透き通るほど美しいガラスの欠片
僕の涙の形を宿して
粉々に砕け散った破片から拾い集めた僕の心
手のひらに乗せて眺めれば
キラキラと光輝く君のように
嗚呼、僕の雫よ
愛の結晶
...
つめたい海の底は
深い
深い
海草が生い茂ることも
魚が泳ぎ回ることもなく
ただ一面、暗い闇が覆うだけ
光を求めて海面(そら)を見上げても
何も見えない
何も聞こえない
...
風に乗って届く君の声
僕は心で祈るように耳を澄ます
僕の祈りは君に届いただろうか
そして僕達は愛し愛される関係へと
お互いを高めることが出来ただろうか
あぁ、君は何も答えない
ただ ...
頬をなでる風に
暖かい日差しに
誰かを想うことに
頭の上にひろがる地球と
目に映る地球は違うだろうけど
より良いと思う方へ
正解はないだろう ...
『好きだ』って
言っても
気付かない馬鹿の
口をひとまず
口でおさえた
そしてまあ
要はめしべとカブトムシ
要はおしべとクワガタムシで
...
埼玉県川口市に
自称詩人が大量流入し
新たなコミュニティを形成しつつある
自称詩人は働かないので
強盗や窃盗をする者が多く
不安を感じる地域住民との間で
諍いが生じることも少なくない
自 ...
短歌には
ルールがあって
季語があり
正しい模範的な書き方があると
どっかのバカがゆってる
おお酒よ
酒よ
酒よ酒よ
...
手つなぎで
夜中のコンビニ
来ているね
ああ二人はもう
そういう仲なんだよね
窓辺にも
カフェにも街にも
ミモザあり
今日は国際女性デイ
窓が泣き出した
ぼくはめげずに
外へ出て歩きだす
雨とみぞれが
傘の上でダンス
濡れた土の匂い
白い息
かじかむ掌
雪の予感
水たまり
を意識しながら
生きていることを
味わう
なあ
お前なんで
泣いとったん?
笑えばよかったがな
なあ
今の俺を見てくれよ
全部お前のせいだ
でもまたありがたくもあるよ
長所だね 短所だね
俺が一番気持ちよ ...
川で生まれた鮭が海へ行くのは
海のほうが餌が多いからである
鮭が命を繋ぐために
生まれた川に帰るのは帰巣本能だ
地方に生まれた僕が都会へ行くのは
都会のほうが刺激が多いからである
僕が ...
あのねえ
あのとき話したタイムトラベルのことね
絶対覚えてるって言ったよね
今ならそのタイムトラベルで
またきみんちに
行きたいんだよね
安っぽいラジオの語りで
ゲラゲラ笑って
ブラウ ...
ただ広いだけの野に
一つの観覧車が淋しく建っている
観覧車は時とともにゆっくりと回り
様々な風景を人に見せる
観覧車に乗り慣れた人は
見慣れた風景をまた見ることになるが
そうでない人にとっ ...
勿論、戦後生まれの現代詩人に80年前の大戦の戦争責任など
あるわけがなく
わたしがここで言おうとしているのはこれから日本を巻き込んで起きる
戦争についての(詩を書く者の)戦争責任論です。
...
大切に閉じ込めていた想い出を
無理矢理こじ開けるのは誰なの?
言葉の通じない川に言葉がさらわれて
おととけななな、おととけななな、と笑う川
いますぐに言葉をはなしたまえと川に告げれば
おととけななな、おととけななな、と運ぶかーぜ
風でな ...
嘘は嫌いじゃないがこれは嘘じゃないって
この青空の下でだけは見逃さないで
そこでだけは強くなって虚な見栄を張って
なにもトラウマになんかするつもりもないし
あたしも君も大丈 ...
いつまで繰り返す回想シーン
再生し過ぎて擦り切れてる
テセウスの船
きっと 乗組員の純粋な感情も いつの間にか忘れて 今日も 酒に逃げてる
思い ...
○「最後」
はじめが肝心
最後はもっと肝心
終わりよければすべてよし
○「悪い方へ考える癖」
僕はすぐに悪い方へ考える癖がある
親父の一方的なわけのわからない叱責が
トラウマになって ...
オンボロ単車にまたがって
宙也くんが行く
なぜブンガクなの?
匂いが好きだからさ
降り続く雨の匂い なまぬるい夜風の匂い
捨てられた仔猫の匂い 拾い上げた ...
1
それはただのミックスジュースだったのだけど、
形を失った果物に、また世界は混乱した、
それで笑ったんだ、
私は世界から切り離されていった、
それは単純な言葉によって、記述できないから、
...
空は黄金色に染まり
世の吉兆を知らせる
ああ、空を見上げ
不安げに眉をひそめるも
誰もその異変には気付かぬ
空がだんだんと紅く染まり
ますます不気味な姿を現さんとするも
街人は立 ...
過ぎゆく故郷
ただ、君だけを想い
こころ穏やかならず
月のように優しい微笑を浮かべる君を
思い浮かべながら胸痛める
ああ、ひとめでいい君に逢いたい
君はいま、どこでどうしているのか・・ ...
〝夜のにおい〟
一体どんなにおいだろう?
きっと秘密の香り
夜霧にまぎれて思い出す
優しい思い出
哀しい思い出
闇は誰をも暖かく包んでくれるから
とっても安心して身を任せ ...
!愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛
愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛
愛愛愛愛愛愛、愛愛愛愛愛愛
愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛
愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛愛!
愛 欲 愛 憎 遭 い !
愛 愛 哀 、 ...
この夕空、エメラルドグリーンに
富士のコニーデの陰影浮き上がり
あの日とこの日と、軽やかに
懐かしく憧れに充ち
また繋がった 、
意識膨らみ自らの境界失くし
酷い火傷の様な深く疼く痛み、その痛みの上に無数の言葉をばら撒いて膿を解いた、あちこちで蠢く蛆虫の様な思念が、敵なのか味方なのか判別出来なかった、俺もまたそんな、薄気味の悪い境界線の上で歩みを続けて ...
南の風に風景はとけこんで
流れていくみたいにゆれてる
つぼみたち
空はあおい
どうしようもないくらい
あおい
白い香りがくる
偽りが新しい偽りを連れてくる
細い糸を曳くみたいに ...
ただ広いだけの野に立たされて
私たちは呆然としている
野は広いだけで
本当に何もない
こんな場所で
何も持たされずに
何の約束もないままで
いったいどうしろと言うのだろう
私たちの戸惑 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
硝子の涙
栗栖真理亜
自由詩
1
25/3/8 20:36
海底のレクイエム
〃
自由詩
1
25/3/8 20:30
こころの詩(うた)
〃
自由詩
0
25/3/8 20:12
めも
うし
自由詩
3
25/3/8 20:05
ブルーハーツ⇔炙りなタウン
TAT
短歌
1*
25/3/8 19:40
暴徒化する自称詩人
花形新次
自由詩
0
25/3/8 19:01
短歌になりたくてなれなかったゾンビのような/言葉の/死骸たち ...
TAT
自由詩
2
25/3/8 19:01
コンビニ
うめバア
短歌
1
25/3/8 18:56
International Wemwn’s Day
〃
短歌
1
25/3/8 18:54
一月の雨
海
自由詩
10*
25/3/8 18:48
笑えばよかったのに
林 理仁
自由詩
3
25/3/8 17:18
帰巣本能
イオン
自由詩
3*
25/3/8 12:28
タイムトラベル
うめバア
自由詩
2
25/3/8 11:16
観覧車
岡部淳太郎
自由詩
6
25/3/8 10:52
日本現代詩人の戦争責任
室町 礼
散文(批評...
2+*
25/3/8 9:37
「」の中身
リィ
自由詩
2*
25/3/8 9:34
川にはまった言葉の泳法
菊西 夕座
自由詩
5*
25/3/8 9:29
絶恋絶愛
秋葉竹
自由詩
2
25/3/8 8:08
ナラタージュ
瀬田行生
自由詩
3
25/3/8 7:59
独り言3.8
zenyam...
自由詩
1*
25/3/8 7:01
宙也くん
おやすみ
自由詩
3
25/3/7 23:47
悪夢は私を感光しない
由比良 倖
自由詩
5*
25/3/7 21:21
空の予兆
栗栖真理亜
自由詩
0
25/3/7 19:43
恋慕
〃
自由詩
1
25/3/7 19:36
夜のにおい
〃
自由詩
1
25/3/7 19:31
愛
海
自由詩
3*
25/3/7 18:38
エーテルの時
ひだかたけし
自由詩
7
25/3/7 18:30
Hostage
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
25/3/7 17:08
幻日紅
あまね
自由詩
7
25/3/7 14:42
野
岡部淳太郎
自由詩
9
25/3/7 14:27
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
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0.31sec.