ビー玉の
ようなクリアな
青い目の
猫がビームで
明日を照らす
アンカー
その小さな出っ張りを描く、
それは新たな扉かもしれない
異質な残骸は新たな生を運んでいる
甘くもないものを頬張りぷにぷにと遊ばれては
感覚とたのしめれば時ともに声も漏れだしたもので ...
家は川沿いにあった
ぬかるみが渇こうとして
夕暮れは
大腸をひきずりだしたように
ながくなった
そのなかを這うように
ぼくは船出をして
帰りかたがわからなくなった
日の落ちかけ ...
鳴る臓器おしまいなんだね夏はもうその背に翼が生えてるままで
レプリカの楽園でも生きていけるよサン=テグジュペリを聖典にして
黒髪で虐められっ子で読書家のあなたが好きよ夏の懐胎
「朝」
いただいた分だけ
お返ししたい
ありがとう
の言葉を
できれば添えて
けれども
ただ
生きていても
大丈夫
「海綿」
...
子どもを産みたい本能をグラフ化するのは難しい
明日は産みたくない昨日なら産みたかった
子ができる工程もそれは楽しみたい
神聖視とは神秘とはなんだろう
人間は動物だ
神の子を産むなら
受胎告 ...
明け方に雨は上がり、比較的安定した天気予報であることを確認し家を出た。しかし、誰もいない登山口には未だ霧雨が降り、いやおうなしに雨具を着ることになる。この暗黒の迷宮に向かうような心境というのは、言葉 ...
この目に映る世界となんの関係もない恋をする
眼の表面にひろがる海で ひかりと鳥がないている
眠る言葉を起こさぬように 本を静かに読んでいる
「秋風遁走曲」
暗い気持ちで書いている
魚になって書いている
迷路を描いている
出口だけを描いている
胸に有り丈を沈めている
海の深さを見誤っている
雲を扇風機でながしている
雲は ...
昼の叢には
コオロギが歌い
まだ
風鈴の音も残る
時々
少し肌寒いようでもある
初秋だ
4年目になる
宿根バーベナの姿を
さっき
写真におさめた
だれに
見せるでもない
...
月のまぶしい
天気雨の夜
雨と星を
月と海を混ぜる指
岩と水と樹
斜めの夏
痛みと窪み
路地を飛ぶ影
螺子 廻る方へ
廻る光
下へ 土へ
水の ...
もうひといきだ
ひともどきまで
もうひといきだ
しかし骨が光になってゆくのは
水たまりが渇くより早いものだ
...
瓶はこちらを向かなくていいのだ
羽をたたみ 地に降り立ち
夜のむこうの夜を見ていればいいのだ
バーナビー警部に
はまっている
イギリスの
のどかな田舎を
覆いつくすサスペンス
2時間の舞台で次々と
残酷に殺される
人人人
ちよっと殺され過ぎだよ
容疑者もどんどん増 ...
拍手も喝采もない
イイネさえも貰えない
わたしと言うステージの上にも
その場その場のシーンに応じて
証明が明るくなったり暗くなったり
するんだよね
音楽に
盛り上げられたり
盛 ...
どちらか
からの
黙らせる
{ルビ海嘯=かいしょう}
それがあり
その後に
ながい
沈黙がおりる
{ルビ匿=かくま}われる
月夜に
ひたひたと
寄せる
波
堪えきれず ...
明け方の珈琲にそよ風が舞う。
テラスに小鳥は雄弁で
朝日をがやがや待っている。
やがて昇った太陽に口づけすると光の帯が降り注ぐ。
大きな巡りの中で朝はやって来る。
騒がし ...
どうにも焦点の合わず
伝わらない
おかしいと思えば
水中にいるようだった
息が続かなくて
半分も話せない
また
貧血で倒れるのか
よく聞こえないと
疾うに
誰も言い飽いて
貰 ...
性行為はその時
そんなつもりじゃないからと
幾度も
何度も
言い訳しながら
にじり寄って来ていた
何処でも彼処でも何時でも
同じ言い訳をする
口に出さずとも
そう考えている
...
母は、
なまえはつけないほうがいいよ
と冷蔵庫にむかって
言いつづけた
寝ているときは
ずっと怒っている
車をひっくり返し
おとこを犯し
ベランダに放火し
エレベータ ...
体が浮かんでる
こんなに自分は
軽かったのか
見えるのは紺色の空
月が暗い海面に
飲み込まれてゆく
(なぜ)
次第に面積を小さくして
やがて頭まで海にのまれた
...
工事の音が大きく
大きく響いていて
窓を開けていたい私と意見がぶつかっている
工事している人も
うるさいと思っているに違いなく
仕事だからだといちいち思っているかもしれず
或いはもう慣れて ...
他人の生きざま
他人の価値観
他人の意見
全部否定して
お前に残ったものってなんだ?
あんまり甘いと 吐いちゃうよね
幸せだってそうだった
いつか疑いだす
だって 自分はそうじゃない
あんまり苦いと 受け付けないよね
初めから 苦手って 苦いから
いつも避けて
だって ...
「LI○E」
宇宙一
鈍感ゆえ
死をかきかき
あ
詩を書き書き
の間違え
変換機能にも
ボディーを喰らう
哀しみよ
滅
これじゃまるで
何かの
やりとり
緑のアプリのや ...
しらじらとしらじらららとしらしらと
しりるるるららシルル紀が好き
ゆらゆらとゆらゆらゆらとゆらゆらら
ゆらりがあって揺らつき月夜
ありがたいどんなにそれがありがたい
かをおもいだし有 ...
やっと 眠れぬ 暑苦しさも
終わったらしい
空は ひたすら 秋です
鳥肌です 風が吹けば
ページを めくれば
忘れられる
苦しさなんて
やっぱり俺もトレンチコートマフィアの一員で間違いない ...
良心の呵責ある者のみにしか効かない呪いを持っている僕
而して死ぬのは善人ばかりなり悪人残りて笛を吹いてる
秋立ちぬ憂しと見し世か君はどう僕が生きてりゃ善しと見るかな
浄化を意図して
つづら折りのあの坂道は山肌に組み敷かれたか
猛禽類やらが舞い
川には
きっと魚の信仰もある
でも
このポンコツ車は
トコトコと
登ってゆくのだから
あまり
心配 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ビー玉のようなクリアな青い目の猫
TAT
短歌
0
20/9/17 22:55
錘オモリ
あらい
自由詩
1
20/9/17 20:36
くろい
よんじゅう
自由詩
4*
20/9/17 18:26
a
星染
短歌
0
20/9/17 16:43
朝 (他六篇)
道草次郎
自由詩
1*
20/9/17 13:09
妊娠は航海
よしおかさく...
自由詩
2
20/9/17 11:05
下山
山人
散文(批評...
3*
20/9/17 7:19
広がる 都都逸
水宮うみ
伝統定型各...
1*
20/9/17 6:26
秋風遁走曲 他四篇
道草次郎
自由詩
3*
20/9/16 20:03
秋
〃
自由詩
1*
20/9/16 15:54
空と行方
木立 悟
自由詩
1
20/9/16 8:31
ノート(骨)
〃
自由詩
1
20/9/16 8:30
ノート(瓶)
〃
自由詩
3
20/9/16 8:29
サスペンスにはまって
st
自由詩
0
20/9/16 6:59
負の遺産は
こたきひろし
自由詩
1
20/9/16 6:51
海と比喩
道草次郎
自由詩
2*
20/9/16 6:28
素晴らしい朝
メープルコー...
自由詩
1*
20/9/16 5:01
向こう側
よしおかさく...
自由詩
1
20/9/16 0:34
言い訳
〃
自由詩
0
20/9/16 0:33
コンデンス
平井容子
自由詩
8
20/9/16 0:05
夜に浮かぶ
木葉 揺
自由詩
4*
20/9/15 23:46
騒音
よしおかさく...
自由詩
2
20/9/15 20:49
Deny it
えこ
自由詩
0
20/9/15 20:28
シュガーモア
〃
自由詩
0
20/9/15 20:25
詩三篇
道草次郎
自由詩
2*
20/9/15 17:51
シルル紀好き
〃
短歌
0
20/9/15 13:53
再帰する秋
ナンモナイデ...
自由詩
4*
20/9/15 13:27
滲んだ追而書
幽霊
自由詩
0
20/9/15 12:46
来る秋に
りゅうさん
短歌
0*
20/9/15 12:26
登攀と風
道草次郎
自由詩
1*
20/9/15 10:49
772
773
774
775
776
777
778
779
780
781
782
783
784
785
786
787
788
789
790
791
792
793
794
795
796
797
798
799
800
801
802
803
804
805
806
807
808
809
810
811
812
3.52sec.