泥酔に
たどり着くのは
チャルメラの
ラーメン臭う
至福の余韻
東坡肉
明日の覚悟に
鍋洗い
八角さがし
老酒取り出す
香り立つ
海鮮炒飯
夢失くし
いまは静かに ...
コンビニをのがしてから
ひとけのない
やまあいの国道をずいぶん走った。
自販機のある消防分団の横にとめ
ポカリを買って
その場で少しだけ飲んだ。
隣家の枯れた生け垣の中に見える
...
いとも たやすく 風が 吹き
いとも たやすく 生きて きた
そこはかとなき しずけさに
緩やかに 風が きて
鉄塔の電線が 暗闇に 唸る
ながれゆく 雲の 切れ ...
昨日、犬を 殺してきましたと
あなたは言った。
あまりにかわいそうなので
殺しましたと。
母以外の他人には けして 懐かない
犬でした。
夏には きゅうりを丸齧りしてい ...
酸素吸入器に 繋がれて
あなたは、
二週間 生きました。
酸素吸入器に 動かされて
胸いっぱいの 息をして
かつて こんなにも 深く長く
呼吸したことはなかったと
思われるほ ...
十年前、私はまだ子供だった。私は人を疑うことが極めて苦手な子供で、また嘘をつくことも苦手だった。音楽は私の唯一の友で、この年から楽譜に書くことを始めた。私が、はっきりと自分の曲を書き上げたのは、この年 ...
僕はいつも余所見をしていた
視線の先には他人がいる
それは
嫉妬、恐怖、潮流に乗る時の合図
そのどれもが、自ら発したものではない
普遍的なものを意識した時に、現れる巨大な影
そのどれもが、 ...
わたしは小学生のとき
時そのものをあきれて
見ていたことがあった
時は昼寝をしているみたいに
動かなくて
おおきくておもたくて
自分を
もてあましているように
見えた
・ ...
鶴が一本脚で立っている
この灼熱の炎天下に
その脚が折れるのは時間のもんだいだろう
翔べないからこのどぶ川に取り残され
その時を只待っている
思い付いたよう毛繕いをしながら
い ...
奈良の大仏が涙を流したのは
今のような暑い夏の日
むわっと熱された空気が水蒸気となって
仏の涙袋にたまり
雫となってしたたり落ちたのだ
そんな風に思っていた
近代合 ...
自分の弱さを正当化して お洒落に見せる 芸術家気取りの奴等が嫌いだ
あ~、文字にしたらスッキリしたわ!
さて、話は変わるけど
自分を生かし過ぎると誰にも発見されない透明人間になるし
...
昆虫採集の一団が
帰ってきた
今日は夏休み自然教室
予定の時間をはるかに過ぎ
バッタみたいに跳ねて
バスから次々おりてくる子ども達
汗だくの引率者が言うには
みんなそれぞれお目当ての ...
わしゃ知らんよ
伯父はそう言う
本当は何もかも
知っているのに
謙遜してるのか
恥ずかしいのか
わしゃ知らんよ
伯父はそう言う
体調が悪くなり
辛かったと思う。
簡単なことでも ...
忘れられてしまったロックミュージカル
こっそりと映し出したあたしの瞼
心臓の位置を確かめるように触れた
人口皮膚で覆われたビス止めの胸
感情線を辿ろうとして俯いた
ビードロみたいなてのひ ...
とは言え、映画評論なんてものには到底なりえない映画感想文。
薄氷の殺人 (監督)ディアオ.イーナン
2014年
中国/台湾
レンタルDVDで鑑賞。薄氷の殺人、この作品がベルリン ...
やわらかな運命をゆらすちょうどいいおっぱいがぼくのにのうでをちょうどよくツンツンする。三丁目のおっぱいパブさんサヨウナラ。いろんなおっぱいをありがとう。お世話になりました。ペコリ。また、いや、 ...
空々漠々 とした
あおぞらも ちぎれるときは
わすれぐさのように 赤く鮮烈に土壌と宇宙との間で炸裂するのだ
きょうも嘘で すべてを汚染しつづけている人々の足元で 蟻は動く
死してもなお ...
生きた体を触って、熱い思いをする
こんなに無駄なんだ、こうやって動いているのは
冷たいものを取って、手を冷やす
すべての美しいもの、こんなふうに感じるのだろう
熱いものが、全部、全部、遠くへ散 ...
月のない部屋で
夜の靴を脱いだら
恋の魔法を閉じて
ひとつの影になり
込み上げる指先で
君を包む線を描く
無くさない強さを
そっと背中で結ぶ
煌めく星のような
刹那を綴りながら
...
かえろう
帰れないのなら
せめて始まりのないところまで
かえろう
もし僕が帰らないのなら
一枚の紙が届くだろう
かえろう
その紙はもう何年も
夢みたもの
その紙を ...
ぴーちゃんが夜にきてから
楽しくなかった部屋の中も
楽しかったんだ
窓が割れるように
ぴーちゃんがなく
ぴーちゃん
なんでそんなに
大きな叫びを
あげるの
溶けて
...
一部の熱狂的ファンが
余りに熱狂しすぎて
自分たちが
一体誰のファンなのか
分からない事態に陥っている
一部の熱狂的ファンは
九段下駅にいるところを
目撃されていることから
その日 ...
本を片手にカフェに行く。
読書に専念するために入ったつもりが
周りの客の会話が気になってしょうがないことも。
占いやスピリチュアルの話に耽る中年男性と若い女性
夏の海外旅行計画をテンシ ...
いま漆黒の夜空を歩く
チャルメラは永遠に来なくなった 警察への怒り爆発
漆黒の伽羅より沈香いとおかし
白檀の怪しい香りが闇に漂う
名を亡くす六国五味のかおり豊か
強引 ...
夜の蒼い錯綜を
独り孤絶し歩いていく
どす黒い血に染まった
裏切り者の屍の群れを踏みつけていく道か
総て無条件に抱き締める
真紅透明な血に貫かれた赦しの道か
いずれにせよ、
...
Vanilla ice お願いよ!
不揃いな フィソロフィー もういらない
Vanilla ice 答えてよ!
黒寄りな クオリティー どう死ねばいい
冷えた朝と バイクの音で
意味 ...
週刊少年ジャンプください
広げられた右手に
ちょこん載せられた
100円玉2枚
足りません
ごめんね
集英社がバカでごめんね
謝るのだけど
子供はジャンプを離さない ...
車は簡単にイメージできる
猫は簡単にイメージできる
頭ん中で確かな像が
手短に適当に描かれる
そのイメージする像は
だいたい似ていることが多いらしい
けど
愛を ...
ことばの数と
人間の数と
どちらが多いだろう?
生まれてくる人間の数と
生まれてくる言葉の数と
どちらが多いだろう?
だれにでも
おまえだけの言葉ってのがあって
生まれてから死ぬま ...
ドローンとかいうものが世界のタメになる気がしないのは
おれだけだろうか。アメリカでは早速銃を持たしてドンパチ。
ため息と屁が同時に出る。「どうして人間は動かなくなることを
発明だと信じて疑わない ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
中華
レタス
短歌
1
15/8/6 23:52
かたっぽ
nemaru
自由詩
2
15/8/6 23:48
BLUE・MOON
南無一
自由詩
0
15/8/6 22:14
母の願い
〃
自由詩
3
15/8/6 22:13
腐った息
〃
自由詩
1
15/8/6 22:11
十年の悪夢
莉音
散文(批評...
6*
15/8/6 21:32
外側への境界
水素
自由詩
3
15/8/6 21:29
「時」
美砂
自由詩
3
15/8/6 18:17
大ちゃん
たけし
自由詩
2
15/8/6 15:20
仏の泣いた日
りゅうさん
自由詩
6
15/8/6 14:11
話は変わるけど
狩心
自由詩
2*
15/8/6 14:03
夏休み
Lucy
自由詩
16*
15/8/6 13:59
もう風が吹いて
ブルース瀬戸...
自由詩
5*
15/8/6 12:35
& ロイド
楽歌
自由詩
0
15/8/6 11:58
淀川長治に憧れて(1)
末下りょう
散文(批評...
0*
15/8/6 10:32
やわらかい場所に
〃
自由詩
1+*
15/8/6 8:17
わすれぐさの みそら
るるりら
自由詩
12*
15/8/6 7:50
灼熱の太陽
水素
自由詩
5
15/8/6 1:09
月の部屋で
宣隆
自由詩
1
15/8/6 0:59
帰り道
佐藤伊織
自由詩
1
15/8/6 0:31
夜
〃
自由詩
2
15/8/6 0:27
熱狂的ファン
花形新次
自由詩
2
15/8/5 23:48
世間話採集シンフォニー
komase...
散文(批評...
1*
15/8/5 23:36
闇に遊ぶ
レタス
俳句
0*
15/8/5 23:35
愛が足りない
たけし
自由詩
3
15/8/5 23:23
搾乳は信仰
コハル
自由詩
1*
15/8/5 23:18
こどものみぎて
にゃんしー
自由詩
4
15/8/5 23:12
ポエトリーリーディング
〃
自由詩
3
15/8/5 23:11
おまえだけの言葉
〃
自由詩
4
15/8/5 23:11
コピーアンドペースト
もり
自由詩
5*
15/8/5 22:44
1902
1903
1904
1905
1906
1907
1908
1909
1910
1911
1912
1913
1914
1915
1916
1917
1918
1919
1920
1921
1922
1923
1924
1925
1926
1927
1928
1929
1930
1931
1932
1933
1934
1935
1936
1937
1938
1939
1940
1941
1942
5.61sec.