線香の匂い路満ちて盆の夕 世に憚るものみな
そこはかとなくうっとうしい
馬喰横丁で暴露された醜聞(スキャンダル)の王国
咥えたばこの喉元通り過ぎる通り雨
簾の隙間から透かしてみればみるほどに
美しく馥郁たる育休のから ...
多分人生って
出会いと別れがあって
それで充分なのかな

人間以上の人間は居ないし
人間以下の人間は居ない
私は徹底して人間の味方だ
目的は人間であり
手段は人間を外れない
私は徹底 ...
丸山真男が戦中に国家迎合しなかったのは優れている。そして、自己批判をせよという主張も正しい。一方で、吉本隆明は、転向自体は仕方のないことだと言うのだが、責任があいまいになる恨みはある。自己批判せず、適 ... 悪いのはイスラム教ではない。国、地域の慣習で、暑い砂漠で、太陽の日差しから、女性の髪、顔、首を守るためにヒジャブをかぶせる、というのはうなずける。また、可愛い妻を、独占したい、他の人の眼に触れさせたく ... 雨の中の休日は

すべてを諦める

あれしよ

これしようかな

あれしないと

などなど

全てを中止する

窓を少し開け

隙間からの風のささやき

雨あし ...
あんなに入念に
死ぬ準備をしたのに
僅かに残っていた希望と
本音が導き出した祈りが
暴風となって
計画を破壊した

肩甲骨の痛み
背中から吐き出したものは
小さな翼

首吊りのロ ...
○「地」
年を取れば
取るほど
地が出てくる
病気よりも
やっかいかもしれない
病気は
薬でなおせるかもしれないが
地は
今さらなおせない

○「猪被害」
一度来ると二度三度来 ...
来るもの拒まず、去るもの追わず
そんな人はつまらない人だとキミは言う
ドラマティックな人がいいなとキミは言う

来るもの拒んで、去るものも無し
そんな人は何も困らない人だとキミは言う
ノー ...
いくなんの苦難のりこえ、今いかだ  帰省


十三年
ぶりに自宅の庭でする
花火のあとの西瓜は半月



 家路

ひとびとが
夕暮れ色に染まりゆく
家路の端のパチ屋の金魚
もう何度目だろう
こみ上げた微熱
確かな胸の鼓動

波音しか見えない海へと向かった
感じる心を見るために

もう何度目だろう
変わらない朝
変わらない景色

少しの微笑と少しの ...
学校のことを 思い出そうとすると 
ぼやけた記憶した浮かばないのは
僕にとって 青春というものは
伝統的で矛盾した 色彩の衝突であったからだ

延々と神さまが 夜空を覗き込んでいる
からか ...
     ――― これはもう駝鳥ぢゃないぢゃないか〈光太郎〉



すてられた魂のうへに やさしげな嘆息をもらすのは
野をひそひそと歩んでゆく {ルビ角=ツノ}を持たない羊の群れ
むくむく ...
もしかして
いま蘇つてくれたとて
も壱度ホンキて恋せるだらうか
いやに初歩的なことから始めて恐縮だが
原稿がなければデータは組めない、right?

二か月まるっとは制作期間ですらない
原稿が、ないのだ

彼は何を焦っているの?
ぶっ飛ばしてもいいで ...
一瞬にして 、
光の回廊の現れ出て
頭くらくら意識の鮮やか
飛び散る血飛沫に染め抜かれ
自らの終わり観える瞬き、
警告のベルの鳴り渡り
光景の涯てなど掻き消し潰され

美しき夜明けも深 ...
種まきした朝
浅い海に干上がる
ガルシンの赤い花はどこに?
小憎らしいエビが
美がなんとかと解説する
スルメになっちまえ
前から後ろから
身体はがんじがらめ
ラメ散りばめて
馬手(め ...
白銀のというには淡い
白地に描かれる薄墨紋様は
シンメトリーに見えて実は
全然左右対称でない

この蛾は隠れない蛾で
クサイチゴの葉の上や
大きなシャクナゲの花の上や
テンナンショウの ...
花山椒鍋。

要は熊肉のしゃぶしゃぶだ。
春、四月から五月、緑色の山椒を、鰹と昆布で出汁を引いた鍋に大量に散らし、
その出汁で、熊の薄切り肉をしゃぶしゃぶする。
熊肉は食べたことがあるのだが ...
夕焼けの跡に焦げた鳥の形
喉の鬱陶しい痛み
弾ける炭酸の飴を途中で吹き飛ばして
走っている今は
夏か冬か、朝か夜か
苛々したままロックをききゃあいいじゃん
とロックスターが言っていた
確 ...
公園通りを抜けたところで
突然、大粒の雨が落ちてきて
石畳を駆けぬけ
アーケードに避難した

濡れた前髪から
昨晩のヘアトリートメントのにおいが
密かにたちのぼる
フローラルウッディの ...
少子高齢化社会と言われてしたしいがお年寄りが増えると世界中のとても長すぎて細かすぎる歴史情報や年取ってからでも習得できない限界を知らない日々成長を続ける全学問の根っこの部分をすっぽぬいてきて次世代育成 ... 盆前の最終勤務日の今朝、ぎっくり腰になった。
時折、酷い腰痛に悩まされるが、ここまで酷く、まともに起き上がれないのは久しぶり。結局、仕事は休ませてもらった。

腰がここまで悪くなったのは、あの仕 ...
スマフォで長距離デート
恥ずかしげな会話のお二人

参考書とノートとペン
学びに悩みと学生

世間話と四方山話で
盛り上がる奥様方

スクリーンを眺め
しかめっ面の会社員

...
ぼくは忘れていない
あの日のきみ
瞳の中に
色褪せないように

時が流れても
忘れない

夢の中で
泳ぐようにして
きみに出会う
儚い
夢の中で

ぼくは忘れていない
約 ...
のりものに乗った
小さな真昼だった
窓際の席に座ると
すぐ側には
窓があった
外は色彩豊かな
景色で満たされていて
足りないものなど
何もないように見えた
懐かしい誰かが
...
ピー鳴いて 神になりまた すでにアホ

ですから根 せいこういして さようなら

10年後 誰もいなくて 草生える

2階から 小鳥眺めて へへへのへ
さざ波をそっと触ろうか
さざ波をそっとしておこう
年波に想い巡らせて
砂浜に背を向ける
一人旅です
分かってました
歩いてきた道のことは
一歩一歩
ただ踏みしめて
バス停までを歩きま ...
一羽だけおどけてるような
他のみんなが笑ってる
次の日はいなかった
次の日も
それからずっといなかった
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
線香の真礼美俳句225/8/14 18:36
歌留多めくらず語ル鳥歌留多カタリ自由詩425/8/14 17:35
人間を的とする渡辺亘自由詩225/8/14 14:59
転向について杉原詠二(黒...散文(批評...025/8/14 14:48
アラブ国家、イスラム教散文(批評...0+*25/8/14 14:32
雨の中の休日多賀良ヒカル自由詩425/8/14 13:07
小さな翼自由詩525/8/14 12:39
独り言8.14zenyam...自由詩2*25/8/14 10:16
ウラマティックイオン自由詩2*25/8/14 9:48
漂流真礼美川柳125/8/14 9:39
残暑秋葉竹短歌325/8/14 7:54
Never ever自画自計自由詩325/8/14 7:51
青いプールと少女Qみぎめ ひだ...自由詩325/8/14 7:22
詩の動物園ハァモニィベ...自由詩4+*25/8/14 7:03
純恋秋葉竹短歌225/8/13 22:06
トロイのはっぱりゅうさん自由詩3*25/8/13 22:00
虹色れいん(改訂)ひだかたけし自由詩625/8/13 21:39
しりとり詩Version2.0佐々宝砂自由詩3*25/8/13 20:41
ギンツバメ(百蟲譜53)自由詩625/8/13 20:37
比良山荘で花山椒鍋を食べてみたい!りつ散文(批評...4+*25/8/13 20:33
殴音中沢人鳥自由詩325/8/13 20:00
通り雨そらの珊瑚自由詩14*25/8/13 15:02
陰謀論足立らどみ散文(批評...125/8/13 14:21
布団の上で追想花野誉散文(批評...13*25/8/13 13:21
コーヒーショップ多賀良ヒカル自由詩125/8/13 13:06
忘れない自由詩425/8/13 12:35
のりものたもつ自由詩8*25/8/13 12:04
小鳥ちゃん林 理仁短歌025/8/13 11:19
長い旅降墨睨白島/...自由詩6*25/8/13 9:01
自由詩4*25/8/13 6:28

Home 戻る 最新へ 次へ
59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 
加筆訂正:
通り雨/そらの珊瑚[25/8/13 18:45]
少し修正しました
通り雨/そらの珊瑚[25/8/13 15:55]
一連を加筆しました
0.37sec.