってだから
思えば思うほど 求めてる自分がここにいる
...
森林は強くて深い呼吸する木々の歌声絶えず聞こえる

休日の渋滞抜けて辿り着く海を見下ろす想い出のカフェ

六月の晴れた日に見た紫陽花は雨降らなくても魅力的に咲く

コンパスを使って描くアー ...
体の震えを止めてくれるあなたが
私の心を震えさせる唯一の人
コンビニの前で
一服

足のしたにはマンホール

マンホールの上で一服

このマンホールは
地下へと続く
エレベーターなんだよ

一服すれば
動き出すから

その後はお楽し ...
一度目
道に迷う
二度目は
短縮展示のため時間外
三度目、
祝日の関係で振替休み
四度目
ふてくされて向かわず

そして五度目

有楽町の美術館は
中に入れはしても
常設展 ...
錆びついた未来を切り開くハサミ三十一文字の塔がたたない ワガママをみじん切りするキッチンに誰も入れぬ結界を張る お互いに歩幅を合わせようとしてカタコト進む七月七日 横断歩道の上から手を降る君を見つけて少し早く歩く
2年ぶりに見る君は大人になっていて
若くあろうとしながらも僕は老けてしまっているかな
あんなにも愛し合っていたのに朝がくるみたいに夜がきたね
...
リビングにおいた
鉢植えのシクラメン
水だけやって
かれこれもう2年
元気なんです
これがまた

冬の花だと思っていたら
去年の夏
狂ったように咲いていた
意地か
誇りか
はた ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
暮らし為平 澪自由詩8+15/7/7 23:32
銀河をこえてレタス短歌0+*15/7/7 23:30
無題TAT俳句0+15/7/7 23:14
短歌0+15/7/7 23:08
洪水列車吐水とり自由詩1+15/7/7 23:05
途切れたメモリー或本仲一朗自由詩0+15/7/7 23:04
そんな気はさらさらないってつぶやく口のなかでだけクローバー自由詩2+*15/7/7 22:47
おばあちゃんと私若桜自由詩4+15/7/7 22:42
銀の雨レタス短歌2+15/7/7 22:34
How you doing!? クローバー自由詩3+*15/7/7 22:31
穴のあいたバケツだ若桜自由詩1+15/7/7 22:31
イノセントのありかたホロウ・シカ...自由詩5+*15/7/7 22:28
赤い酒Lucy自由詩15+*15/7/7 21:20
包み込む手のひらから深水遊脚自由詩5+*15/7/7 20:54
 病は癒えて生田 稔短歌4+15/7/7 20:06
水辺  越音木立 悟自由詩2+15/7/7 19:53
第三十二番札所 禅師峰寺の池北村 守通自由詩1+*15/7/7 19:14
小指姫るるりら自由詩9+*15/7/7 18:37
機動兵器あさかみ自由詩015/7/7 17:04
額縁葉leaf自由詩1+15/7/7 8:55
つじつま合わせでもかまわないから涙(ルイ)自由詩315/7/7 6:15
森林夏川ゆう短歌115/7/7 6:04
震え文字綴り屋 ...自由詩115/7/7 1:42
一服南川きま自由詩015/7/7 1:12
にゃんと。フユナ自由詩5*15/7/7 0:26
錆びついた未来を切り開くハサミ三十一文字の塔がたたない北大路京介短歌315/7/7 0:19
ワガママをみじん切りするキッチンに誰も入れぬ結界を張る短歌615/7/7 0:19
お互いに歩幅を合わせようとしてカタコト進む七月七日短歌415/7/7 0:18
横断歩道の上から手を降る君を見つけて少し早く歩く  #poe ...自由詩415/7/7 0:18
シクラメンuminek...自由詩5*15/7/7 0:17

Home 戻る 最新へ 次へ
1900 1901 1902 1903 1904 1905 1906 1907 1908 1909 1910 1911 1912 1913 1914 1915 1916 1917 1918 1919 1920 1921 1922 1923 1924 1925 1926 1927 1928 1929 1930 1931 1932 1933 1934 1935 1936 1937 1938 1939 1940 
加筆訂正:
或る米軍少佐の終戦回顧録/りゅうのあくび[15/7/7 1:06]
改題をしました
インスタントラーメン/北村 守通[15/7/7 0:30]
すみません、一部入力ミスのため加筆しました
穴に花/なをり[15/7/7 0:29]
現地点から見通して改ざん。題もつけた。
4.04sec.