六畳の部屋いっぱいに
写真を並べて
二人で黙って整理した
思い出は語らない

海の写真を 見せて
と言ったら
あなたがどの海?
と聞いた

今じゃなくて
私が死ぬとき

二人 ...
夜を越えて
どこへ行く
朝を待って
何がある
わからないから
荷物を詰めて
明日の海を見に行こう
闇の深さは
病みの深さ

手を取り合わないと
生きていけないハンパ同士

あなたが私を許すのは
誰かに許されたいあなたの闇

でもそれ
私じゃないね

あなたは誰に
許してほ ...
夢の中でさえも

わたしはあなたに失恋してた


その綺麗な瞳に少しでも映してほしくて

必死にあなたの気を引こうとしたわたしが

唇から溢れさせた言葉は陳腐なものばかり

柔ら ...
1.

ベランダのむこうに
海がひたひたと満ちてくる
だから駅前のコンビニも
24時間のスーパーも
どこも沈んでにじんでいる

空の冷蔵庫のなかで
たっぷりと寝た肉を吊り下げて
夜 ...
ごめんというがいうだけの曼珠沙華

液体のよう{ルビ月日=げつじつ}無碍ながらも初秋

薔薇の顔は神の刻限にはや棄てた

空をみてそらに対峙できずに

きづいたら何も無く泥だまり。 ...
言葉に浮かぶ小さな涙かな
月に静かに愛を垂らしましょう
眠りなさい
愛の女王は囁いて
光はベールとなり、私を包んで溶けていく

優しい乳白色に身を委ねて
一緒に踊りませう
月の光よ
...
伝えたい事がたくさんあって 全て片手でひょいっと仰げたらと思い
ちゃんぷるー文化の谷折りの部分を思い出し
ひとつひとつ前進に全霊を重ねて 今ここにいる

人ひとりひとりが特別でみんなみんな最高 ...
いままでもこれからもそしてこれらもみんな未詩シッピ


{引用=うそつきは}

ひとりはたのしい
ふたりはうれしい
さんにんはさびしい
よにんはおいしい
うそつきはだれみんな

...
ひっそりとした
裏庭を
歩く

真昼でさえ
陽の届かない所で
苔は石垣にへばり付き
雪の下はそこここに生え
南天や藪柑子は上へ伸びる
そして
辺りを地の神が見張っている

冷え ...
もうおわりだと口に出して何度それを言ってそのたびに母の心をキリキリさせたか知らない
不登校だったとき
高校を3日で退学したとき
大学でうつになり死にそうだったとき
引きこもっていたとき
働き ...
モスグリーンの空
淡いピンク色の雲から
紅白ストライプ
包み紙にくるまった
パイナポーキャンディー
降ってきた

僕はタイヤを
パイナポーの輪切りに替え
シースルーカーで
ドライブ ...
自分は考えもせず
よくのうのうと生きてる
薄いレモン水にすら
ならないような
どうでもいいようなものを
せっせと捨てて

夜中目が覚めて眠れないでいると
聞こえる雨

見えないホワ ...
嵐の後の
落つるべくした葉
散水の後
規則的な送迎車

私はそれを見ている
人と人が出会う
そんな音を聞いていた

つらいこと、の跡を見つけた
誰かにとってであって
誰かにとって ...
夢はさっさと諦めて胸の内ポケットにしまい込んでた
相思相愛の恋愛を
した事がない

誰かを本気で好きになった事さえない

私は何も悪くない

鬱病にかかった覚えない

果たして美味 ...
蛇も菟も蜂の巣も
この異常な気象の中で自然の一部だった

盛夏
畑と畑の間の狭い道で陽炎が揺れていた
いきなり道端の草むらから蛇があらわれて道を横に切り裂いた
占領したまま動かない

...
ZOOM会議を切って一息付く
今朝から働き続けて4時間か
12時回っている
さて何を昼食にしよう

明日が金曜日という錯覚に駆られる
久々のリアル飲みがまったり楽しい
まだ21時
さて ...
撤去前

北斗無双で全回転





さらば時代よ


希代の名機
命無き波のように打ち寄せる虚ろには必ずふたつの目があり、そのどれもが焦点がずれている、右目のほうが少しだけ内側に入り込んでいるのだ、それはまさしく俺の目であり、早い話、俺は俺そのものに飲み込まれま ... 礼二:ところで、あなた好きな芸能人っていますか?
孝二:そうですねえ、男性ですか?女性ですか?
礼二:んなもん、どっちでもいいわい!
孝二:えっ?
礼二:私はですねえ
孝二:・・・・・
礼 ...
エプロンドレスのお嬢さん、
ミシン鳴らして日は暮れる。
ヴィオロン奏でるお姉さん、
ワイン揺らして逢いに来る。

色とりどりの糸くずが、
エプロンドレスを飾ってる。
布と針とで遊んでいる ...
あることがこんなにも白い昼の月

風鈴の音色の中で毒饅頭を食んでいた

みっともなく弛んだし笑う

いつしか朗朗と白髪混じり

誤読も正読もおそれず風のなか

あの葉っぱをにぎりた ...
この星はきっと
拒絶が動かしているに違いない
どんな言葉を使っても
僕の終わりは動くことがない
ある日はすぐそばにあって
どんな心を持っていても
遠ざけたり近づけたりできない

あ ...
コスモスと遊ぶ颶風のふきかえし
立ち入れぬまま
往くわたくしは


やらなきゃといかなきゃのばしょとしてくこと
ひらがなにしても
月はぽっかり


鳥の声さがしに出ていく人間が
...
この影とともにあるいてきた景色


席替えで、私ときみが隣となる


虫さんがひかりにひかれてやってきた


暗闇でひかってる音楽に聞く


光らない星でしずかに本を読む
あなたのタイムラインが
わたしとは違うと忘れ
選ぶ傘の色
吸い込む煙
小雨の冷たさ
日向、すぐ傍の日陰を見ないで
一緒に音楽を聴いても

吐く息の白、見上げる闇に薄ら
同じになれない ...
見上げる時
既に喪っていると知った光を見つめて
立ち上がり歩いて行ける

いつもいくつもの
波長を受け止めて生きてる
科学的に生物学的におかしくても
星の子

満天にあるのを知ってか ...
稲妻は夫であり稲を探して地に落ちる
結実する為の交配であると
古代のあのひとは言った
必要不可欠と考え
受け入れてきたのかも知れず
あのひとらに私たちの生活があれば
どのように立て直そう
...
約束だとおもって
ちゃんと5時に来た
新南口に
だれひとりやってこない
犬もこないし
鳥もこない
なんだよ
かわいい嘘じゃん
それでわたしは考える
拾われなかった小石や
打ち寄 ...
夜ひかるのは
きれいな骨だよ

ねむたくて
消すあかりの
スイッチがみあたらない

かたちのない影が行く
行くのは
僕の中身を
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
写真ガト自由詩2*20/9/11 4:19
自由詩1*20/9/11 4:12
宝石自由詩1*20/9/11 3:48
夢の中でさえも失恋桜蜜自由詩120/9/11 2:51
キッチン 22平井容子自由詩520/9/11 2:31
秋の爆撃(自由律俳句)道草次郎俳句1*20/9/10 23:46
月の光、ドビュッシーより。月夜乃海花自由詩120/9/10 23:21
名月への手紙朝焼彩茜色自由詩4*20/9/10 22:37
ゴミ屑箱の中の本懐の澱に棲むミジンコの心臓道草次郎自由詩2*20/9/10 20:53
裏庭もちはる自由詩2*20/9/10 19:58
道草次郎自由詩4*20/9/10 14:02
キャンディーレインゴデル自由詩2*20/9/10 10:45
深度測定道草次郎自由詩2*20/9/10 2:51
一握の孤独スカートはし...自由詩120/9/10 2:47
夢はこたきひろし自由詩220/9/10 1:15
不慮の事故自由詩220/9/10 0:22
水曜日haru_5自由詩020/9/9 23:35
撤去前 北斗無双TAT短歌1*20/9/9 23:00
いずれすべては跡形もなくなってしまうけれどホロウ・シカ...自由詩0*20/9/9 22:28
アウト礼二、孝二 3花形新次自由詩020/9/9 19:03
お針子福岡朔自由詩4*20/9/9 11:53
白い月 (自由律無季)道草次郎俳句0*20/9/9 11:02
空は水色竜門勇気自由詩020/9/9 10:46
台風のあとに道草次郎短歌020/9/9 10:22
ひかりとなる水宮うみ川柳020/9/9 9:21
ひとりよしおかさく...自由詩320/9/9 5:46
星の子自由詩120/9/9 5:44
古代のあのひと自由詩220/9/9 5:42
新南口はるな自由詩520/9/9 0:31
かたちのない影自由詩220/9/9 0:21

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