今ではとばりなのか、とばりがなんなのかわからない。まだ息をしていた頃。ほんのわずかな間に変質したリンゴ。錆びたナイフ。傍に無い全て。世界が異質なのか異質なのがとばりなのか分からない。
降り続ける ...
脳髄に
絶えず影踏みしつつ
自らを貫くもの、
この私と云う意識の
舞台にて
その生動スル想い
響キ聴く
過ぎゆくものノその根音 、
残響させては
絶えず絶えず逃れるも ...
訃報を伝えるニュース
その少しあと、
自販機で缶コーヒーを買っていたら、
会社の若手から訊かれた。
「で、大谷とどっちがすごいんですか?」
缶を落としそうになった。
それは、たとえ ...
声割れたカラオケ終わりの朝帰り
朝の月みたらなんだか涙目で
失恋を一瞬忘れた涼し風
わからずに息を吸い込む野の匂い
タイトルを《朝の真水》と名づけ ...
心当たりがないことを
指摘されて戸惑う
それは本当だろうかと
疑ってみるけれど
自分が思う自分と
他人から見た自分は
イコールにはならないようだ
意識のないところでも
自分を発信し ...
わたしは愚か者
今日まで気づかなかった
神が耳元で囁いてるのを
聴く耳を持たなかった
わたしは彷徨う者
行き先を知らずに佇むだけ
神が道を指してるのに
見 ...
暑いからもう無理と草刈りさん
草刈りさん西瓜を出しておもてなし
草刈りの轟音聞きつつテレビ見る
30度の草刈り作業に気を遣う
信州で得たお金で
京都に戻った
ほぼ行方不明は継続中
ある日 清掃車に
乗っているバイクごと撥ねられた
気を失ったのは人生初
目を開けると
周りに人の足 ...
遠くにみえる島並みが
心を軽くしてくれる
この身を撫ぜるそよ風が
微かな笑みを浮かばせる
生きてることは気持ちいい
100%そう云える
生きてくことで夢叶う
1000% ...
まだ幼い僕の夢は激しくうちつける雨に耐え
その雨露に濡れそぼった蕾を大きく揺らして
力強く赤い両腕を拡げた
黒々とした顔を覗かせていた雨雲
その身を真っ二つに切り裂くような
熱い日差しを ...
「障害」もいまやカジュアルになりました
いじめに遭えば障害者疑惑
転職を繰り返しても障害者疑惑
「生きづらさは貴方の特性」
コミュニケーション能力否定され
自己の責任であると認識される
...
浮遊する染色体
活性する細胞が規則正しく時を刻む
活きているという実感
身体の隅々で感じる悦び
あらゆる毒菌が精神を蝕んでも
駆け巡る循環液の流れを止めることは出来やしない
脳 ...
明日去って、明後日
どこ切っても切っても
異なるのは切手のデザインだけ
よく見たらこの切手も相似の集まりだった
優れよう突き抜けようと息巻いても
筆跡まで似通ってしまうぼくら
誇るべき教育 ...
ああ
やはり自分を大事にできないと
ダメなんだなと
甘いものは好きなのにね
あるっコールも
。。
あるっこーるってなんだ?
なんだろう
ほうっておくと
色んなもの倒れてく
自然と自ら
ぱたんぱたんと
細やかな音立てて
逆さまのまんま立って居る
蓋口だけ青く鮮やかに
透明側面の湾曲し
す ...
人柱は今もまだどこかに埋まっているだろう
切腹をして内臓を取り出したり
斬首刑
エキセントリック
今の時代の死刑も
未来から見たら
風習は形を変えながら
人間の精神に寄生する ...
今、ボクは君の心の中の
景色を散策する
淡いピンクに
染まる君の心は
ココチいい愛を感じる
淡いブルーに
染まる君の心は
爽やかな愛を触れる
淡いイエローに
染まる君の心 ...
鈍い感覚に息をつがえて
とおく とおくの あの子のもとまで
運命みたいに飛び込んだ!
忘れてた ぼくは 最後の神さま
糸がほどけぬ わずらわしい子
黒い掃き溜め 虹色のはね
青輪光の ...
葬儀を終えたあと
母が腕の中に抱えた父の真新しい骨壺が
カタッ・カタッ。となっている。
黒喪服に身を包み
草履をつっかける母の歩調と重なって
(すまない。すまない。)と
泣いて ...
神さん
仏さん
ありがとうさま
今の今
腕時計を見ると
午後三時三十三分
もちろん
今も過ぎてゆく
こころを
生きるのは
悲しみや苦しみ
そして
喜び。今は亡き
次兄は
お ...
「 砂塵の水 」
砂
砂塵
//////////・/・/風
刺す 陽は陰 空は、銀の航跡
時間さえ 破壊された瓦礫の街に
休息を微塵に許さぬ 爆音の響き
怒号 号 号 号
...
スムージーを飲んで
朝をピンク色にしてみせる
夏の光がこの部屋に入り込み
想像をはるかに超える暑さが
今日もまた砂漠のような街へ
私を誘う
だから朝はスムージーを飲ん ...
○「人間ファースト」
人間に食われるために飼われている
牛 豚 鶏 魚┅┅
我々人間は
他の動物の命など
ただの食料としか見ていないのだ
どんな動物も
たった一つの命なのだ
一回しかな ...
屋形船に乗りたい、と
あなたが言うので
わたしは台所に
船着場を作ることにした
ホームセンターや森で
材料を集めて
冷蔵庫は多少
使い難くなったけれど
何とか船着場が出来た
...
時計の針が前にすすむと「時間」になります。
後にすすむと「思い出」になります。
── 寺山修司
紫陽花に雨近づくや曇り空
もどり来て ...
生物多様性年にかこつけて、2010年中にとりあえず立ててみた!
(工事中sage.)
ことばの意味、とか使い方にも 個人差というか、
同じ単語なのに 人によって使い方、捉え方のちがう語という ...
僕はいつもの川べりの道の
橋の下の空間を くぐり抜けた時
心の中が妙にリラックスしたのはなぜだろう
そして人や犬が辺りを走り回っていた
石畳の上には日が差していた
強烈な日だ 焼け ...
小説「銀河騎士隆盛記 零」のことだが、カクヨムの方で、PVは387のまま動かないし、なぜかSFのランキングからも外れ、応募した、第7回ドラゴンノベルズ小説コンテストの方を確認してみると3200位くら ...
お気に入りのものはありますか
それは今欲しいものですか
自分に足りないものですか
恋する心が欲しいですか
愛されたいですか
欲しいものは何ですか
...
長い時間をかけて
ひとつ ひとつ
ピースをはめて
綺麗に出来上がりそうになった時
ひとつ ふたつ
ピースが無くなっていたことに気づく
決して埋まらないその穴は
いつまでも
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
とばり
武下愛
自由詩
2*
25/6/19 23:42
夜想、ヴァーク
ひだかたけし
自由詩
7
25/6/19 22:24
長嶋茂雄
無名猫
自由詩
3
25/6/19 21:17
外の外
秋葉竹
自由詩
2
25/6/19 19:30
いびき
海
自由詩
11*
25/6/19 19:04
今日まで気づかなかった
多賀良ヒカル
自由詩
2
25/6/19 18:36
へとへとの草刈り作業員
けいこ
川柳
3*
25/6/19 16:56
初めての記憶喪失
花野誉
自由詩
9*
25/6/19 12:11
すごい幸せ
秋葉竹
自由詩
2
25/6/19 7:50
彼方の夢
栗栖真理亜
自由詩
2
25/6/18 23:54
疑惑
〃
自由詩
1
25/6/18 23:47
脳髄の夢幻(ユメ)
〃
自由詩
1
25/6/18 23:42
敷く/違わない
饂飩(うどん...
自由詩
1
25/6/18 20:12
めも
うし
自由詩
1
25/6/18 19:51
夜想、ペットボトルの歌(改訂)
ひだかたけし
自由詩
7*
25/6/18 19:31
風習に捧ぐレクイエム
海
自由詩
7*
25/6/18 18:53
君の心の中の風景
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/6/18 18:33
ドミネイト
みぎめ ひだ...
自由詩
2
25/6/18 18:06
帰り道
梓ゆい
自由詩
3
25/6/18 12:23
宝
こしごえ
自由詩
7*
25/6/18 11:13
砂塵の水
月乃 猫
自由詩
5
25/6/18 9:29
夏の朝に
秋葉竹
自由詩
2
25/6/18 7:49
独り言6.18
zenyam...
自由詩
1*
25/6/18 7:25
屋形船慕情
たもつ
自由詩
6*
25/6/18 5:57
時間の外へ
森田拓也
俳句
13*
25/6/18 1:18
みんなのことばの使い方を集めるスレッド (仮称
会議室
25/6/18 1:09
都会の休日
番田
自由詩
2
25/6/18 0:59
クレクレ星人の独り言「ランクイン」78
ジム・プリマ...
散文(批評...
1*
25/6/18 0:24
欲しいもの
佐白光
自由詩
3*
25/6/17 23:01
ジグソーパズル
さち
自由詩
6
25/6/17 22:18
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
加筆訂正:
ジェラード・マンリ・ホプキンス「空舞う者」拙訳
/
matirius
[25/6/18 19:10]
誤訳の修正
2.94sec.