別に小さくてもいい
現実のギャンブル化にあらがえ
小さな花みたいな汚れだ
達成は
案外いきすぎなのさ

人間はアホだと知る
別に最上位ではない
だからと低いわけでもない
そこには自然 ...
退勤を押す
瀝青が泡沫を吐き出す湿度をまといながら
誰もが楽園を見つけだせなかった旅人のように
骨格を曲げている

さびしい さびしい さびしい さびしい

柔軟さを失いながら猫は歩いて ...
地面に落ちたふたつの実はもうどうすることも出来ないほど腐り果てていて、ああこのまま土に還るのだと…少し悲しい気持ちになりもしたけれど、でもそれは無駄なことではないのだと気付いてはっとした、それを食 ... 四萬
  それチーね。

雀卓を囲めば深夜放送から流れてくる埠頭の風

東雲の左手には北の兄貴が居座り考え込んでいる

兄貴はいつも遅くて牌をなかなか手放さない

結果的にはカモ ...
バタイユは、自分の思想の根幹を、刑苦、すなわち、狂気の体験に見ている。しかし、わたしは、三十年間、あらゆる狂気、苦しみ、闇、混乱を、
生き続けてきたので、釈尊のおっしゃるように、苦行には意味がないと ...
恋愛ものムービーを見せて
観たアッフリカ部族の人に
感想聞いてみたならば、

あの人たちの食ってたランチが美味しそうだった
と一言 、

何だか理由も分からず可笑しくて
僕も彼女も互い ...
わたしの方を向いては下さいませんか
胸が苦しいのです
涙がにじむのです
こんなに好きになって
あきらめられるものではありません

時にあなたを裏切り
時にあなたを傷つけ
でも約束は破っ ...
全身に陽の光を浴びて
浅黒く焼けた
おまえの肌に
舌を這わせてみる

薄く塩の味を感じると
俺のイチモツは
俄に屹立する

おまえを味わうことで
俺はおまえを
掌握した気になって ...
風吹かば 風が好きだと 君が言う

大きな楠の下で夏
あなたの上で羽ばたく
それがあなたへ与える効果は
あなたがどこかで
誰かに影響を与える
そうやって次々と伝播する
地球の裏側まで

だから今夜飛ぼうよ
遥か遠くを目指して

but ...
缶ビールのプルトップを引く

スナック菓子の袋を割く

ぐいぐいぐっと

ぽりぽりばりばりと

最後の一枚

最後の一滴

かんからかん

頭も空っぽ
何だ、不満か?
君もいきがりたまえ

いきがれるように生きてこなかった
おまえのミスだな

と、ここで、この歳にもなってくると
人の不幸を笑えなくなり

身につまされるんです
明日 ...
 自分自身はどんな人なの

 ホモサピエンスのはしくれ

 それにしては歴史が浅い

 人見知りであり

 優柔不断と認識している

 肝心なところで

 ものごとを決する ...
 やっとのことで8月の年金支給日を迎えることが出来た。金が無いのはやはり辛い。
 15日が年金支給日なのだが、15日の深夜0時50分には口座にお金が振り込まれるので、ペイペイアプリを使って年金受 ...
夏、街は
もぬけの殻になった
開け放たれた窓
ラジオから流れる雑音
駅前からも公園からも坂道からも
人はいなくなった

がらんどうの街路を歩く
私もまた空っぽになっていく
視 ...
{引用=
青い青い水面に溶けこんでゆく、
眩暈、
ふたりの抱擁、
時計の長短針が、
零からいきなり三十になったように、
逆さまにはっきりと映りこむ、
ふたりの不定形、
まるで半透明のゼ ...
墨透海の南にはもう海はない
あのつまらない大きな大陸があるだけ
だからほとんどの人が折り返す
それでも大陸に行こうかどうか迷う
やめようと決断するのが
大抵午前三時だそうだ…

昼間の墨 ...
さびしいかなしい
苦しい
もう二度と逢えない
あいたいあいたい
絶望ぜつぼう絶望ぜつぼう絶望
希望はどこ?
ふあんふあんふあんふあん不安
こんな想い知らなかった
大丈夫大丈夫大丈夫
...
わたしより
やわこいうえへと もどりはじめる
やさし く だけていた濃度 100%「fu、 
おりしずむ。しづみながれて、いったいへ

睡に飽いた ひとつはあめ ひとつはわた
こぼした域は ...
Ⅰ.


夢はすべからくすべすべとしたまるい顔
ひとよんでのっぺらぼうという名の妖怪
さそわれて、肩たたかれて、ふりむけば
人まちがいだろうけれど「なんかようかい」

夜空は月の目玉を ...
思いやり

教養

知性



目には見えなけど、

感じることのできる

いつの間にか
遊ばなくなった
あの子
何しているだろう

かくれんぼして
見つけないまま
帰ってしまって
そのまま
会わなくなった

あの時あの子が鬼だったら
まだ今でも遊べた ...
雪の三千メートル稜線を
登って降りてまた登り
やっと槍の穂先
ピークに至り
青息吐息、霞む視界
ふっと明け拡がり
地に着く宙空に鮮やかに

青い青いテントの現れた
板張り浮き出た掘っ ...
湧水
ハグロトンボが舞う
エメラルドの躯を伸ばして
瞼のリズムで
翅がはためく

鐘は
教会を思わせる
夭折した作り手を
悼んでいるのかのように

石膏像の白
信州の山々に
...
 

星の間を渡る技術を
AIに教えてもらう悲しみ

文明を破壊する知識を持ったAIの
実験のためにだけ巻き戻される
人類の未来
繰り返されるダブルクロス
変えられない指先に込め ...
君がもし本気で
戦争を無くしたいなら
戦争を美化せよ
美しく化された戦争を
目の前に置いて
それに立ち向かえ

我が国の被害を
いくら学んでも
恐ろしい恐ろしいと
戦争のない今が
...
2025年8月15日(金)


今日は終戦の日

80年の時が過ぎた
 

黙祷



さぁ今日も現実社会で生き残ろう。




*
貴方に感謝も、非難する気持ちも ...
○「終戦記念日」
いまだに終戦となっている
敗戦ではなく
基本的なことを
間違ったまま
ずっと来ている

○「老いの日めくり」
1日
満たされないのは
足りないからではなく
求め ...
 

 おい

鉛筆を
ずいぶん使ってない指を
みながら昔を知る 残酷さ


 このへや

パソコンに
西陽がさしている机
君の香りがしない ときおり


 じゆう ...
 

 ほのか

目のまえに
そろそろ終わりがみえる夜
桜降る道 手を繋ぎゆく


 いちめんの

向日葵が
満面笑って軽やかに
君の匂いがする 風が吹く


 き ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
クートフーミ林 理仁自由詩3*25/8/17 7:45
白髪鯖詰缶太郎自由詩5*25/8/17 1:51
どうせ迷うなら命を賭けてホロウ・シカ...自由詩5*25/8/16 22:26
チーポンリーチツモ満貫洗貝新自由詩9+*25/8/16 21:42
バタイユについて杉原詠二(黒...散文(批評...2*25/8/16 21:05
夕焼け小焼け、休みの日にひだかたけし自由詩8*25/8/16 20:26
わたしの愛しい人杉原詠二(黒...自由詩2*25/8/16 19:28
明けない夏休みはない花形新次自由詩225/8/16 19:08
木陰真礼美短歌225/8/16 16:47
butterfly effect自由詩10*25/8/16 13:12
空っぽ多賀良ヒカル自由詩125/8/16 13:08
りゅうさん自由詩3*25/8/16 10:37
己はどんな人佐白光自由詩5*25/8/16 9:21
クレクレ星人の独り言「世俗的な欲」07ジム・プリマ...散文(批評...3*25/8/16 6:00
一瞬たもつ自由詩10*25/8/16 5:44
水精Ⅳ、或いは海月Ⅱ、本田憲嵩自由詩1625/8/16 2:05
午前三時墨透海降墨睨白島/...自由詩6*25/8/15 23:07
りつ自由詩4*25/8/15 21:23
HIKArearあらい自由詩4*25/8/15 20:31
月は夜を統べる、幻想の義眼を髑髏にはめて。菊西 夕座自由詩8*25/8/15 14:23
あなたとあなたの間にあるもの多賀良ヒカル自由詩225/8/15 13:08
あの子自由詩6*25/8/15 12:39
詩想、辿道にて(改訂)ひだかたけし自由詩525/8/15 10:52
asagoh...自由詩2*25/8/15 10:23
黒い指秋葉竹自由詩325/8/15 9:52
戦争を美化せよ紀ノ川つかさ自由詩3*25/8/15 9:02
終戦の日足立らどみ散文(批評...325/8/15 8:02
独り言8.15zenyam...自由詩4*25/8/15 7:29
ひとよ秋葉竹短歌125/8/15 6:56
短歌225/8/15 6:39

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加筆訂正:
チーポンリーチツモ満貫/洗貝新[25/8/17 5:22]
少し付け加え有り
チーポンリーチツモ満貫/洗貝新[25/8/16 22:33]
終わり変更しました。
0.46sec.