テレビを見ながら
僕は皿洗い
君は洗濯物をたたむ
よくあるひととき
ありふれているのに
ありふれているけど
永遠に続かないことを
まだ何も起きないのに
憂いてしまう
いなくな ...
米は日本の命綱
小麦を絶たれてメンがパーになったって
パンがバンと爆発したって
米だけあれば
何とかなるのに
塩焼き鯖にほかほかご飯
味噌も醤油も欲しがりません
勝つまでもなく負けて ...
何やってんだよ!
トランプの言いなりになりやがって!
日本を破滅させる気かっ!
…もう、日本、終わった。ガックシ
80兆円の市場開放
毎年、米の70%をアメリカから輸入
更に武器 ...
長く 長く尾を引いて
冬の光が伸びてきて
そのわずかな明るさに僕らは癒されて
あなたに会いたい
乾いた静電気のような刺激を
暖かさとともに与えてくれるあなたに
長く 長く尾を引 ...
入ることができたのか。
家の中に
わたしがどうやって
家の鍵を無くした
わたしがどうやって家の中に入ることができたのか。
合鍵
愛の ...
僕たちはまるで
悲しみがみえないように
踊り狂った
みずがめ座のひとの
特性を僕は知らないけれど
自由と未来を手に入れたいと想っているのは
きっと間違いないだろう
...
左手長くて、不明
右目赤くて、触る
鉄の病気と
研磨剤の青春
落ちていく
小銭少女の靴
閉じていく
ブザー
検電器
ドアがバタンと
チューブの蓋を閉める
ダウン・ダウ ...
体に絡み付く蔦
爪を立てるようにして肌に食い込む棘
否応がなしにそれらの思うがままに身を任せ
赤く染まりつつある姿を晒す私
放射線状に幾重にも映る我が身は
醜い一匹の老獣
まるで暑い湯がいっきに水に変わるように
夢は弾けて消え失せる
優しく包み込むような幸福感溢れた夢でした
他人を思いやることなど一生ないと思っていたのに
いつのまにか利他の心を学んでいた
...
朝露に消えたことばの端々
まだ空気が温められないままに
肌に触れ鼻につく青葉の匂い
じんと痺れる頭の先の
眠気から覚めたばかりの心移ろう
コメントアウトされた
言葉の裏側
到達不能コードに書かれた
沈黙と優しさ
削除されていく
苦労と試行錯誤の軌跡
高度な技術により構築されたそれは
最高性能にて誤りなく稼働して ...
乱雑な狂騒の中で何とかかたちになろうともがいているいくつかのものたち、崩れ落ち翻る一瞬の、つむじ風のような思考がそこら中に牙を立てようとして頭蓋の内側は引っかき傷だらけだ、まるで土葬された人間が土 ...
眠り際の訪れ、
最後の最高の最古の
際の少年の少女の
囁き叫び ささやか
祟るよな呪いのよな
尊い声のヒビキヒカリ
僕の私の眼を見てと
ちゃんとしっかり
じゃないと、
耳 ...
昔、地球が372日だったころ
1日は21時間で
首長竜がのどかに樹を食んでいた
そのころ私は三葉虫で
上手に化石になる方法を考えていた
バレリーナはグラン・フェッテで地球を廻す
あ ...
小丸くんが困ってます
何に困ってるの?
わからないから困ってるの
それは困ったね
一緒に困ってください
はい、困りましたけど
困ってますね
はい、困りました
...
地球が剥き出しの本能を見せてくるから人間も剥き出しの本能になる
おかあさん生きているから暑いです
根っこの無い言葉信じて砂漠広がる
どこまで行ってもきっと同じなのに
なぜ僕たちは止まれないのだろう
目を閉じて耳を澄ましてる
波の音がきれいだった
僕たちは
ここにいるよ
ここにいるよ
いつまでも
終わらない夢 ...
駅から出るとバスターミナルを
陽が独占する
発車して行くバスの後ろ姿へ
あつかましく輝きながら
瞼を伏せて立っているバス停の
シェルターで、高校生ぐらいだろうか
少年と少 ...
みんな上手に恋してる
「電話しても大丈夫?」って文字打ちして
お行儀良く左右を確認して青信号を恋愛進行
みんな画面を覗きこんで
誰とどこでなにしてるって探してる
まるで履歴書見 ...
m1215解除
と、ならない永遠の拒絶
きえてゆく
きえてゆく
暑さを踏みしめてしまい
はしゃぐ児ら
永遠の拒絶は金にならない
m1215ではない
新しくないアタシが
新しいことを始めるのは とても大変で
古ぼけた部屋の中で縮こまって縮こまって
「・」になれたらいいのに と
瞼を閉じた内側に逃げ込む
けど
...
割れた鏡に映る
歪んだ顔の方が
むしろ自分らしいと
思うようになってしまった
LEDの蛍光灯が
いつまでもいつまでも
瞼の裏側に
忘れなければならない
汚れた記憶を焼き付けて
俺 ...
TV曰く今日は譬喩がよく降る
TV曰く手持ち扇風機爆発
小さな自爆テロで消えた命が
1ダースらしい
パラパラ
譬喩が降り始めた
私は傘をさす
雑音
心地よいと思える
これほど降り頻る ...
この度、強盗致傷事件の裁判員として職務を全ういたしました。
この貴重な経験を記録し、皆様と共有したいという思いから、こちらに投稿しました。
裁判員制度について
裁判員制度は2009年に導入さ ...
怠惰な午睡のすえ
ふと目醒めると もう夜だった
開け放していたカーテンから
道の向こうにある家々の灯りが
ほわりと点っているのが見える
この選ばれたわけでもない 退屈のなかに
浜辺に打ち上 ...
あの日
まだ遊園地があった頃
待ち合わせて出掛ける夕まずめ
武庫川に架かる橋には溢れる人
背の高いその人が
欄干横の塀に私を乗っけてくれた
スカートが風にめくれ ...
夜明け前のキッチンで
あなたのカップはまだ濡れたまま
指先でなぞると
冷たいものばかりが残っている
泣き声を隠すのは
そんなに難しくなかった
ただ 袖の下を見せないように
笑えばよ ...
わたしはやっぱり
PARCOが好きだったんだなあと思う
むかしのPARCOが
好きだったなあと思う
津田沼PARCOには
何度も、何度も行った
アルバイトで貯めたお金で
ヒス ...
部屋の奥で
俺は もう十年も
世界をやり過ごしている
壁に耳を当てると
どこか遠くで
鉄骨がきしむ音がする
誰かが死んだニュースが
テレビの青い光にのって
午前二時の床を這いずって ...
後ろから
触手伸ばすもの
前からやって来る
前から
やって来るもの
後ろから触手伸ばし
ある物たち、語りだすと
ひとつ ひとつ 又、ひとつ
しっかりあらんと
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ふたりの日常
海
自由詩
10*
25/7/25 12:56
ウサバラ詩 絶望的な未来予想
りつ
自由詩
4*
25/7/25 10:17
ちょ!石破っ!
〃
散文(批評...
3*
25/7/25 9:10
尾長冬鳥
岡部淳太郎
自由詩
5*
25/7/25 9:02
鍵はオートロックに限る
洗貝新
散文(批評...
6*
25/7/25 8:31
宵闇のはじまり
秋葉竹
自由詩
3
25/7/25 7:58
ダウン・ダウン・スノードーム
竜門勇気
自由詩
4*
25/7/25 0:26
老獣
栗栖真理亜
自由詩
5
25/7/24 23:23
さめる
〃
自由詩
2*
25/7/24 23:19
朝露
〃
自由詩
1
25/7/24 23:10
リファクタリング
TwoRiv...
自由詩
4*
25/7/24 22:34
詩情は畏まって座っていたりしない
ホロウ・シカ...
自由詩
5*
25/7/24 21:56
こんとんしんふぉに!
ひだかたけし
自由詩
6
25/7/24 20:43
進化論
りつ
自由詩
6*
25/7/24 20:05
困ってる小丸くん
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/7/24 18:56
蒲公英の綿毛交差点をゆく
紅茶猫
俳句
3*
25/7/24 14:22
あの海の向こう
海
自由詩
6*
25/7/24 13:01
In the shade
リリー
自由詩
10*
25/7/24 11:44
恋愛進行
自画自計
自由詩
2
25/7/24 8:03
解除
降墨睨白島/...
自由詩
2*
25/7/24 7:04
あしぶみ
さち
自由詩
5*
25/7/24 0:35
老いさらばえて
花形新次
自由詩
3
25/7/23 23:35
譬喩とわたくし
降墨睨白島/...
自由詩
4*
25/7/23 22:48
裁判員日誌1
TwoRiv...
散文(批評...
3*
25/7/23 22:48
留められた夜
岡部淳太郎
自由詩
5*
25/7/23 21:27
花火を見たのか
花野誉
自由詩
14*
25/7/23 21:26
リストカット
花形新次
自由詩
0
25/7/23 21:17
津田沼パルコ
うめバア
自由詩
10*
25/7/23 20:42
引きこもり
花形新次
自由詩
1
25/7/23 20:33
ゼロ地点6
ひだかたけし
自由詩
6*
25/7/23 19:29
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
加筆訂正:
ウサバラ詩 絶望的な未来予想
/
りつ
[25/7/25 10:43]
訂正 後→跡
ちょ!石破っ!
/
りつ
[25/7/25 9:51]
加筆
ちょ!石破っ!
/
りつ
[25/7/25 9:24]
加筆。
目ざめる前に
/
唐草フウ
[25/7/24 20:34]
少しだけ修正しました。
進化論
/
りつ
[25/7/24 20:18]
加筆&改題
0.24sec.