散る音も転がる音も枯葉らし
寒のみを老野良猫に感じたり
木枯らしや葉っぱ転がる二歩三歩
{ルビ皸=あかぎれ}が嫌がらせする小指かな
ランナーを真似てか岸辺走る鴨
それぞれ ...
11月20日(水)、
僕は、父と母に仲良くしていて欲しい。この世にひとつでも笑顔を増やせるなら、僕もその為に生きられるかもしれない。僕はもう、まるで自分のことしか考えずに生きてきた。自分ばかりが不 ...
🎅 クリスマスサンタさんゐる包装紙
🦌 クリスマスサンタ{ルビ来=こ}ぬ子に{ルビ4=ヨン}タ来る
🎅 降る雪も音符{ルビ奏=かな}でる聖夜かな
🦌 クリスマス真っ赤な服でピザ屋来た ...
暖かな沈黙が聴こえますか
{ルビ潮=うしお}の満ちるを月だけが知るように
夜の{ルビ静寂=しじま}に時は寛容
語ることなき情熱を
融かして飲めば胸が熱い
出来れば一曲お相手を
...
木犀薫る横顔に
意味を見つける僕なりの
言葉にできない視線の先に
紅く染めゆく瞼のきみを
平凡な言葉なんてないな
全てはあなたの前で光る
星の輝きに映るように
朝日曜にてあなたは
もう何も話すなそして
全てなんてないなと
朝日曜にてあなたは
大きくなりすぎて
行き着く場所が
なくなりました と
くじらが泣いています
昔の友だちが慰めて言いました
くじらくんは、とっても力があるのだから
僕ら虚構船団の原動力に ...
人間がないている
涙を流してとても可哀想だ
悲しい事があったんだね
次は動物がないている
しっぽをふってたのしそうだ
楽しい事があったんだね
もうしばらく帰ってはいませんが
わたしの こころは
いつまでも 故郷の山にあります
あの頃の 濡れた土の匂いが
わたしの こころに
ゆっくりと 層をつくるのです
ずざ ずざ ずざ ...
昨晩 新宿で友人と呑んだ
バーでは若い男女が
資本主義の終わりを論じていた
会計前に女はキスをせがんでいた
友人は家庭に問題を抱え
僕は三十七で 家庭を持たず
僕らは ...
恋=魂の邂逅
愛=魂の融合
なーんて、
書いてた時代もあったっけ
お師匠さんは、
恋=奪う
愛=与える
と、相変わらず見事な回答
ほしい、ほしい、が恋ならば
どうぞ、どう ...
書いては消して
消しては書いて
気分があるはずなのに
言葉は出てこない
絞り出して書いたものは
嘘じみていて
嘘を書くのはいいけれど
詩としての嘘は何か違う
コンクリートとアスファルトの
硬直し冷え切った空気を掻き分け
人混みの喧騒の渦中に呑まれ
肉の花弁が押し開く
様々な異臭を嗅ぎながら
まるく濡れそぼった私の魂、
身を振り絞り振り払い
外 ...
遊園地と思っていたのか家の蚊屋
台風の目は一重なの二重なの
背中から指さされてる浴衣の子
大花火地球はそんなに丸いのか
台風と言わず真夏の通り雨
笑わせてそして泣かせて ...
さっき山の端に消えてしまった冬茜
建ち並ぶ商業施設の脇を流れる
堂の川
吹きつける風でこまかい波紋が
わずかな灯りを掬って沈み
並木の枯枝にとりのこされた
烏のひと ...
まのぬけた青空が
街にかぶさっている
ニュースは底抜けにあかるく
うすっぺらいコーヒーをのむ
燃え尽きたかに見える炎がベッドのなかでもう一度あがろうとしている
夢殻を つまんで捨てる ...
貴方の吐息を犬歯で砕き 花の獣となる宵は
アンクレットに月を灯して 万の菫で鎖骨を飾る
指の戯れにはじける真珠 蜜の濃度の闇にひたされ
のばす{ルビ腕=かいな}がとらえたものは 原初の苑で失 ...
(番外編41―22―2)山家集の西行
鴨長明、吉田兼好は随筆家故世間に自然と目を向ける
そう当然だろう周り近所を気にするのは清少納言も同じく
西行は常に己を見つめた和歌の黙想家でもある ...
柔肌を鞭で叩きて起こす御代
またしても兵庫県知事選挙に関連した話題で
申し訳ないのですが、なんですね、調べてみる
と初代兵庫県知事って伊藤博文だったんですね。
知りませんでした。
それから三島由紀夫(平岡公威)の本籍地が ...
さくら笑ひかなしさ忘るるこのひととき
はるいろのはなびら舞いておどりたる
あおぞらにさくらの枝葉ひろげたり
瞳(め)に映る若葉薫りて胸騒ぎ
梅雨もよう読経混じりて響く音
...
むらさきに凍る涙の出どころよ
あなた好みの美貌
あなた好みの肢体
あなた好みの声
淑女に見えて淫靡な、あなた好みの性癖
魔は何もかもが
あなた好みです
魔はそういう方を選ぶのです
にっこり笑えば
花の笑み
...
詩は絵画である。
白いキャンバスの上に色とりどりの欲望を彩った芸術である。
この作品を見れば一目で、願望も希望も絶望も一際妖しげな光に満ち満ちている事に気付くはずだ。
彼らは普段息を凝らして、仮 ...
締め付けんばかりの痛みが頭のなかを奔り抜け
途切れ途切れに聞こえる
微かな君が代の旋律
振り払おうと顔をしかめ
やっと頭の外へと追い払う
痛みはさらに増して脳味噌ごと圧迫するようだ
い ...
○「小銭持ち」
僕は小銭持ちである
一円玉五円玉十円玉五十円玉が
たまってたまってしょうがない
今は木の箱に入れている
なぜたまってしまうかははっきりしている
それは小銭を使わないからであ ...
何でも無い時間の中で
時々僕は 二十年前にいた会社のことを
布団の暗がりの
上野駅の喧騒に
時の流れは早すぎた
そして なぜか 今 時は
時であったことを忘れさせた
だから 自分 ...
私は、あなたに幸せでいてほしい
暖かなご飯を食べ
よく眠り
まずは健康になってください
喜びのない世界など
ありようがないのです
誰かが言っていました
「私は息をすることさえ嬉し ...
カメレオンの眼は
薔薇に似ていなかったかと思い
検索してみたがどちらかというと巻貝
今し方 ハヤシライスを食い
煙草をすい 部屋の暗いあたり
眺め
ほつれそうな体 仮初の ...
あなたは
ふらっとどこかへいってしまったから
またふらっと
こちらへやってくるだろう
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
冬の童話たち
森田拓也
俳句
16*
24/11/22 1:16
日記(思うこと)
由比良 倖
散文(批評...
8*
24/11/22 1:12
洗浄のメリークリスマス〜Mr.フレグランス
森田拓也
俳句
7*
24/11/22 1:05
ノクターン
りつ
自由詩
5*
24/11/22 0:51
金曜日に
落とし子
自由詩
2
24/11/22 0:23
朝日曜にて
〃
自由詩
1
24/11/21 21:58
未来から 始まる絵本 009
足立らどみ
散文(批評...
4*
24/11/21 21:49
なきごえ
リィ
自由詩
1*
24/11/21 21:05
土の重石(つちのおもし)
みぎめ ひだ...
自由詩
3
24/11/21 20:50
資本主義の終わり(2024.10.27)
草野春心
自由詩
4
24/11/21 19:33
恋 or 愛
りつ
自由詩
2+*
24/11/21 19:20
詩を書けない時
海
自由詩
5*
24/11/21 18:31
西武池袋線、魔と魔(改訂)
ひだかたけし
自由詩
6
24/11/21 18:25
つれづれと俳句
大町綾音
俳句
3*
24/11/21 17:34
廃ガラス
リリー
自由詩
4*
24/11/21 16:17
詩人が死んだ朝
はるな
自由詩
4
24/11/21 15:32
契り
福岡サク
自由詩
7*
24/11/21 15:12
(531―22―2)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/11/21 13:23
世知辛い
栗栖真理亜
川柳
0
24/11/21 12:28
凶暴化するテレビとリベラルサヨク
室町 礼
散文(批評...
4*
24/11/21 12:22
四季の句
栗栖真理亜
俳句
2*
24/11/21 11:35
_
落とし子
俳句
3*
24/11/21 11:15
天使の顔して魔はやってくる
りつ
自由詩
1*
24/11/21 11:14
私と詩
栗栖真理亜
散文(批評...
0
24/11/21 10:58
君が代
〃
自由詩
0
24/11/21 10:34
独り言11.21
zenyam...
自由詩
2*
24/11/21 8:47
ある会社
番田
自由詩
1
24/11/21 1:46
幸かに
りつ
自由詩
4*
24/11/21 0:49
カメレオンの眼(2024.10.25)
草野春心
自由詩
5
24/11/20 22:13
谷川俊太郎に捧ぐ
瀬戸さんご
自由詩
2*
24/11/20 21:20
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
加筆訂正:
ノクターン
/
りつ
[24/11/22 0:54]
ルビ、修正しました。
恋 or 愛
/
りつ
[24/11/21 19:40]
ラスト、加筆しました。
立冬トンボ
/
本田憲嵩
[24/11/21 18:18]
冒頭、一行追加。一三行目、加筆修正。
0.39sec.