水面に 睡蓮ひとつ 咲く時は 私が流す 涙一粒
博士、そんな原始的な方法の
発電所を作るなんて無茶ですよ
みんな考えすぎなんじゃよ
電気を使う人間が
発電すればいいだけじゃないか
博士、みんな楽したいから
電気を使うんですよ ...
光る風に戦ぐ影を
みつめる
君は
遠い心音に
魂を澄ます
※ 戦ぐ=そよぐ
・
迷子の魂を
導いてくれる
君の円らな瞳は
深く澄んで
宙を宿す
細い光と目蓋の痺れ、サンドノイズの残響と湾曲した夢の欠片、不器用な蛇のように身体を捩じりながら、無意識に目覚めを追い求める、眠り続けていた時間の蓄積、宿命的な停滞、かすれた喉が覚える今日の空気、無 ...
鈍い涙 朝もしくは昼の目覚めのあくびの涙
透明な涙 かげらずただそこにある太陽の眩しさへの涙
辛い涙 胸にくすぶる虚無あるいは無効力にこぼす涙
滂沱の涙 隣人とともにあろうとする人を憐れむ涙
...
僕の中学時代からの友人三人が
今病気療養中だ
その一人から今朝電話があった
「肝臓ガンの手術を無事に終えてほっとしていたんだが
先日医者からガンが肺全体に広がっていて余命数ヶ月と宣告された」と ...
生きているんだ
葉は光に
緑に透けて
私も
愛を教わり
「ある愛の詩」って
とっても古びた映画があって
原作が小説だったような気もするけど
ちゃんとは知らない
そんなことを知らなくてもかまわないのは
云いたいことが
「ある愛の詩」の話 ...
滅紫雲の{ルビ揺籃=ようらん}
方法の片を退く背中は痛いのか、痒いのかもわからない。ヒレのとろびが従うばかりに 目頭はあつくあった。またあんまり綺麗で、握りしめて確かに黒。外海を{ルビ触=ふ}れる ...
よく晴れて
風の無い日は
気温が高くなるという意味を知った朝のこと
いつまでも中空を舞いながら
夏色の真実として神さまに植えられている
緑の覆う野山の草花の繁栄を
このかたくな ...
帽子越し 夏空見上げる 部活動
言葉巧みに誘導する
不安感をうまく逆手にとる
振り込め詐欺や
怪しい宗教団体の手口と同じ
孤独なヨモギの再来かと思った
この壺はあなたやご親族を幸せにしてくれます
幸せになりた ...
普段は自称詩人で
一日に3つも4つも
自称詩を投稿して
人々をウンザリさせているが
5年経つとパッタリと
投稿がなくなる
しかしそれに呼応する形で
自称詩人の殺害事件が発生する
通常は ...
六月の寒い日が
まやかしの告白の手紙を読んだ様に
そくそくと背筋に迫る
化粧水の冷たさが掌に残り
それすら重い
黒いオルフェにとりつかれて
ピーナツをかじりなが ...
雨の日に
バス停で待っていると
自称詩人がやってきて
ブツブツと何か呟いている
周りの人は
気味悪がって
距離を置いているが
私は自称詩人がゴキブリぐらい
嫌いなので
「自称詩人、て ...
うわさは
当てにならないし
一方聞いて
沙汰するなと
真実が言っている
・
人の
一生なんて分からないから
今が良ければそれでいい
でもね 今は
過去と未来につながっている ...
骨と皮と筋肉に為り
自らを世界に曝す
血流は脈々と 、
最早要らない脂肪捨て
ただ立ち尽くすのみ 魂の器
何をしても
何もしなくても
ハッピーならそれでいい
どんな一日だったか
色んなことがあった一日
例え嫌なことがあっても
ハッピーで包み込む
何かをすれば
ハッピーになれるよ ...
目をあけるとそこは世界で
夏は夕方のにおいがする
もうぜんぜんどこにも行けない、と思うので
玉子を買っておうちに帰る
しずかさかさこそ
かさこそひっそり
小さきもの飛び跳ね
此の世に贈与された
じぶん確と受け取り
情熱と意志を込め
小さきもの解き放ち
かさこそそこここ
しずかさかさこそ
滲み ...
わたしが習ったことのない踊りを
みんなが踊ってる
わたしには聞こえない音楽
踏めないリズムで
ようようと
あたりまえの顔で
大通りで隊列を組み
ひとつの祭りのように
わたしの身体は ...
こわがる
ということは
ある場合では
必要なことだ
生きのびるために
・
悪い時もあれば
いい時もある
こんなもんだけれど
無駄ではない
味わえば
・
いいね
...
よろしいか。
嫌なことがあった?
まあなんていうかいつ時代かもわからない
はるさめに やみくもだから こわごわ、
すすめるのだろうけどね。
んでもいまやぐったりげんなりした愛想でしたよ
...
その音がどこから聴こえるのか
気づかないうちに
漆黒の海鳴りの悲鳴が聴こえて来る
海辺はいわば
心を脱ぎ棄てられる秘密の岩場なのだと
知る限りのもっともらしい言葉を操る
僕がい ...
1.
ゆがくように陽光が照り付ける昼過ぎに、私は横断歩道を渡っていた。
暑さで揺れ動くのが自分か、世界か、あるいは陽炎か分からなくなった頃。
コンクリートは融解して水になり
全身から流れる汗は ...
- impromptu
Aid the chance
Be green
Bend the light
Call the moon
Design t ...
詩は君よりも自由で
全ての矛盾を受け入れてくれる
矛盾を恐れる君の代わりに
詩が矛盾してくれて
愛も憎しみも
優しさも厳しさも
君の矛盾の無限大も
葉の上から零れ落ちるたった一滴の雫の中 ...
Z世代、コロナとAIと
何かが足りないと思ってたが分かった。今年の新人には愚者であると考えている者が皆無。卑下る必要は決して無いのだけどコロナの影響か大学で揉まれて来なかったところも痛い。愚 ...
大の大人が何やってんだ
こんな夜更けに こんなところで
チラシの裏にでも書けばいいのに
伝えたい思いがあるわけでもないのに
ただ何となくで言葉を打ち込み
自己満足で終わら ...
世界に触れたら
お腹こわしたよ
なんてね
けれど
僕の取り出せないとこに
あなたがいて
とかね
十人十色で
君の色は
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
_
キャサリン
短歌
2*
24/6/15 17:58
原始力発電所
イオン
自由詩
1*
24/6/15 16:10
【映画「シン・ウルトラマン」と 米津玄師さんと みんなへ 五 ...
こしごえ
自由詩
4*
24/6/15 15:47
miscellaneous valves(その他のバルブ)
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
24/6/15 13:27
涙
オロチねこ
自由詩
5
24/6/15 12:27
無常の風
ホカチャン
自由詩
1*
24/6/15 11:25
※五行歌「愛を教わり」
こしごえ
自由詩
3*
24/6/15 10:49
ある愛の詩 なぁんてね
秋葉竹
自由詩
1
24/6/15 10:34
滅紫雲の揺籃
あらい
自由詩
3
24/6/15 9:17
夏なのですって
秋葉竹
自由詩
1
24/6/15 6:45
夏の思い出を詠む
キャサリン
俳句
2*
24/6/15 4:55
メタファー
藤原絵理子
自由詩
0
24/6/15 0:07
不連続殺人鬼
花形新次
自由詩
0
24/6/14 22:58
紅い花
リリー
自由詩
6*
24/6/14 22:57
雨の自称詩人
花形新次
自由詩
0
24/6/14 22:25
※五行歌 四首「エネルギー源です」
こしごえ
自由詩
4*
24/6/14 22:13
五行歌、肉の体
ひだかたけし
自由詩
2*
24/6/14 19:15
ハッピー
夏川ゆう
自由詩
3
24/6/14 18:41
玉子を買っておうちに帰る
はるな
自由詩
2
24/6/14 17:57
STATION TO STATION
ひだかたけし
自由詩
4
24/6/14 17:03
囲まれた時間
凍湖(とおこ...
自由詩
3
24/6/14 12:56
※五行歌 三首「ありがてえこってす」
こしごえ
自由詩
4*
24/6/14 12:15
それで幾分安堵する。生け簀のものは頼りない
あらい
自由詩
1
24/6/14 8:11
中天の夢
秋葉竹
自由詩
1
24/6/14 3:35
浸水
オロチねこ
自由詩
4
24/6/14 2:59
Wachet auf, ruft uns die Stimm ...
墨晶
自由詩
1*
24/6/14 2:37
自由
鳥星
自由詩
3
24/6/14 2:15
Z世代、コロナとAIと
足立らどみ
散文(批評...
0
24/6/13 22:50
大の大人
たいら
自由詩
2
24/6/13 22:30
めも
うし
自由詩
0
24/6/13 22:14
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
加筆訂正:
海岸線の果てに
/
ヒロセマコト
[24/6/14 10:15]
一行加筆しました
0.29sec.