もう随分長い間、アラガイsくんから付きまといをうけて
いる。この投稿サイトがコメント自由である開かれたサイ
トであることはよくわかっている。
その上でいうのですが、コメント自由な開かれたサイトは ...
白い闇が襲う
これまで生きてきた想いが募る
私に prestoをかけようとする
崩れかけた斜面の沿線
時には避けて
時には埋めて生きてきた
はじめて神様に祈りを捧げたの
...
○「103万円の壁」
壁は一つだけではなかった
官僚がいくつも壁を築いていた
○「不幸なニュース」
テレビは今日も
世界中の不幸なニュースを
流し続けている
視聴者は不幸慣れしている ...
水族館から
水族が溢れ出した
水族は移動を続け
乾燥地帯にも
幾ばくかの水分をもたらし
貧弱な草木を発芽させた
水族館の後には
館と館長だけが残った
館長の手の甲にはいつし ...
横になればすぐにわかる
どうして今まで立っていたのだ
眠るために必要なものは、
とりあえず枕と寝床があればよい
悔しかったことや腹が立つこと
悲しいことや傷ついたこと
虫歯の痛みや腹ぺ ...
その風貌は決しておだやかなものではない。
知性的には見えないし物腰は粗雑、語り方も大っぴらで遠慮がない。
かれは嫌われる。
とくに知的エリート層はかれを蛇蝎の如く忌み嫌っている。
かれを無 ...
この街にあるのはマックだけで
あとは ロータリーと木と
坂道があるだけだった
冬はイルミネーションが灯った
駅を出た人は家に帰る
人の列をなして
バスも走った
その割と長い坂を登った
...
発 寒雀遊び見守る鬼瓦 拓也
付 と、建てた大工 絵葉書もらう らどみ
三 絵葉書を読みつつ大工夕餉して 拓也
四 渡る世間に良き人も知る 拓也
五 ...
祖母ひと言わたしも老いて恋しよう
幾年の想い変わらぬ面影は
心休まる祖父の微笑み
今はただ空しき想い胸にして
在りし日の夢祖父と願わん
黒き眼のはたと閉じたる様まさに
花びら閉じる音に似たり
だいたいにおいて
名前はアルファベットばかり
全体的に表現すると絵文字で
笑っていたり 怒っていたり
右翼か左翼か可愛くウインク
口元から見える歯には
漢字とか
ひらがなと
...
秋空に
流れる雲を
眺めては
ひとり路ゆき
涙ひまなし
七時から九時まで続くラブコール
詩の書き出しはいつも九時から
幾つもの夢を語らうラブコール
時間が全然いつも足りない
ままごとの現に気づかぬラブコール
...
毎日毎日空から人が落ちる光景を見ることに慣れた
最初は怖くて心を痛めていたけど
毎日見続けている内に何も思わなくなり
誰かが傷ついても誰が死んでも
他の誰かが悲しめばいいと
自分には関係ない ...
祖母の誕生日
母からこっそり
祖母が大好きなお花を聞き出しておいて
仕事帰りに買いにいく
水仙にフリージア
祖母がこよなく愛する花ばな
ねぇ、どこにあるの?
花屋を探し回っても
近 ...
心を閉ざしてしまえば
全て無意味
そうやって
幼い頃から閉じるのには
慣れている
笑顔さえ浮かべて
嘘の真っ只中で育った
私を人間扱いしない人達には
耐性がある
ましてや ...
全国からの人力財力注入
破壊された瓦礫の撤去
洗浄
建て直し
尋ねて応援
買って応援
忘れることなく注入
辛抱強く注入
注入
注入
再び地域に命が宿るまで
自らの
肉の終わり
見切った上で
歌い書き表さぬば、
それ、タマシイの詩書き人に在らずと。
あゝ私の記憶と云う、
奥深き畝溝から飛び立つ
銀の鱗粉の輝き羽ばたき
密やか途絶えることなく
燃え盛る意識の原野に
色付く豊潤な響きの渦 、
ビートを刻み垂直の流出の
次第輪郭を ...
なんとでも
君となら
上手くやってゆけるって
そう
想ってた
重なりあって
繋がりあって
温めあって
口づけあって
なんたって
君となら
上手くやってゆけ ...
晴れ渡る空に茶色い靄がかかり
澄んだ蒼が穢く濁る空気はまるで
突き刺さるかのように喉を刺激し
噎せかえる異物感と圧迫感に思わず咳き込む
瞳の奥は砂と化合物で詰まり
止めどなく溢れる涙すら ...
いまここに
流されて たどりついた
なんの咎なのかも知らされず
この生の失敗の成れの果てのように
流されて
打ち上げられて
それでも息をして
すべてを自らと無関係な物語のように眺めていた ...
(番外編41―18―3)薩摩守忠度辞世の和歌を託す
行き暮れて 木のした陰を 宿とせば 花や今宵の あるじならまし
そして、
忠度は都落ちの際 歌の師匠俊成にこれを託す
さざなみや 滋 ...
彼は言葉を使い回すのが好きだ
“永遠に愛す”
私にはそう言ったし
彼女には
“貴女に永遠の愛を捧げます”
きみには
いったいどう言ったの?
チャコールグレーの小さな蛾
狂ったように暴れてた
冷たいアスファルト背に
おしみなくしぶとく力なく
さかしまの日差しに浮かれ
うなされて
生死の境を針と糸
縫うように縫うように
浮いて ...
なんという無惨なことでしょう。
いや、ある意味、微笑ましいというか
悲しいようで滑稽でもある日本のご高齢の方たちの尾羽打ち
枯らした純情に、やつがれもとほほです。
護憲派の集会はどこも平 ...
――完成された時のなかでは、空想だったあの人も、生まれ、生きて、心をふるわせ、
すべてのとまってしまった血をもういちどあたためてくれる。そのとき、わたしの血は、空想から現実へと輸血さ ...
さらば
太陽の空の下
恋人は
雨傘をひらいて
探していた
ひまわりは
恋人たちに集まり
歌っていた
世界一周の
浪路はるか
夏の日をなつかしむ
黄色いリボ ...
○「心の復旧復興」
道路は車が通れるようになった
水道も出るようになった
電気もつくようになった
仮説の住宅もできた
しかし しかしだ
亡くなった人は帰ってこない
避難した人たちは帰って ...
私は«詩人»を名乗るほど、自惚れるつもりはないが、職業として詩を書いている人々の作品に、まともに「詩」が成立しているのか?…
例えば某詩誌は「ここに掲載されているのは詩です」と宣言しているわけだ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
アラガイs君に愛をこめて
室町 礼
散文(批評...
2+*
24/11/11 11:03
breath ~時の鐘
アラガイs
自由詩
10*
24/11/11 9:29
独り言11.11
zenyam...
自由詩
3*
24/11/11 9:10
館長の話
たもつ
自由詩
3
24/11/11 7:14
微睡の草原
atsuch...
自由詩
14*
24/11/11 6:36
奇跡の人
室町 礼
散文(批評...
1+*
24/11/11 3:28
M市
番田
自由詩
5
24/11/11 1:41
「渡る世間に鬼はなし〜feat.(メイク後の)泉ピン子」らど ...
森田拓也
伝統定型各...
7*
24/11/11 0:33
乙女
栗栖真理亜
川柳
1
24/11/11 0:25
祖父の命日
〃
短歌
1
24/11/11 0:16
クイズ
足立らどみ
散文(批評...
3
24/11/10 21:23
五行歌 旅路
レタス
自由詩
8*
24/11/10 20:55
ラブコール
りつ
短歌
4*
24/11/10 20:50
殺心
リィ
自由詩
0
24/11/10 20:06
祖母の好きな花
栗栖真理亜
自由詩
6
24/11/10 20:00
花いちもんめ
りつ
自由詩
1*
24/11/10 19:09
復興
海
自由詩
4*
24/11/10 19:02
五行歌、人性の警句
ひだかたけし
自由詩
4*
24/11/10 18:54
歌声
〃
自由詩
4
24/11/10 17:19
肌寒い想い
秋葉竹
自由詩
1
24/11/10 16:33
地獄の使徒
栗栖真理亜
自由詩
2*
24/11/10 15:38
流刑
岡部淳太郎
自由詩
2*
24/11/10 14:44
(531―18―3)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/11/10 12:11
永遠に愛す
りつ
自由詩
2*
24/11/10 11:52
泥と灰の聖遺物
ただのみきや
自由詩
3*
24/11/10 11:38
70代の純情─殺せさあ殺せ─
室町 礼
散文(批評...
0
24/11/10 11:31
しあわせよりも血あわせ
菊西 夕座
自由詩
1*
24/11/10 11:04
いそしぎ
室町 礼
自由詩
2*
24/11/10 10:51
独り言11.10
zenyam...
自由詩
2*
24/11/10 9:05
2020年の詩的覚書
おまる
散文(批評...
6*
24/11/10 8:33
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
加筆訂正:
「渡る世間に鬼はなし〜feat.(メイク後の)泉ピン子」らどみと拓也 連句
/
森田拓也
[24/11/11 0:37]
足立らどみさんとの連句です。
3.27sec.