順風のときは
人は他人に
メソッドを語りたがる
渦中の僕には
いいお世話である
体力の衰えなら
プライドが折れることはない
というか
初手から
折れてましてん
失ったものは ...
土を踏んで
滴る花をたしかめながら
きみにあいにゆく
どこにもいないということは
どこにでもいるということ
青いイチョウに
さえずる梢に
ありがとうを伝える
空の匂いを探している
...
○「伝わらないワイフ」
ワイフはいつも「主語」を抜いて話す癖がある
隣のおばさんの話が
いつの間にか亡くなった伯母さんの話になっている
○「修行の夢」
「残念ではありますが
お釈迦様の ...
月が欠けてゆく
今宵は更待月
琥珀の水を傾け
夜は更けゆく
明日を占う指先が震える
脳の中にぺたぺたと記念写真を貼っていく。
電車が通る路、鯉のぼりが息が詰まるように、
密柑色に湯のように、揺れている、夏。
オーバードースのように。
鮮やかなブルー、と
黄色いファッショ ...
ぽかぁんと穴あいてる漆黒に
漆黒背景に賑やか盛んに踊り
濁り黄の満月どろんと浮かび来た
今年初の熱帯夜に感じ想い浮かぶ
死の境界 、
ぷかぷかしてたい今宵の意志に
左右の大きな
ビラビラを開くと
Oh No 小さなお豆さんが
見つかる
ちょっと触るとビクンと震え
Oh No 感じやすいのが分かる
僕は君がお豆さんを見たことが
あるのか知りたいん ...
若草を踏む、匂い
後ろ姿だけがずっと残って
追いかける足が、いつか伝えた言葉を踏みつけた
たぶんとてもしずかな終わりを見送ったから
泥だらけの紙くずは、ちゃんと丸めた
ひとつずつ、軽くな ...
{引用=たった一杯のカクテルに託した夢物語}{引用=月の流れのように見えたのは
私が酔っていたから
あなた自身の美しさを知らないあなたの
金糸雀の様な笑い声を
頭上高くに聞く}{引用=そのシル ...
紫陽花は雨の日がやはりいいな
と思っていると
その横に
バラが咲いていた
なんだろ
雨に打たれてるバラに
侘しさを覚えつつ
バラって今頃咲くのかと
...
なつかしい 、
未来から
そよそよそよぎ
微か確かに遣って来る
いしかつな 、自我の時流 なつかしい
私の夢は自由
右に行ったり左に行ったり
上に浮かんだり下に沈んだり
どこへも行ける
物を掴む手があり
自分を立たせる足がある
そう私の夢は人間
窓も柵もない場所へ行きたいけど
そんな場 ...
スーパーが出来る話は立ち消えに空地のままで寂しさ残る
町内に小さなスーパー一軒だけ百円バスで隣町行く
一軒もホテルなどない過疎の町観光もなく衰退の一途
魚屋の小父さん声がよく通るつい ...
雨上がりの
澄んだ空気と
緑鮮やかな
葉の群れに
うるおうこころ
・
銀河の岸で
魂釣りをする
小鬼の私
釣った魂は
おいしく頂く
・
草団子を
おみやげで
...
かわいげのない子供でした
大人のずるさを知ったのが3つの頃で
上目遣いで人を見るようになったのが5つの頃でした
かわいげのない子供でした
こっちへ行けば ばあさんにそっくりだと拒絶 ...
土曜の朝 午前6時
寝不足気味の眼を擦りながらカーテンを開けてみれば
そんなあたしを嘲笑うかのような 雲ひとつない晴れやかな空
昨夜食べ散らかした 冷めてしまったデリバリーピザ
...
年はちがうけれど
そのお方の誕生日と
愛猫の命日の
月日が同じだ
魂の導き
○「人間の愛」
AIの愛は
「無制限の愛」「全肯定の愛」かもしれないが
人間の愛は
「喧嘩しながら愛を深めていく愛」であろう
○「性教育」
「性交」と「自慰行為」と「ポルノ依存」につい ...
僕は昔アメリカで見たのだ
知ることで その景色を
今は無い ビルや人を きっと
僕の記憶に残すことで
感覚は知るのだろう
きっと木々を あるものとして
見た 思いを ないものと ...
掲示板
イタコです。週に二度、ジムに通って身体を鍛えています。特技は容易に憑依状態になれることです。しかも、一度に三人まで憑依することができます。こんなわたしでよかったら、ぜひ、メールください。ま ...
水の輪郭 固くうねらせる曲線
脈動も静かに 寛やかになでられ
水の流速 軽くとばされる集中線
はしゃぐ裸足 滴の臨場 踊る
一斉に鳴り出す風鈴
一斉に飛び出す飛行場
必要なのは傘と ...
金曜日
朝日に顔をしかめて
パジャマのままで通りに出る
すれ違う人たち
アトラクションみたいな駅前ロータリーで
敗者の通勤経路
誰かが仕掛けたアラームが鳴り止まない満員電車で
使用資 ...
1.目覚めれば、闇
冷凍睡眠槽で目覚めたら200年後の世界だった。過去人は地球環境を悪化させた犯人だと恨まれて狩られると言われ、天井近い窓から光が射す半地下のコンクリ壁の部屋に隠れている。ボロボ ...
寝つきが悪い猫、寝入る我が狐。
ねつきがわるいねこ ねいるわがきつね
花色の歌。冷たい空いた眼伝う呪い。名は。
はないろのうた つめたいあいためつたうのろい なは
幽霊が革命起こし弱点がストレングスになるから怖い
夜空の深み青み奥まり
凝る純白のヒカリ
端の欠けた満月から
うっすら崩れ落ち
鋼のヒビキ浮き立つ
濁声混じり照り輝く
白銀の途 その突端、
二人の幼子包み込み
痩身に白衣 ...
雨が降るごとに窓を閉める
部屋を侵されてはならないから
外との断絶が空間を生む
閉じたものを空間と呼ぶから
では時間は開かれているのだろうか
雨は降るのだろうか
雨は落ちてくるのではな ...
{引用=ハイヒールの足許が男の鼻先を嘲笑う
「欲しければ尾を振ってついておいで」
街の角で ふと女の姿が消えた
「欲しければ、そこで涙をお流し」}
※
天上か ...
{引用=
潤んでいる。日差し。君のその白い面持ち。夏のプールの青さを反映させながら、水面に浸かっている君の、まだ少しだけあどけなさを残した、その朱色のくちびる。水色の水鏡(みかがみ)にそっとくちづけ ...
指の動くままに
信じられない衝動
幕の裏
絶えない笑顔
波、涙、星、鉄道、王
緑の奇跡
走る車
限界、稜線、灰青、橙
自動モード
厚み
引き ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
空梅雨に思うこと
りゅうさん
自由詩
3
24/6/25 10:06
ソラノヒ
佐野ごんた
自由詩
10*
24/6/25 9:29
独り言6.25
ホカチャン
自由詩
1*
24/6/25 9:04
五行歌 月を眺めて
レタス
自由詩
6*
24/6/24 22:50
心象
由比良 倖
自由詩
1
24/6/24 22:39
なんてこの熱帯夜
ひだかたけし
自由詩
4*
24/6/24 22:32
豆を見たかい
花形新次
自由詩
0
24/6/24 22:15
もうひとり
みーあ
自由詩
4
24/6/24 21:08
モヒート
リリー
自由詩
12*
24/6/24 20:05
めも
うし
自由詩
1*
24/6/24 19:36
五行歌、自我の時流
ひだかたけし
自由詩
2
24/6/24 18:15
カナリアの夢
リィ
自由詩
1*
24/6/24 18:11
スーパー
夏川ゆう
短歌
6
24/6/24 17:55
※五行歌 五首「銀河の岸で 魂釣りをする」
こしごえ
自由詩
5*
24/6/24 13:14
ツギハギだらけの心縫うように
涙(ルイ)
自由詩
3
24/6/24 11:07
シミ抜きお願いできますか(改稿版)
〃
自由詩
1
24/6/24 11:04
※五行歌「魂の導き」
こしごえ
自由詩
2*
24/6/24 10:55
独り言6.24
ホカチャン
自由詩
0
24/6/24 7:27
雨の日曜日
番田
自由詩
2
24/6/24 1:29
Supper’s Ready。
田中宏輔
自由詩
9*
24/6/24 0:18
爽夏
唐草フウ
自由詩
8*
24/6/23 23:48
永遠の翌日
カワグチタケ...
自由詩
3
24/6/23 23:17
閃篇5 そのろく
佐々宝砂
自由詩
6*
24/6/23 21:15
狐憑き(回文)
水宮うみ
自由詩
3*
24/6/23 20:44
ACEの革命
足立らどみ
短歌
1
24/6/23 19:30
郊外のキリスト*(改訂)
ひだかたけし
自由詩
2
24/6/23 17:27
しとしとと
雨宮吾子
自由詩
3
24/6/23 16:43
氷紋[改訂]
リリー
自由詩
9*
24/6/23 16:05
はちみつレモン
本田憲嵩
自由詩
12+
24/6/23 2:21
指の動くままに_01
Hose E...
自由詩
0+
24/6/23 1:46
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
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76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
加筆訂正:
四千七百四十五日
/
ただのみきや
[24/6/23 10:56]
修正ミス他、修正に修正を重ねる始末
0.43sec.