小さな石だ
私は
魂の熟れた
いのちのよろこびだ
大切な悲しみの
沈黙をする青空に
拝礼をして
「みんなありがとう」と
つぶやく
小さな私
もう、あまり、くそっ、とか想うことはない
かと想っていた
ま、下品な言葉使いだから、そう云わない
とかいう意味ではなくて
あまり、他人を羨ましく想わず
いられるようになったからかなと ...
私は
詩人ではないのなら
よかったのに
詩人を誇りに想う想いを
持たない詩人なら
まだよかったのに
私は
詩人でなんか
なくてよかったのに
繊細な気持ちや
センシブルな孤独 ...
人海の波に揉まれ
迷子になる
波浪 波浪
他人の岸辺は
良く見える
真珠を握りしめたまま
波浪 波浪
飲み込まれ
藻屑となる
恋しきは 里に飛び交う村スズメ トンボもメダカも 消えた 山川
〇路上
走るマイクロバス。
〇マイクロバス・車内
山ヶ崎青原一座全員が乗っ
ている。並んで座っている
教平と美花。
美花「高野くん」
教平「はい」
美花「あ ...
(作品をお読みいただくにあたって)
本稿は、シナリオコンクール(第49回城戸賞)において、二次選考を通過
したものの改編稿となります。
また、本稿には劇中劇、また登場人物の台 ...
日付が変わったくらいから、雨が降り始めました。昨日は日中もそれほどの暑さではなく、扇風機などかけていると涼しいくらい……お昼過ぎくらいからうとうとと寝ていたのですが、午睡のさいちゅうに母方の叔母が父 ...
あの日から
降り止まない雨 、
心の奥底から言葉を溢れさせ
顕れる魂の穿つ隙間から
零れ落ちる光滴たち
無数に煌めき散逸する 、
終わらない旅路の最中
訪れるもの一つにさえ
...
○「民主主義の限界」
平和時は話し合いでも
戦争になると勝つか負けるかだ
プーチンやネタニヤフをだれも止められない
○「老人と若者」
若者は希望に生きるが
年寄りは思い出に生きる
...
梅雨が明けてもあたしたちは
その雨が降って来るのを空をみあげ
今日こそ虹をみるんだとぼんやり待っていた
そのときこそありがとうと云えるという
溶け始めたグラスの氷み ...
正しくない朝は苦しい。正しくない夜よりもずっと苦しい
ごみ収集車が、駅前の店のごみを集めにきている、瓶が重なる音がする。
あと少し、ぜったいに、大丈夫、と思いながら、何度もまちがえた。
...
宇宙の中の地球の上で
人間は色んなことを考えている
手を伸ばしたり
スタスタ歩いたり
背伸びをしたりして
生きていることを確認している
公園の砂場で遊ぶ
子供の笑い声は楽しげで
...
母との待ち合わせ場所へ行くには、駅からかなり歩かねばならなかった。この場所のように、都市とそのベッドタウンと、そのベッドタウンではたらく人々が仕事以外の生活をする場所に、まだ適切な名称はないのだろう ...
枕を涎で濡らしている、目を開けたまま横になっていると二人の顔は耳たぶが触れあわんばかりに寄り添っていた、押し黙っていたことを書き終えていた、ということなのかもしれない、指先を茶色にして、あの人 ...
あの人も居なくなった
この人も居なくなった
そうなんだ 、そうなんだよね
、
あっちで皆んなそれぞれに頑張って!
こっちで僕らもそれぞれに頑張って!
東京の空は狭いというけれど 私には丁度いい
見渡す限りの 見渡す限りの大空は
大きすぎる 私の思いが馳せるには
上下をビルに区切られた 限りある空は
ほっとして 丁度いい
辛ラーメンでぷでちげつくったった
柔らかな手が
流し台の周りで
流れるような
仕草
トントン
まな板が鳴る
目覚めた
部屋の天井
シンとしていた
遥かな宇宙の果てにまで
私の想いを運んでいきたい。
聖なる力の発する焰の中で
心が更に熱くなれるように。
目標を目指す意志の営みの中で
私の思考を存分に働かせたい。
思考が永遠に生成す ...
窓の外は総てたわいない挿話である。熾火が時を経て蛍を遺し鮮明に刻印する思考濃度を確かめる。足を止めたときに憑かれる、いつか。術はまるでひどくおかしいのか、空穂舟はびしょうへと降下するんだって。あから ...
人の数だけ
いろいろとある
あって当然
私も
その内の一人
・
いいも
悪いも
これも運命 天の自由だ
ああ 存在の数だけ
運命もそれぞれにある
・
さまざまな ...
魂といういのちは
世界と共にある私で
風光る風
空の涙・・・・・・
蜩の愛の歌声だ
なぜ自分が生かされているのか、分からなかった
生きたいと思いますかと聞いたら
生きたいと思うと言っていた
生きたいと思えるほど…
どうして
ひとつ覚えておきたいのは、
そんな質問 ...
化粧仕上げの眉毛が今朝も
上手く描けずに諦める
近ごろ 見慣れてしまった肌の弛みも
あなたらしくていいじゃないと、
鏡の精に慰められて
梅雨の明けない早朝、雨は少し降っていて
私は散歩するのをやめていた
できれば行きたくないな
という気持ちを後押しするように、小雨ではあるが
雨はひび割れたアスファルトに落ちていた
ふと昨日の ...
絵具をのばして色を確かめる
書物の行方をめくってみる
思いつく言葉の先に何があるのか
風はどこから吹いているのか
水辺の四頭の馬
あの時なくしたものは戻って来ない
あの時はなした指 ...
一握りの朝が
窓をすり抜けてこの部屋に入って来る
朝焼けの美しさとは永遠に近いんだから
その朝は遠慮なく
トランペットで
だれもが起き出すやさしいメロディーを
奏でてくれればい ...
酔い酔いて
独り旅ゆく
我が身かな
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
※五行歌「魂の熟れた」
こしごえ
自由詩
4*
24/7/18 22:38
※五行歌「小さな私」
〃
自由詩
4*
24/7/18 22:37
爆暑!
秋葉竹
自由詩
3
24/7/18 21:40
せきらら
〃
自由詩
2
24/7/18 20:29
SN
海
自由詩
4*
24/7/18 19:23
農薬でスズメも昆虫も居なくなったふる里
星野つばき
短歌
1
24/7/18 19:16
第49回城戸賞二次選考通過作品シナリオ【銀木犀の樹の上で】改 ...
平瀬たかのり
散文(批評...
1*
24/7/18 19:08
第49回城戸賞二次選考通過作品シナリオ【銀木犀の樹の上で】改 ...
〃
散文(批評...
0
24/7/18 19:05
ある日の叔母のこと
朧月夜
散文(批評...
5*
24/7/18 18:08
降り止まない雨のうた
ひだかたけし
自由詩
5*
24/7/18 17:19
独り言7.18
ホカチャン
自由詩
3*
24/7/18 8:20
夏の虹のうた
秋葉竹
自由詩
4
24/7/18 8:05
メモ
はるな
散文(批評...
2
24/7/18 5:59
踊ってごらん!
久遠恭子
自由詩
6
24/7/18 4:47
タイトルを持たない、
パンジーの切...
散文(批評...
2
24/7/17 22:57
_
それがあるた...
自由詩
1
24/7/17 21:28
五行歌、それぞれにそれぞれの歌・亡き高橋巌師の魂に捧ぐ
ひだかたけし
自由詩
5
24/7/17 21:27
東京の空
短角牛
自由詩
5*
24/7/17 20:37
めも
うし
自由詩
0
24/7/17 20:27
柔らかな手
海
自由詩
5*
24/7/17 19:15
*死者の言葉
ひだかたけし
自由詩
5*
24/7/17 17:52
Invisible奇候
あらい
自由詩
1
24/7/17 17:20
※五行歌 三首「人の数だけ いろいろとある」
こしごえ
自由詩
3*
24/7/17 14:54
※五行歌「世界と共にある私で」
〃
自由詩
3*
24/7/17 14:53
傍に
四十万 紗羽
自由詩
3
24/7/17 10:31
五行歌 一首「眉毛」
リリー
自由詩
4*
24/7/17 8:54
ハナアブ
山人
自由詩
10*
24/7/17 6:11
水辺の四頭の馬
石瀬琳々
自由詩
9*
24/7/17 5:07
そのままのままで
秋葉竹
自由詩
3
24/7/16 22:38
別離
レタス
俳句
5*
24/7/16 22:06
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
0.51sec.