高級官僚になれますように
七夕の短冊に、そんな願い事が書かれてあった。
デパートの飾り付け。
ユーモアあるわね。
それともユーモアじゃなかったのかしら?
ひばリンゴ。
ひばりとリンゴを ...
家族に障がい者がいて、自分も途中から障がい者になってしまったワタシ。
家族も自分も健康だけど、障がい者支援の仕事を続けているアノ人。
アノ人は障がい者のケアをしてお金がもらえる ...
白い柱の上で
しゃべる猫を待ってた
しゃべる猫はフード付きの
グリーンのコートを着てる
誰が見たって間違えようのない
ぎらぎらした勲章をつけて
投げつけて
振り払って
ここに来るま ...
抱き合う日々の中庭に花を育て
枯れるばかりの木を持った
あなただけが擦り減って行くから
あなたに弱さを望んだ
それは醜い愛だったが
産まれたものを捨てるわけにはいかなかったのだ
...
○「一人買物」
この頃どういうわけか
じいちゃんの一人買物が
目立つ
今日はレジをすませて
買ったものを袋に詰めていたら
両隣が僕みたいな一人買物じいちゃんだった
じいちゃん三人が並んで ...
空気は暖かい
そして重い
死なない程度に手をつなぎ
死神と桜の道を歩く
路肩駐車。点滅信号
誰かの笑い声が遠ざかってく
腕がないおもちゃを拾う
灰衣の裾で風が舞う
...
朝方は雨に近いみぞれだったが、いつのまにか大粒の牡丹雪となり
真冬のような降りとなっている
誰にけしかけられるでもなく、雪は味気なく空の蓋を開けて降り出したのだ
すべての平面が白く埋め尽 ...
そらはあおい
みんなそういうし
ぼくもそうおもっていた
でも
じっさいよくながめてみると
そらって
あさやけはみかん
くもりはふるいふとんのなかみ
あめはへやのすみのほこり
ゆうぐれ ...
漆黒の夜空に閉じ込められ
花びら散り敷く公園のベンチに座り
きみの透明な瞳から溢れる涙を見たよ
白い頬を伝いながら嗚咽が止まらなかった
ぼくは ただ背中をポン ポン ポン… と
ポケットに忍 ...
右から左へ善なる流れ、
左から右へ悪なる流れ、
既存キリスト教で
そういうことらしく
わたしは右利きだから、
左利きへと日々心掛ける
悪なる流れと善なる流れに
均衡をもたらすために
...
桜の花が空を染める
淡いあわいの下で
小さな願いを編み込んだ
見上げた花の色が
頬に溶け込み
はにかむ気持ち
平常心から手を離して
花びら舞う空に手を伸ばすと
淡い万華鏡のよう ...
私の春は
とうの昔に過ぎてしまったのに
まだ何かあるのではないかと
期待している
パンティに手を入れてみる
ほんのり濡れているのが分かる
これが乾ききってしまうまで
やっぱり私の ...
昨日は近く
今日は遠い
明日はその中間くらい
夏は遠く
秋は近い
春はよく分からなくて
冬は一周回って背中に
張りついている
夕は近く
朝は遠い
昼はいつも手探りで
...
私の愛しいヒト
聞いてください
どんなに高価な指輪も服もバッグもいりません
莫大な財産も家も欲しくありません
その代わりあなたの本当の愛が欲しい
だから聞かせてください
あなたのココロ ...
届かない声に耳を澄ませてごらん
どんなにか細く周りの騒音にかき消されそうでも
ほら、聞こえるだろう?
キリキリ痛むココロが僕の瞳から涙を溢れさせて
奇妙な音色を奏でるんだ
決して届かぬラ ...
いつになったら君の背中に追いつけるのだろう
僕の指は戸惑いに震えて君にしがみつく勇気すらない
灰色に澱んだ空を見上げて黒く濁ったため息をつくばかり
そっと舌先を口のなかで転がせてみるけれど
カ ...
なんにも知らない雲が
上空をすたすたと過ぎる
鷹揚に茜がさす
大地がぐんっと拡がる
早く
つかまって!
新しい風に
風はあちこち移動するのが好き
つま先に海が触れる
かかとにはな ...
春風に食べられて
短くなったスカートが
翼のように広がった朝
生暖かい光の中で
伏せた瞳の奥に
あなたが住んでいた
差し出された手は温かく
一度も握らなかったけど
熱があると分 ...
お花見の山より臨む海の町
花と葉と混じりて咲ける山桜
見下ろせば白波のごと桜咲く
なにが不幸かといって
自分で詩を書かねばならないほど
不幸な事はない
今の時代
現フォでも
ネットフリックスでも
GEOでも
ブックオフでも
...
みさかいなく
こぶしが笑っている
僕は笑ってないけれど
なのになぜヒトラー
最後の晩餐は
文学と自作の文章
そんなに
楽しそうに笑うから
僕もそうなりたくて
好きだったわ ...
読者の意に反する反社的言葉により読者の創作環境が不快なものとなったため、能力の発揮に重大な悪影響が生じるなど看過できない程度の支障が生じるログは環境ハラスメントな社会的道義的責任はどうあるか?
...
○「朝三暮四」
初任給大幅アップ!
退職金大幅ダウン!
○「加害者」
加害者は
被害者をよそおって
せめてくる
○「グローバル世界」
世界中の 他人事とは思えないニュースが
...
雨は犬だ
土砂降りの日に玄関で雨宿りをしていた
雨はなんてことはない普通の犬で
雑種でうす茶色の毛の混ざった
すこしくたびれた顔をした犬だ
家の中よりも外のほうが好きで
雨の日には窓か ...
君の寝顔をみていると
波だっていた心が落ち着くのはなぜだろう
寝返りをする横顔は
どこか不安そうにみえるけど
眠っていても笑い顔にみえるよ
眉毛を掻く右手が可 ...
朝の冷たい床を踏んで
温水を浴び始める
髪を洗う事にする
泡を立てて
それを洗い流す
泡が伝う
うちがわの
頬を触る
冬をひとつ
生き延びた
ことになる
手を握る
生き ...
琥珀の水を飲み
紫煙を漂いながら想いを馳せる
数十年の迷路を未だに彷徨いながら
素粒子が固まった肩を抱き締めた
言葉を失ってからどれくらい経つだろう
答えが見つからない迷路の壁は高く聳え
...
「美とは理念の感覚的残照であるのに、人はそうは言わない」。 ゲーテ
外的感覚享受を
ひとまずしばらく
排する最中 、
訪れ包みこまれる静かさに
瞑目のうち思索し続け
直に観るに至 ...
夜がはじまる、八重洲口バスターミナル、年末だからか人がたくさんいて、映画のオープニングみたいだって思う、見知らぬ若い男女の、かばんがぶつかって、実はアパートのおとなりさんでした、色々あったけど、めでた ...
しょうねんは
しょうがくさんねんせいならみんなもっているような
きょうりゅうみたいなじてんしゃにのって
おひるから
ひがくれるまで
ともだちをさがしに
こうえんをまわる
どのこうえんでも ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
DESIRE。
田中宏輔
自由詩
12*
25/4/3 13:37
障がい者にまつわる
佐和
散文(批評...
2*
25/4/3 11:19
レンガと人形
竜門勇気
自由詩
3*
25/4/3 10:17
中庭
はるな
自由詩
5
25/4/3 10:00
独り言4.3
zenyam...
自由詩
2*
25/4/3 8:14
魔法が追いつく
mizuno...
自由詩
10
25/4/3 6:07
初雪
山人
自由詩
11*
25/4/3 5:14
そらはあおい
凍湖
自由詩
4
25/4/3 2:06
さくら散る
レタス
自由詩
4*
25/4/2 23:13
再来する悪に何度でも
ひだかたけし
自由詩
3
25/4/2 20:15
恋心
海
自由詩
5*
25/4/2 18:53
50歳の春
花形新次
自由詩
0
25/4/2 18:21
距離
夏井椋也
自由詩
11*
25/4/2 17:01
セイレーンの誘惑
栗栖真理亜
自由詩
2*
25/4/2 15:09
道化師のメロディ
〃
自由詩
0*
25/4/2 15:01
憂いのとき
〃
自由詩
0*
25/4/2 14:53
雲と風
ふるる
自由詩
5*
25/4/2 14:47
共振
ミナト 螢
自由詩
1
25/4/2 12:56
わが町
けいこ
俳句
1*
25/4/2 12:53
不幸
TAT
自由詩
3
25/4/2 11:03
六ちょう
林 理仁
自由詩
2*
25/4/2 10:47
難解:創作環境を整えること
足立らどみ
散文(批評...
1
25/4/2 8:31
独り言4.2
zenyam...
自由詩
0*
25/4/2 7:52
雨のこと
プル式
自由詩
4*
25/4/2 7:49
君の寝顔をみていると
佐白光
自由詩
3*
25/4/1 23:48
エイプリルシャワー
大村 浩一
自由詩
13*
25/4/1 23:00
迷い路
レタス
自由詩
7*
25/4/1 22:58
詩想、新たReality
ひだかたけし
自由詩
4
25/4/1 22:13
よるにいどうする
fujisa...
自由詩
6
25/4/1 21:22
しょうねん
〃
自由詩
1
25/4/1 21:21
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
加筆訂正:
レンガと人形
/
竜門勇気
[25/4/3 11:06]
改行調整
雨のこと
/
プル式
[25/4/2 7:55]
犬は雨→雨は犬
0.54sec.