人類誕生から6千年
輪廻転生を信じるなら
何十回も生まれ変わって
進化して来たのかな
それでもこの程度の人生か
ちょっと計算してみようかな
例えばこの世で75年
あの世で75年とする ...
「漂流」
気が付くといつも善悪の島に流れ着く。
「地球動物園の《人間山》」
自分にどこか似ているが自分より脆そうな猿、そんな猿がいると、猿は安堵する。そういう猿の存在が猿山で ...
ちりちりん炙り大とろカンパネラともしび揺らぎ刻ははじまり
生来 勉強についていけなくて成績最悪だったけど
何としても高校だけは出たいと思い必死に頑張った
そして
地元の県立を受験したら合格した
だけど高校生活三年間もイジメにあってしまい
私 ...
超掌篇
予知通り、このひとと出会った。ホントにいいひと。でも程なく、このひとって肝硬変で死んじゃうのよねえ。で、そのあと出会う連中ってのがロクな奴らじゃないから彼のAIを作 ...
閉館前の図書館の灯りを後にして、その子供は夜道を、ひとり自転車を漕いで帰った。前輪の上の籠の中で借りた本が揺れていた筈だ。それは、遡って、学校から帰るとすぐに団地の住まいから4キロメートル離れた図書 ...
いつもよりも暖かい
元旦の寒いイメージとは違い
過ごしやすかった
親戚が集まって賑やかになる
お節料理を食べながら会話
愚痴のようなこと
全く話すことはなく
新年に相応しい内容ば ...
今日の予定だとか
そういうことよりもずっと前に
今、ということが
どういうことだがわからない
それだからいつも
前の一行をかっぱらってしまって
髪を切ることも忘れて
町へ出ていくのだ ...
美しくなりたいと言って、僕はきみと同じように美しくなりたいです。
同じお店でブローチを買ったり、帽子を試着したりして。
天国に行くよりも、きみがいるこの世に
もう一度生まれたい。
そう思えた冬 ...
{引用=だから森は
透明色の
青ほたるぐさ
傘をとじ
ぽたぽた垂れる
し分音符
ちどり足の
ケ・セランパサラン
忘失の風
岬あやうく
フレアスカートのように
はためき ...
死の影を踏みながら咆哮する血液の垂れ流しざまを嘲笑して落陽を迎え、薄い刃物のように刺さる冷気を抱きながら二十世紀の昂ぶりに打たれて我を忘れていた、過去は嘘に近いリアル、現在はただの空気、未来は夢物 ...
実はアメリカが嫌いではない
何度か行ったカリフォルニアは
ゴージャスおねえちゃんが一杯で
「イッツアカリフォーニャー!」だったし
ニューヨークのバーで
トム・ウェイツみたいなダミ声で
...
俺は朝から何も食べていない、
ひたすら吐き気の塊だった
静けさに沈む
何もない
静けさに沈む
足場を欠く
俺の肉体と意識は解離したまま、
冬陽の芳香を嗅いでいた
それは明る ...
ここは独房
ここは当直室
ここはギアナ高地
ここは素敵な草原
ここは最後の病室
ここにいるということ
どこであっても わたしがいるということ
外にいるのは刑務官
外にあるのはたくさ ...
水底の声が叫んでいる
水底の声が叫んでいる
どうしようもなく救いのない
どうしようもなく光のない
隔離された孤独のなか
閉鎖された闇のなか
水底の声が呻いている
水底の声が呻いて ...
星屑も、パン屑も、人間の屑である僕も、みんな、いつかは許されて。
屑としての命、その日がくれば白粉となり、神の一吹きで翔んでゆく。
冬の分厚い雲にとざされた
細胞内共生説
のような太陽の下を歩いていると
ロケットに括り付けられた
葉緑体の
気分だ
真空空間はエナメルのペトリ皿
おれは
スポイトの
遊星で爆発する
一個
半分こ
二個
丁度
三個
幸せ
四個
満足
五個
アンバランス
六個
拒否
七個
怒声
八個
終了
一個
丁度
僕は時々ぼんやりと何かを見つめていることがある。代々木公園を訪れたときに、そこで、すでに失われた落ち葉の上に立ち尽くしながら。初夏の、遥か遠くに広がる木々を見つめながら。秋のそこからすでに失われた新緑 ...
ぼくらが生まれてからというもの
100万円は100万円の顔をすることに
ずっと勤しんでいた
経済ことは判らない、が
100万円の顔が
他のいろんな顔になる路を何故尽く塞いだか
だれが、なん ...
ゆるやかな
「おやすみ」をもたらす為
優しさと弱さとが
乳がゆの双樹のあいだを
ずっと行ったり来たりしていた
蜃気楼のような風は
まだ
滞留していた
鋏を入れられた手紙は
彼岸は
...
生身の人間は気持ちが悪い
高校のときの
国語教師は定年間近の
婆さんだったのだが
いつも両手一杯に荷物を抱え
学校の行き帰りをフラフラしながら
歩いていた
その婆さんは俺の担任なので ...
そうこうしている間にも
中国では動物園に展示されてそうな
キュートな野生動物を
紅白二種類のスープかなんかで鍋にして
丸テーブルを囲んでみんなで
食っているので
新しい動物由来のウイルスに ...
令和三年・一月三日
三が日の間に息子孝行しようと思い
{ルビ周=しゅう}の小さな手を引いて
川沿いの道をずんずん、歩く
野球場の芝生を
解放していたので
そのまま手を引いて
ずん ...
仄かに明るいこの冬日
雪は遠くで降っていて
陶然と一陽に木霊する
数千数億の銀河の渦が
降ってくるよなこの今に
艶めく若芽の燃え出づる、
感覚知覚を越えてゆく
未知なる時を紡ぎ出 ...
普段は気にも留めないのだけど
ふと気づくと
時があっという間に過ぎている
それにはしっぽも前髪もないので
つかまえることができない
天気予報では雪だったのに
外れてただ寒いだけの日にな ...
私は誰も幸せには出来ないと知った
空は暗くて私はひもじい
昼間は薬を飲まなくなった
薬に慰められるのが嫌になったから
今私は万年筆でかさかさ書いていて
万年筆の先だけが私の友達だ
...
「アフリカ大陸は残してもらう」
金に困って
地球は質にいれた
おやじにどうしてもと頼み
アフリカ大陸だけは
手元に残してもらった
帰ってすぐ
如雨露で水をやる
サバンナに
雨 ...
そう言えば、
ボノロン12月号、癒されました。泣きました。
ピアノ好きには必見でした。
https://www.goo.ne.jp/green/bonolon
着信
始め
友達
次
本人
三度目
警察
合掌
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
転生するにもほどがある
イオン
自由詩
2*
21/1/9 11:29
漂流
道草次郎
自由詩
1*
21/1/9 8:59
鐘が鳴り
足立らどみ
短歌
2
21/1/9 8:22
学問の寂しさと引き換えに
こたきひろし
自由詩
5
21/1/9 7:38
AI
墨晶
散文(批評...
2*
21/1/9 6:33
行方
〃
自由詩
2*
21/1/9 6:05
新しい年を迎えて
夏川ゆう
自由詩
3
21/1/9 5:21
真っ白な模写
miyaki
自由詩
1
21/1/9 2:57
愛を貪る獣
おろはげめが...
自由詩
0
21/1/9 0:55
酔生と透過
道草次郎
自由詩
0
21/1/8 23:58
また瞬きがお前を惑わすだろう
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
21/1/8 23:04
さようならトランプ、さようならアメリカ
花形新次
自由詩
1
21/1/8 21:32
芳香
ひだかたけし
自由詩
7
21/1/8 19:19
HERE IS
kawa
自由詩
2*
21/1/8 18:53
殺された水底の声が
ひだかたけし
自由詩
5
21/1/8 18:26
屑
クーヘン
自由詩
3*
21/1/8 15:09
冬の惑星で
道草次郎
自由詩
2
21/1/8 12:56
卓上
ヨロシク
自由詩
3
21/1/8 8:03
原宿の落ち葉
番田
散文(批評...
4
21/1/8 1:17
退廃の感
道草次郎
自由詩
0
21/1/8 0:05
スジャータのいない惑星の悉達多
〃
自由詩
0
21/1/7 23:42
人間は気持ちが悪い
花形新次
自由詩
2
21/1/7 22:44
新型ウイルス
〃
自由詩
0
21/1/7 20:31
野球場の夢
服部 剛
自由詩
4
21/1/7 20:19
越えてゆく
ひだかたけし
自由詩
4
21/1/7 20:12
小箱
そらの珊瑚
自由詩
7
21/1/7 15:16
別離
由比良 倖
自由詩
1
21/1/7 12:01
アフリカ大陸は残してもらう、他
道草次郎
自由詩
2
21/1/7 11:09
ピアノをひくねこの巻
足立らどみ
おすすめリ...
1
21/1/7 8:06
報
ヨロシク
自由詩
1
21/1/7 8:01
775
776
777
778
779
780
781
782
783
784
785
786
787
788
789
790
791
792
793
794
795
796
797
798
799
800
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808
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810
811
812
813
814
815
3.32sec.