きみにあげるよ
きみが望んだとおりに
全部、あげる
人類がきらきらと死に絶えた日、ずっとブランコに乗って見ていた
憂鬱で空っぽな日の日記には「完璧でした」と一言、笑う
幻滅に満たされて「人が嫌い」と書き殴ってる、人の言葉で
...
訳もなく泣いちゃうような感情を旅の私のお守りとして
この世には存在しないイメージが廃墟になって続く裏庭
君との距離が離れてく天国で数えもせずに錠剤を飲む
「何で笑いたくな ...
あと2分しかないよ と言われて
あなたは詩を書きはじめる
あと2分、と言われてわたしは
あなたのことを愛しはじめる
安らかなのは
2分後に
ぜんぶおわるのがわかっていること ...
れいランランも訪れた
大阪は堺市にある焼肉の味楽。
煙もうもうの店内が食欲をそそります
キャベツ食べ放題が嬉しい、
エアコンなしはちょっと暑いけど、、
あ、煙もうもう系のお店では、
堺 ...
気まぐれな
夕まぐれに
気まぐれる
まぐれに
まぎれて
気をまぎらわし
気まぐれる
まぐれの
グレイの
夕まぐれに
まぎれて
まぎらわしく
気まぐれる
気まぐれたまま
夕ま ...
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幸福な話も不幸な話も 云い過ぎると自慢に聞こえるものらしい
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自分ら ...
少女がシンデレラに憧れるのは
深夜、日本家屋の階段で。
とてもちいさな階段には
昼間の寂しさがころがる音がするから
ガラスの靴をひろえなかった少女は
夢の中へいってみたい ...
テーブルに散らばったいくつかの破片と手紙の束、破片がなんだったのか思い出せないし手紙を開いてみる気も無い、わざわざやって来る知らせが重要なものだった試しはない、最終的に返信を希望するやつは必ず電話 ...
泣きたい夜には
愛してると言って
恋してると言って
涙が少し乾くから
胸の疼きをそのままに
甘い果実を分けてくれたなら
ぼくは夢を語ろう
正直に伝えてくれるなら
き ...
夜も更けて
飲む酒の
苦い味
帰り来ぬ
街の灯は消え失せて
スマホの中であれこれ悩んでいる
電車は躯を運ぶ
降車駅を過ぎても躯は乗せられたまま
大人しく揺られている
慌てるのは意識が引き戻された頭と足
躯は足に運ばれる
モニターの中であれこれ悩 ...
滲む夜の静けさに
色彩の輝きがどこまでも辿る
9の言葉に埋め尽くされ
そこに意味を探すものはいなくなった
まだ悩んでるんだろ、どこまでも
快楽の奥底にあるのは
ただひたすら君なのさ
...
光の帯の彼方に去ってゆく
響きの声の言の葉の
渦を巻き込み巻き込まれながら
全てを手放すわけにはいかないと
手放すことの出来るのは肉身のみと
最期の息を吸いて最高の言を放ち ...
(番外編27-②)定家さんに落日はない、
象徴詩的和歌の完成者
,,,,焼くや藻塩の身も焦がれつつ
和歌を知るものには定家は激情の人 ...
足を切った
家族を飢えさせないため
自分が餓死するのを防ぐため
あのときは仕方なかった
もう一本、足を切った
自分の不甲斐なさに呆れながら
まだ幼かった子どもは
なにも知らず ...
とらわれていたものを減らして
一夜経ち
芳醇な朝に居ます
太陽に
畏敬の念を抱きつつ
あの太陽は
人間の
人力によって上昇している──、
とも思われる
思いの力は絶大で
他に
わ ...
納豆をかき混ぜると
遥かユーラシアから
吹いてくる風がある
父は砂糖を入れるのが好きだった
母はそれを好まなかった
わたしは優しくありたかった
皆、少しずつ欠落していって
比喩は ...
事情があって先週から何も食べていない
先日食べようとした納豆玉子かけご飯とかき揚げも食べなかった
体重は4キログラム減ってふわふわと眩暈がする
気分は平静なのだけれど何時もの摂食障害 ...
秋の夜長だ
ベンハーパー
わくわく
わくわく
わくわく
もぞもぞ
もぞもぞ
もぞもぞ
ゆらゆら
ゆらゆら
ゆらゆら
うとうと
うとうと
うとうと
すやすや
すやすや
すやすや
明るい月の下で
君と過ごす夜が始まる
未来とか希望とか
ぼんやりとしか見えなくても
頭の中から飛び出して
走って行きたい場所が
前だけにあると思っていた
君には僕の知らない
過 ...
しずかさにほひ
我が深奥に
ひろがりひかる 、
無限の自然 光の大洋
泳ぎ潜行し新たな言の葉掴む人 。∆∇。
こいつだっさ
あ、わざとなのね
こいつバカすぎ
あ、わざとなのね
こいつキモイ
あ、わざとなのね
こいつなんか臭い
あ、わざとなのね
こいつつまらん
あ、わざとなのね ...
(番外編27-①)げにいと哀れなり、涙つとい出来ぬ、
いとはしたなし(清少納言女史)
この女史、美しいこと、可愛いこと、恥さらし、世間の噂、
気まずいことも堂々と文に託した最初 ...
1/2 + 1/4 + 1/8 + 1/16 + 1/32 + 1/64 + …… = 1
1 = 1/2 + 1/4 + 1/8 + 1/16 + 1/32 + 1/64 + ……
...
涼風たつ坂 くだれば川辺
たっぷりとゆれる 青柳
樹下にたたずめば おとこの腕を
やさしい檻を思い出す
長い髪したひとでした
たてがみみたいに見えました
抱きしめられると 肩に背中に ...
言葉が脱臼して
雲のない空より雷が落ちた
それは私がすっかり変身した合図
今
ただ灰色の曇り空と
青い山のみがある
ただ私は立ってのぞんでいる
ただ物語がなくなって
存在が辛く ...
○「驚きの言葉」
ワイフがレントゲン検査を地元の県立病院に予約して
最後に言われた言葉が
「お金はありますか」
だった
次に大学病院にペット検査の予約をしたら
最後に言われた言葉が
「高 ...
コロナを経て、何年ぶりかの海外旅行。成田空港にどうやって行くのかということすらもすっかり僕は忘れていた。それを調べて、空港に着くと、チェックインした後にあるはずだった飲食店やコンビニの場所が変わってし ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
全部、あげる。
りつ
自由詩
3*
24/9/27 13:23
光るゴミたちの終点
由比良 倖
短歌
2*
24/9/27 13:13
透明なピリオド
〃
短歌
3*
24/9/27 13:12
2分
はるな
自由詩
4
24/9/27 11:19
ボクのお薦めグルメ 堺
atsuch...
自由詩
10*
24/9/27 10:55
気まぐれる
塔野夏子
自由詩
4*
24/9/27 10:22
わたしはどこにも席がない
涙(ルイ)
自由詩
3
24/9/27 9:27
深夜
秋葉竹
自由詩
1
24/9/27 8:25
バキューム・パック
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
24/9/26 23:29
夢をみよう
レタス
自由詩
6*
24/9/26 22:13
五行歌 失われた夜
〃
自由詩
5*
24/9/26 20:12
躯
海
自由詩
4*
24/9/26 19:38
mata
陽向(2躯-...
自由詩
6*
24/9/26 18:45
詩想、魂のメタモルフォーゼ
ひだかたけし
自由詩
3*
24/9/26 17:55
(517-2)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/9/26 14:43
「自己犠牲」
足立らどみ
自由詩
11*
24/9/26 8:21
秋の朝(変身)
田中教平/K...
自由詩
2
24/9/26 8:06
納豆
たもつ
自由詩
4
24/9/26 7:06
予感
レタス
自由詩
7*
24/9/25 22:32
めも
うし
自由詩
1
24/9/25 20:54
ハンモック
海
自由詩
4
24/9/25 18:56
暁
ミナト 螢
自由詩
2
24/9/25 18:39
五行歌、詩書き人(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4
24/9/25 18:14
捉え
陽向(2躯-...
自由詩
7*
24/9/25 17:53
(517―1)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/9/25 14:40
悲しみ。
田中宏輔
自由詩
13*
24/9/25 13:54
柳
朝雪
自由詩
5*
24/9/25 13:03
くりかえす
田中教平/K...
自由詩
4
24/9/25 10:39
独り言9.25
zenyam...
自由詩
4*
24/9/25 7:39
行動と回想
番田
散文(批評...
3
24/9/25 1:42
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
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107
108
109
3.01sec.