痛みがどんなものだか
分からなくなって
転がっている石を握ってみたよ

それは冷たくて
誰の手にも渡せない
僕の心だった

きっと真空で
生きているつもりだけれど
少しの余白が怖く ...
有り無しはどこでもドアのことではなくて開いた先の良し悪しに 言葉には年輪がある
   
うそだと思うなら
誰かがはいた言葉を拾い
輪切りにしてみるといい
   
どんな言葉にも刻まれている
   
それまでに経験した悲喜こもごもが
出会いや別 ...
{引用=人魚}
樹はなめらかに地に裾を広げ
自己と向き合う静寂に包まれている
幹は根元の少し上から二股に分かれ
片方は太く もう片方はやや細い
幹が重なって見える角度を探すと
上に向かって ...
昔、17の頃
漢検2級を取ったことがある
余命わずかの父は
送られてきた賞状を
額に入れ壁に飾った

ぼくはすこし嫌な気がしたけど
今そのことがふと思い出され
父の心がスっと入ってきた ...
夜、目を覚ましたのを不眠のせいにしたくなかったから、大好きなシティポップをかけて、時がすぎるのを待った。

必死になって、社会の面目にしがみついているのに、春ですよと勝手に花が咲きやがる。
いい ...
 
 
卍 萬之助  MANDJI Man'nosuké

 ×

肉豆腐 野獸郞  NIQDÔFU Yajûrô


 ★


午 後夫  UMA Notchiö


...
高原に
凍てつく
朝が来た

一人幕内で
くるくる回る
ストーブファンを
見ていると
僕の記憶の底に
ひっそり息を潜める
誰も知らない淀みの闇が
音を立てて
回り始める
そん ...
ある夜
夢の中では
母親の首をしめている自分がいたんだ

思い切り
力の限りしめたんだ
そしたら
母親が必死に抵抗して来て
その顔は苦悶に歪むんだよ

だから
俺は母親の首の骨か ...
ヘッセら何をしても見えない壁に阻まれているのだから、なのと、ひとり呟きながら果てのない自慰を繰り返しているカールゥとエリアン。 壁の隙間ではベッドに凭れ掛かり、初老のアラン夫妻がお祈りをすませ床に ... 僕は見ていた きっと
この空の下の風船であるかのようにして 
バス停のベンチの上で 空の向こうを
見つめているものとして僕は横切っていった
目に 僕は知ることによって 
そういえば君が残した落書きの・が彼方を見ている 今日も 足下の散り切った花弁は
少しずつ汚れていく

達観した振りして
本当は泣きたくなるほど淋しい

何年こうしてきたのだろう
何年こうしていくのだろう

(ヒヨドリの発狂)

本 ...
良い敵を作るといいよ 物理では倒せない長持ちする敵を この声がとおくの場所で鳴っている



赤や黄や緑が春に揺れている



思い入れのある思い出の出入口



春の蟲轟々と蠢く車



満月がめちゃくちゃキラーンて ...
闇夜に
突き刺さる
サイレン

神々は未だ
現れず
嘔吐感だけ
せりあがる

千の眼が
砕け
残骸を咀嚼する
音が鳴り響いて
 手を洗ってばかりいる子供は

 同時に

 髪の毛を抜く子供で

「地獄」と云うものは

 それは「毎日」の意味だった


 夜

 布団の中で

 この世のあらゆる汚 ...
遠い宇宙?
未来の世界?
ううん
短いあくび
窓は四角い
空を縁取り
月を映し出す
人生の切れ端に
きみの記憶があって
思い出そうにも
夜は冷えます
どうにもぼくは
感傷的には ...
何かが流れ出て
わたしが生まれ
太古のヒカリ
眠りの底から
力を貰い
未来のヒカリ
わたしから流れ出る

捧げられ 捧げる 全ては一途な捧げもの
誰かの影響を受けて
発言したり、作品にしたりしても
効力を持つのは
読んだ人間が原文を読むまでの間だと
いうことを忘れてはいけない
自分しか知らない
自分しか読んだことがない
という優位 ...
殺したい
ゴキブリだからなんの問題もない同じ日常の中で
カセットコンロで鍋を食べようとした

何かたらない
何かたらない

ビールが食卓にのってないんだよ!
あっ違った
俺は何年も前 ...
二〇一六年一月一日 「20世紀アメリカ短篇選」


『20世紀アメリカ短篇選』は、むかし上下巻読んだんだった。でも、ひとつも憶えていない。きのう、スピンラッドの短篇集だと思っていた『星々からの歌 ...
黙って走っていると
見えない痛みが込み上げる
この手の中にあるものを自由にしてあげられなくて
白熱するだけの空論
卵ひとつだって残せやしない

働いた分だけ汗で潤したなら
その先を憂うる ...
十年ぶりに乗り換える
クルマの商談熱帯びて
試乗してみて腹決まり
オプション見たら驚いた
カーステレオの記載なし
お客様
音楽聞きたい場合には
カーナビだけしかありません
三十万円しま ...
透き通る鎖骨が

敷きつめられた校庭に

夢は散りつつも

サクラ満開。


もう

ジャングルジムさえ

帰りたくは無い。


縄跳びの赤いスカートの女の子
...
万華鏡
 

相対的に、身体の機能が低下しつつAI脳に成りつつある僕らは固くなりつつある

ことを知っている観測者目線は
背中を誰かにみられていると意識している

諸君‼️新型コロナウ ...
連れてきて5年は経つだろうか
当初から敷き詰めた砂を蹴散らしては小さな魚を追い廻す
我が物顔で水槽の中を暴れ廻っていたおまえも
わたしの姿を見つけてはじっと動かなくなる
大きく成長するのも ...
... 玄関を勢いよく飛び出して
自転車をマッハでこいで
新学期の教室にダイブした
舞う埃と
弾む息
新しい教科書に
名前を書いて
ぼくは台所で
お茶を一杯飲み干す
クラスメイト
出席番号 ...
うそつきって言われた。

ぼくはちょっと話を盛っただけなのに。
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
真空ミナト 螢自由詩321/4/11 16:50
春風に乗って(一行詩)足立らどみ自由詩221/4/11 14:56
ことのわやまうちあつ...自由詩421/4/11 14:19
モノクロの天国と極彩色の地獄ただのみきや自由詩3*21/4/11 13:47
漢検2級を取ったことがある道草次郎自由詩10*21/4/11 10:37
桜、散る入間しゅか自由詩321/4/11 8:06
群像・貳墨晶自由詩1*21/4/11 7:42
回るGiovan...自由詩321/4/11 6:31
何か欲しいんだ 何かしたいんだこたきひろし自由詩321/4/11 4:17
クウォーク&ランアラガイs自由詩3*21/4/11 3:09
午後三時番田 自由詩121/4/11 1:39
_いる短歌121/4/10 23:20
葉桜TwoRiv...自由詩4*21/4/10 23:20
_いる短歌021/4/10 23:19
巡る蠢く春めく水宮うみ川柳021/4/10 22:52
サイレンひだかたけし自由詩321/4/10 21:38
洗面台墨晶自由詩4*21/4/10 21:28
あくび入間しゅか自由詩221/4/10 19:55
捧げものひだかたけし自由詩321/4/10 19:52
影響花形新次自由詩121/4/10 18:47
ゴキブリこたきひろし自由詩421/4/10 11:54
詩の日めくり 二〇一六年一月一日─三十一日田中宏輔自由詩15*21/4/10 11:04
偶数のブレス妻咲邦香自由詩021/4/10 10:57
カーナビでたどり着けないニューモデルイオン自由詩1*21/4/10 10:45
春風うらら道草次郎自由詩421/4/10 9:38
万華鏡足立らどみ自由詩321/4/10 3:59
眼場馬の流木アラガイs自由詩10*21/4/10 3:06
更谷に捧ぐTAT自由詩021/4/10 0:01
言葉のありか入間しゅか自由詩121/4/9 23:03
うそがん自由詩121/4/9 22:48

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加筆訂正:
モノクロの天国と極彩色の地獄/ただのみきや[21/4/11 14:21]
誤字など修正
6.55sec.