夕刻、私の大切な床屋の店主が
営業を終えて鋏を研いでいる
今日は裏宿の常連が
髭を当てに来ただけだった
それでも夕陽の中
長年の日課として鋏を研ぐ

この夏最後の蝉が鳴き止み
...
 日の暮れ早い
 夕ご飯のテーブルに今夜は
 旅先で買った青い陶器の深皿を
 出してみる

 そこへ絹ごし豆腐を半丁のせたら
 白い孤島のようにみえて
 潮風と打ち寄せる波が茫漠とひ ...
わかるわよ
先生も若いころそうだった

などと言われると
ぞわぞわしたというのだ

領土に引きずり込まれる
ような気がして

そうでしょう
こっちゃこーの人間関係

凡人は無執 ...
{引用= グラフ化される こころのなか
 それは まるで心電図のよう

 きのうであったものが 季節の符号に置き換えられてゆく
  ひと、おしながされてゆく
 ぼくはしあわせでした
 遠い ...
どちらもこちらも仲良しごっこ
どんな詩にも

良いですねー
良いですねー
良いですねー

それは違うよ
ここは伝わらない

そんなことを言うヤツは
どこもかしこも出禁にされる
...

ふだん詩を書かない私は

小さく生きてきたからか

大きなこと言いたかった
 
詩を読み書きする必要もないほど

威張り散らして人影で冷や汗かいて

部屋でドラマをみて涙をながしたり

...
放射線の網の中で寝返りを打ってひとマスずれた世界へ落ちる、衣服の色がほんの少し違うとかそんなレベルの誤差、日頃から些細なズレを見つけながら生きてる俺にはそんなもの異世界とは思えない、特別することも ... やわらかな拍布が身体を包みこむ
賞味期限は 胎児の記憶と似ている

未読メッセージの夜は
すべると太っただけ
するするとすこし 
きらいなスロープが、
こぼれる。

マスク越しの吐息 ...
あの人はスマホ持ってんだっけ
いや、持ってないです
なら閉鎖しかないわな

じゃああの子はスマホ持ってる
持ってましたね
あそう、Xはやってんの?
してるみたいです
おー、なら外でいい ...
あたまからっぽ

たまたまから

こころがからっぽ

ころころだから

かんどうが起きない

かんかんどうどう!

睡るペンのうらみはなし

ぺんぺんぺん

紙の白 ...
押し込められたことば
もがき続け
外への憧れ持ちながら
口には大きな罰マークのついたマスク

よく見れば手足は頑丈なロープに縛られていた
伝えたいことがあっても決して伝わらず
ほんの僅か ...
宮沢賢治の齢を過ぎ
中原中也の齢を過ぎ
石川啄木の齢を過ぎ

それでもいいから生きている
オレはひとりの修羅なのか

ジャニジョプリンの齢を過ぎ
ジミーヘンドリックスの齢を過ぎ ...
幼い頃の古い写真を見ていた
写真の中に写るすべてが白くて黒くて
当時とはまったく違うものになってしまった
過去に遡るほど色褪せてく
記憶や記録は形が変わらない代わりに
色が1つずつ消える
...
実家に帰ったとき
姪っ子が歌いながら近づいてきて
「おじさん『あーぱつあぱつ』って知ってる?」
と上から目線で尋ねてきた

私はおじさんではない

「もちろん知ってるよ」
とくいげに答 ...
   *

 屈辱の痼(しこ)りを解きほぐしてくれるような他者がいない。積年の悪夢、そして中年の危機がわたしを追いかけている。なんだって、そんなていたらくに墜ちてしまったのか。じぶんの手を汚してま ...
網目を伝ってやって来る
放火魔は蟻の行列みたいだ
あちらこちらで炎上してる
気づけば目の前に松明かざす奴がいる

怖がる前に
砂糖水をあげようか
甘い液体の味は
燃やす快感と似ているか ...
〈リピート、Endless〉

脳髄に細かく足踏みしながら
噛み砕く如く思考力動のステップ、
影踏み影踏まれ刻み込まれる木霊の
此処に至れば何れ全て識ることになると
瞑目意識の視界にもう終 ...
太陽と月に今日も見張られながら
24つに区切った計画を遂行していく

もう3日前の願い事なんて忘れてるのに
あの時の君の言葉だけは丁寧に保管されている

欲しい手がかりと残したい証拠が揃わ ...
路地裏にほこり立たぬがビー玉の雨あられ降るときの夕暮れ Raincoatはお嫌いでしょう sugarcoatで献じる嘘
Evilを真似てlive供給 アナグラムの愛 日々拝受
Glamorousなるgossipも才能なれば許容範囲
Automatic ...
ありきたりの夢を見て自殺
それが一度目の人生
必死に飛んで落ちて死んだ白鳥
それが二度目の人生
行軍の果て青い空を見て餓死
それは三度目の人生
毎日、何度も何度も頭を下げ
子を育て、子を ...
 もっと上手に絵を描きたい

 夏休みの宿題に取り組んだこと

 頭の中で完成している絵日記が

 所在不明で消えていく

 次の日もまた次の日も

 浮かんでくる影像を描写で ...
(じゅるりと甘い豊水梨
まだ食べさせられていない
疲れこんで放心
ひととおり過ぎてペタと座り込む)
 
一人で悠悠と横たわりながら耐える
くらしと
半生を捨ててあまい缶詰の汁に
溺れる ...
バスタオル干してる二の腕のとこ
おとうさん
姿見の中の姿見
おとうさん
切りにくくなる足の爪
おとうさん
蛍光灯の下の剃り残し
おとうさん
午前四時三十分の仄明かり
おとうさん

...
今日はお誕生日よりも
お盆やお正月よりも
待っていたよ
大好きなお寿司を食べる日だ
一番好きなビンチョウマグロを
いっぱいいっぱい食べるんだ
回れ回れ私の大好きな
ビンチョウマグロ
誰 ...
 
Curly and honey blond from his mom’s side,
Black eyes from my side,
He looks so gorgeous unde ...
最近気に入った歌が
十年も前に
流行ったことを知って
俺はその頃
一体何をやっていたのだと
愕然とする

記憶には薄っすらと
霞がかかり
もうはっきりとした輪郭では
捉えられない
...
1. 大規模処理型AI(Amazon Bedrock)で利益を最大化する条件
政治・経済の自由度:アメリカ大統領やグローバル政策の変化が必要
→ 規制緩和や国際競争の流れが有利に働かないと、投資回収 ...
明日は
今日と何もかも違い
こびりついた
不安も消え
地底から這い出て
陽の光をたっぷりと
浴びることが出来たなら
まだ何とか
やって行けそうだと思うけれど

夜、無造作に
左半 ...
身なりはキチンと
清潔感を大切にし、品を持つ  


ウェアはシンプルに
洗練された装いで心を整える  


食は大切に
栄養を考え、心と体に優しい食事を 
 

整理整頓 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
裏宿たもつ自由詩8*25/9/8 6:58
冷奴リリー自由詩18*25/9/8 6:56
こっちゃこーりゅうさん自由詩3*25/9/8 6:34
9月の朝ryinx自由詩1425/9/8 5:46
良いですねーりつ自由詩3*25/9/8 1:17
詩を書く足立らどみ自由詩6*25/9/7 23:53
My Enemyホロウ・シカ...自由詩4*25/9/7 21:27
MELTenseあらい自由詩3*25/9/7 20:56
へい させか いカッラー自由詩125/9/7 20:44
詩が書けない多賀良ヒカル自由詩125/9/7 19:17
弾圧栗栖真理亜自由詩125/9/7 16:53
修羅秋葉竹自由詩125/9/7 16:35
モノクロ無色リィ自由詩3*25/9/7 15:43
あぱつにゃんしー自由詩425/9/7 15:01
夜でなく、夢でもない。中田満帆散文(批評...2+25/9/7 14:29
砂糖水自由詩425/9/7 13:58
思考待望ひだかたけし自由詩4*25/9/7 9:36
手がかり自画自計自由詩3*25/9/7 9:35
ビー玉降墨睨白島/...短歌2*25/9/7 9:15
REGARD福岡朔自由詩2*25/9/7 5:32
四度目の人生降墨睨白島/...自由詩3*25/9/7 3:01
思い出を絵日記に佐白光自由詩6*25/9/7 1:15
旅がまたはじまる唐草フウ自由詩14*25/9/7 0:03
夏の終わりに道草次郎自由詩625/9/6 23:03
お寿司の歌降墨睨白島/...自由詩4*25/9/6 21:42
混血月乃 猫自由詩10*25/9/6 21:12
喪失花形新次自由詩125/9/6 20:49
散文wc散文(批評...4*25/9/6 20:15
鼓動花形新次自由詩225/9/6 20:01
100歳までのゴールデンルール多賀良ヒカル自由詩425/9/6 19:16

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