アナログレコードが、もてはやされると、
もはやひねくれている僕は、
CDの肩を持ちたくもなる。
CDは軽いしかさばらないし可愛いじゃないか。
それに、拘っているレーベルだと、つくり込みも丁 ...
裸木の梢が揺れている
春の匂いが漂う大気に
カラスの子らが群れをなし
春の肉感をついばんで
新たな季節の到来を
心底喜び身を震わせる
春を孕んだ大気のうねり、
若芽はもう膨らんで
...
夜には
僕の肉体は
さらさらさらと、
カーペットの上へ落ちていきます
はだのいろがあおく
こころのいろもあおく
人と一緒にいることに
適さない生物になっているのです
僕は
...
暖かなもの全てが鉛色の死に沈み
永遠は半旗のように項垂れ
希望が蒼い地図のなか迷子になる
顔を背けた神々と姿を現す悪魔たち
剥き出しの恐怖が白い小部屋に充ちるとき、
残されたことは全 ...
僕はマリオネットである
ただ、本当にマリオネットという訳ではない
まるで、マリオネットの様に動くからである
人にこれを買って来いと言われたら
すぐにでも買いに行く
人にこの仕事をお願いし ...
溶けていくチョコレート
だらだら伸びて
いつか水溜まりに
沈んでいくのは
わたしの想い
消えないまま
濁っていく
なにぶん英語が苦手なのでスペル間違えてるかも
人間生まれて息を引き取る迄に果たして何回呼吸を繰り返すんだろうな?
そんなの考えるに値しないの
かな
考えるに値しない事を
生活に何 ...
何となく過ごしている
何となく仕事している
鏡に映った顔が
元気なオーラではなく
少し濁った感じ
ストレスが消えれば
元気な色に変わる
見た目も変わる
鏡に何でも映り込む
...
追いかけては払い 戻され
血の渦が逆流する
沼地に咲く菫 六月の花瓶
雑草をなめる一匹の小羊よ
睡る白い乳房の傍らに
ときに割れた皿で心臓をえぐり
手相が ...
定年を理由に整理解雇されてから失業者になった
無職という存在になってから
十ヶ月近く無為に過ごしてしまった
その間社会から必要とされない人間になってしまったという思いに苛まれた
月 ...
どうせ死ぬんだからさ
生きている間は楽しまなくちゃね
そんなの誰だって思うことだけどさ
現実は
この世の中楽しめる事より
楽しめない事の方が断然多くてさ
たとえば
セックスなんて ...
耐えきれないことを冷蔵庫に押し込んで
明日の朝になれば食べごろになったりして
そうやって生きていくそうやって目を覚ます
多くの間違いのたったひとつだよ
また増えても大丈夫
消 ...
この温もりを
凍らせて保存できる冷凍庫
それがあなただった
最後ハ僕ガ星屑ニナル
邪魔スル重力
全テノ言葉ヲ捨テタ
体ハ透明ナ換気扇
皆ガ眺メル夜空ヲ
唄ニシテ残セル人ヲ求ム
此ノ宇宙ニハ使エル
魔法ガ何モ無イカラ
ひっ算を宙に書き、あの子は何やら計算中。
恋の公式を利用して、成就の確率を計算中。
人生はなんて豊かなんだろう。
昨日は、あんなにもいい日だった。
記憶を引きずることなく過去を全てしる者。
君が笑えば、私も笑う。
大いなる全体となった私は、
宝石を花の上 ...
使い捨てカイロを落としていく
それは伝えられなかった言葉
それは多く貰い過ぎた釣り銭
行き場のないものを踏み締めるのが
過去だと思って歩いて来たから
足跡はやがて発火するだろう
古いかさぶ ...
おばあちゃんの知恵は生きていて
呼吸をしていて
役に立つ
おばあちゃんが死んで
知恵は知識になった
ある日
知識が空から落ちてきて
若者が拾い上げた
若者は
知識を手に入 ...
遊べや遊べ わらしべ一本
わらしべ一本 遊べや遊べ
遊びをせむとや生まれけむ
誰もが一本のわらしべ握り
明日は長者か乞食ぼうずか
種もみの実りを待たずさり
中洲で噛みあう ...
はいずりをするきみのお仕事は
周りの人を笑顔にすること。
口の端っこをぎゅっと上げて
上と下に二本ずつ生えた白い歯を見せながら
声を出して笑っていよう。
「そこにいるだけでいいんだよ ...
手をついて立ち上がれば
ママの顔がいつもより近くで見える。
「偉い・偉い。よく頑張ったね。」
きみを褒めるママの隣では
随分前に亡くなったおじいちゃんが
くしゃり。と目元や額や口の端 ...
はいずりをする甥っ子が
何かを目指している。
上半身を起こしつつ
片方の後ろ足を蹴り上げ
前へ・前へと
何かに向かって。
生えたばかりの白い歯を見せながら
「うーっ。うーっ。」と ...
日の下の世界はままごと、すべては形式
内容を尋ねども、渇望を知るばかり
徒労の夜をなだめる杯に
仮初めの真理と陶酔が満ちる
いったい、渇きと慰めのほかに
あるいは、地上に注がれた商品群と ...
きみの発する言葉ひとつひとつから
ぼくの体温を感じ取って、
それは甘ったるくて
しつこくて粘ついていて、
どうもぼくの世界には
合わなかった
それだけだったのに
今は無性に味気ない
...
波を押し返そうとするみたいに冷たい風がひっきりなしに吹き付ける二月の海岸には僕ら以外人っ子ひとり居なくて、そのせいで僕たちは足跡ひとつついていない砂の上を多少の引け目を感じながらずっと、アイロニカ ...
楓は老いることで色づくのだと知り
見事だと思った
去年の事
もののあわれといとおかし
桜より梅がいいなと思う
今日この頃
桜が咲 ...
あきまへん
そんなおっきいちんちんでは入りしまへん
あっあっ
痛い、痛い
うちのアソコが
壊れてしまいます
「止めろ!僕のお母さんに何をするんだ!」
「うるせえ、ガキはすっこんでろ!」
...
末っ子で、鍵っ子で、角っ子で、隅っ子の僕です。
これだけヒントをあげたんだから、早く迎えに来てね。
僕は不自由に踊ってる
誰かが使ってる暖かな暮らしのせいで
そうせざるをえないんだ
楽しそうに、朗らかに
時折鼻歌さえ混じえながら!
こんな愛おしいものを
ミツバチみたいに奪ったのは ...
いつもとは違う道を選んだ時
修正液を捨てようと思った
迷ったら綺麗に消すより境界を汚す
そんな歩き方が好きだったから
着慣れた制服を脱いだ時
白線を渡る人を思った
手を繋いだり離したりして ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
君は音楽を何で聴いたか
はだいろ
自由詩
1
20/2/15 17:49
初春1
ひだかたけし
自由詩
3
20/2/15 14:12
のぞみ
秋葉竹
自由詩
3
20/2/15 13:01
焼尽
ひだかたけし
自由詩
4
20/2/15 12:34
マリオネット
瀧石夢真
自由詩
4
20/2/15 11:57
渡せなかったチョコレート
卯月とわ子
自由詩
3
20/2/15 11:15
Brethnig 呼吸かな
こたきひろし
自由詩
2
20/2/15 6:45
鏡
夏川ゆう
自由詩
2
20/2/15 5:34
母の死
アラガイs
自由詩
5*
20/2/15 3:41
ハローワークにて
こたきひろし
自由詩
1
20/2/15 1:18
どうせ死ぬんだからさ
〃
自由詩
2
20/2/14 23:59
私の間の大きな骨
カマキリ
自由詩
2
20/2/14 23:42
温もり冷凍庫
イオン
自由詩
0
20/2/14 21:58
星屑のバラード
ミナト 螢
自由詩
0
20/2/14 19:39
ひっ算
クーヘン
自由詩
2*
20/2/14 12:41
黄昏の接吻の走馬灯
viraj
自由詩
1
20/2/14 11:46
道
ミナト 螢
自由詩
1
20/2/14 9:38
おばあちゃんの知恵
パン☆どら
自由詩
2*
20/2/14 8:22
わらしべのかげ
帆場蔵人
自由詩
4*
20/2/14 4:21
よちよち
梓ゆい
自由詩
1
20/2/14 4:17
たっち
〃
自由詩
0
20/2/14 2:55
すすめ・すすめ
〃
自由詩
0
20/2/14 1:55
空杯
matiri...
自由詩
0
20/2/13 23:25
ハッピーチョコレート
都築あかり
自由詩
1
20/2/13 22:33
あの娘は灰色の中に消えた
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
20/2/13 22:32
春一番が吹いたそうです
かば
自由詩
3
20/2/13 21:31
お母さんが壊れます
花形新次
自由詩
0
20/2/13 19:23
っ子
クーヘン
自由詩
3*
20/2/13 12:36
goof,may be treble?
竜門勇気
自由詩
0
20/2/13 10:27
生きる
ミナト 螢
自由詩
1*
20/2/13 9:58
774
775
776
777
778
779
780
781
782
783
784
785
786
787
788
789
790
791
792
793
794
795
796
797
798
799
800
801
802
803
804
805
806
807
808
809
810
811
812
813
814
3.93sec.