競馬もネットで
簡単に出来るようになったので
わざわざ府中や横浜のウインズに
行く必要もない
グリーンチャンネルと日刊競馬と
スマホで土日はこと足りる
だから朝9時から
焼酎の麦茶割りを ...
大きな物語の終焉のなか個人の力で闘うことの限界を
ネット詩民であることの喜びが打ち消してしまって
むしろ、大切な何かが失われていくことが寂しい
朝吹亮二 慶応義塾大学教授
天沢退二郎 明治学院大学教授
鮎川信夫 英米文学翻訳家
荒川洋治 愛知淑徳大学教授、紫陽社経営者
安西均 朝日新聞社勤務
安東次男 高等学校教諭 ...
思ったことをぶつけることしかできない
そうやって生きていって
まよったまま
いつか死ぬ
それだけのことを
これからしていくだけなんだと
腹の底から思うと
わけもわからず
なんだか力がみ ...
何のはなしだかわかっているわね?
「え?」じゃないわよ
あなた、飛んだでしょ、また
空を飛んだでしょ? 夕べ
何とぼけて眼から光線出してんのよ
こっち見なさい、 ...
段々自分、
ひとりきりの自分を思い出している
昔からいつもノートを持ち歩いているので
「何を書くんだ」とよく父に怒られた
詩を書くとは言わなかった
ペンのインクが減っていきます
インク ...
コロナはただの風邪だって
あなたは言うけれど
たぶんそれは間違っている
恋はただの勘違いって
あなたは言うけれど
それもたぶん間違っている
恋
にわかには覚め難い
肺いっぱいに ...
頭ん中の電球が破裂して
覗き込んだ心ん中は真っ暗闇に変わっていた
俺は口が下手で
上手く意志と感情を伝えられないし
無理してそれをしようとしたりすると
緊張してしまうから
声が引きつっ ...
いつもと変わらない。
日曜は、子供の習い事の送り迎え。
月曜はラジオドラマの収録。
月曜から金曜は金を得る為に
活動する。
土曜は、また。子供の習い事の送り迎え。
いつもと変わらな ...
本気になれない自分がいる
今風に表現するならマジになれない自分がいた
的が外れてしまうかも知れないけど
たとえば
逃げ場のないところに追い詰められても
自らの拳を振り上げて闘えない腰抜け ...
人に話しにくい夢をみた
その夢はこんな夢
杉の樹だった
長い事ずっと杉の樹
星や森の理性が
ティンカーベルの様に幹を交流してた
そして山火事
白亜層の匂いで
目が覚め
さめた目をさ ...
...
僕と君はお互いに色を塗り合いたい
おしゃべりは絵筆の一刷き
互いにおしゃべりすることで
相手に色を塗り合っている
君は思い出話で僕を桃色に塗る
僕は仕事の話で君を水色に塗る
そうして互いの ...
残念だけどこの物語はここでおしまいです
眠る前に何かを思い出そうとすると
こんなふうに説明を受けて眼をさます
残念だけどね、残念だけどって
あのよ俺んちにガレージがあってさ
下だけコ ...
僕は時々思い出すのだ。あの頃、昔、僕が歩いていた景色を。そして、休日に訪れた店の、やや歳のいったマッサージ師を。奥さんが台湾の人で、ピータンをふるまってもらったことがある。あれは、安アパートに暮ら ...
昔、歌声が美しき姫君ありて
空も渚もそれは喜び
雲や花はそれを嘆き
彼女は太陽のように輝きて
いつしか戦の源となるが故と
何処ぞの爺が言った
刃を持つ従者に鳴り響く鐘
彼女は自らの死 ...
蜜の朝
蜜の朝、それは春で、くまたちは起きて蜜を舐めます。
弱いのも、おおきいのも、老いたのも、みんなです。
くまたちは優しくて、眠りすぎたくまにも、ちゃんと声をかけます。
けれども、青の家の ...
憧れ、夢、予感の
余韻の奥に輝くもの
わたしが私であって
私で在らぬもの
未知が胸奥から押し寄せる
感覚を越え
溢れ流れるこの今に
「あのー。」
23時過ぎ、私はいつも通りに既に寝る体勢に入っていた。
「あのー?」
男性とも女性とも言えない不思議な声が聞こえてきた。身体を起こすとそこには不思議な何かが掛け布団の上で毛づくろい ...
透明な姿になってしまう前に、
好きだった景色をこの目に焼き付けておきたいと思った
一喜一憂の中に浮かぶ心
きみの記憶に降り積もっていく色彩
過ぎ去って風よりも透明になったもの
寒い夜 ...
<批評対象作品>
詩の日めくり 二〇一四年十三月一日─二十九日
スマホを見ながら歩いていると電柱にぶつかり、額にこぶができた。
雪道を歩いていると足を滑らせ、尻もちをついた。
...
麻雀は好きだが
強くない
将棋やチェスもだ
思考のスタミナがないというか
麻雀ももって半荘
将棋は詰め将棋はまあまあ得意なぐらいだ
粘り強く考え続けることが出来ない
注意力散漫になって
...
「炎の惑星」
炎暑で痙攣する夏空の真ん中
涼風吹き込む洞窟に
途方もなくでっかい入道雲が
安置されている
SはNのプラグマティックな個室で
SF小説を嘗めたりして
可愛い旧式のロケッ ...
あやされて育った。雲の切れ間から赤い赤い血が滴る。
ヒロイックな風儀に巻かれないでください。
遊泳する中でも、これ、この指は本物です。
操るのでなく、触る、目を瞑る、と
この指先が、世界の中心 ...
真っ逆さまの光の頂
集めた八重歯を笊で濯いで
女は大きなアサガオの
白い蛾に似た花を吸う
小さな蜘蛛が内腿の
汗の雫に酔っている
生木の煙 風の筆
飛び交う無 ...
人類誕生から6千年
輪廻転生を信じるなら
何十回も生まれ変わって
進化して来たのかな
それでもこの程度の人生か
ちょっと計算してみようかな
例えばこの世で75年
あの世で75年とする ...
「漂流」
気が付くといつも善悪の島に流れ着く。
「地球動物園の《人間山》」
自分にどこか似ているが自分より脆そうな猿、そんな猿がいると、猿は安堵する。そういう猿の存在が猿山で ...
ちりちりん炙り大とろカンパネラともしび揺らぎ刻ははじまり
生来 勉強についていけなくて成績最悪だったけど
何としても高校だけは出たいと思い必死に頑張った
そして
地元の県立を受験したら合格した
だけど高校生活三年間もイジメにあってしまい
私 ...
超掌篇
予知通り、このひとと出会った。ホントにいいひと。でも程なく、このひとって肝硬変で死んじゃうのよねえ。で、そのあと出会う連中ってのがロクな奴らじゃないから彼のAIを作 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
賭ける
花形新次
自由詩
0
21/1/10 22:12
麻痺
足立らどみ
自由詩
1
21/1/10 21:59
詩人達の就労、及び副業
墨晶
散文(批評...
3*
21/1/10 20:36
自覚
道草次郎
自由詩
1*
21/1/10 19:55
そこに座りなさい
墨晶
自由詩
3*
21/1/10 17:38
ノート
由比良 倖
自由詩
2
21/1/10 17:31
冬の日
uminek...
自由詩
2*
21/1/10 16:08
頭ん中で電球が破裂した
こたきひろし
自由詩
4
21/1/10 15:59
いつもと変わらない
浮蜘蛛
自由詩
1
21/1/10 13:25
敗北者とか負け犬とか
こたきひろし
短歌
7
21/1/10 9:10
夢物語
道草次郎
自由詩
1*
21/1/10 7:00
素晴らしい詩を書く
幽霊
散文(批評...
0
21/1/10 5:59
色を塗る
葉leaf
自由詩
1
21/1/10 2:47
トライポッド・ジャーナル
竜門勇気
自由詩
2*
21/1/10 2:13
かつて、相模大野で
番田
散文(批評...
2
21/1/10 1:44
とある姫の偶像歌
月夜乃海花
自由詩
1
21/1/9 23:36
くま
はるな
散文(批評...
1
21/1/9 23:27
未知
ひだかたけし
自由詩
5
21/1/9 22:03
世界からもしも3つ消えたなら(短編小説)
月夜乃海花
散文(批評...
1*
21/1/9 21:07
浮遊憂いの目
水宮うみ
自由詩
3*
21/1/9 19:42
越境推薦 <詩の日めくりに寄せて>
津煙保存
散文(批評...
2*
21/1/9 19:19
打ち止め
花形新次
自由詩
0
21/1/9 17:57
五惑星物語
道草次郎
自由詩
3
21/1/9 13:42
ギター
由比良 倖
自由詩
2
21/1/9 13:25
中る
ただのみきや
自由詩
5*
21/1/9 12:55
転生するにもほどがある
イオン
自由詩
2*
21/1/9 11:29
漂流
道草次郎
自由詩
1*
21/1/9 8:59
鐘が鳴り
足立らどみ
短歌
2
21/1/9 8:22
学問の寂しさと引き換えに
こたきひろし
自由詩
5
21/1/9 7:38
AI
墨晶
散文(批評...
2*
21/1/9 6:33
774
775
776
777
778
779
780
781
782
783
784
785
786
787
788
789
790
791
792
793
794
795
796
797
798
799
800
801
802
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804
805
806
807
808
809
810
811
812
813
814
3.49sec.