もうセイシンは隅々に残っていない
びた一文、かすりもしない
一筆書きの短い眉がふたつ
戦場のように廃れはてた顔面を二つに
引き裂かんばかりに離れて
てん   てん
脂肪の表面を剃刀でうすく ...
オイスターバーで牡蠣を食べてから

その人が知っているバーに寄る

ハイボールの入った錫のコップ

水玉がたくさん

ひいやりとした感触


別々の駅だから

私は地下へ ...
幻のような町にいた どこかで風景が流れる光景を眺めていた 音のない世界だった 時折誰かとすれ違った気がした なにも見ないようにしていた 鳴いている仔猫を見かけた気がする 歩道橋の階段を登り 車の流れる ... 宵の口

街灯が灯る

あの坂を見上げたら

鼻の奥がツンとした
愛の言葉が尽きない
恐らくは永遠に
死んでも尽きないでしょう
私は死を恐れません
その向こうに何かがある
私とあなたと
死んだ後も一緒に
ほら空から聞こえてくるでしょう
オルゴール── ...
かつてそこにあった屋敷を眺める僕
いつもクラシック音楽が流れていた
塀で囲われて中の様子はわからない
僕のクラシック人生のように
安定感があっても大切なものが見えなかった

ある日養生シー ...
今日の飯、うーーーーーーーまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
トンカツ、サイコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーやーーーーーーーー
たまらんわーーーーーーーーー

また ...
風の日の(長い改行)花筏
喧噪 人混み 遠くなる明日


もう二度と、(もう二度とともう二度二度ともと二度ともう)思い出さない
胸締め付けられる想い

月日が流れ君が僕を忘れても尚のこと僕は君の面影を追い続ける
それは〝アイシテル〟なんかよりももっと深い意味を成す言葉

もしも白い幻(ユメ)の続きを僕の心に遺したら
...
苦く甘やかな時の既に過ぎ去り
撃ち落とされたバタフライ、
掴み取りにいくこの場所にて

複雑に絡み合った人生因果を
少しずつ解いては閃光走り

(クスリはもう効かない
自らがクスリに成 ...
さりげない正午にそっくりな
仲間意識と飽和水溶液
半ば強引に立ち並ぶ一輪車
褪せた水色
左腕のギプスで響かせる
小さな夜の曲と それから
引かれた机に挟まれる
ギンガムチェックのランチョ ...
詩読み人のひとりごと

心臓の表面に張り付いた固定概念という
古さびたシールを剥がす作業のツールに
詩が最適なので利用した(詩を読んだ)
○「関税」
トランプじいさんのひとつ覚えは
もう聞き飽きた!
これからトランプ遊びはジジ抜きにしようよ

○「ショッキングな事実」
「引き取り手のない遺体
23年度全国推計
4万2千人 ...
サラエボという地名なぜか気になって調べてみても何故か梅の木 狂い咲きいわれる前に罵るは季節を速め元に戻るし、、、 偉そうに発言できる僕たちは
悪しき平和におかされている、、、
これはロックだと思うこと、どうぞ。
ゴッホをゴオグと呼ぶこと
君が君らしく居るコト
それが私にとってなりより好きなトコロ
オトコらしいだとか
オンナらしいとか
そんなのはカンケイない

ただ君は君らしくいさえすれば
それでいい
自分の目標を持って ...
運命の歯車のように廻る車輪
ギシギシと音を立てて銀色の自転車を走らせた
僕の頭の中はただ金の事ばかり

〝ムダ使イナンカ、シナキャ良カッタ〟
そればかりがまるで僕を責めるかのように鋭く突き刺 ...
あの時
のぼくは何を思っていたのだろう
色欲にまみれて本性をうしなっていた
いまは瀬戸内寂聴さながらに煩悩即菩提を受け入れた

香を焚き
灯を点し
経を読み華を散らし
鐘を鳴らし
生 ...
空が灼け落ちた跡に残る鳥影は
もはや輪郭ではなく黒曜石の断面であった

そこに指をあてると微かに温度があり
それを痛みと呼んでも差し支えないと思った
喉奥に残る違和感は
言葉の幼生が死に絶え ...
蓮の土を変える

去年の濡れた泥から蓮を取り出して

腰気をつけて

遠くに雲が見えて

大きくて元気の良さそうな蓮の根を

選んで 選んで 腰に気をつけて

泥を洗って

...
私はあなたに
泥のような愛を浴びせ続けている
いまも それでも
ものともせず 輝いて
あなたが 愛を
ものともせず

立ってもいない
泳いでもいない
ふらふらと揺蕩っている
...
とほひ日の思ひ出
未来未知から波打ち
到来するその時に 、

もうクスリは効かない

自らが薬にならなければ
白目が灰色に染まりはじめる
黒目が必死に見つめるもの
白目を穢して
黒目に映る暴力の影
白目は不安から恐怖へ
黒目がきらりと光る
白目は恐怖から絶望へ
黒目が執拗に見つめるもの
白目が ...
情けなくも迷うのか、それとも、情けとともにあえて
迷うのか、とりあえず、抒情とともに迷うということ
にしておこうか。情迷という態度を貫いてみる、人は
常に迷いとともにある存在であり抒情とは人にと ...
○「説明」
人に説明できないことは
やらない
ようにすれば
道を踏み外すことはないだろう

○「眠れぬ夜」
オンラインゲーム
SNS
ユーチューブ
眠れぬ夜はつづく

○「人生 ...
狂った国土で正気を保つのはむつかしい
猫なで声が
泥で出来た人形たちを踊らせ
盲いた人たちが
拍手喝采する枯野のアンフィテアトルム
野糞を始末するトイレは
すぐに壊れた
だれもが
口か ...
色彩の無いまだ
生物未満のものが
漂う原始のような海で
わたしは風の匂いを嗅いだ

ここにいる理由を
誰が説明できるだろう
ここにいる意味を
誰が否定できるだろう
ざわめく孤 ...
「規範」

この学校の主旨目的は中途退学者或いは諸事情により不登校を余儀なくされている生徒を受け入れ
新たな学童精神に基づきその教育理念の向上に、ささやかな、且つ熱意ある灯火を付与するために ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
われら現代ニホン人の肖像室町 礼自由詩3*25/4/16 8:14
福島で別れ花野誉自由詩3*25/4/16 6:57
pale a irryinx自由詩9*25/4/16 2:46
逢えない人花野誉自由詩2*25/4/15 22:01
私たちは音楽に合わせて杉原詠二(黒...自由詩3*25/4/15 21:25
瓦礫の旋律自由詩3*25/4/15 19:12
長い声林 理仁自由詩2*25/4/15 17:29
花筏はるな短歌325/4/15 13:34
甘い面影栗栖真理亜自由詩2*25/4/15 10:56
バタフライひだかたけし自由詩4*25/4/15 9:53
hiru no koto饂飩(うどん...自由詩325/4/15 9:19
詩読み人のひとりごと足立らどみ自由詩3*25/4/15 8:38
独り言4.15zenyam...自由詩2*25/4/15 7:42
サラエボ足立らどみ短歌3*25/4/15 6:03
狂咲短歌1*25/4/15 5:59
ヒマジン短歌225/4/15 5:50
ロックって何ですかね会議室25/4/15 3:34
君はキミらしく栗栖真理亜自由詩2*25/4/15 0:38
欲望の歯車自由詩2*25/4/15 0:31
虚空レタス自由詩3*25/4/15 0:20
喉痕中沢人鳥自由詩125/4/15 0:06
鉢の土を変える秋也自由詩225/4/14 23:19
はるな自由詩425/4/14 20:13
五行歌、く す り(改訂)ひだかたけし自由詩6*25/4/14 19:26
eyes自由詩9*25/4/14 18:54
情迷岡部淳太郎自由詩325/4/14 16:46
独り言4.14zenyam...自由詩1*25/4/14 15:49
ユニオンの悪夢室町 礼自由詩4*25/4/14 9:11
色彩たもつ自由詩2*25/4/14 5:14
私立女星川学園(総合専門高校)洗貝新散文(批評...3*25/4/14 1:34

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