○「老人趣味」
僕はかわいい子に会うと
面白い冗談を言いたくなる
愛想のいい子だと最高だ
逆に「それセクハラですよ」
と言われるとしょんぼりだ
○「究極の選択」
人生は選択だ
...
輝かしい金管楽器の音が
フォルテのまま終わる
きらきらする残響は
青い大空に解放されてゆく
音楽は終わってしまう
いつもいつも必ずどんな音楽も
残されるわたしは
大空に解放された音を ...
さらささらさ 葉群れ揺れ
更待月*の白銀に
空明の水の色に浮き上がり
見つめている 見つめている
さらささらさ眼差され
風強いこの日曜の朝、
私の身体は果てを失い
セブンイレブン ...
赤く途切れたブランコ
見下ろしている厚化粧の空
つけまみたいなドローンが落ちた
鳥だったころを忘れ
祈りは地べたを這いまわる
時代のツールが暴いたものは
スキャンダルでも陰謀でもなく
ぼ ...
唇に映る空
は真っ当な深紅
電信の糸は宙を割って
ページを送る
永遠の最期の方で
氷を溶かしつつ
正気の沙汰
を満面に浴びながら
青空の日
を消費する
腫れぼったい頬
斜めっ ...
はにかみも初雪のごとやがてとけ
朝 起きたての髪は
しんと冷えている
よるじゅう
冷たい部屋の空気を吸っていたから
櫛でとかされて
ようやく息を吐く
命は死んだように眠り
またかえってくる
朝の儀式
寝 ...
あたしのぜんぶをあげる
いろんなひとにあげる
すこしずつ こまかく ひとつづつ 丁寧に
あたしのぜんぶを 髪の毛一本まで
あたしのぜんぶをもらってもらえるような努力を
あ ...
制服のスカート短くしたり
前髪気にしたり
メロンソーダの上に浮かぶ
アイスクリームみたいな日々
はじけてどっか遠くまで
飛べたらいいな
そんな空想しな ...
流れ星にもそれぞれ名前が在って
それらには台風に女の名前を付けるのと
...
夏
白い夏
思い出の夏
反射光
コンクリート
クラブ
ボックス
きみは バレーボール部だった
きみは輝いて
目にまぶしかった
並んで
腰かけた ぼく
ぼくは 柔道部だった
ぼ ...
(532-3)軍記物に痛い痒いの
恋沙汰無し
物語の 前文において作者不明人は猛き者が滅びたのは
栄華を楽しみ人の苦労を知らなかったと断罪し、
本朝日本においては将 ...
解解解
虫虫虫
忘年会
蟹三昧
タラバ
ズワイ
ビール
降誕祭
ケーキ
ワイン
ビンゴ
ピース
千鳥足
蟹歩き
解解解
虫虫虫
仕事も定年退職
芸術作品も入賞せず
家族の中でも冷たくされて
何もかもが中途半端
自分は終わったコンテンツ
ひっそり老後に浸るしかない
衰えて死を待つしかないのか
まてよ
コン ...
金星 とっくに沈み
天使の風 吹き抜ける
この夜闇にして、
私より先に
思考力動の躍り
在ること 、
私の脳髄を使い
脳髄の向こう
思考スル声々、
自らの内に絶えず響き残 ...
自分は詩人としてあいたみつをみたいなポップアーティストになりたいと書いたことがあります。
今思うと誰かになりたいとか、なにかみたいになりたいとか、そういうことでもなかった気がするのです。
例えば性 ...
自分が母親にフライパンで炒められ続ける
悪夢を繰り返し繰り返し観させられ続けて
遂に自分を自分で傷め罰し始め続ける
少女の右腕はパンパンに膨れ上がり
自ら罪を犯したのでは無く
母親から罰 ...
花を、置く
崩落スル氷河の力
自らの内に働くを
直に観入り、
自らの肉体の
死を破滅を破壊を
見据えながら 、
無数の他者へと分裂していく
この四分五裂手前の私なるもの、
貴 ...
くやしいなあ
線を切らなかったあの日
僕の点は離れて見つめていたんだ。 おかげで自分の ...
若いなあと思いつつ同じフレーズでまた泣けるフジファブリック
花を抜くのも潔いのが名ガーデナーらしい
ビスが一つ落ちている。もう元の場所には戻らないだろうな
歩行者一人行かせて不満げな ...
ベルの音が聞こえる
自転車のベルのような気がする
それにしても何度も鳴る
今は真夜中でここは2階なのに
やっぱりベルの音が聞こえる
むしろ近づいてきた気がする
もうほとんど窓のすぐ下で ...
のぼせた様相なのに
熟れていないとは何故に?
オドリクルウ日々
苦しそうで涙さえ浮かべるのに
未だ爆ぜないとは何故に?
セマリクルウ日々
腹を壊すと知っているのに
コーヒーをたら ...
重心の低い日本人が武道の世界だけで生きるのは昔の話しで今やブレイキンもフィギュアもその他多くのスポーツで活躍している。日本が全体的に変わってきているんだろ。政治家よりもアスリート達によって ね
...
輝く雲の清しさに
ひとはポカンとみあげてる、
はるかに広がる蒼穹が
この地が星だと告げている。
烏も飛ばない冬の街。
ましろな雪はまだ残る、
歩道のはしや屋根のうえ、 ...
歯がはえて、歯たちがきれいにそろったら
きみはもう、はたちをむかえたおとなです
居ならんで、自他がひとつに緊密し
糧をえる、顎の砦を築くのです
歯のひとつ、それがきみの立場でも
べつ ...
(こいねがう)
全身で会いたい。
と想ったのは
冬の山道を自宅へ帰る車の中で
ふとみあげると
潤んだ満月からなにか聴こえた気がした
そのとき
ただ会いたいとそう ...
靴の泥を掃って玄関に揃え、浴室に籠ってシャワーを浴び続けた、筋肉が完全に弛緩するまでじっとして、それから全身を洗い、髭を剃った、手のひらで感触を確かめ、まあいいと片付けた、それでようやく、自分自身 ...
うつむいて
幸せ色のチキンみて
南に消えたひとを想う夜
あのころは
まさらな紙を埋めていた
銀貨みたいなメルヘンだった
あちこちに
こぼれる希望の果 ...
出て行くあなたの後ろ姿を見送りながら
机の上の走り書きに目が止まる
『ごめん』
たった3文字の走り書き
些細なことで諍いもした
笑顔が溢れる思い出もある
...
(533-11)困窮する貴族を笑う
いみじう美々しうてをかしき君たちも、
随身なきはいとしらじらし
服装が立派でも警備の近衛府がいない、とは
その貴族がひどく困窮すしてるからと
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
独り言12.22
zenyam...
自由詩
3*
24/12/22 18:21
大空【きょうのソネット】
佐々宝砂
自由詩
4
24/12/22 18:15
この日曜朝の花束
ひだかたけし
自由詩
3
24/12/22 17:44
情報ジャンキー
ただのみきや
自由詩
5*
24/12/22 15:31
夕暮れに子猫を捨てる勇気を僕に
らりるれろ。
自由詩
2
24/12/22 10:50
_
落とし子
俳句
2
24/12/22 10:31
冬の朝
そらの珊瑚
自由詩
11*
24/12/22 9:21
あたしのぜんぶをあげる
ゆるこ
自由詩
5
24/12/22 8:46
メロンソーダ
おやすみ
自由詩
1
24/12/22 8:06
深い海の底で
TAT
自由詩
4
24/12/22 1:54
夏の思い出。
田中宏輔
自由詩
18+*
24/12/22 1:13
野施行十二単衣 ③
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/12/21 22:34
解虫唄
海
自由詩
3+*
24/12/21 21:13
脱出コンテンツ
イオン
自由詩
2+*
24/12/21 20:37
詩想、直に観る思考なるもの
ひだかたけし
自由詩
3+*
24/12/21 20:18
詩的でない話。科学者は観察していることがとにかく楽しい
鏡文志
散文(批評...
5*
24/12/21 18:00
リスカ少女
ひだかたけし
自由詩
3
24/12/21 17:39
詩想、貴女(貴方)へ
〃
自由詩
5
24/12/21 17:37
谷川氏に問うてみる
アラガイs
自由詩
10*
24/12/21 15:56
冬を歩く
紅茶猫
俳句
5*
24/12/21 15:27
ベルの音【きょうのソネット】【14行怪談】
佐々宝砂
自由詩
2
24/12/21 14:56
青春から、ようこそ
らりるれろ。
自由詩
3
24/12/21 12:01
スポーツ
足立らどみ
散文(批評...
3*
24/12/21 11:48
冬ロケット
秋葉竹
自由詩
2
24/12/21 10:20
せめてきみの歯くらい人間であれ
菊西 夕座
自由詩
6*
24/12/21 9:24
希う
秋葉竹
自由詩
1
24/12/21 9:10
心が騒ぐままに
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
24/12/21 0:03
メルヘン倶楽部
秋葉竹
短歌
3
24/12/21 0:02
走り書き
佐白光
自由詩
2*
24/12/20 23:37
野施行十二単衣 ②
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/12/20 22:21
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