御存じの方もいるでしょうが、この一輪車という人物は私がスタッフを務めるネット詩サイト「文学極道」において女性や障害者や特定の民族、国家の人間を差別する発言や個人への暴言を繰り返してアク禁になった人物で ... とても贅沢な我儘かもしれない
叶うなら
叶えてくれるなら

失った分の若さを取り返したい
だけどそれは
けして過去を取り戻したい訳じゃない

私は私の記憶のいたるところを
黒く塗り潰 ...
ある所に少年がいました
少年はいつも元気に暮らしていました
朝早くから起きて水を汲み
それを終えたら鶏の卵を取りに行き
そして、母親と一緒にご飯を食べる
それが少年の日常でした

村の人 ...
摂氏零度。麓の畑のビニールハウス。
その脇に放置された時代物のセダン。
「使い古しでも、役に立つことを証明せよ。」
すべてが命ぜられるがまま。
俺らは車体を、割れた窓まで銀色文字に塗りかえ、
...
月の光で発電しないなんて
それも嘘
平面を二つに折りこめば空間が立ち上がり
  さらに折り重ねれば世界は分断され
   照らされた片方の裏側
 深呼吸       
       蒸発に
  いくつもの言葉たちが生まれ ...
普通に考えると
感染者は外に出しちゃダメで
感染していない人から
先に出すべきなのではないか?
違うかね?
結局のところ
全員感染するんじゃねえかと思う
ひょっとしたら
最後の最後まで ...
しかくい箱に居て
あなたに会いたかった
溶けゆく季節に触れ
あなたに会いたかった
傾いて 倒れかけて
あなたに会いたかった
切りすぎた爪が膿
あなたに会いたかった

ナッツ・ケー ...
机を挟んであなたと二人
向かい合ってからどれくらいの時間が経ったでしょう?
お互いに言葉を紡ぐことは無く
視線が交わることも無い
いつから二人はこうなってしまったのでしょう?
時計を見つめる ...
どういふことだ
まだ
ひとのかたちをして
星の上にゐる

急がなくてはいけない

廃村のはずれの小さな草むらに
菜の花が咲きはじめてゐる
……風にゆれてゐる
やさしいやうな ...
ストローを挿しただけの痕を
理解できる人は限られている

子どもたちが見つけた
レモン色のキーを
円筒の穴ぼこに差し込んだ

ぼろぼろと、剥がされていく
ノア
船のヘリ

そ ...
蟻みたいに地道に生きてきた筈なのに
キリギリスみたいに何も蓄えられなかった

冬が訪れてきて
寒さがしみじみと身にも心にもこたえる

冬の先に春は待ち構えてない
季節は断崖に続いているだ ...
さざ波が砂鉄で文字を描く
流れついたクルミを
ウミネコが掴んでいく

辞めた訳など聞かないで
ただ愛が枯れただけ
仕事に片思いしてただけ

疲れた心にあったはずの
幸運の四つ葉を ...
春咲きの赤い花が
太い茎の先で私を見てる

大きな花の中で
妖精は座っている
花粉をちょこんと
鼻に付けて

窓を開けて風を招く
赤い帽子の妖精もどうぞ
ごくろうさま

大 ...
自由に集い
株分けした苗を
持てるだけ抱く
好きな花を選び
誰の指示もいらない

喜びは自分で創るもの
雑音に一喜一憂しない
濁った気持ちを持ったなら
花は枯れてしまうでしょう
...
廃れた町には何もない
ただそれは理解されてないから
何もない様に見えるだけ

廃れた町には空っぽの家がある
廃れた町には錆びた自転車がある
廃れた町には骨だけになった何かがある

廃れ ...
風貌がどことなく、ソクラテスに似ていた。
その饒舌ぶりも、悪妻を愛したことも。

ヴィユー
ヴィユー・ムーン

芝生にて
おやすみなさい…
{引用=朝}
朝を見た
眼球は冷え切り網膜は焼かれ
白銀が太陽光を押し広げている
湛え切れず溢れ返り飛沫を上げている
微かな凹凸にも蒼い陰影が添えられて
美しいという言葉は不釣り合い
目 ...
匂うような瞳をしたその人は、
優しく手をひいて、
蒼穹へといざなう。

そこでは、
幼子たちが耳朶をゆらし、
風の音を聞いている。

憐憫でも無垢でもなく、
懶惰でも情熱でもなく、
...
おとこの乳首・露出を規制するらしい。
“鏡のまえでなにカップぐらいだろうか?”、
と横綱土俵入りの後で、
シャツをたくしあげてみる…
もしも今が縄文時代で
そろそろ
肉の備蓄が切れる頃なら
僕はこの冬空の下
ウサギ狩りに出かけるだろう
男女平等が正義というなら
男たちは子宝を守れ
女たちは木槍を握れ
生きるのが精一杯 ...
1

イカはものすごいとこまでも使えるらしい
と制服の君が言う
イカのものすごいとこというのが
君にとってどこまですごいことなのか
よくよく聞けば
イカの耳も使うとか


2
...
もう雪に飛び込むことはない
冷たくなるのを知っている上に
濡れたズボンの重さを引きずり
誰かが貫いた心臓みたいに
白い棺がひとつ並んでいた
とても寒いなと感じたけれど
眠るつもりじゃなかっ ...
墓参り高台にあり景色いいご先祖様に近づいた気分

散歩して季節の良さを体感する頬を伝った風のメッセージ

以前から街で有名なたこ焼き屋食べ歩きして生み出した味

牡蠣筏広島湾に浮いている大 ...
青よりも青い空から
工事用クレーンで
吊り上げられた太陽は
高層ビル群にロゴマークの入った
希望をぶちまける

ぼくの視覚と触覚は
ガラスとコンクリートに跳ね返され
聴覚は重機械に押し ...
 
描くのは額縁があるからではないのだ
  に切り取るもの

詩をなめる
         同じく         虫眼鏡
  色の点点     あ、あ
 あたまの中では白い       ...
ふるふる白い
雪を掬ってみると
こんなに軽かったけ
ぎゅぎゅっと丸めて
あの枝めがけて放ったら
その枝ぱしゃんと弾けたよと
誰かがいたようないつかの雪合戦
あちこちから飛んできそうな
...
冬の地平線で
オリーブをくわえる星
まだ長い旅の途中
羽根を広げて
ノアの船に帰っていく
バラの妖精に恋した
赤鬼の女の子
刺を角にして
ほらバラになったよ
妖精のような笑顔

今も残る鬼の俎に腰掛けて
思い出すのは
今はいない友達のこと

鬼の俎でお昼寝すれば
...
春の妖精という名の絵が一枚
フィリン・フラワー・シール
裏に書かれたのは名前だろうか
あつ子の母が今のあつ子と
同じ年のときに描いた絵

ビー玉をこぼしたような羽根
トンボ玉のイヤリ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ポイントを入れるなという一輪車氏の傲慢についてもとこ散文(批評...4*20/2/13 9:21
贅沢な我儘こたきひろし自由詩220/2/13 6:41
鬼灯少年瀧石夢真自由詩120/2/13 6:34
[:slow upプテラノドン自由詩120/2/13 4:44
[:blue moon自由詩020/2/13 3:47
折り紙アラガイs自由詩4*20/2/13 2:30
タイタニック2花形新次自由詩020/2/12 19:43
しかくいはこはるな自由詩120/2/12 19:24
きっと憶測卯月とわ子自由詩120/2/12 12:58
初春石村自由詩14+20/2/12 10:56
レモン色のキー/即興ゴルコンダ提出作品お題は白さん足立らどみ自由詩1*20/2/12 5:57
泥濘が何処までも続くこたきひろし自由詩320/2/12 5:33
フルーツ&フルート丘白月自由詩120/2/11 21:59
アマリリスの妖精自由詩020/2/11 21:58
妖精株式会社自由詩120/2/11 21:58
廃れた町瀧石夢真自由詩320/2/11 19:32
月見草ナンモナイデ...自由詩2*20/2/11 19:15
点の誘い・線の思惑 五ただのみきや自由詩5*20/2/11 13:34
無題朧月夜自由詩3*20/2/11 13:28
おとこごころナンモナイデ...自由詩2*20/2/11 13:16
もしもuminek...自由詩2*20/2/11 9:18
Gastronomy club 1AB(なかほ...自由詩120/2/11 8:43
パラレルワールドミナト 螢自由詩320/2/11 8:03
牡蠣筏夏川ゆう短歌220/2/11 5:15
太陽フリーダム自由詩320/2/11 4:28
エロスと空間アラガイs自由詩9*20/2/11 3:49
雪の玉灰泥軽茶自由詩120/2/10 21:55
はと座丘白月自由詩120/2/10 21:36
明日香村の妖精自由詩220/2/10 21:36
妖精の肖像画自由詩120/2/10 21:35

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